近赤外線を76%カット 熱を防ぐ国産インナー「PNX CORE SHIELD®」

近赤外線を76%カット 熱を防ぐ国産インナー「PNX CORE SHIELD®」
猛暑下のゴルフ市場で、ウェアに求められる機能が変わり始めている。従来の「接触冷感」や「吸汗速乾」に加え、近年は“そもそも熱を受けにくくする”遮熱性能への注目が高まっている。そうした中、フェニックスが展開する高機能インナー『PNX CORE SHIELD®(コアシールド)』が、ゴルフ業界でも関心を集めそうだ。 同製品は、住友金属鉱山が開発した特殊セラミック微粒子「CWO®」を繊維内部へ練り込んだ純日本製インナー。同素材は太陽光に含まれる近赤外線を76%以上カットし、衣服内温度の上昇を最大2℃抑制するという。紫外線カット率は99%以上、UPF50+を取得。従来の“触ると冷たい”接触冷感素材とは異なり、熱源そのものを遮断することで体温上昇を抑える点が特徴だ。 さらに、高速吸汗速乾機能も搭載。汗を素早く拡散・蒸発させることで、気化熱による冷却効果をサポートする。素材には伸縮性に優れたポリエステル複合繊維を採用し、プレー時の可動域やフィット感にも配慮。長時間着用時のストレス軽減も狙う。加えて、特殊セラミックを繊維内部へ練り込む構造のため、洗濯を繰り返しても遮熱性能が落ちにくく、同社では「半永久的に機能が持続する」と説明している。 国内生産による品質管理体制も特徴のひとつで、スポーツ用途のみならず、建設、農業、警備、物流など屋外作業市場への展開も進めている。実際、近年は企業の暑熱対策ニーズが急拡大しており、空調服と遮熱インナーを組み合わせた提案も増加傾向にあるという。 ゴルフ業界でも、猛暑によるプレー環境悪化は深刻化している。特にキャディやコース管理スタッフなど長時間屋外で作業する人材への暑熱対策は、労働環境改善や人材定着の観点からも経営課題化している。総務省消防庁によれば、2025年夏季の熱中症による救急搬送者数は全国で過去最多水準となっており、企業による暑熱対策投資は今後さらに拡大するとみられる。 同社では、ゴルフ市場に対して「プレーヤー向け機能性ウェア」だけでなく、「ゴルフ場スタッフ向け暑熱対策ソリューション」としての提案も強化。今後は同技術を搭載した帽子も2026年6月に発売予定で、“着る暑熱対策”市場への本格展開を進める構えだ。猛暑が常態化する中、ゴルフ業界でも“冷感”から“遮熱”へ――ウェアの価値基準そのものが変わり始めている。 価格は1万800円。製品の詳細は下記WEBサイトまで。