自然なタメで強弾道! 『TENSEI Pro Black 1K Core』(三菱ケミカル)を記者が試打してみた
三菱ケミカルは9月5日、『TENSEI Pro Black 1K Core』を発売する。それに先駆けて、メディア・関係者向けの発表試打会が開催されたので、GEW記者も試打させてもらった。
今作はツアープレーヤーからも愛用される『TENSEI』シリーズの2025年最新モデル。製品名に「Core」とついているのは、しなやかなフィーリングに繋がる、同社独自の「1kクロス」を初めて内層に搭載したことに由来する。果たしてこれがどのような振り心地に繋がっているのか? 同社の秋田恭資氏に解説してもらいながら記者が試打させてもらったので、動画で観てもらいたい。
■記者のスイング傾向
切り返し:速め
ダウンスイングのシャフト挙動:縦の動き多め
クラブ軌道:アウトサイドイン
平均ドライバーヘッドスピード:38~39m/s
ドライバー平均飛距離:キャリー 195~200ヤード
弾道傾向:左
ミスの傾向:極端な左への引っ掛け7、スライス3
マイクラブシャフトスペック:50g台のRもしくはSR
試打スペックは50Rだが、動画からも分かるように今作は手元側の剛性をTENSEIの中で最も低くしたことで、自然にたまる感覚があった。インパクトにかけてはスピード感に変わり、前に強い球が飛んでくれる。捕まえにいっても左に飛ぶことはないので、おそらく左へのミスを警戒するようなヘッドスピードの速いゴルファーでも振り抜いていけるだろう。
一方、記者のようなヘッドスピードが遅いゴルファーでも、前述のように自然なタメができ、インパクトにかけてスピードに変えていける。スペックは50Rからあり、全14スペックラインアップされている。「TENSEIだからハードで振れない」という先入観は捨て一度試してもらいたい。