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  • 連載SDGs 第15回 若い世代とのパートナーシップ

    岡島 成行
    学校法人青森山田学園・理事長、(公社)日本環境教育フォーラム・会長、NPO法人自然体験活動推進協議会・会長。1969年読売新聞入社、80年環境庁担当となり環境問題専門記者に。87年東京開催の「環境問題国際ジャー...
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    ゴルフ場がいっぱい

    私は千葉県の房総半島の森に住んでいます。70歳になり、大学を退職したのを機に移り住みました。森の中に住みたかったので、ゴルフのことはあまり考えていませんでした。 ところが住んでみて気が付いたのですが、家の近くにはゴルフ場がいっぱいあったのです。車で3分の所に千葉国際、5分で浜野、10分で真名、ミルフィーユ、15分でムーンレイク、丸の内など、30分圏になるともう数えるのが面倒なくらいです。練習場も5分程度のところに二つあります。ゴルフを楽しむにはもってこいの場所でした。 とはいえ、お金や時間の制限があり毎日のようには行けません。せいぜい月2回ほどです。この森の中から勤務先の青森まで毎週通っていますので現在の仕事を辞めるまではゴルフ三昧とはいかないようです。 最近、近くのゴルフ場で気が付いたのは、若い人がとても増えていることです。時にはスロープレーがありますが、これはゴルフ場で少々教育したらすぐ直ると思います。強制的なやり方ではなく、マナーをやんわりと、もしくは楽しくお伝えする方法を開発してもらいたいと思っています。

    若い世代の志向

    ゴルフ場で昼ご飯を食べている時には若い人たちの楽しそうな会話が耳に入ってきます。年配の方々に比べ、社会的な話題が多いです。特に社会奉仕や温暖化など環境問題などの話題がよく話されています。 そこで思うのですが、ゴルフ業界として、こうした若い方々の意識に合わせた経営方針を打ち出したらいかがでしょうか。 SDGsなんてきれいごとだよ、などという声も聴かれますが、若い層は温暖化の将来などは自分のことと深刻に感じています。私たちが一線で働いていた時代とは違って、地球上で起きている様々な問題、課題について敏感です。IT技術の発展により世界のニュースが瞬時に、耳に目に入ってくるのです。 年配の方には遠い先の時代の危機は聞こえにくいのかもしれません。自分のスコアが気になるのは当然ですが、それだけではなく、ゴルフができる幸せに感謝し、同時に「ゴルフなど夢のようだ」という苦しい状況に生きている人たちが多くいるということに思いを馳せるべきではないでしょうか。 若いゴルファーが見ている景色に合わせ、かつまた年配の方々も気軽に参加できるような「仕掛け」のようなものを考え出すゴルフ場が喜ばれるのではないかと思うのです。

    83歳の冒険

    ところで、6月4日、海洋冒険家の堀江謙一さんが83歳にして単独太平洋横断をなし遂げて神戸に帰還しました。快挙です。白髪に日焼けした顔、そしてはじけるような笑顔。やるなあオッサン、と嬉しかった。 今から60年前の1962年、当時23歳の堀江青年が世界で初めて小型ヨットでの単独太平洋横断を成功させたとき、日本のマスコミは非常に冷淡な扱いでした。全国紙の小さな記事で、「不法出国の青年がアメリカに漂着」と書かれたのです。 しかし翌日、サンフランシスコの新聞が「世界初の快挙」と一面に大きく報道し、アメリカ中で歓迎の声が沸き上がると日本の政府や報道は手のひらを返したように英雄扱いをし始めた。この件もあって、長い間私は、日本では冒険といったものに理解がないのだと思っていました。 そして1972年。北極点を目指す日本大学山岳部遠征隊に同行取材をした時、堀江さんとカナダのレゾリュートという小さな村でお会いしました。あの時は同じく北極点を目指す冒険家の植村直己さんも一緒で、日本人の北極点到達一番乗りを目指してしのぎを削っていました。堀江さんは出発前にヨットの不具合などで断念しましたが、その時以来、親しくさせていただいています。

    ファースト・ペンギン

    ファースト・ペンギンとは、最初に海に飛び込むペンギンのことですが、転じて、少々心配だが、思い切って新しいことに挑戦する勇気のある冒険家というような意味で使われています。アメリカ大リーグに挑戦した野茂投手はまさにファースト・ペンギンです。現在でも大リーグで二刀流として活躍する大谷選手や世界に羽ばたく若いスポーツ選手などもそうでしょう。 堀江さんもファースト・ペンギンです。太平洋単独横断の後も次々とヨットの冒険活動を続け、今に至っています。レゾリュートでお会いした時に、私は日本での無理解について質問をしたのですが、堀江さんは笑って 「全く気にしていません。私は勝手に好きなことをしているだけですから」 と言うのでした。私のような凡人とは目線が違うようです。 さて、地球の将来を考え、若者を巻き込んだ挑戦的なゴルフ人口拡大作戦を展開するゴルフ場、世の常識を打ち破るファースト・ペンギンとなるゴルフ場はいつ現れるのか。とても楽しみです。

    「パートナーシップで目標を達成しよう」

    SDGs17番目の目標は「持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する」という目標です。 主に、途上国と先進国とのパートナーシップを提唱しています。ODAの引き上げ、債務支援、科学技術の支援などが盛り込まれています。 地球的規模の課題に挑戦するには国家間の協力も大切ですが、業界、家族、友人などのパートナーシップも重要になります。
    この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2022年7月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら
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    岡島 成行
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