「2015年ゴルフ新年会」開催

「2015年ゴルフ新年会」開催
パーティー冒頭の挨拶を務めた日本ゴルフ協会会長の安西孝之氏は、 「今年は、ゴルフ団体全体としての基本的な戦略と戦術的な課題を改めて見直しました。本年度は3つの基本的なテーマを掲げ、それぞれの団体が細分化された戦術的な課題に基づいた活動の展開を行い、ゴルフの活性化を図っていきたいと思っております。皆様方におかれましても、このゴルフ活性化に向けた取り組みに是非ご協力をいただきたいと思います」 とゴルフの活性化に向け、業界がより結束を高める年にしていくことを誓った。 また、パーティーの前に行われた恒例の新春特別講演会では、ソニーの元副社長で、自身で私財を投じて設立した「盛田正明テニス・ファンド」の会長である盛田正明氏が「ジュニアの才能を開花させるチャレンジ~錦織選手の場合~」と題し、約1時間の講演を行った。 さらに、「2015年ゴルフ新年会」に先立ち、「日本ゴルフサミット会議」が17団体のトップにより行われ、今年の活動テーマとして次の4点を挙げた。 1、ゴルフの活性化をはかる 2、ゴルフ場利用税廃止運動の継続 3、国家公務員倫理規程における「ゴルフ」の削除 4、暴力団等反社会勢力の排除 また、本年度は、ゴルフ市場活性化に向けた取り組みとして、3つの戦略的なテーマを掲げている。 ①ゴルフ需要の拡大(新規ゴルファーの創造、プレー回数増加とリタイア防止) ②ゴルフの魅力アピールとイメージアップ(社会貢献のアピール、トッププレーヤー強化による魅力発信) ③ゴルフを取り巻く外的および内的な活性化への障壁排除 このような3つの基本的な戦略と細分化された戦術的な課題を共有し、団体間の連携をはかることで実効性を高めたいと考えているようだ。 なお、「日本ゴルフサミット会議」、「2015年ゴルフ新年会」主催ゴルフ関連17団体は以下の通り(順不同)。 日本ゴルフ協会、ゴルフ緑化促進会、日本ゴルフ場経営者協会、日本パブリックゴルフ協会、全日本ゴルフ練習場連盟、日本ゴルフ用品協会、日本ゴルフトーナメント振興協会、日本プロゴルフ協会、日本ゴルフツアー機構、日本女子プロゴルフ協会、日本ゴルフ関連団体協議会、日本芝草研究開発機構、全国ゴルフ会員権取引業団体連絡会、全国ゴルフ場関連事業協会、日本ゴルフコース設計者協会、日本ゴルフジャーナリスト協会、日本ゴルフ場支配人会連合会