ゴルフショップマジック(GSマジック)主催の「第7回ゴルフショップマジック大試打会」が11月8日、千葉市内の練習場「ジャパンゴルフスクール」で開催された。
今年の試打会も同練習場に工房を構えるGSマジックの鹿又芳典代表が主催者となり、ヘッド・シャフト・グリップメーカーなど、計30社が顔を揃えた。試打会を開催した背景や「地クラブ」マーケットの市場について鹿又代表に話を聞いた。
開催に至った背景は?
「パーツに関しては、やはり実際に手に取って試打をしたほうが商品を理解できると思います。またお店にある試打クラブは、本数に制限があるので全スペックを試打することが難しい。そこで、クラブメーカーさんが一同に集まる試打会をスタートしたわけです。近年では、この試打会を楽しみにしてくれているお客様も多く、県外から足を運んでくれる方も増えています。また、メーカーさん同士の情報交換の場としても活用いただいております」
アフターマーケット市場の顧客ニーズが変化しているようですね。
「最近のアフターマーケット市場の顧客ニーズは、高級品志向と廉価品志向の二極化が進んでいます。高級品については、パーツ1個で5万円を超えるフェアウェイウッドが人気の商材になるなど、『人と同じ物じゃなく自分らしい物を持ちたい』という高級品志向の方が増えていますね。一方で、安価でも性能が良ければ人気になる商材も増えているように思います。そういった意味で、『顧客ニーズが少しずつ変わってきているのかな』という印象を受けています」
今後、試打会を開催していくうえでの目標は?
「今後も試打会は、継続していきたいですね。また来年には、地方でのパーツ試打会を開催したい。パーツの認知度が向上している今だからこそ、たくさんの方に実際に試打をする機会を与えてあげることがとても重要だと思っています。またウェブの情報だけで、試打をせずに商品を購入しているゴルファーも多くいらっしゃると聞きます。こうした方々に対して、作り手の思いがこもった『地クラブ』の良さを伝えていきたいですね」
なお、鹿又芳典代表へのインタビュー動画は近日公開予定。
問い合わせはゴルフショップマジックへ、043~312~2260。
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