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  • 「ゴルフ産業Q&A」ゴルフ場で出来るSDGs活動は 17項目の多くの部分に該当する

    大石順一
    1949年東京都生まれ。1972年年成蹊大学 経済学部卒業後、安田生命保険相互会社(現 明治安田生命保険)を経て、1984年八王子カントリークラブに入社し、1997年総支配人に就任。2011年に一般社団法人日本...
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    Q1「SDGs」とゴルフ場は極めて相性が良い!

    大石さんはこの連載で、3つの大きな視点から「ゴルフ界全体でゴルフ普及活動のビジョンをつくる必要がある」と提案され、前月号では3番目の「SDGsに起因する視点」から、ゴルフは健康増進に最適で、ゴルフ場は緑化施設のため地球温暖化防止にも寄与できると、SDGsとの相性の良さを指摘しました。 今回はもう一歩踏み込んで「SDGsをゴルフ界にどのように取り入れたら良いか」を教えてください。 A1 本題に入る前に、最近あった嬉しい話を報告します。 2020年秋、日本ゴルフサミット会議では「NO!プラごみポスター」と「ゴルフ界も廃プラ削減に取り組もう!」と題した趣意書を全国ゴルフ場・練習場などに配布、廃プラ削減を呼びかけました。 この企画を最初に提案した2019年当時は、ゴルフ界のSDGsへの理解が進んでいなかったこともあり、団体間に温度差があったため、実行に1年以上を要してしまいました。 ところが最近「生分解性ティー」を製造する企業と、その地域のゴルフ場団体がタッグを組み、「NO!プラごみポスター」の普及活動を行っていることを知りました。 「SDGs」をキーワードに、同じ地域の複数の業種がコラボし、地方創生を目指していることは、発案者の一人として苦労の甲斐があったと感じています。 地域の複数の業種がコラボして、地産地消による地方創生を目指す事業は、SDGsの11番「住み続けられるまちづくり」に該当します。 国と地方自治体は「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」を設け、様々な業種のマッチングをサポートしようとしています。

    「サステナブル・デベロップメント」とは?

    1987年国連の「環境と開発に関する世界委員会」は「サステナブル・デベロップメント」を、「将来の世代が必要とするものを損なうことなく、現代の世代の欲求を満足させる開発」と定義付けました。 環境と開発は共存できると考え、環境保全を考慮した節度ある開発が重要と発表したのです。 この考え方に基づき、2015年の国連総会で「誰一人取り残さない」との強い決意で採択されたのがSDGsです。 十七のSDGs目標は、世界の全ての人達が将来を思いやる考えで臨まなくては解決できない問題です。 当初はSDGsとCSRを同一と考える方が多かったようですが、CSRは、企業の利潤を活用して社会的課題や環境問題を解決するボランティア活動です。 一方のSDGsは、企業の戦略目標であり、企業活動そのものの目的になり得るものです。 また、WHO(世界保健機関)は2018年に発表した「身体活動に関する世界行動計画2018~2030」で、身体活動とSDGsとの関係を次のように述べています。 「ウォーキング・サイクリング・スポーツ・アクティブなレクリエーション等の身体活動の促進は、健康面や社会経済面に倍数的なベネフィットをもたらし、持続可能な開発目標の達成に寄与する」 多くのゴルファーにとってのゴルフは「スポーツであり、アクティブなレジャー」で、日常生活から心身を開放して心を慰める趣味です。 したがって、ゴルフと緑化機能を持つゴルフ場は、WHOが言うところの「持続可能な開発目標の達成に寄与する」に合致します。

    「サステナブルな社会」の実現に貢献するゴルフ場

    では、ゴルフ場経営の合理化と効率化にSDGsをどのように取り入れていけば良いかを考えてみましょう。 まず、冒頭の「ゴルフ界も廃プラ削減に取り組もう!」は、SDGs目標の何に該当するでしょうか? 「使い捨てプラスチック製品」の使用を減少させて、廃プラスチックを削減することは、12番の「つくる責任・つかう責任」に該当します。同時に使い捨てプラスチック製品の使用削減や代替品への転換を支持する「エシカル(倫理的)消費」により、結果として13番「気候変動に具体的な対策を」と14番「海の豊かさを守ろう」、15番「陸の豊かさも守ろう」にも貢献します。 2022年4月からは、プラスチック製品全般について「循環型経済」への転換を促進する「プラスチック資源循環法」も施行されるので、一層の進展が予測されます。 近年、健康で持続的な生活スタイル「ロハス」、リサイクル素材の衣料品等のエコ商品購入、発展途上国の商品を適正な価格で購入する「フェアトレード」等々、地球環境や社会的課題の解決に配慮した物やサービスを消費する「エシカル消費」が拡大しています。 環境問題、フードロス、地域間の貧富、同一労働同一賃金、ジェンダー不平等の解消などに影響を与えています。 ゴルフ場のレストランでも関心が高い「フードロス」削減は、2番の「飢餓をなくそう」と3番の「全ての人に健康と福祉を」、さらに12番の「つくる責任つかう責任」にも関連します。「フードロス」を削減する方法は、「昼食は事前予約制・メニュー数の削減・栄養価やアレルギーの表示・地産地消やヘルシーメニュー」などの工夫を行えば、食品残渣を減少させられるでしょう。 2021年5月に農林水産省は、2050年までに農林水産業のCO2ゼロミッション化を目指した「みどりの食料システム戦略」を発表し、具体的に2050年までに「化学農薬の使用量を50%低減」、「輸入原料や化石燃料を原料とした化学肥料を30%低減」するとしています。 この政策に対応するためのコース管理技術の向上は、13番の「気候変動に具体的な対策を」に当たります。また、労働時間の短縮、低料金化と過剰サービスの改善は、「ワークライフバランスの改善」となって8番の「働きがいも、経済成長も」、9番の「産業と技術革新の基盤をつくろう」となって、従業員満足度及び労働生産性の向上になります。 今月号では「経営効率化とSDGs」の視点で書きましたが、次月号では「ゴルフ・ゴルフ場のイメージアップとSDGs」との視点で考えてみようと思っています。
    この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2022年1月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら
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    ゴルフ産業Q&A
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    連載SDGs 第28回 生物多様性
    2023年10月18日
    岡島 成行
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