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  • 飛んで曲がらない50g台シャフト「ROLLING ANGEL(ローリングエンジェル)」を試打

    浅水敦
    1971年東京(板橋区)生まれ、埼玉育ち。(株)明光商会入社後、7年半シュレッダー&パウチッ子&ボイスコールの営業(新規開発営業部→第3直販部配属、外務省、宮内庁、旧富士銀行、日本興業銀行、大手宗教法人を担当)...
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    飛ばしの代名詞で直ぐ頭に思い浮かぶのが「長尺×軽量シャフト」―。 各社から数多のモデルが市場投入され、近年では「軽硬(カルカタ)」がトレンドを見せるなど、着実に進化を遂げてきた。とはいえ、開発陣にとって飛ばしと方向性の両立は永遠の課題である。そこへ挑戦し続け、このほどシャフトで製品化へ漕ぎつけたのがクライムオブエンジェルだ。 ドライバー用『ROLLING ANGEL(ローリングエンジェル)』がそれで、50g(硬度Ⅳ、トルク4.7、振動数245cpm)、53g(同Ⅴ、4.4、260cpm)、54g(同Ⅵ、4.4、272cpm)の3タイプを用意。価格は各1本6万500円となっている。 その同社が送り出すシャフトを、豊富な試打経験を持つギアの賢者・ソクラテス永井延宏プロに様々な角度から試打検証してもらった。
    永井延宏プロ
    永井延宏プロ
    1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞

    動画で解説『ローリングエンジェル』

    『ローリングエンジェル』の第一印象は?

    飛んで曲がらない50g台シャフト「ROLLING ANGEL(ローリングエンジェル)」を試打 50g台で叩いていける、飛びと方向性を融合したシャフトという触れ込みで誕生した『ローリングエンジェル』。 ネーミングの由来は、イギリスのロックバンド「ローリングストーンズ」から命名され、コスメも〝ロック〟を彷彿させる独創的なデザインを採用。ワクワクしそうな印象を与えてくれます。 ベースとなっているのは市場のトレンドである50g台ですが、開発には相当な時間を要したそう。軽量化の工夫でも目を見張るものがあり、塗装を通常4gのところを2.8gへ設定、素材本来が持つ性能を引き出す努力が垣間見れます。そのシャフト挙動は穏やかなダブルキック。これにより長尺仕様でも振りやすく、トゥダウンも減少するとか。 その性能は果たして?

    フレックスⅣは自分のパワー以上の結果

    飛んで曲がらない50g台シャフト「ROLLING ANGEL(ローリングエンジェル)」を試打 フレックスはⅣ、Ⅴ、Ⅵの3タイプの展開。まずはR相当のⅣから打ってみました。 ワッグルしてみると、手元側は穏やかな挙動。ストレート層は高弾性繊維らしい芯の強さがあり、その部分がしっかりしているので全体的にピーンとした張りを感じます。 その張りを感じつつ、切り返し時に適度な手元のやわらかさによりタメを作ってエネルギーを生み出し、シャフトが自然にスムーズに戻ろうとします。 飛んで曲がらない50g台シャフト「ROLLING ANGEL(ローリングエンジェル)」を試打 方向性がいい理由も納得で、トラックマンのデータからも明らか。 自分のパワー以上の飛距離と方向性の良さを証明しています。

    大型へッドとの相性抜群フレックスⅤ

    続いてS相当のフレックス「Ⅴ」(53g)の試打へ移ります。 先ほどの「Ⅳ」と比較すると、シャフトの張りがバットからミッドまで拡がった印象ですので、切り返し時にしっかり負荷をかけて打っていけそうです。 飛んで曲がらない50g台シャフト「ROLLING ANGEL(ローリングエンジェル)」を試打 その予想通り、自分のタイミングでスイングができたので、やや軽めのドローボールで結果的に「Ⅳ」よりも「Ⅴ」の方が飛距離が伸びました。 私はHS44~45で普段260cpm後半のシャフトを使用しており、270cpmを超えると硬さを感じてしまいます。ローリングエンジェルは、ややアンダースペックかなぁとも思いましたが、ストレート層にしっかり感があり、レスポンスが良く、シャフトがついてきてくれる。 また、手元側と先端側のダブルキックという振りやすさがはっきりと手に伝わってきました。 換言すると、切り返し時にミッド部分がフシのような役目を担い、インパクトゾーンでは先端部分がリリースされていく仕組み。こうした挙動は現代的なスイングとの相性も良いでしょう。また、長尺仕様にして円運動をしても中間剛性部分のあばれを抑えてくれるので、大型ヘッドとの相性も抜群だと思いました。

    ハードヒッターの飛びと方向性を実現フレックスⅥ

    最後に硬度「Ⅵ」を歯を食いしばって打ってみました(笑)。 振動数270cpmですので、かなりしっかりした印象ですが、最近のトレンドである「軽硬(カルカタ)」というような印象があります。私のパワーですと、弾道はやや右に出てしまいましたが、左へ飛ぶイメージは皆無でした。 飛んで曲がらない50g台シャフト「ROLLING ANGEL(ローリングエンジェル)」を試打 トラックマンの計測値ではキャリー255Y、トータル280Y近くまで行きましたので、私としては満足のいく結果です。シャフトの挙動はかなりしっかり目ですので、46.5や47インチまで伸ばした方がいい数値が得られそうです。

    『ローリングエンジェル』はどんなシャフトか

    飛んで曲がらない50g台シャフト「ROLLING ANGEL(ローリングエンジェル)」を試打 3モデルともストレート層のコシの強さが共通していて、手元側のやわらかさを心地よく感じたい方は45~45.5インチという標準的な長さでのアッセンブルを推奨します。振りやすさの中にスピード感があって、エネルギー効率のいいインパクトが見えてくる。 一方、Ⅴ、Ⅵの手元側がしっかりしたモデルをチョイスしていくと、長尺の世界が見えてきます。 私も46.25インチのドライバーを使用し、手元しっかりめの50g台のシャフトを装着しています。『ローリングエンジェル』は飛距離と方向性を高い次元で実現できるシャフトですので、皆さんも是非、様々なパターンで試してみてください。
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