プロギアは、夏でも快適にゴルフをプレーできる小型ファン付きゴルフウエア『AIR COMPO(エアーコンポ)』を(株)空調服とコラボレーションし投入した。
半袖(2万1600円)とベスト(2万600円、7月発売)の2モデルがあるが、今回永井延宏プロが半袖を実際に着用して様々な角度から検証する。アシスタントはGEWの大矢晃弘が務めた。
[surfing_voice icon="https://gew-web.com/wp-content/uploads/2017/05/photo_nagai.jpg" name="永井延宏プロ" type="l big" bg_color="eee" font_color="000" border_color="eee"]1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞[/surfing_voice]
プロギア『AIR COMPO』の仕組みとは?
大矢:永井プロ、これからの暑い季節にピッタリなアイテム『AIR COMPO』がプロギアから発売になったんですよ。空調服ってご存知ですか?
永井:熱中症対策で最近、建設現場の作業員の方が着てますよね。
大矢:そうなんです。今回、㈱空調服とプロギアがコラボしてゴルフ用に作ったのが『AIR COMPO』。
永井:背面腰部にファンが2つ付いていますね。
大矢:ここから外気をウエア内に吸入する仕組みで、汗を気化させて、その気化熱や湿った空気を襟元と両袖口から排出します。2つのバッテリー式ファンが1秒間に最大30リットルの外気を吸入するとか。
永井:なるほど。この小型バッテリーがファンを動かしているんですね。どれくらい持つんでしょうか?
大矢:風量調整スイッチが4段階ありますが、8時間連続で使用可能です。先日、風量MAXでラウンドしましたが、バッテリー残量に余裕がありました。
「まるで高原にいるような気分」(永井プロ談)
大矢:永井プロは、暑さ対策はどうしていますか?
永井:特にウエアには気を使いますね。通気性の良いモノを選んで着用しますが、ただ、名門コースをラウンドする時はシックな装いになりがち。白ベースのポロに黒のスラックスだと正直つらいと感じることも多々ありますよ。
大矢:『AIR COMPO』を着てみて、どうですか?
永井:普通の半袖ウインドブレーカーの気心地です。内側にバッテリーポケットがありますが、気になる人は腰後ろ(ベルト部分)に付けてもらえれば、スイングの妨げにもならないと思います。裾内に調整紐がありますけど、締めちゃっていいですか?
大矢:はい。効率よく空気が循環し、涼しさが増すと思います。それでは、スイッチオン!
永井:うぉぉ、風がでてきました! チャックを締めます。背中からさわやかな風がきて、まるで高原にいるような気分です。
体感温度は3度下がる印象
永井:ところで大矢さん、ゴルフプレー時に暑さが一番気になるシーンを思い浮かべてみてください。
大矢:うーん、同伴者のプレーを待っている時ですかね?
永井:確かに自分で打っている時は夢中になっているので、気にならないかもしれません。正解はズバリ、グリーン上です。
大矢:なぜですか?
永井:日差しの照り返しの影響を受けやすく、同伴プレーヤーの待ち時間が最も長いのがグリーン上なんです。特にパッティングに集中できない人は暑さ対策をしっかりすると良いでしょう。こうして話している間にもどんどん涼しくなってきました。
大矢:顔がさわやかですもの。
永井:体感でいうと3度くらい違う印象なので、『AIR COMPO』を着用すれば、7・8月の酷暑期でも快適にプレーできそうですね。次はスイング時に支障がないかチェックしてみたいと思います。
『AIR COMPO』を着てスイングしてみる
大矢:続いて、『AIR COMPO』を着用して打ってもらいましょう。あれっ、短パンに履き替えました?
永井:次は風通しの良いパンツで検証していきます。早速、カレドニアンGCの10Hで、ドライバーを打ってみたいと思います。
大矢:ナイスショット! 上半身が空気でパンパンになってますけど、スイングに支障はありませんか?
永井:えっ、そのように見えるんですか。でも、スイングはまったく問題ないですよ。ファンの重さは多少感じますけど、振りにくさといったネガティブなイメージは一切ありません。それにしてもそんなに膨らんでるんですか(笑)。
大矢:マッチョマンに見えます。
永井:繰り返しになりますが、着ている分には違和感はないんですね。むしろ、風通しが良く爽快な気分。
プレー回数が増すゴルフ市場活性化ウエア
大矢:『AIR COMPO』を着てみていかがでしたか?
永井:スラックスとポロシャツの組み合わせで着用しても快適ですね。カラーは半袖の場合、ブルーとシルバーの2色がありますが、名門コースでも違和感なく着れると思います。
キャップや日傘と合わせれば、8月の炎天下のプレーでもぜんぜんできちゃう、という感じです。換言すれば、市場活性化ウエアかな。
大矢:ゴルファーの強い味方になりそうですね。
永井:はい。特に『AIR COMPO』と風通しのいい短パンとの組み合わせは鬼に金棒。夏場でも木陰に入るとヒヤっとして気持ちいいなぁ、というシーンがありますけど、まさに『AIR COMPO』はそのイメージ。
亜熱帯や赤道付近の国でプレーしたくなっちゃうほど気に入りました。今年の夏は『AIR COMPO』を着てバリバリゴルフをしたいと思います。でも水分補給だけは忘れないようにしたいですね。
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