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  • PING、ゴルフアパレルに本格参入

    編集部
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    まずは、同社アパレルディビジョンの古橋豊マネージャーの説明から。   「今回のアパレル参入ですが、米国本社とは関係なくすべて日本サイドの企画で展開します。将来的には、香港や台湾、フィリピン、タイなどアジア圏にも拡げていきたいと思っておりますが、まずは日本のみでの展開になります。流通チャネルはゴルフ専門店が中心で、その数およそ50店舗。一気に拡げるのではなく、絞り込んだ店舗でスタートします」   同コレクションの型数は31型、メンズのみで展開するという。決して多い数とはいえないが、それだけに1アイテムごとへのこだわりは深い。   「我々はアパレルもクラブ同様、プレーする際の用具としてとらえています。そのため、プレー中の動きを邪魔せず、個人のパフォーマンスを最大限に引き出すことをコンセプトに、ウエアの企画・開発を行っています」   昨今、国内のゴルフアパレル市場における競争は、クラブ同様に高くなってきている。そのなかで、他との差別化を図るため、素材選びから製法、カッティング、デザイン、機能性はもちろんのこと、環境にも配慮したウエアを提供するとか。   「独自性を打ち出すため、『デュラブル』(丈夫で長持ち)、『ファンクション』(プレーのしやすさ)、『バーサリティー』(汎用性)、『エコフレンドリー』(環境に配慮)という4つのコンセプトで当社アパレルのよさを訴求します。その一例として、フリース生地には、機能性に優れた『ポーラテック社』の素材を採用。メリノウール100%のポロシャツやアンダーウエアなど、そのどれもが耐久性にも優れ、ゴルフプレーのみならず、普段使いもできるデザイン性も持ち合わせています」   想定消費者は、30代を中心とした団塊ジュニアたち。ゴルフに限らず、ファッションや自転車など、多趣味な世代に使ってもらえるウエアをイメージしたという。   「それだけではありません。通常、アパレルを販売する場合、シーズンごとにデザインテーマ・コンセプトを設け、企画するパターンがほとんどです。しかし、当社は一度開発した商品は、細かい部分でのマイナーチェンジは行いますが、基本的に5年ぐらいは継続します。価格を維持し、『定番品』を基礎とするビジネスを考えております。そして、メーカー、小売店、ベンダー、エンドユーザーのすべてにメリットをもたらす関係を構築したいと思っております」――。   気になる価格帯は、ポロシャツが1万5000円ほど、パンツが1万5000円~2万円、ダウンジャケットが4万円台半ば、レイヤーが2万円~3万円、レインウエアが上下で7万円台後半となっている。コレクションはブラックを基調とし、差し色にレッド、ブルーを採用。イメージ戦略として、プロの活用も今後視野に入れていくという。   ここ数年で着実に国内シェアを伸ばしているPING。数々の画期的なギアを送り出してきた同社が、ウエアもギアとしてとらえ、本腰を入れてゴルフアパレルに参入してきた。同コレクションは、さらなるシェア拡大に向けた心強い武器になりそう。今後の動向に要注目。
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