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    ハッシュタグ「ゴルフシャフト」記事一覧

    スリリングは、トレーニング用シャフト『OJT(オージェーティ)』を全国のスリリング契約ショップにおいて発売した。 アマチュアゴルファーの多くはインパクトでボールをヒール周辺でヒットしてしまい、スライスしてしまうことを理解していない。ヒールヒットはスライスを生むだけではなく、スライスを嫌がってスイングそのものを壊してしまう。 そこで練習用クラブで解消できないかとツアープロコ―チ・大本研太郎の監修のもと開発されたのが『OJT』だ。 このシャフトはただ軟らかいシャフトと言うわけではない。数多くのテストからベストな軟らかさを大本がチョイスし、トゥダウン効果によってヘッドのスイートエリアに当たる確率を増やし、ヒールヒットを解消できるシャフトに仕上げている。トレーニング用ではあるが、実際にコースで使用することも可能。 コスメも想像力、アイデアなどの調和やリラックスをイメージした色調でまとめている。 <strong>【練習ポイント1】</strong> まずはシャフトをしならせないように、クラブの重さを感じながら素振りをする。重さを感じることにより、『OJT』の特性、ヒールヒット解消が意識できるようになってくる。 <strong>【練習ポイント2】</strong> 次はインパクト前で手を止める。しなったものがしなり戻る感覚をイメージすることによって、よりトゥ寄りで打つ感覚が体感できるようになってくる。 <strong>【練習ポイント3】</strong> シャフトのしなりとクラブの重さを感じながら練習を繰り返すことで、次第にヒールヒットが解消されていく。最初はハーフショットからボールを打ちはじめ、最後はフルショットに。腕の力で行うのではなく、スイングとして確立していくことが大切で、しなりのタイミングがつかめてスイングそのものに良い影響が出てくる。 長さは41インチ。価格は1本2万7500円。 スリリング 048-971-7920
    (公開)2024年11月10日
    藤倉コンポジットから、人気シリーズ『スピーダー NX』のニューモデル『バイオレット』がローンチされた。女子ツアーで支持された『ブルー』(初代)の後継モデルとなる。今回は60・X、60・S、50・X、50・S、40・Sの5スペックを常住充隆プロが打ち比べた。 まずは動画で <iframe title="YouTube video player" src="https://www.youtube.com/embed/6HWHy06dOIo?si=9iQ7YuI3VvXbmtju" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> <h2>しっかり感が備わって球がつかまり過ぎない</h2> <strong>(試打スペック/60・X)</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">****</span>第一印象は、けっこうしっかりしてますね。初代『ブルー』の感触に比べて、切り返しが非常にしやすいのとインパクト手前の粘り感と走り感がスムーズでした。とはいえ『バイオレット』には、イヤな走り感がありません。なので「しっかり」っていう言葉になりましたが、前作(初代)より剛性が増してる感じがします。最後にややフェードする球が出て、スピン量が2384回転、打ち出し角が13・8度と“高さが出ながらロースピン”という弾道になりました。HSが50 m/s以上の人にオススメですね。普段は「70・X」とか「70・S」を使う人が、ワンスペック落としてこの「60・X」にすると、パフォーマンスがより引き出せる印象がありました。 <h2>リキまずに切り返すとタイミングが取りやすい</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-83379" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/2410select_fujikuraspeeder.jpg" alt="" width="1000" height="618" /> (試打スペック/60・S) <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 「60・X」に比べると、明らかに動きます。切り返しで“間”を取るように打つと、このシャフトの性能が生かされてタイミングが抜群に合いやすく、打ちやすいですね。とくにスピン量が1722回転と予想以上にロースピンでしたが、打ち出し角が14・1度と高打ち出しですので、エネルギー効率に優れるシャフトといえます。 <h2>打点をトウ側に外しても右にすっぽ抜けない</h2> (試打スペック/50・X) <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> けっこうトウ側でヒットしたんですけど『バイオレット』って、とにかく当たり負けません。打点をトウ側へ外すと右に抜ける球が出るシャフトがありますが、これはしっかりと当たり負けずに球をつかまえていった手ごたえ。「50・X」とは思えないくらいしっかり感があり、HSが50 m/sを超える人も十分いけるんじゃないでしょうか。しっかり振るゴルファー向けと言えます。『バイオレット』全体に言えますが、剛性が手元も先も非常に強くなった印象があるので、インパクトで合わせないことが肝心ですね。 <h2>シャフトが“間”を作って球をつかまえてくれる</h2> <img class="size-full wp-image-83381" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/50sDATA.jpg" alt="" width="1000" height="734" /> SPEEDER NX バイオレット(50S)の試打DATA (試打スペック/50・S) <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> アベレージゴルファーが数多く使う「50・S」なのでHS42~43 m/sで打ちましたが、いい球が出ました。シャフトが勝手に切り返しの“間”を作ってくれて、勝手にボールをつかまえてくれるオートマチックな動きをします。インパクトで「バン!」と強く叩く感じではなく、スイングの途中にインパクトがあるイメージでフィニッシュまでいくと、心地いい振り感になるシャフトだと思います。打ち出し角が13・8度としっかり出たし、240ヤードくらい飛びました。この「50・S」はそこまでのハードさはないので、いま50g台を使っている人も十分に打ちこなせるでしょう。 <h2>軽くてもしっかりして一気に振り切れる</h2> (試打スペック/40・S) <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> HSが40 m/sで、軽いドローボールが出ました。40g台でもけっこうしっかり打てるので、振り切れない人が振り切りやすいシャフトというイメージです。インパクトで合わせたり当てにいく人やインパクトが強い人、体重が右に残ってしまう人も『バイオレット』の「40・S」なら一気に振り切れてしまうでしょう。ややつかまり感があるので、スインガーでなかなか球がつかまらない人にもいいシャフトだと思います。 <h2>総括</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> シャフトのコスメがまさに紫(バイオレット)で、落ち着いた感じがする“大人のカラーリング”ですね。今回は40g台から60g台まで打ちましたが、全体的にしっかり振り切れてボールが飛びました。そして、どのスペックも軽いドローのイメージで打ちましたが、トウヒットしたときのヘッドのブレ感がホントに少ないんです。他のシャフトでは、トウ側に外すと当たり負けして(フェースが開いて)右にすっ飛んでいくような弾道が出たりしますが『バイオレット』にはそれがありませんでした。大慣性モーメントのヘッドとの相性も抜群ですね。 お問い合わせ:藤倉コンポジット TEL03-3527-8433 <a href="http://www.fujikurashaft.jp" target="_blank" rel="noopener noreferrer">www.fujikurashaft.jp</a>
    (公開)2024年10月13日
    <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong><span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"></strong>永井<strong></span></strong></span> とにかく飛ぶシャフトを作る!と飛距離にこだわったFire Expressの新シャフト『RG-D(アールジーディー)』(各1本6万6000円)をこれから検証していきます。 4、5、6の3つのバリエーションがあり、フレックスはR~Xの全7タイプを用意。今回は6S(66g)、5S(57g)、4R(50g)シャフトにテーラーメイドQi10を装着して、トラックマンによる計測を行いました。 まずは動画で <iframe title="YouTube video player" src="https://www.youtube.com/embed/nhevxfTzY6A?si=OoGi12_mqrQy-Fm2" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> <h2>RG-Dの第一印象は?</h2> <img class="size-full wp-image-82321" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/6S.jpg" alt="" width="1000" height="491" /> 6S <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 6S、5S、4Rをそれぞれ手に取ってみましたが、コンポジットテクノらしい非常に繊維の良さを感じるシャフトです。 具体的には、高弾性トレカM40Xを多用し、さらに6軸組布を採用。新モデルの『RG-D』では、その組布の中へさらにソフメタと呼ばれる金属繊維を織り交ぜ、6軸の編み込みパターン自体が非常に細かくなっているのが特徴です。 そのことは、最外装にも表れており、所有感を満たすデザイン性となっています。 ストレート層へ高弾性繊維を多用し、さらに6軸組布により、外周から“ガチっ”と補強が入っている、そのようなイメージが湧いてきます。 <h2>高MOIヘッドとの相性も抜群ヘッドの機能も引き立たせる『RG-D』シャフト</h2> <img class="size-full wp-image-82322" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/5S.jpg" alt="" width="1000" height="489" /> 5S <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 実際に打ってみると、手元側の剛性の高さを感じました。その分先端のしなりが大きい、いわゆる先調子系シャフトに位置付けられますが、そのしなり戻りは、ファイアーエクスプレスらしく全体が非常にしなやかな印象です。 とはいえ、手元側の“しっかりさ”が力みを生むことなく、ダウンスイングのエネルギーが素直に先端部へ伝わっていきます。そして、6軸組布によるヘッドのブレを抑えながら“スパーン”とムチのような挙動で、強中弾道が得られる。他のシャフトメーカーとは一味違う“飛び”をもたらしてくれる印象です。 そのことは、トラックマンの数値が物語っています。私の場合6Sがマッチしたようで、ミート率1.54を記録、ボール初速も66・9 m/sでキャリー255・0Y、トータル281.8Yと好結果が出ました。 先述した6軸組布による剛性感も特筆すべき点で、先端が走って、かつ、しっかりしているからエネルギー効率がいい、というところがスピン量1870回転に如実に表れています。 また、低スピンでサイドスピンも非常に少ないのは、自分が振っていった方向に対し、そのままヘッドが出ていくということ。つまり、フェイスの開閉が抑えられている証で、トレンドの高MOIヘッドに装着した場合でもオープンフェイスになりにくく、過度にターンすることもないので、スクエアに保ちやすい。 『RG-D』は、ヘッドの機能も引き立たせるシャフトといえ、先端部分の挙動の安定感は、ゴルファーにとって非常にメリットが大きいと思います。 <h2>飛ぶシャフトは打ち方にもコツがある</h2> <img class="size-full wp-image-82323" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/4R.jpg" alt="" width="1000" height="486" /> 4R <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 『RG-D』のキーワードは“飛び”ですが、ダウンスイングからインパクトにかけて非常にレスポンスが良く、身体の動きについてきてくれます。この部分は、フェイスの操作性ともリンクしてくるので、ドローやフェードといったコントロール性能にも繋がってきます。 ただ、初めにややフック系のボールになった場合は、いつもより速くしなり戻ることを理解して、ボールの打ち出し方向をやや外側、つまりインサイドアウトに変えてみると距離の出るドローボールが打ちやすいでしょう。 インドア計測で結果の出るシャフトは、実際のコースでもイメージ通りの弾道で距離も稼げます。6S、5S、4Rとも強い弾きで初速も良く出ており、低スピンの強弾道が得られました。シャフトの重心位置がややバット側に寄っているように感じるので、若干重めのヘッドでもパワーを加速することが可能です。一方、軽量ヘッドの場合は、長尺仕様にしてもミート率が落ちないなど、ストライクゾーンは広いと感じました。対象は、自分のパワー不足に悩むゴルファーがスバリ、ターゲット。 初代ファイアーエクスプレスからはじまった、飛距離に拘ったシャフト作りの集大成が『RG-D』といえるでしょう。振れば振るほどゴルフが楽しくなるシャフトですので、是非一度トライしてみてください。 <img class="size-full wp-image-82326" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/OFMETA-1.jpg" alt="" width="1000" height="453" /> 6軸SOFMETA お問い合わせ:06-6356-3636 <a href="https://compo-t.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://compo-t.com/</a>
    (公開)2024年08月01日
    三菱ケミカルは、5月24日、『KUROKAGE XT series』を数量限定で発売を開始した。 2020年12月、ツアープロからアマチュアプレイヤーまで世界中のゴルファーに愛されたゴルフシャフト『KUROKAGE XT series』が販売を終了した。このシャフトを「BEAMS GOLF」がプロデュースし、オリジナルのデザインで復刻させたのだ。 「ファッションを楽しむように、クラブ選びも楽しめたら…」をコンセプトに、ゴルフクラブもファッションアイテムの一つとして楽しんで欲しいという想いから、「BEAMS GOLF」がブランドのイメージカラーであるグリーン・ホワイト・ブラックをベースにした3種類のシャフトデザインを監修。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/06/KUROKAGE_XT60S.jpg" alt="" width="1000" height="197" class="aligncenter size-full wp-image-81842" /> コースで映える「BEAMS GOLF」のデザイン性と、三菱ケミカル製の「KUROKAGE」ブランドの象徴的モデルである『KUROKAGE XT series』が生み出す飛距離性能と方向性を兼ね備えたシャフトは、自分を超えるためにチャレンジし続けるプレーヤー向けに仕上がっている。 価格は1本4万4000円。
    (公開)2024年06月25日
    FSPの『MX-V BRN』シャフトは5軸とボロンのハイブリッド構造により、先端強度を高めた50gの軽量モデル。「切り返しからインパクトまでストレスなく滑らかに加速するから、自然にヘッドスピードが上がる」という話題のシャフトで、さらに「球を押し込めて、伸びのあるやや低めの強弾道が得られる」と好評を博している。さらに、強く振っても吹き上がらないという触れ込みだが、性能は果たして? ヘッドはミステリー『CF435TOUR』『CF455TOUR』、高慣性モーメントのテーラーメイド『Qi10MAX』の3タイプを装着して、永井延宏プロが検証を行った。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/0Q_Flu36YSw?si=Cj6mwMDHL6aeI6H9" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> ■お問い合わせ 和宏エンタープライズ <a href="http://www.mystery-jp.com/shaft/mx-v-brn/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">http://www.mystery-jp.com/shaft/mx-v-brn/</a>
    (公開)2024年06月11日
    あのクレイジーからドライバー用新シャフト『AVIS(アヴィス)』が投入された。 <iframe title="YouTube video player" src="https://www.youtube.com/embed/qWd51rALzzs?si=9oH0KtuXj7hmA17O" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> CRAZY『AVIS』は、40g台と軽量ながら“軽量な弾きの良さ”と“コントロール性能”を両立するためにCRAZY初のダブルキックポイントを採用。切り返しのタイミングで手元のしなりが“タメ”をつくるとともに、インパクトゾーンで先端が素早く戻ることで確実にボールをつかまえる仕組み。 アベレージゴルファーから上級者まであらゆるプレーヤーを満足させる、CRAZYのオールラウンダーモデル『AVIS』。その性能や対象者とは? 永井延宏プロが徹底検証する。 ニューアート・スポーツ 03-3566-9012 www.crazy-shaft.com
    (公開)2024年05月24日
    三菱ケミカルは『TENSEI Pro Blue 1k』シリーズ(5万5000円)を発売中だ。 『TENSEI』シリーズと言えば、PGAのトッププロがこぞって使用するモデル。近年はクラブメーカーの純正シャフトにブランド名が採用されることも多く、ブランド価値が年々高まっている。 そんな中発売された今作をティーチングプロの常住充隆氏が50g台と70g台を試打。動画でインプレッション&詳細に特徴を解説する。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/t_swvqHB3JY?si=CTc015PAtiQwBLDl" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2023年11月27日
    USTマミヤジャパンは、グローバル戦略モデル『LIN-Q(リンク)』の日本バージョンとして、『LIN-Q BLUE EX』(各1本5万5000円)シャフトの発売を開始する。そこで今回はティーチングプロの常住充隆氏がその実力をテストした。 <h2>まずは動画で</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/Cq_BvUV-knQ?si=39aUTkmYR1Q-PWua" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 今回はUSTマミヤの世界戦略モデル『LIN-Q(リンク)』のPGAツアー最新モデル『LIN-Q BLUE EX』(各1本5万5000円)のインプレッションを行います。『リンク』は米国市場において2019年よりスタートしたブランドですが、ネーミングに加えてコスメもグッド! 性能も折り紙付きで、既にPGAツアー3勝をはじめ11回のトップ5、そして24回のトップ10を獲得の実績があります。『リンクブルーEX』は、トルクやキックポイントなどの細かなスペック調整を行い、満を持して国内初上陸となります。その性能とは? 早速、5Sと6Sを検証していきましょう。 <h2>5Sを打ってみると</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 5Sを打っていきます。装着ヘッドはキャロウェイゴルフ『パラダイム』10.5度、ノーマルポジション。ワッグルすると、しっかりさが手に伝わってきます。 実際に打ってみると、トップスイングからグッと力を入れても手元側の剛性が強いので、シャフトのタメを強烈に感じることができました。インパクト付近の挙動は、タメ→しなり→リリースという3段階において非常にシンプルでタイミングが取りやすい。 シャフト自体は余計なねじれや挙動が生じないシャフトです。シャフトがムチのようにしなり仕事をするのではなく、ゴルファーがシャフトに負荷をかけた時に、初めて仕事をして性能を活かせるシャフトです。その意味では、ゴルファーがしたいスイング、打ちたい弾道を実現しやすいシャフトだといえますね。 トラックマンのデータを見てみましょう。私はHS46~47m/s、関節を使って振るタイプで、かつ、上からヘッドが入るスイングのため、スピン量がやや多めの結果となりましたが、HS40~44m/sの方が打つとよい結果になるかもしれません。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/10/5S.jpg" alt="" width="1000" height="446" class="aligncenter size-full wp-image-79062" /> GEWの浅水さん打ってみますか。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>浅水</strong></span> はい。HS40m/sの私の悩みは朝イチのチーピンなんです。一発勝負のデータですが、左に巻き込む不安は一切なく、スピン量も1600回転台。とにかく左を消せるので、ついつい叩きたくなりますね。実際のコースで試してみたいシャフトです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/10/5Sasa.jpg" alt="" width="1000" height="441" class="aligncenter size-full wp-image-79063" /> <h2>6Sを打ってみると</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 続いて6Sへ移ります。装着ヘッドは5Sと同じパラダイムの10.5度。 パシュッ! かなりしっかり振りましたが、5Sに比べボールスピン量が800回転くらい落ちましたね。重量帯が上がると、明らかにしっかり感が増します。私はインパクトのリリースが早いタイプで、ボールは上げていくというか、上がってしまうタイプなんですけど、6Sに関しては壁を作って、ハンドファーストのインパクトで厚く当てていくようなイメージで打つゴルファーにズバリ、ミート。また、トップスイングの位置が高く、シャフトを縦に使えて身体の捻転で打っていくスイングの人は、よりスピン量が適正になると思います。 注目したいのがトルク。2.9度ということで、シャフトのねじれは少ないです。つまり、ハードヒッターが対象者として見えてきます。ダウンスイングで力が入ってもシャフトは負けませんし、叩きにいってもブレない印象があります。球のつかまりについては、左へ行きづらい特性があるので装着ヘッドとの相性としては、ロフトの少ないものよりもある程度寝かせたヘッドが合いそうです。さらにつかまりの良いヘッドを装着すれば、ハイドロー&ロースピン弾道が得られるでしょう。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/10/6S.jpg" alt="" width="1000" height="449" class="aligncenter size-full wp-image-79064" />   <h2>総評</h2> 『リンク』のコンセプトは、同じ中元調子の『アッタスDAAAS』との剛性比較が分かりやすい。先端剛性が『DAAAS』よりも非常に強く、中間部から手元までかなり剛性を上げているのが分かります。『リンク』は、フルレングスでトレカT1100gを纏い、さらに先端部にはM40Xを採用して5万5000円の設定。これははっきりいってお買い得です。対象者は、ハードヒッターや競技志向のゴルファーになりますが、会社のコンペでとにかくドラコンだけは取りたい、という人にも是非推奨したいですね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/10/ust1.jpg" alt="" width="1200" height="800" class="aligncenter size-full wp-image-79059" /> フレックス:5r、5SR、5S、5SX、5x、6SR、6S、6SX、6X、7S、7X 価格:5万5000円 お問い合わせ UST Mamiya Japan 電話 03-6272-9801
    (公開)2023年10月06日
    オリムピックといえばゴルフシャフト『デラマックス』。その特徴は超高速の撓り戻りだ。その『020D』(赤デラ)、『07D』(青デラ)、そして中間といわれる『08D』(虹デラ)。全く違う3種類を、常住充隆プロが徹底的に検証する。 <h2>まずは動画で</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/Jo56oEMQ_ng?si=oVsiDos_uFvQY3uj" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>ペラっとしたスライスには勝手に球をつかまえる 『赤デラ』</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/olympic_red.jpg" alt="" width="995" height="28" class="aligncenter size-full wp-image-78996" /> 試打インプレッション 020D(赤デラ)6S <strong>体が開きまくっても驚異的な撓りも戻りでつかまる『赤デラ』</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> まず、『020D』(赤デラ、6S)ですが打ってみた感じ、体が開きまくっても驚異的な撓り戻りで、ボールをつかまえます。その撓り戻りは、新幹線級といっても過言ではないですね。例えば、体のコンディションが整わない、あるいは体の動きが悪い朝一ショットでも、シャフトがボールをつかまえる働きをしてくれます。なので、フッカー向きではないですね。ペラっとしたスライスが出てしまうゴルファーには最高だと思いますよ。 今回試打した6Sはトルクが3.0と低い数値ですが、試打した感じだとスピンが入るので、高弾道になります。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/red.jpg" alt="" width="907" height="88" class="aligncenter size-full wp-image-78997" /> <h2>タメが出来ないゴルファーにタメが勝手にできる 『青デラ』</h2> 試打インプレッション 07D(青デラ)6S <strong>驚異的なタメができてからの超高速撓り戻りの『青デラ』</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/olympic_blue.jpg" alt="" width="850" height="26" class="aligncenter size-full wp-image-78998" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 次に『07D』の『青デラ』です。これは握った感じで、シッカリ感があります。打ってみると『赤デラ』と真逆ですね。というのも、ず~っと勝手にタメが出来て、インパクト直前で高速で撓り戻るイメージですね。シャフトがずっと粘り続ける感じですね。それに加えて、カウンターバランスだから手元が浮きづらい。ヘッドの入射はシャローになりますから、体の上下動を使ってスイングするゴルファーには最適です。そして、何よりコックが解けずにタメができまくるので、アーリーリリースのアウトサイド・インのスライサーにも最適かもしれませんね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/blue.jpg" alt="" width="906" height="93" class="aligncenter size-full wp-image-79002" /> <h2>『赤デラ』と 『青デラ』の中間 切り返しから一番シャープな 『虹デラ』</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/olympic_rainbow.jpg" alt="" width="1032" height="24" class="aligncenter size-full wp-image-79000" /> 試打インプレッション08D(虹デラ)6S <strong>つかまりすぎず、逃げすぎず振り切ればシャフトが仕事する『虹デラ』</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 最後に『08D』の『虹デラ』です。まさに『赤デラ』と『青デラ』の中間というに相応しいシャフトです。新幹線級の撓り戻りは共通ですね。そして、トップからダウンスイングにかけてシャープですね。フェードヒッターでもドローヒッターでも合うと思います。とはいえ、つかまりすぎず、逃げすぎず、というイメージの弾道になります。その意味では、フィニッシュまで振り切れば、自然にシャフトが仕事をしてくれます。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/rai.jpg" alt="" width="905" height="95" class="aligncenter size-full wp-image-79001" /> <h2>総評</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/olm1.jpg" alt="" width="1000" height="928" class="alignnone size-full wp-image-78993" /> 超絶速い撓り戻りは共通ですが、3種類とも全く違うシャフトです。さらに、重量帯によってトルクが大きく異なりますので、なるべく多くのシャフトを試打することをお勧めします。それとスライサーだから『赤デラ』、つかまえたくないから『青デラ』などと先入観を持たずに、試打してもらいたいです。 お問い合わせ:販売代理店 ラストストローク 052-912-7077
    (公開)2023年10月05日
    KBSといえば、スチールシャフトの雄として、世界各国のツアー選手が挙って使う。しかし、その培ったノウハウを搭載したカーボンシャフトも侮れない。カーボンのアイアンシャフトは3種類で、『TGI』『MAX GRAPHITE』『PGI』と使用者のレベル、スイングタイプによって、ゴルファーに多くのメリットを提供している。KBSはアイアンについて重量帯も80g以下はカーボン製がゴルファーにメリットのある設計ができると考え、その重量のバリエーションも豊富。それでいて、重量によって挙動が変化しないのも特徴だ。今回は、この3種類をティーチングプロの常住充隆氏が徹底的に検証する。 まずは動画で <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/wa_yZBp5Y1s?si=PQFMlY97S2n8O7xy" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>ザ・スチールのKBS カーボンになったらどうなる!?</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 「KBS」といえば、「ザ・スチールシャフト」という印象で、海外のツアー選手の使用率が高いイメージです。「KBS」によると、80g以下のアイアンシャフトは、カーボン製の方がゴルファーに、よりメリットが提供できるということで、これまでのノウハウでカーボン製のアイアンシャフトを作っているとのことです。ということで、今回は、『MAX GRAPHITE』『TGI』『PGI』の3種類(#7、同一ヘッド)の違いを検証してみたいと思います。 <h2>試打インプレッション KBS TGI80 ~カーボンで『KBSツアー』を再現した強弾道で狙えるシャフト『TGI』~</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/TGI_l.jpg" alt="" width="716" height="81" class="aligncenter size-full wp-image-78641" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> まず、『TGI80』(80g)ですが、「TGI」は「KBSツアー」の剛性分布をカーボンで再現したシャフトになっています。ワッグルしてみると、カーボンシャフトとは思えないほどのシッカリ感、そして重量感もあります。 打ってみると、シャフト全体の撓りというよりも、スイングに付いてくると表現した方が良いと思います。そういう意味では80gという重量は、ハードヒッターのゴルファーがシッカリ振ってもコントロールできますね。弾道的には直線的にボールが飛んでいく。ピンポイントで狙いやすいですね。打ち出しから強弾道で、それこそ『KBSツアー』の弾道ですね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/TGI.jpg" alt="" width="1266" height="85" class="size-full wp-image-78638" /> TGI 弾道計測結果(#7) <h2>試打インプレッション KBS MAX GRAPHITE85 ~インパクト直前で先端部が勝手にボールを拾う『MAX GRAPHITE』~</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/MAX-GRAPHITE-2.jpg" alt="" width="716" height="54" class="aligncenter size-full wp-image-78646" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 次に『MAX GRAPHITE』です。これはスチールの「MAXシリーズ」の剛性分布をカーボンで再現したシャフトで、先端部分がしなやかな挙動で弾道が高いシャフトのようです。ワッグルすると、シャフト重量は85gですが、ヘッドの重さを感じられる挙動です。 打ってみると、先ほどの『TGI』とは全く違いますね(笑)。ダウンスイングからインパクトに向けて、先端部がしなやかに動きます。それによって勝手にボールがつかまります。ただ、しなり戻りが早いというイメージではないです。インパクト直前でヘッドが走る感じですね。弾道計測結果も打ち出し角が19.1度、着地角が50.5度と高弾道で止まる弾道だということが分かりますね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/MAX-GRAPHITE.jpg" alt="" width="1261" height="89" class="size-full wp-image-78639" /> MAX GRAPHITE 弾道計測結果(#7) <h2>試打インプレッション KBS PGI80 ~スイング中に全体がしなり挙動に癖がない『PGI』~</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/PGI-2.jpg" alt="" width="716" height="79" class="aligncenter size-full wp-image-78643" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 最後に『PGI80』です。このシャフトは『TGI』と『MAX GRAPHITE』の中間の位置づけで、USLPGAツアーで何度も優勝に貢献しているシャフトです。ワッグルしてみると、シャフト全体が撓るイメージですね。 試打した印象は、トップ、ダウン、インパクトのどの部分でもシャフト全体が撓るフィーリングで、様々なスイングタイプに幅広くマッチしそうですね。さらに、タイミングが取りやすく、良い意味で挙動に癖がないので、操作性が高いシャフトだというイメージも強いですね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/PGI.jpg" alt="" width="1267" height="87" class="size-full wp-image-78640" /> PGI 弾道計測結果(#7) <h2>総評</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> それぞれが明確に挙動が異なり、40gや50gの軽い重量帯もあるので、弾道の高さや、タイミングの取りやすさで選ぶと良いと思います。また、アイアンシャフトですが、UTに使うと、意外と良い結果になりそうですね。 お問い合わせ FST JAPAN合同会社 電話番号 03-6421-4760
    (公開)2023年09月12日
    ムジークが発売しているドライバーヘッド『BLACK XSPIRE』。クラウン、ソールにカーボンを配し、ヘッド後方部はアルミバンパーを搭載。フェースはチタン材で、大手外資ブランドのヒット商品と似た構造になっている。 そこでティーチングプロの常住充隆氏が、大手外資ブランドのドライバーと『BLACK XSPIRE』を打ち比べてみた。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/eWA2GcLOj8c" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2023年08月02日
    米BGT社といえば、スチールとカーボンの融合パターシャフト『スタビリティーシャフト』が日本でもブレイクしたが、この度発売されたのがドライバーシャフト『BRAVA』(ブラバ)。軽量で最大のボールスピードとミート率UPを重視した設計。やわらかいのに暴れない、挙動が安定し軽量化でヘッドスピードが上昇。ゴルファーの打ち出し角をサポートし、大きな飛距離を実現するという触れ込みだ。 今回はギアの賢者・ソクラテス永井延宏プロが3つのフレックス・重量帯でテストする。 <h2>まずは動画で</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/S81PIYpIeZo" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>永井延宏プロの試打インプレッション</h2> 【BRAVA Sフレックス(54g)】 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/06/S.jpg" alt="" width="754" height="62" class="aligncenter size-full wp-image-77533" /> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>永井</strong></span> まず、Sフレックス(54g)から見ていきましょう。振動数は250cpmということで、市場のSと比較しても1フレックスくらい低い数値です。見た目は独特なコスメで2色が交互に配色され、グラデーション効果で短く見えます。そして、挙動は中間剛性を感じますし、大型ヘッドとの相性は良さそうです。 実際に打ってみると、振動数250cpmのイメージのやわらかいフィーリングはありません。ストレート層が全体的にしなるのではなく、コスメに合わせてバイアス層などの剛性が分かれており、それぞれの節で段階的にシャフトが動き、パン、パン、パン、パンとインパクトに入っていく感じです。とはいえ、全体的には捻じれは少ない。その意味では、インパクト効率も1・46出ていますので、エネルギー効率も高いと思います。 また、先端剛性が強くインパクトロフトも保つため、低スピンの強弾道になりますね。 全体的には、ゴルファーが歯を食いしばってシャフトに負荷をかけて打っていくシャフトですね。 【BRAVA Xフレックス(58g)】 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/06/X.jpg" alt="" width="754" height="61" class="aligncenter size-full wp-image-77536" /> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>永井</strong></span> 次にXシャフトです。イメージ通りで先端剛性が強調されてきましたが、その分ドライバーショットでラインが出せる感じです。ですので、狭いフェアウェイで狙いどころを意識したショットが想像されます。 それでいて重量もXフレックスで58gと、それほどヘビーではありません。安定したシャフト挙動も相まってのスピードも感じられます。その結果として、ミート率は1・47と、1・50に近い数字が出ます。 Sフレックスは節目が多く段階的な挙動でしたが、Xフレックスになると全体的な硬さもあって節も少なく、手元側からパン、パーンっというイメージでインパクトを迎えます。 総合的にはアイアンのようにハンドファーストで方向性を出したいゴルファーに最適でしょう。 【BRAVA Rフレックス(50g)】 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/06/R.jpg" alt="" width="753" height="61" class="aligncenter size-full wp-image-77535" /> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>永井</strong></span> 最後にRフレックスです。BRAVAシャフトの特長となりますが、振動数の低い数値から想像するやわらかさが、ムチのようなしなりの挙動ではなく、それぞれの部分がそれぞれにインパクトに向かっていくやわらかさです。 特にRシャフトはスイングの割と早い段階からヘッドが動いていく印象です。その意味ではつかまりの良いシャフトと言えると思います。その部分はゴルファーにしてみればスピード感に置き換わるので、振った分だけシャフトが動いてくれます。 重量も50gですので、多くのアマチュアゴルファーに対応できそうなので、フレックス表記にとらわれ過ぎず、試してみるのが良いと思います。 <h2>総評</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>永井</strong></span> BRAVAは、シャフト自体がムチのようにはしならないといっても良いと思います。ゴルファー自身がシャフトに負荷をかけた時に、余計なねじれや挙動がないというシャフトです。その意味では、『スタビリティーシャフト』のコンセプトと通底するところがあると思います。 ムチのようにしなるシャフト、しならせるシャフトは、ゴルファー自身が身体を止めないとシャフトはしなりません。身体を止めることは、ゴルファーが仕事をしないことと通底します。 その点、BRAVAは最低限ゴルファーが仕事をして初めて活きるシャフトです。その意味では、ゴルファーがしたいスイング、打ちたい弾道を実現しやすいシャフトだと言えますね。 お問い合わせ:日幸物産 03-3994-1033 https://www.nikkobussan.co.jp/brava/
    (公開)2023年06月20日
    三菱ケミカルは2月、『Diamana WS』シリーズ(5万5000円)を発売した。今作は『Diamana』ブランドの中でも手元調子が特徴の通称「白マナ」の新モデルとなっている。 そこでティーチングプロで整体師の資格を持つ常住充隆氏が同シャフトを試打。特徴を徹底解説する。 <h2>『Diamana WS』シリーズ動画解説</h2> <iframe src="https://www.youtube.com/embed/jc_i1UFibUo?rel=0" loading="lazy" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> <h2>常住充隆『Diamana WS』シリーズ試打解説</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/05/diamana2.jpg" alt="常住充隆『Diamana WS』シリーズ試打解説" width="800" height="533" class="aligncenter size-full wp-image-77235" /> 『Diamana WS』シリーズは元調子系の「白マナ」を進化させた後継モデルとのことですが、40R2~80TXまで全21スペックと豊富にラインアップしています。まず見た目はIPコーティングされたブラック調のベースカラーでシンプルなカラーですが、光が当たると「Diamana」のロゴの外枠が虹のようにキラキラ光ります。 先端の「DIALEAD」(ダイアリード)と「Xlink Tech」(クロスリンクテック)のロゴもホログラムのようになっており、非常に高級感があります。 <h3>40g台を試打</h3> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/05/diamana-40s.jpg" alt="常住充隆『Diamana WS』シリーズ試打解説 40gデータ" width="800" height="375" class="aligncenter size-full wp-image-77231" /> まずは40g台として、40Sを試打しました。通常のスイングスピードで打ったのですが、スピン量が2770回転と自分で思ったよりもスピン量が抑えられたという印象です。 私のスイングタイプはトップから連動的に関節を使うため、ヘッドターンが大きく、どうしても40g台のような軽めのシャフトを打つと左につかまり過ぎてしまうのですが、『WS』の弾道はむしろパワーウェードになっており驚きました。おそらく先端剛性が強く、スイング中にヘッドが暴れることなく自然とタメが作られてボールにヒットする挙動なので、このような弾道になったと推測されます。 トータル飛距離も271.9ヤードと飛んでおり、私の中でも驚きの1球でした。 <h3>50g台を試打</h3> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/05/diamana-50s.jpg" alt="常住充隆『Diamana WS』シリーズ試打解説 50gデータ" width="800" height="375" class="aligncenter size-full wp-image-77232" /> 続いて50Sを試打しました。データからも分かるようにクラブ軌道がマイナス7.1度とアウトサイドインになっており、私の中でも打った瞬間、「左にひっかけたかな」という感じだったのですが、40S同様真ん中に戻るフェード系の弾道になりました。 このことからもヘッドスピードが50を超えるようなゴルファーでも左を懸念せず振り切れるシャフトだと言えます。ボールスピードも69.1、トータルも276ヤードと飛距離も出ました。 <h3>60g台を試打</h3> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/05/diamana-60s.jpg" alt="常住充隆『Diamana WS』シリーズ試打解説 60gデータ" width="800" height="375" class="aligncenter size-full wp-image-77233" /> 最後に60Sを試打しました。スピン量が3210回転と若干多かったものの、ボールスピードが71.6と70を超えてきましたね! ミート率も1.46と効率も良く、トータル飛距離も281.4ヤードと、かなり好結果が出ました。 <h2>『Diamana WS』の対象ゴルファーは?</h2> 今回40S、50S、60Sと3つのスペックを試打しました。「元調子」というと一般的にハードヒッター向けの難しいシャフトという感覚があるかもしれませんが、実はそんなことはありません。 と言うのも、ほとんどのアマチュアゴルファー、特に飛ばないゴルファーはバーティカルという縦の撓りが多い傾向にあり、ヘッドがトゥダウンして飛距離ロスに繋がっています。一方、『Diamana WS』はシャフト先端の動きが静かなので、トゥダウンを抑えつつ、手元のタメが自然に作られて、ヘッドを走らせながらインパクトを迎えられるので、アベレージゴルファーでもフレックスを合わせればかなり良いパフォーマンスが出るシャフトだと思います。 一方、私のように関節を多用し、シャフトの軸回転を使うゴルファーでもスペックトータルで左へのミスを消すことができます。むしろつかまえにいっても左にいかないんじゃないかと思えるくらいのシャフトなので、ヘッドスピード50以上のパワーヒッターや、トップからリストを使わずボディーターンで打っていくようなスイングタイプのゴルファーにはかなり気持ち良く使えるシャフトだと思います。
    (公開)2023年05月11日
    「フィッティングは上手くなってから」 「シャフト選びは上級者かギア通がやること」 こんなイメージを持っているゴルファーは多いのではないだろうか? 確かに敷居の高さは感じるかもしれないが、シャフトを変えるだけで劇的に弾道が変わることはよくある話だ。 そこでGEWでは、平均スコアが全く違う4人の記者による本気のシャフトフィッティングを行った。今回試したのは、日本シャフトから発売中のウッド用カーボンシャフト『N.S.PRO Regio Formula+』(レジオフォーミュラプラス)シリーズ。特性の違う3モデルを、スコアもスイングタイプも全く異なる4名の記者が試打するとどうなるのか? はたしてそれにぞれに合うシャフトはあるのだろうか? 骨格や筋肉の特性からゴルファーのスイングをタイプ別に分類、独自のスイング理論に基づくレッスンを行う、ティーチングプロの常住充隆氏に解説してもらった。 1972年生まれ。千葉県出身。184cm。プロゴルファー、整体師、スポーツトレーナーとしての顔を持つ。今まで、1万人以上のゴルファーを上達に導く。運動医学、生理学やトレーニング論をベースに個々の骨格と筋肉の性質を見抜き、独自のゴルフスイング理論を提唱。 全4回の最終回は平均スコア100台のGEW大矢記者編をお送りする。是非動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/9LGWsC5mFUQ" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> 同モデルのメーカーである日本シャフトにはどう映ったのだろうか? 同社の栗原一郎氏のコメントを紹介する。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/02/230209_nihonshaft.jpg" alt="レジオフォーミュラシリーズ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-75787" /> GEW大矢記者について: <strong>栗原氏</strong> 先端剛性の高い手元調子のシャフトというとアベレージゴルファーやスライサーには向かないと思われがちですが、実は“タメ”を作りやすい特長を持っています。また、適正スペックのものをお選びいただくと、シャフトのしなり戻りも体感して頂きやすいです。 切り返しでシャフトがしなる感じがつかめると、インサイドからダウンスイングするイメージが作りやすいですので、B+をお薦めします。 また、ミート率の安定しないゴルファーにもB+はお薦めで、先端剛性がしっかりしていますので、オフセンターヒット時のヘッド挙動のブレを抑えてくれる効果にも期待が持てます。
    (公開)2023年02月25日
    「フィッティングは上手くなってから」 「シャフト選びは上級者かギア通がやること」 こんなイメージを持っているゴルファーは多いのではないだろうか? 確かに敷居の高さは感じるかもしれないが、シャフトを変えるだけで劇的に弾道が変わることはよくある話だ。 そこでGEWでは、平均スコアが全く違う4人の記者による本気のシャフトフィッティングを行った。今回試したのは、日本シャフトから発売中のウッド用カーボンシャフト『N.S.PRO Regio Formula+』(レジオフォーミュラプラス)シリーズ。特性の違う3モデルを、スコアもスイングタイプも全く異なる4名の記者が試打するとどうなるのか? はたしてそれにぞれに合うシャフトはあるのだろうか? 骨格や筋肉の特性からゴルファーのスイングをタイプ別に分類、独自のスイング理論に基づくレッスンを行う、ティーチングプロの常住充隆氏に解説してもらった。 1972年生まれ。千葉県出身。184cm。プロゴルファー、整体師、スポーツトレーナーとしての顔を持つ。今まで、1万人以上のゴルファーを上達に導く。運動医学、生理学やトレーニング論をベースに個々の骨格と筋肉の性質を見抜き、独自のゴルフスイング理論を提唱。 全4回の3回目は平均スコア70台のGEW室井記者編をお送りする。是非動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/yfdG9P_-WUU" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> 同モデルのメーカーである日本シャフトにはどう映ったのだろうか? 同社の栗原一郎氏のコメントを紹介する。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/02/230209_nihonshaft.jpg" alt="レジオフォーミュラシリーズ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-75787" /> GEW室井記者について: <strong>栗原氏</strong> ハンドファーストでやや上からインパクトする、イマドキの上級者のスイング傾向に見えます。この傾向のゴルファーはドライバーの打ち出し角が少なくなる(低くなる)傾向にあるので、近年PGAツアーでも主流になりつつあるハイロフト(10度前後)のロフトで打ち出しを作るか、シャフトで打ち出し角を作ってあげるのが効果的です。 このスイングタイプの傾向として、打ち出し角が足りない結果、より上からボールを潰しにいってしまう傾向が強くなり、よりボールが低くなるかプルフックになるかのミスが出てしまいますので、ある程度打ち出し角を作れるシャフト特性のものが良いと思います。その観点で、M+がマッチしたと思います。
    (公開)2023年02月21日
    「フィッティングは上手くなってから」 「シャフト選びは上級者かギア通がやること」 こんなイメージを持っているゴルファーは多いのではないだろうか? 確かに敷居の高さは感じるかもしれないが、シャフトを変えるだけで劇的に弾道が変わることはよくある話だ。 そこでGEWでは、平均スコアが全く違う4人の記者による本気のシャフトフィッティングを行った。今回試したのは、日本シャフトから発売中のウッド用カーボンシャフト『N.S.PRO Regio Formula+』(レジオフォーミュラプラス)シリーズ。特性の違う3モデルを、スコアもスイングタイプも全く異なる4名の記者が試打するとどうなるのか? はたしてそれにぞれに合うシャフトはあるのだろうか? 骨格や筋肉の特性からゴルファーのスイングをタイプ別に分類、独自のスイング理論に基づくレッスンを行う、ティーチングプロの常住充隆氏に解説してもらった。 1972年生まれ。千葉県出身。184cm。プロゴルファー、整体師、スポーツトレーナーとしての顔を持つ。今まで、1万人以上のゴルファーを上達に導く。運動医学、生理学やトレーニング論をベースに個々の骨格と筋肉の性質を見抜き、独自のゴルフスイング理論を提唱。 全4回の2回目は平均スコア90台のGEW吉村記者編をお送りする。是非動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/p7fP2E2FN_8" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> 同モデルのメーカーである日本シャフトにはどう映ったのだろうか? 同社の栗原一郎氏のコメントを紹介する。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/02/230209_nihonshaft.jpg" alt="レジオフォーミュラシリーズ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-75787" /> GEW吉村記者について: <strong>栗原氏</strong> アウトサイドからワンピースで切り返し、比較的右サイドの強いスイングタイプで、極端に悪い言い方をすると“ぶっつけスライス”になりやすい特長です。力のあるタイプのゴルファーに多い印象です。 元々パワーがあるだけに、ミート率を担保することの出来る(先端剛性が高い)B+かMB+をお薦めしたいところですが、このスイングタイプのゴルファーは振り遅れ感を感じると余計に右サイドを使い過ぎてしまいアウトサイドインが強くなりすぎてしまいますので、B+よりはしなり戻りにスピード感のあるMB+をお薦めしたいところです。
    (公開)2023年02月18日
    「フィッティングは上手くなってから」 「シャフト選びは上級者かギア通がやること」 こんなイメージを持っているゴルファーは多いのではないだろうか? 確かに敷居の高さは感じるかもしれないが、シャフトを変えるだけで劇的に弾道が変わることはよくある話だ。 そこでGEWでは、平均スコアが全く違う4人の記者による本気のシャフトフィッティングを行った。今回試したのは、日本シャフトから発売中のウッド用カーボンシャフト『N.S.PRO Regio Formula+』(レジオフォーミュラプラス)シリーズ。特性の違う3モデルを、スコアもスイングタイプも全く異なる4名の記者が試打するとどうなるのか? はたしてそれにぞれに合うシャフトはあるのだろうか? 骨格や筋肉の特性からゴルファーのスイングをタイプ別に分類、独自のスイング理論に基づくレッスンを行う、ティーチングプロの常住充隆氏に解説してもらった。 1972年生まれ。千葉県出身。184cm。プロゴルファー、整体師、スポーツトレーナーとしての顔を持つ。今まで、1万人以上のゴルファーを上達に導く。運動医学、生理学やトレーニング論をベースに個々の骨格と筋肉の性質を見抜き、独自のゴルフスイング理論を提唱。 全4回の1回目は平均スコア80台のGEW浅水記者編をお送りする。是非動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/2r0CiJWzSuo" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> 同モデルのメーカーである日本シャフトにはどう映ったのだろうか? 同社の栗原一郎氏のコメントを紹介する。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/02/230209_nihonshaft.jpg" alt="レジオフォーミュラシリーズ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-75787" /> GEW浅水記者について: <strong>栗原氏</strong> 身体を止めてインサイド且つ低めの位置からクラブが入ってくるので、その点に対して許容範囲の広いシャフトをお薦めしたいところです。 B+は切り返しでシャフトの中間~手元が大きくしなり、クラブを上から降ろすイメージのしやすいしなり方で、なおかつインパクト付近で「待てる」しなり方をするシャフトですので、浅水さんのスイングには最もマッチすると思います。
    (公開)2023年02月14日
    ティーエムシィーエンタープライズから『AWESASS-オウサス-』が発売されている。 同社といえば、アスリート向けに製品開発をしており、ニッチな層に好まれている。 SUSASは、ゴルフグリップで有名だが、ウッド用シャフトが誕生していたことを知っているゴルファーは少ないだろう。 今回検証する『AWESASS-オウサス-』は、どんな挙動シャフトでどんなターゲット層に響くのか?ティーチングプロとして1万人以上のゴルファーを上達に導いた実績を持つ、常住充隆プロに様々な角度から50gと60gの試打検証してもらった。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/L4zzVi-k59Q" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> 1972年生まれ。千葉県出身。184cm。プロゴルファー、整体師、スポーツトレーナーとしての顔を持つ。今まで、1万人以上のゴルファーを上達に導く。運動医学、生理学やトレーニング論をベースに個々の骨格と筋肉の性質を見抜き、独自のゴルフスイング理論を提唱。 『AWESASS -オウサス-』の第一印象は? 常住  今回紹介するシャフトは、実はグリップメーカーのSUSASが作った新・コンセプトシャフト『AWESASS -オウサス-』というモデルです。私もあのSUSASからウッド用シャフトが出ていたなんて知りませんでした。  <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1895-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" class="alignnone size-full wp-image-75289" /> ドラコンなど飛距離に直結しやすいといわれる超高弾性90Tシートを全長採用、先端部に高弾性高強度素材「トレカⅯ40X」を取り入れ、インパクトでの当たり負けを抑制した設計だそうです。  また特徴的なのが、シャフト全体の長さとコスメですね。<img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1888-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" class="alignnone size-full wp-image-75284" /> 全長44インチ設計(一般的なシャフトは46インチ)でラインアップしており、スリーブ式ヘッド装着推奨設計となっており、スリーブ装着だとクラブ完成時に45.75インチを確保できる仕様となっています。 近年スリーブ式ヘッドが多くある中で、スリーブ装着用ヘッド特性を考慮し、最適なバランスが取りやすくなっているそうです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1900-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" class="alignnone size-full wp-image-75290" /> コスメはシルバー基調のグラデーション塗装で非常にシンプルなデザインで、AWESASSのロゴはほんのわずかにしか描かれていません。 メーカーのロゴが横になってしまい気になる方が多いと思いますが、シンプルなのがいいですし、どの角度で装着しても「裏」「表」のない全方位(360°)対応デザインとなっているから気にならないのが良いです。 キックポイントも中調子とのことでどんな結果が出るのか楽しみです。早速、打ってみましょう。 <strong>AWESASS 50g(AWES1-5S)</strong> 常住  打ってみると、先端部分の動きを強く感じながらもヘッドが走ってくれるような感覚もありますし、まったりと待っていられるシャフトでもありますね。不思議なシャフトですね。  手元側はしっかり感があり、ダウンスイングでムチのように先が走ってくれて、いい意味でシャフトに存在感がなくなる印象ですね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1891-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" class="alignnone size-full wp-image-75285" /> <strong>AWESASS 60g(AWES1-6S)</strong> 常住 50g比で総重量が10g重くなった分、力強くスイングできますし、振りやすさが増しましたね。本当にシャフトの挙動がないですし、癖のないシャフトですね。 切り返しのリズムやスイングのタメやリリースのタイミングに関係なく、しなやかにヘッドから走ってくれる印象でした。素直なしなり戻りからインパクトゾーンを駆け抜けて行きますね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1914-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" class="alignnone size-full wp-image-75293" /> <h2>『どんなターゲットゴルファーにオススメなのか?』</h2> 常住 『AWESASS-オウサス-』のキーワードとしてはズバリ!『シャフト迷子』ですね。 オートマチックな動きをするので、様々なゴルファーに適応すると思います。 ラインアップとしても40gから70gまでありますし、ヘッドスピードが出ない非力な女性でもハードヒッター目の男性の方でも、シャフトが体の中心で待ってくれるそんな印象です。 結果としては、左右への球のバラツキが少なく、飛距離も安定しており、もっと“安定性〟を求めたい方にはうってつけのシャフトですね。 先程も言いましたが、いい意味で特徴のなくどんなスリーブ対応のクラブでも万能だと思いますし、不思議な感覚で振っていけるのが良かったですね。 またドライバーに限らずフェアウェイウッドでも同じ流れで使用できる事によって、より良い結果に繋がっていくんじゃないかなと思いますね。是非、皆さん試打してみてほしいモデルです!!! <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1907-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" class="alignnone size-full wp-image-75292" /> ラインアップは、40g台の硬さR、S。50g台のSR、S、X。60g台のS、X。70g台のS、Xの全9種類。 各1本:5万5000円(税込) ■お問い合わせ 株式会社ティーエムシィーエンタープライズ TEL : 03-5287-3511
    (公開)2023年01月15日
    三菱ケミカルは9月、『Diamana GT』シリーズ(4万4000円)を発売した。今作は『Diamana』シリーズ第5世代の3作目にあたるモデル。マトリクス樹脂の組成・構造を最適化する「Xlink Tech」(クロスリンクテック)を始め、第5世代に共通する材料使いや設計技術を踏襲し、よりしなやかな振り心地に進化させている。 そこでティーチングプロで整体師の資格を持つ常住充隆氏が同シャフトを試打。特徴を徹底解説する。 1972年生まれ。千葉県出身。184cm。プロゴルファー、整体師、スポーツトレーナーとしての顔を持つ。今まで、1万人以上のゴルファーを上達に導く。運動医学、生理学やトレーニング論をベースに個々の骨格と筋肉の性質を見抜き、独自のゴルフスイング理論を提唱。 【動画】『Diamana GT』を常住充隆が徹底解説 まずは常住プロによる『Diamana GT』の試打インプレッションを動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/GjHOvqzUNpw" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> <h2>40Sを試打</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>常住</strong></span> 『Diamana GT』シリーズは『ZF』を進化させた後継モデルとのことですが、まず見た目はシルバーのベースに「Diamana」のロゴがホログラムで施されており、とても高級感のあるシャフトという印象です。 まずは40g台として、GT40のフレックスSを試打してみました。第一印象として手元の剛性感があり、ダウンスイングで自然にタメができる感覚があります。さらに先端の剛性もあるので、ダウンスイングからインパクトにかけてのヘッドの暴れが抑えられています。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/10/ab2073cacb6c782f6f69ea567fd99cbf.jpg" alt="Diamana GT 三菱ケミカル 常住充隆" width="1878" height="807" class="alignnone size-full wp-image-73859" /> 一般的なゴルファー、とりわけダウンスイングで上下動が多いゴルファーというのは、手元が高い位置から降りてくるため、シャフトが縦にしなって、ヘッドがトゥダウンしてしまう傾向があります。しかし、このシャフトはそれが軽減されています。その証拠に、私は普段60g台後半のシャフトを使用しているため、通常の40g台だと大幅に左に飛んでしまうはずですが、『Diamana GT』はさほど左に飛ばず、弾道が安定しているのがデータからも分かります。 <h2>60Sを試打</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/10/Diamana-GT3.jpg" alt="Diamana GT 三菱ケミカル 常住充隆" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-73863" /> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>常住</strong></span> 続いてGT60のフレックスSを試打しました。あえて40Sと同じタイミングで打ってみたのですが、重量が違うにも関わらずほとんど振り感に大差がなく、同じリズムで振ることができました。『Diamana GT』の特徴として、違う重量帯・スペックでも一貫性のあるタイミングで振れるというコンセプトがありますが、それを実感できた形です。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/10/21c4449bba452647fabf7d603620f048.jpg" alt="Diamana GT 三菱ケミカル 常住充隆" width="1877" height="815" class="alignnone size-full wp-image-73860" /> スペック上は62.5gで、手元の剛性を高めているとのことですが、実際は数値よりも若干軽めに感じます。表記上は中元調子ですが、手に伝わってくる感覚は中調子のようです。おそらくダウンスイングで自然なタメができ、インパクトまで一気に加速して振り抜ける特徴がその理由だと思います。 <h2>『Diamana GT』の対象ゴルファーは?</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>常住</strong></span> インパクトで頭を残すゴルファー、体重移動を大きく取ってトップの位置を高くするゴルファーは、トゥダウンが強くなる傾向にあります。ですので、トゥダウンを軽減し、インパクト付近でしっかりとヘッドを押してくれる『Diamana GT』はマッチすると思います。 また、ダウンスイングの切り返し時に腰の回転と関節やリストを思い切り使うゴルファーは左への引っかけが強くなりますが、『Diamana GT』は手元と先端の剛性で、左への引っかけを抑えてくれるでしょう。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/10/Diamana-GT4.jpg" alt="Diamana GT 三菱ケミカル 常住充隆" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-73865" /> 先述したように、重量が違っても同じタイミングで振れ、挙動も一貫性があるシャフトです。スペックも40のR2から80TXまであるので、フェアウェイウッドにも合わせることができそうです。『Diamana GT』がドライバーでマッチする方は、是非フェアウェイウッドまで一貫して揃えていただくことを推奨します。 それと意外と数値上の重さよりも軽くスムーズに振れる感覚があるので40のR2などは女性にも合うと思います。 ■お問い合わせ <a href="http://www.mitsubishichemicalgolf.jp">www.mitsubishichemicalgolf.jp</a>/販売代理店・エストリックス 03-3851-8101
    (公開)2022年10月12日
    日本シャフトは1月、ウッド用のカーボンシャフト『N.S.PRO Regio Formula MB+』(レジオフォーミュラMB+)を発売した。 同社と言えばスチールシャフトのイメージが先行するが、実はカーボンシャフトも作る総合シャフトメーカー。そんな同社の最新作『レジオフォーミュラMB+』を永井延宏プロが試打&解説する。 1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞 「高初速」を実現するウッド用カーボンシャフト <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2021/03/a69576646d7436904802961584668b0c.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-66420" /> 『レジオフォーミュラ+』シリーズは同社のカーボンシャフトのフラッグシップモデルで、既に一昨年『B+』と『M+』の2モデルが発売されている。 今作の『レジオフォーミュラMB+』は「高初速」が特徴で、シリーズ史上最速の「つぶれ戻り」によって低スピン弾道ももたらす。 構造としては、シャフト全長に「T1100G」と「ナノアロイ」に加えて7軸を搭載。さらにモデル別に最適箇所に9軸をドッキングし、計16軸組布にすることによって、ねじれ剛性と偏平復元力が大幅に向上している。 まさに同社の総合力を結集したモデルだと言える。 <h2>【動画】『レジオフォーミュラMB+』を永井延宏プロが試打&解説</h2> 永井延宏プロによる『レジオフォーミュラMB+』の試打動画と解説を観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/aL2PNZUzUJI" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> <h2>実践力の高いシャフト</h2> 永井 『レジオフォーミュラMB+』はスイングによって異なるレスポンスがある二面性のあるシャフトです。 65Sと55Sを試打しましたが、65Sではアスリートを意識した現代的なスイング、55Sではアマチュアゴルファーを意識したスムーズなスイングでそれぞれ試打しました。 前者は切り返し時にミッドから先端が綺麗に消えてくれるので、非常にタメが作りやすく、それでいてインパクト時にシャフト先端が捻じれずに一気に出てくるスピード感が特徴的でした。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2021/03/2afbf62e6ebaf89f1224367ddab8f1b3.jpg" alt="" width="2037" height="1399" class="size-full wp-image-66422" /> 65S試打データ 後者は穏やかな動きをしながら、最後に先端が自然に入ってきてくれる易しさがあり、アマチュアゴルファーがスイングしやすく現代のクラブとの相性の良さを感じました。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2021/03/581163515e7b0d9a2bd94a270c46b63a.jpg" alt="" width="2037" height="1396" class="size-full wp-image-66423" /> 55S試打データ コースでのドローやフェードの打ち分けも試してみましたが、操作性も良く飛距離も出ているので、非常に実践力の高いシャフトだと言えます」 <h2>価格</h2> 6万500円(税込)
    (公開)2021年03月26日