小ぶりな顔で球を操り、 ストロングロフトで距離も稼ぐ DOCUS『RELOADED+NEO C』を徹底検証

小ぶりな顔で球を操り、 ストロングロフトで距離も稼ぐ DOCUS『RELOADED+NEO C』を徹底検証
HARAKEN は9月25日に新作アイアン『DOCUS RELOADED+NEO C』を発売した。 同アイアンはシャープでコンパクトな顔に、飛距離性能と操作性を盛り込んだ軟鉄鍛造アイアン。素材にS20Cを採用し、7番で29度のストロングロフトに、独自のリローデッドウエイトシステムと深いキャビティ構造を組み合わせて低重心化を図った。 フェース全面にスコアラインを施しながら、トウ側のメッキ仕上げによって構えた時の見え方にも配慮。リーディングエッジとトレーリングエッジをカットした『ダブルカットソール』も特徴だ。 そこで永井延宏プロが、新作アイアンを徹底試打。顔つきや打感、弾道のコントロール性能を検証した。

まずは動画から

[caption id="attachment_95402" align="alignnone" width="788"] 7番アイアン 上から[/caption] [caption id="attachment_95403" align="alignnone" width="788"] 7番アイアン 正面[/caption] [caption id="attachment_95404" align="alignnone" width="788"] 7番アイアン ソール[/caption]

柔らかな打感とイメージ通りの弾道操作

永井 まず7番アイアン(ロフト29度)を試打しました。構えると非常にシャープで、小ぶりに感じます。オーソドックスな顔で、強いストロングロフトという印象はありません。打感はとても柔らかく、ボールがフェースにくっつくように、しっかり捉えている感覚があります。 キャリーは162ヤードで、ミート率も高い。高さも十分に出ていて、打った時のフィーリングが数字にも表れていると感じますね。 続いてフェースローテーションを入れて、ドロー系の球を打ってみました。ロフトが立った分、スピンは減りましたが、トータルの距離は同じような感じです。球のカーブがイメージ通りに出て、弾道をコントロールする時の反応がいい。 上級者が求める操作性をしっかり感じられます。

抜けの良いソールとつかまりの良さ

永井 続いてPW(ロフト41度)を試打しましたが、こちらもシャープなアイアン顔です。 フルスコアラインですが、ブラスト加工されたスクエアな部分が目に入るので、構えてもそれほど気になりません。ネック周りも含めて、顔の良いPWという印象ですね。 今回のシャフト(N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 フレックスS)では、思った以上にヘッドが動いて薄く当たる場面もありましたが、シャフトの動きを抑えて上から入れると、ソールが当たってから前へ抜ける感覚が非常に良かったです。 リーディングエッジの面取りが、エッジの鋭さを程よく軽減していて、ウエッジのようなソールの働きを感じます。 ラインを出すように打っても、高さとスピンが入って、つかまりの良さもあります。また軟鉄の柔らかさに加えて、少し弾くような感触もあります。自分でつかまえる動きを加えなくて済むのは、コースでも役立つと思います。

球を操りながら距離も稼げる

永井 5番アイアン(ロフト23度)を試打しました。5番も小ぶりで、最近ではあまり見ないほどシャープな顔です。23度なので、最初は球が上がり切るか心配でした。 実際に打つとキャリーは170ヤードを超えましたが、私のヘッドスピードでは高さを出すのが少し厳しい印象です。 低スピンでランが出るので、この打ち方では距離を優先した弾道になりますね。そこでフェースを少し開き、スピンを増やすイメージで打ってみました。球は軽いフェードがでましたが、スピンが増えた分、高さが出てキャリーは177ヤード、トータルは190ヤード。 着地後の転がりも減り、アイアンらしい弾道になりました。左から右へ球を動かしながらピンを狙うと、このアイアンの良さが出ると思います。 フェースを開くと距離が落ちやすいのですが、ストロングロフトと低重心設計が、その飛距離を支えてくれる感覚があります。

どんなゴルファーに合うか

永井 ある程度ヘッドスピードがあり、小ぶりなヘッドを好むゴルファーに合うと思います。真っすぐ打つだけでなく、左右から球を動かしてピンを狙いたい方には、コースで役立つアイアンですね。 3つのウエイトで振り心地を調整できるのも魅力です。私ならトウ側を重めにして試したい。コンパクトなヘッドでも、大型のウッドからの流れを合わせやすくなると思います。シャフトとの組み合わせも含め、自分に合う仕様を探せますね。 一方で、低スピンによる飛距離の伸びをどう使うかは考えたいところですが、軟鉄の打感、操作性、飛距離のバランスに加え、削り跡を生かしたヘッドやシャフトのコスメも、ゴルファーの遊び心をくすぐる一本だと感じました。 HARAKEN https://www.docus-golf.com/