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    ハッシュタグ「アディダスゴルフ」記事一覧

    アディダスゴルフは1月28日、本部を下記の住所へ移転する。 〒106‐0032 東京都港区六本木1‐9‐10 アークヒルズ 仙石山森タワー アディダスジャパン株式会社 アディダスゴルフ本部
    (公開)2019年01月25日
    3つのサブブランドを展開 「ゴルフだけではなく、我々アディダスグループはスポーツを通じて人々を幸せにする力があると信じています。そのミッションは、世界最高のスポーツブランドになること」(アディダスジャパンマーケティング部加瀬友之シニアマネージャー)――。 アディダスゴルフは先頃、都内で「アディダスゴルフSS2018プレスプレビュー」を開催。2018SSより、3つの異なるテイストのサブブランドを展開する方針を明らかにした。「アディプュア」、「パフォーマンス」、「アディクロス」がそれ。 なかでもボリュームゾーンの「パフォーマンス」は、アディダスのカギとなる製品群で、 「ブランドの持つ最新の機能を兼ね備えたアパレル・フットウエアで、プロから一般ゴルファーまで幅広く着用してもらいたいプロダクトです」(加瀬氏) と説明。 フラッグシップで高品質に拘った「アディピュア」は現在、国内はシューズのみの展開でアパレルは中断しているが、これを復権させてアッパー層を再度囲い込む算段だ。新カテゴリー「アディクロス」の詳細は後述するが、ゴルフファンが普段でも着れるウエアを目指している。 <h2>『ツアー360EQTボア』で機能を見える化</h2> フットウエアで先陣を切るのが、3月16日発売の『ツアー360EQTボア』(オープン価格)。2005年にデビューし、大ヒットを記録した「TOUR360」シリーズの最新モデルという位置づけで、初代、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳと毎年アップデートを重ねてきた経緯がある。最近のトピックは、ランニングで培ったクッショニング素材「ブースト」へBoaを装着した「Boaブースト」を2016年に投入。新製品の『ツアー360EQTボア』は、アディダスの持つ最新技術が積み込まれているそうで、 「定番の足首全体を包み込む360°WRAPはもちろん、最大の革新はこれを履き口周りにも配した点です。ホールドワイヤーを隠すこともできましたが、敢えて外から見えるようにして、具体的にどのように作用しているかを見える化しました」(加瀬氏) <img class="alignnone size-full wp-image-41301" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/02/180214_adidas2.jpg" alt="180214_adidas2" width="788" height="525" /> <h2>アパレルはVMDを強化</h2> アパレルでは、店頭で常にフレッシュさを保つためにVMDを展開。年間テーマに「ULTIMATE365」を掲げて、365日、戦い続けるためのゴルフウエアを訴求していく。コンセプトが商品名になったポロシャツ『ULTIMATE365POLO』を3月より投入開始し、ストレッチ性、通気性、紫外線プロテクトを兼ね備えているのが特筆すべき点。2月→重ね着しても動きやすい「スタイル&ムーブ」、3月→先述の「ULTIMATE365」、4月の初夏は涼しい「HEAT SHADE-3℃」という流れになる。 新カテゴリーの「アディクロス」は、街、練習場、移動中などオフでも着られるアスレジャーなウエアとシューズを展開。グローバル展開し、特にフットウエアは斬新なデザインで、 「カジュアルからゴルフに入りやすいラインでもあるので、ファッションからゴルフ潜在層を獲得する狙いもあります」(加瀬氏) と話している。 <img class="alignnone size-full wp-image-41302" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/02/180214_adidas3.jpg" alt="180214_adidas3" width="788" height="525" /> <h2>新規契約プロも続々</h2> 契約プロのセルジオ・ガルシアとサンダー・シャウレの2選手とアパレル・フットウエアの契約を延長。新たにティレル・ハットンと締結しゴルフ部門の契約選手勢の強化も図っている。この3選手に加えて、世界ランク1位のダスティン・ジョンソン、同3位ジョン・ラーム、同6位のジャスティン・ローズらを筆頭に錚々たるメンバーがアディダスゴルフのアパレル・シューズを着用し、世界を舞台に戦う。国内では、新たに森田遥、スンス・ハン、杉本エリックと新たに契約した。 なお、動画ではアディダスジャパンアディダスゴルフ本部マーケティング部加瀬友之シニアマネージャーとプロダクトマーチャンダイジングアパレル星政彦マネージャーに「TOUR360EQT Boa」シューズ及びアパレルのポイントについて独占インタビューを行っている。 <iframe src="https://www.youtube.com/embed/YOxpJKjLYtU?rel=0" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe>
    (公開)2018年02月15日
    やむにやまれず離婚するケースがある一方、ハッピーな離婚もあるかもしれない。テーラーメイドゴルフと「離婚」したアディダスゴルフは、どうやら後者になるようだ。 デイビッド陳副社長(VP)が、晴れやかな表情でこう話す。 「両社がひとつの組織だった頃は、投資の7割がテーラーメイドに優先され、残った2~3割がアディダスゴルフでした。でも、今後は100%の力をアディダスゴルフに集中できる。その意味で、別れたことはよかったと思います」 昨春、アディダスは傘下企業のテーラーメイド売却を発表し、10月には分離活動を本格化。 日本のアディダスゴルフは年末までに60名ほどの体制を整え、その半数がテーラーメイドからの移籍組。新年度の事業展開に向けて、着々と組織を固めている。 これにより同社はアパレルとシューズに100%集中できる体制になった。最大の変革は商品開発の本拠地を上海から東京に移すことで、 「日本人やアジア人の感性にマッチしたモノづくりに本腰を入れます。期待してください(笑)」 2018年は何がどのように変わるのか、アディダス・ファンならずとも気になるところだ。その詳細をレポートしよう。 ゴルフ事業はマイノリティ 世界の二大スポーツメーカーといえば、ナイキとアディダス。 アディダスの年商は2兆5000億円規模に達し、営業利益も3割増を記録するなど、過去5年間は好調に推移している。従業員は約6万人で、そのうちゴルフ事業は約500人だから、社内では少数派のビジネスだ。 アディダスの主要分野はフットボール(サッカー)、トレーニング、ランニングに、三つ葉のロゴでファッションに注力する「スポーツスタイル」の4分野。また、「アメリカンスポーツ」の括りではアメフトや野球、バスケットボールがあり、欧州では柔道やフェンシングも展開するなど、幅広い商品群で市場に臨む。 「ですから、何種類のスポーツ用品を扱っているかは即答できません。アディダスは『世界的なマルチスポーツブランド』だと、そのように解釈してください」(陳副社長) そんな中、ゴルフはどのような位置づけなのか。販売構成比は5%にも満たないと推測され、ボリューム的には小さな事業。しかし、スポーツ市場における「マルチブランド」を標榜するだけに、社内的にはユニークなポジションを与えられている。 「ゴルフは非常にユニークな存在で、社内的には『ハート・ビート・スポーツ』と呼ばれる分野です。これは小さなカテゴリーで、パッション(情熱的な)スポーツという括りになります。大きな投資をする分野ではないけれど、小さいなりの視点に立って独立的に存在します」 このあたり、ゴルフ事業の位置づけに知恵を絞っているようだ。 実は、総合スポーツメーカーにとって「ゴルフ」は扱いにくい商品といえる。最大手のナイキはクラブとボールから撤退したが、最大の理由は投資の回収に苦しんだことで、有名選手との契約金や研究開発施設に莫大な投資を行ったものの、捗々しい成果が得られなかった。 あのタイガー・ウッズを擁してさえ、他社の後塵を拝したのは、競合メーカーの多さに加え、各社から頻繁に投入される新商品が互いに潰し合ったこともある。 その反面、ゴルフ用品は他のスポーツに比べて単価が高く、当たれば高収益が期待できる。このあたりの「読み」が難しいところで、ゴルフが「扱いにくい」商品というのはその意味だ。 このような事業を社内的にどう位置付けるかは、多くの企業に共通の悩みといえるだろう。テーラーメイドと別れたアディダスゴルフがどのような組織づくりを行ったのか。注目される由縁である。 <h2>カンパニー・イン・カンパニー</h2> 陳副社長の名刺の肩書には、そのあたりを考え抜いた跡が伺える。具体的には、アディダスゴルフ・アジアのVP(ヴァイス・プレジデント)とマネージングディレクターの兼務である。アディダスジャパンにおけるゴルフ担当副社長ではなく、ゴルフを独立した事業体と捉え、アジア全域を管理する立場だ。もう少し詳しく聞いてみよう。 「まず、わたしは『アディダスゴルフジャパン』のトップであり、兼任としてアジア全域のゴルフ事業を見ています。具体的には韓国、中国、台湾、香港、シンガポールなどで、日々、各国の責任者からレポートが送られてきます。 組織的にユニークなのは、レポート内容をアディダスジャパンに報告する必要がないことです。アディダスゴルフの本社はカールスバッド(米カリフォルニア州)にあるため、わたしは米本社と直接やり取りする。つまり、アディダスジャパンではゴルフだけが独立したビジネスユニットになっているんですよ。 このような組織づくりの背景には、ゴルフ流通の特異性も影響しています。ゴルフショップは専門性が強いため、その売上がアディダスジャパンに入らない小売店が多いのですが、これは日本に限った話ではなく、様々な国で同様です。 法的に別法人ではないけれど、マネジメントは別々になる。子会社のようでそうじゃないという、ユニークな形態といえるでしょうね」 換言すれば、カンパニー・イン・カンパニーといえるだろう。財務や総務等はアディダスジャパンの機能を共有するが、それ以外は独立した事業体として運営されるわけだ。 <h2>東京発のデザインに移行</h2> 新体制になったアディダスゴルフで、特筆される動きがある。それは、アパレルのクリエーション・センター(企画・開発)を上海から東京に移設することで、これにより2019年度からのアジア向けアパレルは東京発信の態勢になる。クリエーション・センター東京(CCT)と呼ばれる部署で、 「ゴルフだけではなく、すべてのアパレルがCCTに移行します。仮に10名のデザイナーがいるとすれば、3名がゴルフ専任というイメージです。これとは別に、アディダスゴルフのアジア本部が日本になることも大きな変化といえるでしょう。従来に比べ、より積極的なビジネスができます」 陳副社長は気合を込めた。 とはいえ、ここでちょっとした疑問が生じる。巷間、アディダスがテーラーメイドを売却したのは、ゴルフ市場の将来に不安を覚えたからといわれるが、それにも関わらずアディダスゴルフに注力することは矛盾ではないか。一連の動きを俯瞰すると、そのような疑問符がつくのである。 陳副社長はこの点について、ゴルフ人口の微減傾向を認めつつ、アパレルを中心としたソフトグッズにはレディス市場のノビシロなど、成長の可能性があると指摘する。その上で、テーラーメイドの売却にはアディダス独自の事情があったと説明するのだ。どういったことか? 「こういったことです。そもそもアディダスはソフトグッズが強いため、事業の拡大にはハードギアが重要と考えた時期があった。それがテーラーメイドの買収ですが、この動きはゴルフだけではなく、CCMホッケーというアイスホッケーのスティックメーカーも傘下に収めました。 ところが近年、アディダスとリーボックの2ブランドに集中する方針を打ち出して、テーラーメイドの売却とほぼ同時期にCCMも売却。これ以外ではロックポートや複数のアパレル会社も売却しているのです。 このような方針は経営環境の変化も大きいのですが、アディダスゴルフの立場で考えると、テーラーメイドを切り離して、アパレルとシューズに集中できるのはいいことですよ」 「テーラーメイド・アディダスゴルフ」を独立したゴルフ専門企業と考えれば、ハードとソフトの展開は不可欠になる。ところが、アディダスの立場で考えれば、アパレルとシューズに特化したほうが他部門の技術を転用するなど効率経営が期待できる。 諸行無常ということか。企業はナマモノだけに、時代に即応した動きが求められる。 <img class="alignnone size-full wp-image-37851" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/01/171208_adidas1.jpg" alt="171208_adidas1" width="788" height="525" /> <h2>アディダスゴルフのDNA</h2> 具体的な商品戦略をどのように描いているのだろうか。多くの競合メーカーが林立する市場にあって、もっとも大事なポイントは他社との「差別化戦略」に尽きる。その際、アディダスゴルフのスローガンを「ボーンド・スポーツ・ルーテッド・ゴルフ」としており、これは「スポーツとして生まれ、ゴルフに根付いた」という意味だとか。 「我々の会社はレジャーではなく、スポーツブランドなわけですよ。そのようなDNAを大事にしながら、スポーツの木にゴルフという根っこが生えているイメージです。 レジャーとしてのゴルフではなく、スポーツとしてのゴルフを鮮明にすることで、商品のパフォーマンスを大事にし、他社との違いを打ち出します」 このような視点でゴルフシューズ市場を見た場合、他社も同様のコンセプトを打ち出している。近年、このマーケットにはニューバランスなど大型参入があり、今春、スケッチャーズもゴルフシューズを発売する。 古豪のフットジョイやライバルのナイキ、日本企業ではアシックスが住友ゴム工業(ダンロップスポーツ)と提携して松山英樹らに製品提供を行うなど、群雄割拠の状況だ。 その中で、アディダスゴルフの強みはどこにあるのだろうか。 「参入企業が多くて非常に厳しい市場ですが、その中で当社の優位性は、長年フットウエアをやってきた歴史による強みです。 もうひとつは、アディダスという大きな組織に属しているので、他部門の最先端の技術を借りられる強みもある。ランニングシューズに採用されるブーストという技術が代表的で、この素材をゴルフに用いることでラウンド後の疲労が軽減するなど、他社にないメリットを訴求できます」 また、訴求法についてはこう話す。 「一番大事なのは、ゴルファーに我々の技術を伝える手法で、前例に捕われない視点で考えることも必要でしょう。 たとえばゴルフスクールの先生です。多くの生徒を抱えていたりSNSの発信力があるティーチングプロは、訴求力が期待できる。具体的な中身は秘密ですが、デジタルやソーシャルプロモーションは今後の課題になりますし、面白いコラボレーションも企画しています。 アディダスのテニス事業では、アメリカで有名な歌手(ファレルウィリアムス)とコラボしていますが、ゴルフにそのような手法を使うことも否定しません」 昨年は男性用11、女性用5モデルを展開したが、2018年度は3ラインに棲み分けて本格展開するという。販売構成は核となる『パフォーマンス』ラインが6割で、スパイクレスなどコースの内と外で併用できるカジュアルラインの『アディクロス』が3割、プレミアムの『アディピュア』が1割になると見込んでいる。レディス市場の開拓にも意欲的で、 「当社にはCCTがありますので、日本やアジアの女性が何を欲しているかを綿密に調査、デザインや機能性につなげたい。販促については女性誌での露出も大事ですが、個人的には百貨店との共同企画を重視します。女性客は百貨店を重宝するので、ここへの提案も大事でしょう」 以上、新生アディダスゴルフの戦略を見てきたが、一言でいえば、テーラーメイドと別れたことで戦略に自在性が生まれたようだ。 「離婚」を機に夫婦の縛りから解放され、視野が広がる人生もあろう。それに似て、といったら叱られるかもしれないが、商品開発やプロモーションについて、今後はテーラーメイドの顔色を伺うことなく、自由に投資できるようになった。 今春登場するニューモデルには、過去とは異なるセンスが反映されるかもしれない。企業体質の変わり目には、面白い商品が出てくるもの。同社のスタートダッシュに注目したい。 <iframe src="https://www.youtube.com/embed/0wXT--Eo2iU?rel=0" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe>
    (公開)2018年01月12日
    アディダスゴルフからclimachillライニングと高通気メッシュアッパーを融合した盛夏対応モデルゴルフシューズ『climachill tour』が発売になった。 climachillテクノロジーは、アスリートがパフォーマンスを最大限発揮するために、酷暑環境下でも、いかに涼しく快適な着心地を実現する機能で、約2年半の歳月をかけて開発。繊維糸にSubZero yarn(サブゼロ ヤーン)と呼ばれる平坦な形状の特殊糸(四つ山扁平糸)を採用することで、かつてない吸汗速乾と通気性を可能にするとか。 新製品では、このclimachill素材をインソールの表面、かかと周り、タン上部に採用しアッパー部分の高通気性のメッシュ素材との組み合わせにより、プレー時に熱を持ちやすいエリアを積極的に冷却。盛夏時にも足元はクールなままに保ち、快適なゴルフライフを提供するもの。全3色展開で価格はオープン。 ■仕様:重量(片足):260g(25.5cm)▽サイズ:24.5cm~28.0cm▽ラスト:ニューアディピュアトレーナーラスト(EE)▽素材:甲/合成繊維 底/合成樹脂・ラバー 問い合わせ先:テーラーメイドゴルフ TEL0120-558-562
    (公開)2015年05月25日
    「従来、ミッドソールに使うEVA(塩化ビニール)でクッション性を出すというのがスポーツシューズの基本線でした。数年前、アディダスは全く新しいクッショニング技術を開発。『BOOST(ブースト)フォーム』がそれで、ランニングシューズを発売するやいなや陸上界を席巻。駅伝の青山学院大学の選手は10名中7名が愛用するほどで、瞬く間に大きな話題になったのです」 その技術をゴルフシューズに投入したのが『アディパワーブーストBoa』。オープン価格だが、実勢販売価格は約2万4000円。決して安くはないが、一度履くと病み付きになるという。 なぜなのか? テーラーメイドゴルフソフトグッズプロダクト松養栄峰マネージャーに詳しく話を聞いてみた。 「EVAアウトソール素材よりもはるかにクッション性、反発性に優れる「BOOSTフォーム」の製法は、TPU(サーモプラスチックウレタン)という硬質のプラスチック素材をポップコーンを作るように膨らませて、それを高圧蒸気成型で一体化。これにより、クッション性と反発力という相反する機能を実現する仕組み。換言すると、沈み込むほど反発力が増すということです。これは従来のEVAでは実現出来ない機能でした。また、TPUは熱や寒さの影響を受けにくいため、耐久性も非常に高く、EVAよりも長持ちするのも特筆すべき点でしょう」 この機能をゴルフシューズへどのように落とし込んでいったのか?  「『BOOSTフォーム』は歩行に重点を置いた促進機能でスタミナロスを抑制、集中力の低下を防ぎ18H回っても疲れにくい。縦方向へのパワー(推進力)を得ることに成功しました。ところが、ゴルフスイングは横方向の動きが重要になってきます。『BOOSTフォーム』は、その強いパワーを制御し、安定性をいかに確保するかがカギでした。そこで、サイドウォールの3ストライプとBoaダイヤルを連結させて足回りを包み込み、さらにヒール部へ拡張して踵をしっかりホールド。360WRAPの機能名の通り、まさに足全体のホールド感を追求しました。Boaダイヤルも刷新し、従来の一方向から反対側にも回せるようになり、ミリ単位の微調整が可能です。 ソールは、スパイクレスの爽快感とソフトスパイクのグリップ力を併せ持つ独自技術ソール「グリップモア」を導入。通常は一枚のラバーパーツを成型しますが、これはクリーツ形状のパーツを埋め込むため規格制限がありません。コストは上がりますが、圧力板によるスイング分析により生まれた独自のパターン採用には欠かせない技術でした」 ツアーでの評判も上々で、ローンチから僅か2ケ月でPGAツアー3勝、ヨーロピアンツアー1勝の計4勝を獲得していますね。 「彼らは練習ラウンドを含め、月曜から日曜まで毎日ゴルフシューズを履いています。はき心地やグリップ力はもちろん、スタミナ維持や疲れにくさに敏感に反応している証といえるでしょう。なかでもB・スネデガーやP・クリーマーは気に入ったシューズを長く愛用しますが、二人とも直ぐに『アディパワーブースト』へ移行しました」 どのようなゴルファーへお奨めしたいですか? 「販売員の方には、ラウンド数の多いゴルファーをはじめ、膝や腰に不安のある方へ是非推奨してほしいですね。上がり3ホールの疲れ方が断然違ってくると思います。昨今、Boaダイヤルを採用するメーカーが増えましたが、ゴルフシューズの概念を一新する差別化された商材が『アディパワーブーストBoa』。一度足を通していただければ、納得頂けると自負しています」  ■アディパワーブーストの仕様 重量(片足)400g(25・5㎝)▽サイズ24・5㎝~28・0㎝▽ラスト:ツアーパフォーマンスワイドラスト(EEE)▽素材:甲/人工皮革・合成樹脂、底/合成樹脂▽価格:オープン 商品のお問い合わせは、テーラーメイドゴルフ 0120-558-562
    (公開)2015年04月28日
    アディダスゴルフ15SSは、「コア」、「アディクロス」、「アディプュア」の3ラインで構成され、「コア」はメンズ、レディスともにシンプルかつスポーティなアディダスらしいアイテムをラインアップ。「アディクロス」には、伝統的柄を大胆に配置しフレッピースタイルをより進化させた色使いで表現した。直営店や百貨店向けの「アディピュア」は、ワンランク上のプレミアムラインとして、質感と洗練されたデザインにより大人のスタイリングを提案していく。 機能面では、2年目となる「クライマチル」を一層強化。夏の暑さを気にせず快適なプレー環境を訴求する。また、東レと共同開発した独自の4WAYストレッチ素材「モーションエアリー」や、ボトムスのシルエットや使い勝手にも注力。フットウエアは新型「Boaクロージャーシステム」搭載モデルの拡充を行った。 一方のアシュワースは「ツアー」、「ゴルフマン」、「ブラックレーベル」の3つのセグメントにより、遊び心と色気のある大人の遊び心を提案。ナチュラルタッチ&コンフォート感のある素材や、ボタニカル柄、オリジナルチェックを採用が特筆される。また、人気のシューズ「キングストン」にも新型「Boaクロージャーシステム」を投入。カラーリングに合わせたオリジナル仕様で差別化を図る方針だ。 商品の問い合わせはテーラーメイドゴルフ、0120-558-562へ。 なお、動画ニュースではプレスプレビューのもようを収録した。 登壇者:TMaGアパレルグループ中島宜行マネージャー、須藤知恵子マネージャー
    (公開)2014年12月19日
    やはり注目は、昨年、一昨年とプロ・アマチュア問わず"ホワイトレボリューション"を巻き起こしたクラブ『ロケットボールズ(RBZ)』シリーズの後継機種『JET SPEED(ジェットスピード)』。FWで採用したスピードポケットをドライバーにはじめて採用した意欲作だ。シャローヘッド採用のFWにも貫通型の新スピードポケットを搭載し、飛距離性能に加え狙いやすさを加味した。 "ロケット"から"ジェット"とへと進化を遂げた新製品について、同社山脇康一社長はプレゼンテーションの中でも特に強調して紹介した。 「コミュニケーションのキーワードはズバリ、"ロフトアップ"。高ロフトは飛距離アップに非常に大きな効果があります。新商品はロフト調整が可能で、とにかくカチャカチャいじってもらいたいですね。ロフトアップすることで、さらに飛距離が伸びる、ということを啓蒙していく。我々は打出し角17度、バックスピン量1700回転を実現するドライバーの完成を目標に掲げており、これが実現できれば一般男性のHSで30Yアップが可能と考えています。『ジェットスピード』はその過程にある製品とご理解いただきたい」 実際、同社契約のD・ジョンソンは昨年まで8・5度の『R1』ドライバーを愛用しており、今シーズンは、10・5度の『SLDR』を使用。ツアープロですら2ビジットのロフトを使用し始めているとか。 ロフトアップに加え、飛びを実現するのは前々作から搭載の「スピードポケット」と呼ばれるソール部分に配された溝によるもの。同製品では、よりフェース側に「スピードポケット」を配することで重心がより浅く、前方に移動した。これを貫通型にすることにより、高弾道・低スピンを導き出しているという。 気になる発売時期は2月15日だが、飛びを求めたゴルファーが殺到するのは間違いないだろう。 同社は、よりエンドユーザーの視点に立ってモノづくりを進めてきた結果、13年の売上は300億円超を達成。2000年と比較して売上規模は6倍になっているという。今後のブランド展開について山脇社長が力説する。 「日本市場は国産ブランドが非常に強いマーケット。そのようななか、統計資料の段階ですが、2013年は売上ベースでNO・1のポジションを取れたのではないかと思っています。『テーラーメイド』、『アディダスゴルフ』、『アシュワース』、『アダムスゴルフ』の4ブランドのシナジー効果によるものですが、我々は今後も成長していきます。具体的には、2017年に向けて国内売上400億円を目指したい」 同社は昨年より、グローバル規模で社内改革に着手。『テーラーメイド3・0』プロジェクトがそれで、79年から2000年までを1・0期、アディダスグループの傘下に入った00年から13年までを2・0と捉えている。さらにここから成長するためには? それが『テーラーメイド3・0』だという。 「従来はトップダウンで命令されたことを実行する、というのが我々のビジネススタイルでした。今後は社員ひとりひとりが想像力を掻き立て、リーダーシップを発揮する方針へ大きく転換。一層、常識を覆すような製品投入に拍車がかかるでしょう。また、今回リーディングカンパニーになったことで、業界全体を盛り上げる施策にも取り組んでいきたい」  と締めくくった。 そのほか、軽さとBoaクロージャーシステムを融合させたアダィダスゴルフの次世代シューズ『アディ・ワン・ボア』やハイブリッド、FW、アイアンに特化したアダムスゴルフの"セカンドショット屋"戦略、アシュワースのアンバサダーに椎名桔平を招聘するなど盛りだくさんの内容だった。  なお、動画ニュースでは新製品発表会のもよう及びプロダクトマーケティング担当者に『JET SPEED』の特長を聞いた。 登壇者:テーラーメイドゴルフ山脇康一社長、同プロダクトマーケティング長谷部祐ディレクター
    (公開)2014年01月18日
      「当社のウエア類を含めたソフトグッズビジネスは、クラブビジネスと同等の売上規模を誇ります。13年は、軽量でイエローカラーを全面に押し出した『アディゼロ』が大ヒットし、若年層から高齢者まで幅広いゴルファーに受け入れられました。『アシュワース』については、地道に売上を伸ばしていますが、まだまだ認知が足りません。14年はグローバル規模で商品全体をグレードアップ。かつてないプロモーションを行いますので、楽しみにしていてください」――。 と、グッズビジネスは推定200億円規模にまで拡大をみせる。 14SSのアディダスゴルフは、①アディゼロ、②ストリート、③コア、④アディピュアの4ラインで展開。「アディゼロ」のイメージカラーは、ソーラーブルーで、ホワイトカラーとのコーデによりクリーンなイメージを訴求。一方の「ストリート」は、カジュアルをイメージする。"大人が楽しめる"をコンセプトに、ワッペンをあしらったデザインを特長とする。そして、アディダスゴルフのベーシックラインに位置する「コア」は、機能面に特化したラインとなるが、新機能『クライマチル』導入に踏み切った。 「『クライマチル』はゴルフを含むすべてのアディダスブランドで展開される新機能です。接触冷感テクノロジーで、チタン配合の熱伝導性の高い素材と背中のヒートゾーンにアルミニウムシルバードットを配置。目に見える機能といえ、高い接触冷感性を生み出します。通気性については、メッシュ並みの特殊な編み組織により優れた通気性を確保してほり、吸汗速乾性を一層向上させました」(TMaGアパレル プロダクトクリエイション星正彦プロダクトマネージャー)――。 これ以外にも可動域の屈曲性を高める独自の縫製技術「シームコンストラクション」など多数の機能が盛り込まれた。 直営店専用のアディピュアは、高付加価値を訴求。新たにライムカラーを取り入れた。 今SSで3シーズン目となる『アシュワース』は、日本企画を強化。従来比率25%→75%へアップし、リピート率を上げる方針。ショートパンツの拡充を行うほか、価格帯も見直す。従来の高価格帯ラインに加え、6000円台のシャツなどの廉価帯「ツアー」を新たに展開する。既に契約プロのF・カプルス、J・ローズなどトーメント用は、ビッグロゴを採用中だが、プロパーへの採用を決めた。 なお、動画ニュースでは当日の展示会のもようとMD担当者による企画ポイントを収録した。 登壇者:ソフトグッズプロダクトマーケティング村田和弘ディレクター、TMaGアパレル プロダクトクリエイション星正彦プロダクトマネージャー、アシュワースプロダクト小田川悠一マネージャー
    (公開)2013年11月27日

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