ヨネックスのSDGs『茶殻配合グリップ』

ヨネックスのSDGs『茶殻配合グリップ』
ヨネックスは9月下旬、本来は廃棄されるはずの茶殻を配合したグリップ『茶殻配合グリップ』を発売する。 同グリップは伊藤園の「茶殻」を有効活用する独自のアップサイクルの取組み「茶殻リサイクルシステム」とコラボしたもので、素材に茶殻リサイクル材を使用。消臭・抗菌機能を実現している。エンドキャップ先端にはお茶を連想させるディープグリーンを採用する。 実際に手に取るとほんのりお茶の良い香りがし、清潔感がある。またグリップすると手への吸着力も感じられる不思議な握り心地だ。 近年SDGsが叫ばれているが、ゴルフ業界、特にゴルフ用品メーカーは対応が遅れている。そんな中、今作のようなエコ素材を活用したグリップを同社が発売することは、用品メーカーのSDGsの具体例として価値がある。同グリップはカスタムや単品販売にも対応予定。販売現場においても、性能だけでなく開発の背景を伝えることでゴルファーの所有感も高まりそうだ。 ■製品概要 素材:エラストマー(合成樹脂)、茶殻リサイクル材 原産地:日本 スペック:口径60、重量50g 価格:1650円 発売日:9月下旬