1. アベレージゴルファーにも『プロV1』!

アベレージゴルファーにも『プロV1』!

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2年ぶりにフルモデルチェンジした『プロV1』の主要な改善点を挙げると、次の3点に集約される。①ボール初速とスピン性能を高めた「大きくて硬いコア」、②耐久性をアップしたカバー、③弾道を低くする「ディンプルデザイン」(ディンプルのエッジ角度をやや深めにつけた)。
 
今回のデザイン変更で重要なことが、ヘッドスピードの速いゴルファーには更なるスピンを、ヘッドスピードがそれほど速くないゴルファーには更なる飛距離を、という点だ。このポイントについてタイトリストのジェリー・ベリス取締役副社長は、次のように話す。
 
「今まで『プロV1』は、9割がたプロの意見を取り入れて開発しましたが、今回のニューモデルはアベレージゴルファーの意見を半分取り入れたのです。そこから導き出されたのが、ヘッドスピード50m/s程度のプロはアイアンでのスピン性能を求めていること、そしてヘッドスピード40~45m/s程度のアマチュアはドライバーでの更なる飛距離とカバーの耐久性を求めていることでした。その双方のニーズに応えたのが、今回のニューモデルなのです」
 
タイトリストでは、”その一打に、プロV1”というキャッチコピーで幅広いゴルファーに新製品をアピールしていくが、プロ・上級者用からアベレージゴルファーに対象者を広げるのは理由がある。
「『プロV1』は全世界で年間900万ダースを販売しています。これだけボリュームが増えると上級者のみの位置づけでは通用しない。より幅広い層に訴えかけないと伸びシロがないと判断したわけです」
 
人気モデルだけに予想を上回る広がりが出ている。ボールマーケット、特に日本は上級者用とアベレージ用がハッキリと分かれるが、その垣根を取っ払ってしまおうというのが、今回の『プロV1』だ。この戦略がゴルファーへ浸透すれば、現在のボールマーケットの在り方を変えてしまうかもしれない。

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