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    ハッシュタグ「アストロツアー」記事一覧

    多くのトップアマが使用するマスターズのアストロシリーズ。今回はロフト30度台までラインナップするUT『TH/001 HYBRID』と軟鉄鍛造のシンプルなキャビティアイアン『RV.CB FORGED IRON』。「アストロツアー」の2モデルについて“ギアの賢者”こと永井延宏プロは、コースで真価を発揮する実戦的なクラブと言う。そのインプレッションを聞いた。 まずは動画で <iframe title="YouTube video player" src="https://www.youtube.com/embed/2q4aUeo699I?si=ccWcocQZVnZqEQgY" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> <h2>『TH/001 HYBRID』 見た目の安心感とスクエア感、適度にハジく心地よい打球感</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/masters2.jpg" alt="" width="787" height="525" class="alignnone size-full wp-image-83511" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> このモデルはロフトが20度から4度ピッチで36度までありますが、従来のUTにはなかなかないハイロフト帯をカバーしていますね。その中で今回は、24度と32度を打ちました。どちらのロフトも、ヘッドの後方はキレイな丸みを帯びて“ウッド的”ですが、フェース側はロフトが寝ていてもかぶって見えずスクエアに構えやすい“アイアン的”な見え方。前方と後方が一つのデザインとして調和している辺りは、モノ作りのこだわりや丁寧さを感じますね。フェース面にはスコアラインに加えてミーリングがハッキリ見えます。地べたから打つ2打目以降に、ボールとフェースの間に挟まる水分や芝による“スリップ”をかなり防いでくれるでしょう。ソールの形状は、真ん中がフラットでトウ・ヒール側はかなりラウンドしてます。ラフ、バンカー、ベアグラウンドなどさまざまライや傾斜に対応できるに違いありません。 24度を打つと、それほど強く振らなくてもキャリーで200ヤード近く飛びました。マレージングフェースならではの高めの金属音や心地よいハジき感、そしてソールのフェース側に刻まれたスリットが初速につながっているのでしょう。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/f3922c364e47bf29ed08578fd8e8c71b.jpg" alt="" width="787" height="388" class="size-full wp-image-83513" /> TH/001 24度 試打データ 続いて『TH/001』の特徴でもある32度。見た目や打感・打音は、24度の流れをしっかりと継いでます。そして、深重心ヘッドならではの後ろから押してくれる感じや弾道の高さがアリ。ハイロフトでもミート率が1.43と満点に近くて、キャリーで 175ヤードと、同じロフトのアイアンより飛距離が出ますね。HSが足りなくてアイアンだと球が上がり切らない、#7でもハザード越えのグリーンを狙うのが厳しい、という人たちにオススメ。グリーンの手前に迫る池やバンカーを越えてキャリーで狙わなきゃいけない状況で、このUTの32度ならば球の高さを出してくれて止められるでしょう。 と同時に、HSがある人ほど従来のハイロフトのUTやFWだと、球がめくれてしまい散らばるイメージがあったのではないでしょうか。でも『TH/001』の32度は、打ち出し角が高すぎず・スピン量が多すぎずで、ラインを出しやすくて球が狙った通りに飛ぶのでピンを狙っていける。UTの新時代を切り開く「ハイブリッド2.0」と呼べるでしょう。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/2cd3748917cb1499d12bf86d68fc3aa1.jpg" alt="" width="1873" height="920" class="size-full wp-image-83512" /> TH/001 32度 試打データ 価格は、クラブが4万1800円~。ヘッド単品/3万5200円。 <h2>『RV.CB FORGED IRON』 ヤマ型ソールが支えてくれて ロフト=距離感がブレにくい</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/masters3.jpg" alt="" width="787" height="525" class="alignnone size-full wp-image-83514" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 試打するクラブは♯7、ロフトが32度と現代のアスリート系アイアンとしては標準的なロフトです。奇をてらわないシンプルなデザインの軟鉄鍛造キャビティで、ウッド系やウェッジ系など“上下の番手”にどういうタイプのクラブを入れても、セットとして違和感なく馴染むでしょう。セミグースネックですが、ネックがわりと細身でヒール側がスッキリしているので、シャープな印象だしフェースの向きをターゲットに合わせやすいです。大きすぎず・小さすぎずのサイズ感で、操作性もあるしスイング中にフェースの向きを感じやすい。アイアンらしくフェースが向いた方向へ素直に球が飛び出すところは、コースを攻める上で肝心なところですね。それから、ヘッドのトウ側とヒール側の高さに差があってややアップライトに見えるので、トウ側が程よく返って球がつかまりやすいイメージがありました。 この『RV.CB FORGED』で特徴的なのが立体的なソールのデザイン。ウェッジでいうところの“バウンス効果”のような作用があって、ある程度ダウンブローに打ち込んでもソールが支えてくれて地面に入りすぎないので、インパクトロフトが安定するし、打点が重心より上になりません。それによってタテ距離が安定するんです。しかも、ソールのヒール側もトウ側も落としてあり、傾斜にも対応しやすくてスムーズに抜けるでしょう。 軟鉄鍛造ならではの軟らかさの中にも、ややハジきがあるフィーリングで初速感もアリ。この感触は今どきアイアンのトレンドに合っているし、前述したUTの打感ともマッチします。だからこそワンピースの軟鉄鍛造としては、ロフト32度の#7でミート率が1.44と高く出たし、キャリーが160ヤードをしっかり超えました。『RV.CB FORGED』は打ち手の技術をフルに引き出せて、コースを攻略できる“優等生的”でスタンダードなキャビティアイアンと言えますね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/d3f225aac5260782a6d9ff02215216f3.jpg" alt="" width="788" height="389" class="size-full wp-image-83516" /> RV.CBアイアン #7 試打データ 価格は、クラブが6本セット(♯6〜PW)が16万5000円〜、#5単体が3万3000円〜。ヘッド単体は、6個セット(13万2000円)、#5ヘッド単体が2万6400円。 マスターズ アストロツアー TH/001 HYBRID アストロツアー RV.CB FORGED IRON お問い合わせ: マスターズ TEL06-6974-2717  <a href="http://www.mastersgolf.co.jp" target="_blank" rel="noopener noreferrer">www.mastersgolf.co.jp</a>
    (公開)2024年10月14日
    飛びで評判のマスターズから、「アストロツアーV」シリーズの4代目となる『アストロツアーV Ⅳ』が発売。 今回も豊富な試打経験を持つギアの賢者・ソクラテス永井延宏プロが様々な角度から検証する。 1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞 『アストロツアーVⅣ』永井プロ試打インプレッション <img class="aligncenter size-full wp-image-56963" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/05/astro-tour7.jpg" alt="マスターズ ASTRO TOUR VⅣ" width="788" height="525" /> 今回はロフト角9度と10度を試打してみました。 「アストロツアー」は完成度が高いヘッドということに尽きると思います。4代目ということで、『アストロツアーVⅣ』はその完成度が更に洗練された印象です。 非常に伝統的な美しい形状で、締まった黒のボディデザインです。体積は460㎤ということですが、アドレス時に見えてくる締まった感じ、塊感、パーシモンライクな形状は、何度も申し上げますが、完成度が高いヘッドと言わざるを得ません。 <img class="aligncenter size-full wp-image-56957" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/05/astro-tour1.jpg" alt="マスターズ ASTRO TOUR VⅣ" width="788" height="525" /> 細かい点ですが、ネックがスッキリとしていながら、ヘッドの丸い形状と巧く繋がっています。構えた時に穏やかなフィーリングを与えてくれて、力みを抑制してくれそうな印象も伝わってきます。 ソールには、フェースに近い部分と後方にそれぞれ溝があり、ヒール側のウエイトの横に14gのステンレスプレートを配置して、重心をより深く、より低く設計しているのが見てとれます。 このあたりが4代目として密かに進化している点だと思います。 <h2>ロフト角9度はバルジ・ロールが少なくスクエアに構えられる</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-56959" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/05/astro-tour3.jpg" alt="マスターズ ASTRO TOUR VⅣ" width="788" height="525" /> ロフト角9度、10度でも共通するのですが、カップフェースの弾き感の高いドライバーという印象を持ちました。 9度はバルジ・ロールが少なく、スクエア感が際立っています。一方、ロフト角10度は少しバルジとロールを感じますので、球のあがり方や左右のボールの操作性に長けているような印象です。 <h2>ティーの痕がほとんど真ん中、ミート率を高めてくれるヘッド</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-56961" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/05/astro-tour5.jpg" alt="マスターズ ASTRO TOUR VⅣ" width="788" height="525" /> 試打した時のティーの痕がほとんど真ん中に集中しています。打球痕もセンターに集中していて、これはロフト角9度も10度も共通しています。 ゴルファーの動きに対して、ヘッド自体が無駄な挙動をしない、ゴルファーの技術をありのまま引き出しているヘッドだということを表していると思います。 穏やかで優しい顔をしている『アストロツアーVⅣ』ですが、打ってみると、その性能は非常に攻撃的な印象を受けます。 <img class="size-full wp-image-56964" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/05/astro-tour_nagai.jpg" alt="マスターズ ASTRO TOUR VⅣ 永井プロ試打データ" width="788" height="415" /> 永井プロトラックマン試打データ カップフェースの撓みや、それによるエネルギーの強さ、打感、初速の速さ、打ち出しの高さなどは一級品だと思います。その意味でゴルフクラブの評価で言えば、様々な評価基準のすべてで満点のクラブだといえるでしょう。 そのような意味では、紳士的な外観でありながら、飛びの性能に長けている。語り尽くせぬレベルの完成度まで辿り着いているヘッドと評価できます。 <h2>試打インプレッション~アマチュア編・GEW吉村~</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-56962" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/05/astro-tour6.jpg" alt="マスターズ ASTRO TOUR VⅣ GEW吉村試打" width="788" height="525" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">吉村</span>:私がドライバーに求めるのは直進性が一番です。ただ、ミート率が悪すぎて、スライスやフック、チーピンが頻繁に出てしまいます。なので、一番気持ちいいのは、方向は別として「大谷翔平のような剛速球的なストレート」な弾道がラウンド中に打てれば、気持ち良くなって、スコアが纏まらなくても、その日は十分な満足感が得られるです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;">永井</span>:そのようなゴルファーにピッタリくるのが、今回の『アストロツアーVⅣ』だと思います。一言でいえば「芯に当たりやすいドライバー」です。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">吉村</span>:構えてみると大型に見えず、塊感も強く、カップフェースでエネルギーを貯めて一気に放つイメージが沸いてきますね。打ってみるとインパクトの打感も厚く、それでいてボールをしっかり潰しながらはじき返すフィーリングが伝わってきます。 <img class="size-full wp-image-56965" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/05/astro-tour_yoshimura.jpg" alt="マスターズ ASTRO TOUR VⅣ" width="788" height="415" /> GEW吉村 トラックマン試打データ <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;">永井</span>:打球音も芯でインパクトしているのが伝わってきますし、ヘッドスピードに対するボール初速も十分に出ていますね。その意味で、『アストロツアーVⅣ』の性能が十分に発揮されていると思います。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">吉村</span>:芯に当たっている打感を強く感じます。方向性も良く、OBにならない弾道です。ロフト角10度も9度も、インパクトでセンターに集まりやすく感じます。重心設計が進化している印象が強いですね。飛距離もロフト角9度で230ヤード。直進性も高く、大谷翔平の剛速球に近いイメージです! <iframe src="https://www.youtube.com/embed/nrCBdcyt0Pg?rel=0" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> <strong>価格(クラブ価格)</strong> オリジナルIPカーボン:8万7000円 フジクラ7軸カーボン:8万7000円 商品のお問い合わせ:マスターズ TEL 06-6974-2717 <a href="http://www.mastersgolf.co.jp" target="_blank" rel="noopener noreferrer">http://www.mastersgolf.co.jp</a>
    (公開)2019年05月21日
    特長は「アンダーサイドソール」、「カップフェイス&CNC精密加工」、「ヘッドスピードがアップする新設計カーボンシャフト」の3つ。   「アンダーサイドソール」は、ヘッドの後方にアンダーサイドソールバランスを装着。インパクト時のエネルギーロスを低減し。ボールのつかまりが大きくなり、大型ヘッドにありがちな右へ滑ることがなく強い弾道を実現。重心位置が従来のクラブより後方・低重心になるため、打ち出し角度が高く、方向性も安定するとか。   「カップフェイス&CNC精密加工」は、フェース面に溶接部分がなくスイートエリアが大幅に拡大。ミスヒットを軽減するという。さらに、耐久性を考慮してCNC精密加工でクラウン部分を0・4mmと薄くする事でより一層、低重心化を計りスピン量を少なくし吹き上がりを抑え、高弾道を化膿している。   さらに、ヘッドスピードが加速する「フジクラ7軸カーボンシャフト」と「ダブルキックカーボンシャフト」を用意。カスタムでも人気シャフトが対応している。   問い合わせはマスターズへ、06~6974~2717。
    (公開)2013年11月20日

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