KBSの主力商品を継承した 3モデルの軽量シャフトが発売

今年8月、KBSから軽量帯シャフト3機種が発売される。それがKBS LITE系シャフトで、『KBS TOURLITE』『KBS $ -TAPERLITE』『KBS C-TAPERLITE』だ。
それぞれがKBSの柱となるシャフト『KBS TOUR』『KBS $-TAPER』『KBS C-TAPER』との比較で以下のように弾道の高さ、スピン特性が少し異なる。
KBSはこれまで、日本市場において基本的には米国開発モデルを中心に販売してきた。
それに加え、様々なゴルファーのゴルフの向上を考慮して多くのモデルを開発、販売してきた経緯がある。一方で、日本市場では特に軽量シャフトが重宝され、近年では米国でも軽量シャフトの販売が好調に推移している。
そのような背景もあり、今回のLITE系シャフトの発売となる。
〇弾道特性
■『KBS TOUR』
弾道高さ:中
スピン量:中
↓
■『KBS TOUR LITE』
弾道高さ:中高
スピン量:中高
■『KBS $-TAPER』
弾道高さ:中低
スピン量:中低
↓
■『KBS $-TAPER LITE』
弾道高さ:中高
スピン量:中
■『KBS C-TAPER』
弾道高さ:低
スピン量:低
↓
■『KBS C-TAPER LITE』
弾道高さ:中高
スピン量:中
〇重量帯
■『KBS TOUR LITE』
95(重量95g)
100(重量100g)
105(重量105g)
シャフト長:40(3I)~37インチ(9I/W)
■『KBS $-TAPER LITE』
95 (重量 95 g)
100(重量100g)
105(重量105g)
シャフト長:39・5(3I)~36・5インチ(9I/W)
■『KBS C-TAPER LITE』
105(重量105g)
110(重量110g)
115(重量115g)
シャフト長: 40・5(3I)~37・5インチ(9I/W)
FST社は、新製品のシャフトに対して、フレックスの表示をなくして、わかりやすい重量を商品名に表示する手法に切り替えている。
KBSではすでにドライバーシャフトのフレックス表記を「1」~「5」とするなど、固定概念にこだわらず、それぞれのシャフト挙動、弾道特性、重量などを重要視しながら、 それぞれゴルファーのスイング特性を加味して選択するフィッティングを推奨しているプロダクトもラインアップ。
「一般ゴルファーの中には『R』『S』『X』などのフレックス表示がないと混乱するゴルファーもいるとは思いますが、それに固執しすぎると正しいシャフト選択に繋がらない可能性があります。
重要なのは、その標記に惑わされないためのフィッティングだと考えます」
そして、そのフィッティングを提供できるのが「KBS GOLF EXPERIENCE TOKYO」(東京都目黒区自由が丘)だ。ツアープロでもある服部大輔フィッターを中心に無料でフィッティングを受けることができ、最適なシャフト選びをサポートしている。
軽量帯の発売でフィッティングの幅が広がることは間違いない。