GDOが アンケート調査を実施 距離計測器は必携ツール
ゴルフダイジェスト・オンラインは、「ゴルフの距離測定器に関するアンケート」調査を実施。ゴルファー4780人からの回答をまとめたものを発表した。
【アンケート調査の概要】
・調査期間:3月13日~3月19日
・調査方法:Webアンケート(インターネット定量調査)
・対象:GDOクラブ会員(無料会員)にメールマガジンで協力を依頼
・回答数:GDOクラブ会員44万4934人に依頼し、4780人が回答
1)距離測定器の所有率は全体の78.7%。2022年から所有率が5.8ポイントアップ。スコア別では、スコア100台のゴルファーのうち67.1%、110台でも48.1%が所有。さらに120台の初級者層でも3割以上が所有しており、幅広い層でスタンダードな装備となっていると判明。ラウンド頻度が高いほど所有率も高くなるが、年2~3回程度のプレーヤーでも42.9%、年に1回以下の人でも37.2%が所有していると回答。
2)現在使用している距離測定器を選んだ理由として最も多かったのは「価格が安かったから」(43.1%)、「携帯しやすいから」(37.2%)、「操作が簡単だから」(33.3%)と続いた。一方で「高度な計測機能」(31.4%)や「測定の正確さ」(21.7%)といった機能面の高さを重視する層も一定数見られた。
満足度については、「とても満足」(24.1%)、「やや満足」(51.2%)を合わせると75%に達している。理由としては、「操作が簡単」(62.4%)、「測定が早い」(44.5%)、「携帯しやすい」(37.7%)などが挙げられ、距離測定という手間へのストレスを小さくする要素が上位に目立つ結果となった。
3)距離測定器の使用によって「番手選びの迷いが減った」と回答した人は88.3%(そう思う44.6%、ややそう思う43.7%)。加えて、「ショットに自信が持てるようになった」(67.1%)、「目測の精度が上がった」(60.9%)などの効果も実感しているようだ。
キャディなしでラウンドするセルフプレーが主流となる中、距離測定器は「自分で判断してプレーするための必携ツール」として定着しつつあり、単なる測定機器ではなく、「プレーの不安を軽減するアイテム」としてゴルファーに受け入れられていると言える調査結果となった。