『Auto Flex』といえば、ワッグルすると軟らかいフィーリングがありながら、驚異的なしなりが特徴の韓国発シャフト。2021年に日本に上陸した『AutoFlex』(Original)から6年で累計1万本を販売している。2024年には、『Original』の進化版で「ヘッドが走る」二世代目『JOY365』が発売。そして2026年3月に発売されたのが新商品となるワンフレックスの『FlexOne』。その3タイプのシャフトをギアの賢者・永井延宏氏が検証した。
まずは動画で
身体の回転と同調するしなりが力みのないスイングを可能にする
初代『AutoFlex』(Original)試打インプレッション
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永井 現在も幅広い層のゴルファーから支持される初代のオートフレックス。ピンクとブラックのグラデーションが非常に印象的なシャフトです。最大の特徴は「しなりの大きさ」ですが、単に軟らかいのではなく、ヘッドスピードに応じたフレックスと重量フローが設計されています。
当時話題になったのがアダム・スコットの使用で、通常は硬いシャフトを好むトッププロでも、このシャフトは身体のスピードを活かしながらリニアにしなります。
一般的なしなり系は「戻りを待つ」感覚がありますが、これは身体の動きとシャフトが同調し、待つ必要がありません。
今回試打したSF405(SR相当)でも身体のスピードにしっかりついてきて、特別な存在と感じました。
データでもボールスピードは最も高く、ミート率1.47と良好。ロフト多めのヘッドで距離は抑えめでしたが性能は十分です。
身体のスピードを活かしてしなりを使える、唯一無二のシャフトだと思います。
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初代『Auto Flex Original』試打データ[/caption]
先端の走りは低HSゴルファーにとって「飛ぶシャフト」と言える!
二世代目『JOY365』試打インプレッション
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JOY365[/caption]
永井 ヘッドスピード別の展開は6種類ありますが、今回は最も軽量・軟らかいSF305を試打しました。対象は30m/s前後で、女性やシニア層が中心です。
ただし単にやさしいのではなく、身体をしっかり使える方に合う設計で、身体を止めるとタイミングは取りづらくなります。フィニッシュまで振り切ることが重要です。
実際には33.9m/sで振ってもリニアについてきて振りやすく、先端の走りにより打ち出しも高くなりました。
スピンは2300rpm、ミート率1.46と優秀で、キャリー166ヤード、トータル200ヤード弱と、このヘッドスピード帯では十分な飛距離です。
初代との違いは先端の加速感で、「ヒュッ」と一段走るフィーリングがあり、低HSでも爽快感を得られるモデルです。
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二世代目『JOY365』試打データ[/caption]
遠心力の反対の「向心力」を使った現代的なスイングで飛ばす
新商品『FlexOne』試打インプレッション
永井 このモデルはフレックスが1種類で、対象はヘッドスピード40m/s以下に特化して設計された最新モデルです。キャリー180〜190ヤード前後のシニア層やレディス、ジュニアゴルファーをターゲットにしています。
特徴はロゴ部分に感じる〝節〟で、ここが身体とクラブの基準点となり、スイング中の実効長さは節から先のイメージ。手元側は身体、先端側がクラブとして機能する感覚です。これによりヘッドの位置や遠心力のコントロールがしやすく、操作性とミート率が向上。身体の回転を活かす現代的なスイングにマッチします。
試打ではヘッドスピード40m/sでトータル237.7ヤード。ミート率1.48と最高値を記録し、スピン2400rpm、打ち出し15度と理想的な弾道でした。つかまりも良くドローバイアスが強く出るのは、慣性が働きクラブが自然に起きるためです。
性能とコンセプトが一致した完成度の高いシャフトです。
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新商品『FlexOne』試打データ[/caption]
お問い合わせ:ゴルフジャパン販売 ☎03-6271-0160
https://autoflexshaft.jp/