ゴルフ会員権の「草分け」桜ゴルフ佐川社長逝去

ゴルフ会員権の「草分け」桜ゴルフ佐川社長逝去
ゴルフ会員権売買の桜ゴルフ社長・佐川八重子さんが10月16日、逝去された。81歳だった。葬儀は近親者のみで終えている。 1970年に桜ゴルフを創業し、今年55年を迎えていた。当初はテレビCMに登場して、ゴルフ会員権業の「草分けとしての使命を」の台詞で知名度を高めた。銀座に本社を構え、コンサルティング重視の営業手法で、経済界の重鎮や政治家との交流も広かった。 時に、ゴルフ業界の若手女性経営者らを集めた交流会を開くなど、この業界で立志伝中の人だけに、後進の目標ともなっていた。男社会のゴルフ界で重ねた苦労話に、聞き入る女性は多かった。 趣味は囲碁、和文化としての小唄など多彩。 会社の後継体制は整っているという。 ご冥福をお祈り致します。