オリムピックといえばゴルフシャフト『デラマックス』。その特徴は超高速の撓り戻りだ。その『020D』(赤デラ)、『07D』(青デラ)、そして中間といわれる『08D』(虹デラ)。全く違う3種類を、常住充隆プロが徹底的に検証する。
<h2>まずは動画で</h2>
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<h2>ペラっとしたスライスには勝手に球をつかまえる 『赤デラ』</h2>
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試打インプレッション 020D(赤デラ)6S
<strong>体が開きまくっても驚異的な撓りも戻りでつかまる『赤デラ』</strong>
<span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span>
まず、『020D』(赤デラ、6S)ですが打ってみた感じ、体が開きまくっても驚異的な撓り戻りで、ボールをつかまえます。その撓り戻りは、新幹線級といっても過言ではないですね。例えば、体のコンディションが整わない、あるいは体の動きが悪い朝一ショットでも、シャフトがボールをつかまえる働きをしてくれます。なので、フッカー向きではないですね。ペラっとしたスライスが出てしまうゴルファーには最高だと思いますよ。
今回試打した6Sはトルクが3.0と低い数値ですが、試打した感じだとスピンが入るので、高弾道になります。
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<h2>タメが出来ないゴルファーにタメが勝手にできる 『青デラ』</h2>
試打インプレッション 07D(青デラ)6S
<strong>驚異的なタメができてからの超高速撓り戻りの『青デラ』</strong>
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<span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span>
次に『07D』の『青デラ』です。これは握った感じで、シッカリ感があります。打ってみると『赤デラ』と真逆ですね。というのも、ず~っと勝手にタメが出来て、インパクト直前で高速で撓り戻るイメージですね。シャフトがずっと粘り続ける感じですね。それに加えて、カウンターバランスだから手元が浮きづらい。ヘッドの入射はシャローになりますから、体の上下動を使ってスイングするゴルファーには最適です。そして、何よりコックが解けずにタメができまくるので、アーリーリリースのアウトサイド・インのスライサーにも最適かもしれませんね。
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<h2>『赤デラ』と 『青デラ』の中間 切り返しから一番シャープな 『虹デラ』</h2>
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試打インプレッション08D(虹デラ)6S
<strong>つかまりすぎず、逃げすぎず振り切ればシャフトが仕事する『虹デラ』</strong>
<span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span>
最後に『08D』の『虹デラ』です。まさに『赤デラ』と『青デラ』の中間というに相応しいシャフトです。新幹線級の撓り戻りは共通ですね。そして、トップからダウンスイングにかけてシャープですね。フェードヒッターでもドローヒッターでも合うと思います。とはいえ、つかまりすぎず、逃げすぎず、というイメージの弾道になります。その意味では、フィニッシュまで振り切れば、自然にシャフトが仕事をしてくれます。
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<h2>総評</h2>
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超絶速い撓り戻りは共通ですが、3種類とも全く違うシャフトです。さらに、重量帯によってトルクが大きく異なりますので、なるべく多くのシャフトを試打することをお勧めします。それとスライサーだから『赤デラ』、つかまえたくないから『青デラ』などと先入観を持たずに、試打してもらいたいです。
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