セイコー、ゴルフ用品事業を譲渡

セイコー、ゴルフ用品事業を譲渡
セイコーは1993年より『S-YARD』ブランドのゴルフクラブを中心に、ゴルフ用品の販売を展開。同ブランドのゴルフクラブは、軽金属のチタン素材を使用し、当時の常識を破る大型ヘッドとそれに合わせた軽量・長尺シャフトを採用することで、飛距離性能の向上を実現。アマチュアゴルファーの力になれる、使いやすく実践的なゴルフクラブとして、国内外と幅広いゴルファーから人気を集めた。   一方、今年5月に設立4年目を迎えたDLは、3年で中国市場において有数のゴルフ用品販売会社に成長。現在は中国以外の市場開拓に向けて事業拡大に取り組んでいる。   今回の事業譲渡により、SSLはスポーツウォッチや健康サポート商品等、グループシナジーが活かせる事業へとリソースの集中を行い、より効率的な事業運営を通じて収益力強化を目指すもの。また、DLは、成長が見込まれる中国市場での高価格帯商品のマーケットシェア拡大と、日本・アジアをはじめとしたゴルフ市場への本格参入を図ることで、さらなる売上げ拡大を目指すという。新会社であるエスヤード株式会社の概要は以下の通り。   社名:エスヤード株式会社 代表取締役:徐 小遠(ジョ・ショウエン) 本社:東京都文京区西片1丁目17番8号 KSビル8階 設立:2011年5月6日 主な事業内容:ゴルフ用品の企画、開発、販売