一般来場者が大幅アップのジャパンゴルフフェア2015

一般来場者が大幅アップのジャパンゴルフフェア2015
日本ゴルフ用品協会が主催する日本ゴルフ界最大のイベント「第49回ジャパンゴルフフェア2015」が2月13日(金)~15日(日)の3日間、国際展示場(東京ビックサイト)で開催された。 今年の出展社数は182社で、そのうち海外からの出展は11社。昨年のJGFと比べ、出展社数は4社増加した(海外2社増)。また、大手企業のコマ数はキャロウェイゴルフが22コマ、ダンロップスポーツが20コマ、ブリヂストンスポーツが20コマだった。 来場者数は昨年よりも6145人多い5万4081人で、前年比12・8%増と天候不順により苦戦した昨年を大きく上回った(ビジネス関係者1万4307人、報道関係者665人、一般来場者3万9109人)。 特に初日の来場者数は2万2750人で、そのうち一般来場者が1万367人を占めるなど、昨年対比81・9%増を記録。一般ゴルファーの関心の高さが伺えた。 フェア当日は、最新のゴルフクラブをはじめとするゴルフ用品の展示、試打とともに、ゴルフ関連セミナーも実施。一般ゴルファーからビジネス関係者、ジュニアやレディス、シニアまで多くの来場者の満足度向上に努めて実施された。 JGFを主催した日本ゴルフ用品協会の蓋専務理事は、 「本年は開催期間中、好天に恵まれ来場者の出足も良く盛況でした。特に初日の金曜日は一般来場者が1万人を超え、改めてゴルフファンの期待の大きさを感じております。また、ファッションショーなどステージでのイベントはもちろん、各出展企業ブースでのイベントやアトリウムも賑わい、来場者に満足していただけたと思います。 来年は50回目の記念開催となります。関係者の皆様、並びに多くのゴルファーの皆様の更なる期待に応えられるように準備を進めて参ります」――。 今年は2、3日目共に開場時間を前倒してのオープンを実施。入り口に列をなした一般来場者のお目当ては、クラブやシャフトメーカーの試打ブースで、人気メーカーには試打予約が殺到。午前中のうちに当日分の試打時間が満員になるメーカーもあった。 また、昨年から実施している全国のゴルフ場から集めた自慢のお土産を販売する「ゴルフ場自慢のお土産市」は、コースに行かなければ手に入らないご当地品を多数集めたことから、賑わいを見せていた。さらに、EVEN&楽園ゴルフ・セレクトショップにおいては、EVENが別注する人気アイテムを始め、多数のブランドがゴルフアパレルチャリティ販売を実施。 その他にもLPGAやJGTOが主催するキッズゴルファーに向けたワンポイントレッスン、全世代のゴルファーに向けたボディコンディショニング講座や各種ナミナーなど、多くのゴルフファンから好評を博した。また、今年からはPGAの会員による運営協力が行われ、延べ80名のプロゴルファーが受付やチャリティ販売などの手伝いを献身的に行った。 最後に、2016年の「第50回ジャパンゴルフフェア」は2月19日(金)~21日(日)の3日間、同会場で開催される予定となっている。