朝日ゴルフ用品「2014 Asahi Show‐Case」
今年55年目を迎えた同社は、"GO! BEYOND THE LIMITS! GO!"を合言葉に限界を超越した新たなゴルフライフの創造に挑戦していくという。セミナー発表会冒頭の挨拶で、同社の内本浩史代表取締役社長は次のようにコメント。
「東京での開催は今年で4年目を迎えましたが、今回から展示受注会ではなく、『Show‐Case』として皆様にご案内しております。展示受注会と聞くと、製品が展示されていて、価格や機能を説明することがメインとなってきます。『Show‐Case』では、製品だけを置いて展示することではなく、全体の雰囲気や製品から出てくるゴルファー1人1人のライフスタイルを表現していければという思いがあります」
昨年発売した新ブランド『METAL FACTORY(メタルファクトリー)』は、ARMOR BLACKコレクションを9月より発売する予定だという。『メタルファクトリー』は、"飛び"と"デザイン"を徹底的に追求し、他に類を見ないコスメやCT値257ギリギリのフェース反発力にこだわった注目のヘッドパーツ。
今回発売するコレクションは2種類で、シンプル・モダン・ストイックをコンセプトに掲げた『GT‐3000』シリーズは、気品と力強さを融合したミラーブラック。一方、スポーツカーのエッセンスを取り入れた『S‐360』シリーズは、ブラックカラーにストライプラインをデザインした仕上げとなっている。両モデル共、専用化粧箱の中にヘッドカバーを付けての販売になるという。
GPSゴルフナビの「EAGLE VISION(イーグルビジョン)」シリーズからは3機種が新たに投入された。シリーズ最上位機種の『EAGLE VISION‐TOUCH‐』は、タッチパネル機能を加えてリニューアルしたモデル。駅の改札やコンビニのレジなどで採用されている「NFC」をGPSゴルフナビで初めて搭載するなどのこだわりよう。
これにより、専用チップを埋め込んだクラブに同製品をかざして自動的に地点登録のクラブ選択が可能になる「簡単クラブ番手登録」が可能となる。さらに、互いのスコアを簡単に交換することができる「友達間通信」や専用機にかざしてゴルフ場データなどが入手可能な「最新情報受信」もできるという。
また、腕時計タイプの『EAGLE VISION watch 2』は、前作に搭載されていたハザードまでの距離表示をなくし、グリーン(センター、フロント)距離表示や2グリーン同時表示のみにするなど見やすく簡単に使用できるように改良。さらに、音声ナビの『EAGLE VISION voice 2』は、音声の他にデジタル表示が加わり、グリーンまでの距離や飛距離を表示してくれるとのこと。
3機種共、同社がゴルフ場に向けて提案しているピン位置情報入力ツール『ピンポジ君』に対応。ピンシートの情報をGPSゴルフナビに入れることができるという。
個性的なデザインとカラー、そして機能で好評を得ている『OGIO』は、2014年モデルからスタンドバッグの他にカートバッグの販売にも注力。また、日本限定のヘッドカバーやクリップマーカーなどのアクセサリー類も同時に販売を予定しているという。
その他にも、米国発の本格的な削り出しのパター『KRONOS GOLF(クロノスゴルフ)』、初代『六風舎(りくふうしゃ)』で人気を博した帆布バッグ、バイカラーのファッショナブルな『HEAD』の軽量キャディバッグなどを展開。ゴルファーのポテンシャルを100%導いてくれるに違いない製品が多数見受けられた「Show‐Case」だったと言えるだろう。
なお、動画は「Show‐Case」のもようを収録したもの。