手のひらサイズの熱中症予防対策 いつでもどこでも温湿度を計測
チノーから、ゴルフ場の温湿度管理に活用できそうな製品『リアルタイム無線ロガーMZシリーズ』が発売中だ。同製品は、温度を計測する無線データロガー、さまざまなインターフェイス通信・GPSを搭載した受信器、アプリケーションソフトで構成されている。
データロガー本体には視認性の良い大きめの液晶がついており、記録として重要な時刻も確認が可能。IP54の防滴構造を採用しており、雨に濡れても安心の設計だ。また名刺サイズより小さく、設置だけでなく携帯しても邪魔にならないコンパクトサイズを実現している。
さらに無線通信システムを内蔵しており、無線データロガーを分散配置することで、各所の温度・湿度データを測定・無線送信し、受信器を介してパソコンに一括データ収録することができる。
また、受信器には、タブレットやスマートフォンからアクセスし、データを確認することもできる。
例えば、ゴルフ場のカートに1台ずつ無線データロガーを設置し、各カートの温湿度を計測。そのデータをコース各所に配置された受信器を通してクラブハウスのパソコンやモニターに集約し、各カートに乗るゴルファーの熱中症の危険度を把握するといった活用法などもできるかもしれない。また、ゴルファー自身もカートに設置されたデータロガーの本体で温度や湿度をリアルタイムで知ることができるため、水分補給の目安にもできそう。
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チノー
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