ピンゴルフジャパンは12月16日、宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県笠間市)で通算12回目となる「CLUB PINGファン感謝デー」イベントを開催した。当日は運営スタッフ20名のほか、塚田好宣をはじめ、永野竜太郎、ソン・ヨンハン、堀尾研二、中井学、小野寺誠、大山志保、上原彩子、一ノ瀬優希、前田陽子、鈴木愛、上野藍子(順不同)ら契約プロ12名が集結した。
会場では12名の契約プロと1ホール限定のスペシャルラウンド、ワンポイントレッスン、記念撮影会、新製品試打会、アプローチ対決など、数多くのイベントを実施。なかでも興味深いのは、「コースマネジメントアドバイス」で、同社ブランドマーケティングの和泉順介マネージャーが次のように説明する。

「今回、18番ホールで実施したイベントは、当社契約プロがプレーするパーティーに、1ホールをついて回り、一打一打、どういう攻め方がよいのかをアドバイスするものです。普段、ツアープロがどういうことを考え、どんなイメージでボールを打っているのか? を生で学べる新しい企画です」
さらに、会場には実際のツアーを回るツアーバンが登場。現役のツアー担当者から、ツアーの裏話聞いたり、作業をお披露目するなど、多くのピンファンが興味津々に見学していたのが印象的だった。

プレー後のパーティーでは、トークショーなどを通じて、当日集まったファン160名と交流を深めた。同社の岡田健二副社長は、次のようにコメント。
「このイベントは、日頃から当社製品をご愛顧いただいている『CLUB PING』会員に感謝の気持ちを伝えることが目的です。おかげさまで、募集開始から3日間で倍に当たる300名超の応募がありました。2016年は、3月に六本木で『Gフェス』を行い、業界活性化に努め、新顧客層開拓、ブランド訴求を実施。2017年もファンに喜ばれる製品、イベントなどを展開していきたいと思います」
イベントの応募資格は「CLUB PING」の会員(登録無料)であることが条件。告知はウェブサイト上で会員へのメルマガのみだが、参加費2万5000円(プレー代込み)にも関わらず、募集定員を3日間でオーバーする人気ぶり。ファン層も20代から70代と幅広く、中には福岡県、宮城県から来たツワモノもいたという。同社の勢いを感じさせる内容といえるだろう。
ちなみに、ウェブ会員は現在、約2万人強と増加傾向で、同社の有効な告知ツールとなっている。競技は9Hを使用した新ペリア方式を採用。入賞者には同社製品を中心とした豪華賞品を進呈。優勝者には、すでに恒例となったファン垂涎のアイテム「ゴールドパター」が贈呈された。