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  • カデログリップ、コロナ禍のブランドビルディングとは

    浅水敦
    1971年東京(板橋区)生まれ、埼玉育ち。(株)明光商会入社後、7年半シュレッダー&パウチッ子&ボイスコールの営業(新規開発営業部→第3直販部配属、外務省、宮内庁、旧富士銀行、日本興業銀行、大手宗教法人を担当)...
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    近年、コロナ禍の影響により若年層のゴルファーが急増中。密にならない青空の下で清々しくプレーできるゴルフだが、ファッションを入口とした新規参入も多いと聞く。 これから紹介する『CADERO(カデロ)』グリップも一役買っている。シリコン素材ではない透明な樹脂系ラバーとカラーラバーの間に特殊デザインされたステッカーを貼り、圧着することでデザインを汚れから守り、いつまでもカラフルなデザインを楽しめるのが特長だ。今やグリップはゴルファーにとってファッションの一部になりつつある。 販売元のGFジャパン吉田一彦社長が次のように話す。 「デザインもそうですが、『カデロ』は2つの特長を持った次世代グリップで、Pentagon加工(ペンタゴン型正五角形)によりスリップを防止します。クリアエラストマーとカラーエラストマーを圧着させることにより汚れからデザインを守り、Pentagon型の溝加工があらゆる方向へのスリップを軽減しつつ、手にしっとりとフィットする感覚を実現しています」 昨今は、ファッションブランドの『ムータ』をはじめ、パーツブラン『ロッディオ』、『ゾディア』、シャフトメーカー『クライムオブエンジェル』など10社とコラボしたOEM受注も好調だとか。地味な印象が否めないゴルフクラブを際立たせるアイテムとして今、カデログリップが注目を浴びている。OEM採用の経緯を各社に聞いてみた。 * * * シャフトメーカー・クライムオブエンジェルの特長は、デザイン性を重視したファッショナブルさにある。同社大河原竜社長が、「ゴルフ=お金持ち、敷居の高いスポーツというのを払拭したい。入口を30~40代の世代へ発信していきたいというのが基本理念にあります」 と前置きして次のように話す。
    クライムオブエンジェル 大河原竜社長
    「性能は大前提ですが、当社には福士昌明というデザイナー兼副社長がいて、氷室京介、GLAYといった著名ミュージシャンのCDジャケットを手掛けてきた経緯があります。他社製品はシンプルで味気ないデザインが多い中、当社のシャフトは福士のエッセンスを注入することで若年層を取り込もうと斬新なデザインを採用しているのです」 同社は6期目の新進気鋭な会社だが、完売モデルを含めるとドライバー用だけで既に15タイプを投入。カデロとの出会いは、取引先からの一言だったという。 「試打用のドライバーを持参して工房を訪問すると、『グリップ』もエンジェルだとカッコイイよねっていわれたんです。でも刻印だけ入れても面白くない。繁盛しているお店にはカデロが必ず置いてあって、これだ!と直感した。カデロの本社が広尾(渋谷区)で、当社(三軒茶屋)からも近いので直接吉田社長に会いに行きましてね。とにかくデザイン性のあるもの出したいんだと熱弁しました」 ―デザインから納期まではどれくらい? 「まず黒/白カラーをベースにエアータイプとUTを合わせて計1000本発注しました。版下のデザインが決まってしまえば、発注から納品まで約30日というスピーディさも魅力。おかわりしても納期が見えますし、グリップエンドのデザインもできる。初回発注分は半年で完売です」 ―メリットは? 「デザイン重視のシャフトを販売する中、グリップに対しても表現しやすい点です。クラブとして完成すると統一感があっていいね、という声をよく頂戴します。ドライバーからアイアンまですべてエンジェルに変える方もいて、将来的にはグリップもFW、UT、アイアンまですべて違うデザインで商品化していきたい。カデログリップのおかげでファンの囲い込みに成功したと思っています」 ―すべてUTタイプ? 「エアータイプ6、UT(手巻き)4の割合です。工房はUTタイプが主流ですが、24時間乾かさないといけません。エアータイプはある程度置けば直ぐ打てちゃうので、今日つけて明日ラウンドしたい、というニーズに応えた形です」 ―デザインでこだわった部分は。 「エンジェルのロゴをよく見てください! 細かい文字まで表現できるのはカデロだけですよ。デザインで気をつけたことは、シャフトデザインとの一体感。最初2版作りましてね。版下代がかかりますが、結果的に良いモノができればいいわけですよ。最終サンプルを見てから製品化に踏み切っています」 ―機能性はどうですか 「握ったときの感触が柔らかくていいですね。見た目はやや太く見えますが、実際に握るとそのように感じない。デザインのせいかそう見えるんでしょうか。他社メーカーと引けを取らない性能です」

    キャディバッグは「花瓶」クラブは「花」ゾディア宮地社長

    ゾディア 宮地啓介社長
    「ヘッドの価値を高めるには職人を有名にしないといけない。千葉文雄氏とタッグを組んだ理由です。『ゾディア』はプロが実戦で使うヘッドを削ってブランドを訴求する、というところからスタートしていて、感覚派の青木功プロ、塩谷育代プロには『ゾディア』のブランド地位を高めてもらったと感謝しています。お互い1ミリの感覚がまるで違う。そんなエピソードがあります」 こう話すのはゾディアの宮地啓介社長だ。カデログリップとの出会いも「機能面」というのが、いかにも宮地社長らしい。 「カデログリップでドライバーを作ったら飛ぶようになった年配の方がいましてね。グリップでそんなに変わるのかと思ったのがきっかけです。グリップとグローブの密着感がすごくあるからヘッド側のトルクも遊びがない。かつ、カラフルでしょうちは女性のお客さんも多いですし、ソケットとグリップをカラフルにしたら面白いかなと」 ―デザインはあとからで機能性から入っている 「そうですね。だからうちはUTタイプにこだわっています」 ―版下は自社でデザインを行った? 「全10色、すべて当社で行いました。こだわったところですか? ソケットにもこだわっていますので、コーディネイトしやすい点です。キャディバッグは花瓶、ゴルフクラブは花じゃないですか。生花にするのは我々の役目だと思うんです」 ―人気のカラーは「一番人気は『Zodia』カラーの黒/赤、次に白/赤、白/青の順ですね。エンドは『Zマーク』いれています」 ―ここにはどのようなゴルファーが来るんですか 「流行に敏感な方が多いですね。最近、太めのグリップがトレンドじないですか。カデロもやや太めだから、インパクト時にヘッドが左を向きにくい。男性の場合だと下巻を2枚巻かなくても済みますね。特にウエッジに着ける方から好評で、インパクト時にヘッドが被らないという声を聞きます」 ―女性も多い? 「はい。女性の場合は、口径が細すぎるグリップを選ぶとヘッドが効きすぎて、バランスを軽くしても振れない人が意外に多い。カデロを装着すると何が起きるか? 身体を回せるようになって左を消せるんです。たかがグリップですが、当社の主力商品です」 ―累計販売本数は 「計10色を累計9000本作りました。最近は特に韓国、中国、台湾への出荷が旺盛です」 ―コラボグリップのメリット 「センス、デザインといった部分をトータルでブランディングするには、コラボ商品が必至です。今後もあらゆる分野において、その道の第一人者とコラボを推し進めていけば、いいものができるはず。コラボレーションは両方の製品が良くないとだめなんですよ。モノづくりって、ストーリーが大事だと思うんです」

    クリアキャディバッグ&コラボグリップでストーリーを演出 「ムータ」

    mutaJAPAN 佐久間登司定氏
    約25年、大手クラブメーカーで勤務したのち、3年前にmuta JAPAN㈱へ転職を遂げたのが佐久間登司定氏。 「ギアメーカーのフィッティングって、性能重視で決めていくんですけど、色の拘りって入れられない。でも自分に合っているというよりも、好きなカラーリングやデザインで決める人が一定数いたんです」 とジレンマを抱えていたという。ムータとカデロがコラボした理由が垣間見えてくるが、 「3年前に透明スケルトンのキャディバッグを投入しました。これって詰め込んだものがすべて丸見えになっちゃう。ネガティブな意見があった一方、「周りの反応がすごく良かった」という声も頂いた。投入当初は購入された方も半信半疑で、目立ちたい方が多かったのですが、それが昨今は、ブルーを持っているから、次はイエローが欲しいという風になっていった。さらに同色のヘッドカバーも欲しいと色遊びの方向へシフトしていったんですね」 ―スケルトンなら、グリップも黒じゃ面白くない 「はい。単色だと映えませんよね。そんなタイミングで、カデロと出会ったんです。性能も2X2ペンタゴンになってからすごく良くなった。アパレルとのコラボグリップでは他社が先行していましたが、当社はあらゆる方向からもムータと分かるように両面にしました」 ―当然、コストもかかりますよね 「確かにそうですが、クリアキャディバッグ購入者へムータ&カデロのグリップというのを推したかった。それがひとつのストーリーになる。それが奏功して初期の2400本は半年で完売。デザインは当初4種類で、今回新たに3タイプを新たに追加。さらにレディス2種、パター2種の全11デザインを展開中です」 ―すごい勢いですね 「クリアキャディとカデロのストーリーをお客様とのタッチポイントとして発売しましたが、想像以上にカデロユーザーが多かったのも要因のひとつですね」 ―ムータマリンはUTタイプのみの展開ですね 「そこは拘りました。ゴルファーにとって、職人さんがテープを巻く姿を見る、というのも至福の時間だと思うんですよ。すべてバックライン無ですが、表と裏でデザインを変えているので、好きな方で使ってくださいと。近年のクラブにも、カデロは時代にマッチしたグリップです」 ―コラボ製品はグリップ以外も多い 「カバンや素材もそうですが、ムータのデザインを性能のいいものに対してどんどん入れていきたい。今は同業種が得意分野でタッグを組む時代です。また、ドライバーとパターはzodiaとコラボさせて頂いています。

    全40種類のコラボグリップを用意お客様目線を徹底ロッディオ

    スポーツライフプラネッツ・ロッディオグループ 露崎義巳課長
    ロッディオは2006年、シャフトブランドとして産声を上げた。現在はドライバーヘッド、アイアンヘッドなどパーツを販売するメーカーだ。カデログリップとのコラボは2019年に投入したポケットキャビティ『PCフォージドアイアン』が所以だという。スポーツライフプラネッツ・ロッディオグループ露崎義巳課長が次のように話す。 「『ロッディオ』ユーザーは機能性はもちろんですが、デザインに拘る方が非常に多い。道具ですので、飛ぶ、曲がらない、打ちやすいという機能面に加え〝カッコイイ〟、女性でいう〝かわいい〟といったデザインを入口として購入するんです」 ―ブランドロゴの「R」の色が選べてカスタムオーダーができる 「そうなんです。お店ではソケットの色や柄も選べてヘッドもシャフトもすべてオリジナル。でもグリップは黒しかなかったんですね。ヘッドとシャフトはカラーカスタムがあるのにグリップだけ選べない。片手落ちだよねという話になって・・・」 ―そこで、ロッディオとカデロのコラボが実現した 「デザイン性に富んだ、オリジナルグリップができないか。ロゴ10色でブラック&ホワイト、バックライン有・無の計40種類(UTのみ)を用意。女性用は来年投入予定の30~40g 台を追加ラインアップで検討しているところです」 ―40種類から選択できる幅広い選択肢が魅力 「ヘッド、シャフト、グリップすべて統一感が出せるということです。人気色は、『ブラッドオレンジ』、『オペラマジェンダ』といった赤系の色で、似たような色なんですけど、微妙に違う色彩を敢えて揃えています。カスタムクラブを作る人は、グリップに対するこだわりも強いと手応えを感じています」 ―装着時の注意喚起も徹底している「エラストマーの2層構造のため、装着時の注意が必要ですね。水添スチレン系熱可型樹脂素材は、溶剤に決して強くないため溶けやすくなります。特に揮発性の高いシンナー、ベンジンの使用は避けるよう告知。当社ではホワイトガソリンの使用を推奨していますが、使用状況によっては、ホワイトガソリンでも溶けてしまうことがありますので、表面に溶剤が付着した際は、強く拭き取らないでくださいと徹底しています」 ―累計の販売本数は 「通常のラバーグリップに『RODDIO』を刻印したモデルもありますが、販売数量でいうとカデロに軍配が上がります。PCアイアンの販売数量と比例してカデログリップも伸びていて累計2万本を突破。今年で3年目に入りますが、特に韓国、中国での需要が増えている。圧倒的にデザインで勝っています」 ―納期はどうですか 「他メーカーのグリップは品薄でなかなか手に入らない状況ですが、カデロは短納期。今一番売れているグリップなので助かっています。追加注文も30日前後で納品されます」 ―2022年のパーツビジネスをどう攻める? 「フィッティングしてクラブを作ることに変わりはありませんが、これまでは機能的な要素が大きかった。もちろん、ロッディオもそう。今後はデザイン、ビジュアルといった部分のチューニングについてもパワーをかけていこうと思っています。ホーゼルの色やスクリュー(重り)も10色にしようとか、付加価値を訴求して差別化を図りたい」 ―在庫、発注管理の手間がかかりますねぇ。 「お客様に喜んでもらえるモノづくりを徹底していきます。当社の取引先約130店舗と共存共栄するにはそういった努力が一層必要でしょう」―。
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