パーツブランド『アストロ』シリーズを展開するマスターズは2月20日、『ASTROツアーFチタニウム』を発売。続けて3月15日には『ASTROツアーU』の発売を予定する。
両モデルはドライバー『ASTROプレミアム』を踏襲するモデル。クラウン上端部をカットして空気抵抗を低減。ヘッドスピートが上昇するドライバーだ。そのため、重心位置が低くなり重心深度も深い設計が可能に。結果、直進性に優れ高弾道でやさしく飛ばすことができる。
『ASTROプレミアム』はシニア、レディス向けだが、同社独自のカップフェイス構造で溶接面がなく、スイートエリアが広くなりオフセンターヒットでも飛距離ロスが大幅に減少。ヘッドスピードが速くないシニア、レディス、アベレージゴルファーがやさしく打てる直進性の高い弾道を実現している。
その中で最も特徴的なクラウン上部をカットした構造を両モデルとも踏襲しているのだ。『ASTROツアーF チタニウム』は、クラウン上部をカットし、ソール前部に20g(固定)、後方8g(取替可)のウエイトを装着、低重心を実現したフルチタン・カップフェースのFWという位置づけだ。
ラインアップは#3+が13.5度、#3が15度、#5が18度となっており、価格は6万円(フジクラ3軸カーボン装着モデル)。
一方の『ASTROツアーU』は、同じくクラウン上部をカットして、さらにソール後方にウエイト3.5gが装着され低重心化を図り、打ちやすさ、方向性、高弾道、飛距離を兼ね備えたUTという位置づけ。
ロフトは18度、21度、24度、27度の4機種を揃える。価格は2万7000円(NS950GH装着モデル)と3万円(MCI70装着モデル)をラインアップしている。共通するのはそれぞれ取替可能なウエイト(別売り)で、1.5g(1個700円)、2.5g、5g、8g(各1個1000円)が用意され、工房でのユーザーへの細かい調整も可能となっている点で、幅広いゴルファーへの対応できる商材として期待される。
問い合わせはマスターズへ、06-6974-2712。