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    ハッシュタグ「シャフト」記事一覧

    ヨネックスは、カスタムオーダーで好評のカーボンシャフト「REXIS」シリーズから、先進カーボンとスチールを融合したアイアン用『REXIS SteelCore Type-L』、『REXIS SteelCore Type-H』、40g台の軽量ウッド用モデル『REXIS KAIZA L 4R・4S』、『REXIS KAIZA M 4R・4S』、『REXIS KAIZA HP 4R・4S』を発売した。 <strong>■REXIS SteelCore Type-L/Type-H</strong> アイアン用の「REXIS SteelCore」は、先進カーボンとスチールの融合により、高初速・高弾道のショットを実現。向上心の高いゴルファーからの声に応えて、新たに2種類のシャフトを追加。「Type-L」は、強度と弾性を併せ持つカーボン繊維のトレカM40Xを複合した弾き系シャフト。「Type-H」は、トレカM40Xに加えてカーボンの約3倍の柔軟性を持つ「タフGファイバー」搭載の粘り系シャフト。スチールの安定性とカーボンの振りやすさとマイルドな打感を両立している。 <strong>■REXIS KAIZA L/M/HP 4R・4S</strong> 岩井明愛、岩井千怜も愛用する「REXIS KAIZA」シリーズのウッド用シャフト3種のモデルに、軽量シャフトが登場。先端が加速する「KAIZA-L」、球押しが強い「KAIZA-M」、ミート率が高い「KAIZA-HP」に40g台のスペックを新たに追加。この追加により、ジュニアや女性ゴルファーなど幅広いゴルファーにも最適なシャフトを提供することができ、より多くのゴルファーが自分にぴったりのシャフトを手に入れることが可能となった。 同社のゴルフシャフトは、国内の自社工場において全て一貫して製造。「MADE BY YONEX」ならではの高い品質をぜひ体感してもらいたい。 価格は「REXIS SteelCore」が1本1万4850円、「REXIS KAIZA」が1本4万5100円。
    (公開)2024年11月16日
    スリリングは、トレーニング用シャフト『OJT(オージェーティ)』を全国のスリリング契約ショップにおいて発売した。 アマチュアゴルファーの多くはインパクトでボールをヒール周辺でヒットしてしまい、スライスしてしまうことを理解していない。ヒールヒットはスライスを生むだけではなく、スライスを嫌がってスイングそのものを壊してしまう。 そこで練習用クラブで解消できないかとツアープロコ―チ・大本研太郎の監修のもと開発されたのが『OJT』だ。 このシャフトはただ軟らかいシャフトと言うわけではない。数多くのテストからベストな軟らかさを大本がチョイスし、トゥダウン効果によってヘッドのスイートエリアに当たる確率を増やし、ヒールヒットを解消できるシャフトに仕上げている。トレーニング用ではあるが、実際にコースで使用することも可能。 コスメも想像力、アイデアなどの調和やリラックスをイメージした色調でまとめている。 <strong>【練習ポイント1】</strong> まずはシャフトをしならせないように、クラブの重さを感じながら素振りをする。重さを感じることにより、『OJT』の特性、ヒールヒット解消が意識できるようになってくる。 <strong>【練習ポイント2】</strong> 次はインパクト前で手を止める。しなったものがしなり戻る感覚をイメージすることによって、よりトゥ寄りで打つ感覚が体感できるようになってくる。 <strong>【練習ポイント3】</strong> シャフトのしなりとクラブの重さを感じながら練習を繰り返すことで、次第にヒールヒットが解消されていく。最初はハーフショットからボールを打ちはじめ、最後はフルショットに。腕の力で行うのではなく、スイングとして確立していくことが大切で、しなりのタイミングがつかめてスイングそのものに良い影響が出てくる。 長さは41インチ。価格は1本2万7500円。 スリリング 048-971-7920
    (公開)2024年11月10日
    三菱のシャフトは「小さな差を感じられます!」 今回はLPGA全37試合中28試合が終了時点で、少し状況の変化が起きているドライバーシャフトについての報告です。 現時点でのシャフトメーカー別の優勝回数では、 1位 三菱ケミカル 7勝 2位 グラファイトデザイン 6勝 3位 ヨネックス 5勝 4位 藤倉コンポジット 4勝 となっています。 今回は現在7勝と注目の三菱ケミカルのシャフトを使用して初優勝を遂げた桑木志帆選手と臼井麗香選手に話を伺いました。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/kuwaki.jpg" alt="" width="1000" height="932" class="size-full wp-image-83652" /> 桑木志帆選手 まず、桑木志帆選手については、 「ニチレイレディスの練習日に『ディアマナBB53』(S)をテストして、その週から試合で使い始めました。飛距離が15ヤードほど伸びて、なおかつ、曲がりが少なく感じて投入しました。初日には6アンダーで首位タイと好感触でした」 桑木選手はこの2試合後に資生堂レディスで初優勝し、その後8月末のニトリレディスで2勝目を上げ、現在メルセデスランキングでも7位につけています。中村コーチによると、 「ドライバーの飛距離と方向性の確立は非常に大きかったです。ドライバーの安定が、セカンドショット、パッティングに繋がりました」 もう一人はアクサレディスで初優勝を遂げた臼井麗香選手です。臼井選手も優勝後に同じ三菱の『ディアマナBB53』(S)にシャフトを変更。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/usui.jpg" alt="" width="788" height="788" class="size-full wp-image-83653" /> 臼井麗香選手 「シャフトが走ってヘッドスピードも上がり飛距離が出るようになりました。三菱のシャフトは選べるシャフトの種類が多く、少しの差を感じられるシャフトが選べるのが魅力です」 三菱ケミカルのツアーレップ三好氏によれば、現在LPGAでは7種のシャフトを選手が使用しており、 1Kテンセイ青:岡山絵里選手 1Kテンセイ赤:畑岡奈紗選手 1Kテンセイ白: 小祝さくら選手、菅沼菜々選手、蛭田みな美選手 ディアマナ GT:勝みなみ選手 ディアマナ WS:大里桃子選手 など、有名選手が使用、シャフトの選択肢が多いことを物語っています。 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2024年10月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://bt3.jp/url/ts/g/z9lenol2">月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら</a>
    (公開)2024年10月25日
    藤倉コンポジットから、人気シリーズ『スピーダー NX』のニューモデル『バイオレット』がローンチされた。女子ツアーで支持された『ブルー』(初代)の後継モデルとなる。今回は60・X、60・S、50・X、50・S、40・Sの5スペックを常住充隆プロが打ち比べた。 まずは動画で <iframe title="YouTube video player" src="https://www.youtube.com/embed/6HWHy06dOIo?si=9iQ7YuI3VvXbmtju" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> <h2>しっかり感が備わって球がつかまり過ぎない</h2> <strong>(試打スペック/60・X)</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">****</span>第一印象は、けっこうしっかりしてますね。初代『ブルー』の感触に比べて、切り返しが非常にしやすいのとインパクト手前の粘り感と走り感がスムーズでした。とはいえ『バイオレット』には、イヤな走り感がありません。なので「しっかり」っていう言葉になりましたが、前作(初代)より剛性が増してる感じがします。最後にややフェードする球が出て、スピン量が2384回転、打ち出し角が13・8度と“高さが出ながらロースピン”という弾道になりました。HSが50 m/s以上の人にオススメですね。普段は「70・X」とか「70・S」を使う人が、ワンスペック落としてこの「60・X」にすると、パフォーマンスがより引き出せる印象がありました。 <h2>リキまずに切り返すとタイミングが取りやすい</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-83379" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/2410select_fujikuraspeeder.jpg" alt="" width="1000" height="618" /> (試打スペック/60・S) <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 「60・X」に比べると、明らかに動きます。切り返しで“間”を取るように打つと、このシャフトの性能が生かされてタイミングが抜群に合いやすく、打ちやすいですね。とくにスピン量が1722回転と予想以上にロースピンでしたが、打ち出し角が14・1度と高打ち出しですので、エネルギー効率に優れるシャフトといえます。 <h2>打点をトウ側に外しても右にすっぽ抜けない</h2> (試打スペック/50・X) <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> けっこうトウ側でヒットしたんですけど『バイオレット』って、とにかく当たり負けません。打点をトウ側へ外すと右に抜ける球が出るシャフトがありますが、これはしっかりと当たり負けずに球をつかまえていった手ごたえ。「50・X」とは思えないくらいしっかり感があり、HSが50 m/sを超える人も十分いけるんじゃないでしょうか。しっかり振るゴルファー向けと言えます。『バイオレット』全体に言えますが、剛性が手元も先も非常に強くなった印象があるので、インパクトで合わせないことが肝心ですね。 <h2>シャフトが“間”を作って球をつかまえてくれる</h2> <img class="size-full wp-image-83381" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/50sDATA.jpg" alt="" width="1000" height="734" /> SPEEDER NX バイオレット(50S)の試打DATA (試打スペック/50・S) <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> アベレージゴルファーが数多く使う「50・S」なのでHS42~43 m/sで打ちましたが、いい球が出ました。シャフトが勝手に切り返しの“間”を作ってくれて、勝手にボールをつかまえてくれるオートマチックな動きをします。インパクトで「バン!」と強く叩く感じではなく、スイングの途中にインパクトがあるイメージでフィニッシュまでいくと、心地いい振り感になるシャフトだと思います。打ち出し角が13・8度としっかり出たし、240ヤードくらい飛びました。この「50・S」はそこまでのハードさはないので、いま50g台を使っている人も十分に打ちこなせるでしょう。 <h2>軽くてもしっかりして一気に振り切れる</h2> (試打スペック/40・S) <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> HSが40 m/sで、軽いドローボールが出ました。40g台でもけっこうしっかり打てるので、振り切れない人が振り切りやすいシャフトというイメージです。インパクトで合わせたり当てにいく人やインパクトが強い人、体重が右に残ってしまう人も『バイオレット』の「40・S」なら一気に振り切れてしまうでしょう。ややつかまり感があるので、スインガーでなかなか球がつかまらない人にもいいシャフトだと思います。 <h2>総括</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> シャフトのコスメがまさに紫(バイオレット)で、落ち着いた感じがする“大人のカラーリング”ですね。今回は40g台から60g台まで打ちましたが、全体的にしっかり振り切れてボールが飛びました。そして、どのスペックも軽いドローのイメージで打ちましたが、トウヒットしたときのヘッドのブレ感がホントに少ないんです。他のシャフトでは、トウ側に外すと当たり負けして(フェースが開いて)右にすっ飛んでいくような弾道が出たりしますが『バイオレット』にはそれがありませんでした。大慣性モーメントのヘッドとの相性も抜群ですね。 お問い合わせ:藤倉コンポジット TEL03-3527-8433 <a href="http://www.fujikurashaft.jp" target="_blank" rel="noopener noreferrer">www.fujikurashaft.jp</a>
    (公開)2024年10月13日
    オリムピックといえば『デラマックス』。その特徴は超高速のしなり戻りだ。その中で、『020D』(赤デラ)が4年半ぶりにリニューアルして新・赤デラ『UX』として新登場する。東レ トレカⓇM40X、T1100Gを全域に使用し、手元にはケブラークロスの採用に加え、デラマックス史上最高弾性率のシートも採用。前作以上のしなり戻りの速さとつかまりの良さを実現。その新・赤デラ『UX』を常住充隆プロが前作と比較しながら検証する。 <iframe title="YouTube video player" src="https://www.youtube.com/embed/zhmZ_BmrzaE?si=P8_PK7guChWZTODU" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> 新・赤デラの40gRはしなり戻りが「リニア級」 <strong>試打インプレッション 旧・赤デラ『020D』4R <em>前作40gRはタメが出来て一気に開放 振り遅れるゴルファーに最適</em></strong> <strong>常住</strong> 前作『020D』(赤デラ)の40gのRフレックスです。HS40 m/sのイメージで打ってみましたが、撓りが大きく、ダウンスイング時に大きくタメができます。そしてリリースが解けずに手が低い位置まで維持でき、そこから一気に開放され驚異的なしなり戻りで、ボールをつかまえる。振り遅れがちなゴルファーには最適だと言えますね。「グニャーー、シュパッ」ってイメージで、しなり戻りは「新幹線級」ですね。 <img class="size-full wp-image-82737" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/09/shin_020D40R.jpg" alt="" width="1000" height="65" /> 旧・赤デラ『020D』40gR 試打データ <strong>試打インプレッション 新・赤デラ『UX』4R <em>前作以上のしなり戻りとつかまりのスピードは「リニア級」</em></strong> <strong>常住</strong> 次に新作の赤デラ『UX』の40gRです。『020D』のタメの作りやすさとは違い、『ケブラークロス採用で手元が下に落ちやすい。「グニァーー」って感じではないです。そして超高弾性シートの採用で、前作と比較して、少しシッカリしています。そこから前作を超えるしなり戻りで、シャフトが直線的にボールに向かいます。前作の試打と同じHS40 m/sのイメージで打ってみましたが、自然とHSが1m/sくらい上昇します。そして、前作と比較して、スピン量が減少しています。手元が下に来るため、下からインパクトを迎えやすく、フェースの上部に当たりやすい。スピン量減少に寄与していると思います。また、しなり戻りが直線的なので、ハンドファーストでインパクトを迎えやすく、つまりながらロフトが立ちやすい。飛びますし、一言でいえば、しなり戻りは「リニア級」ですね。 <img class="size-full wp-image-82738" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/09/shin_UX40gR.jpg" alt="" width="1000" height="65" /> 新・赤デラ『UX』40gR 試打データ <h2>タメとしなり戻りが同時に起きる 新・赤デラ『UX』5Sは光速!</h2> <strong>試打インプレッション旧・赤デラ『020D』5S <em>しなり戻りは音速!自分でタメを作りながら打てる</em></strong> <strong>常住</strong> 現行の赤デラ『020D』50gのSフレックスです。重量が増加した分、普通のHS50 m/sで振りましたが個人的には振りやすい。そして、しなり戻りの時に、現行の赤デラ『020D』の40gRは、タメが勝手にできる感じですが、現行モデルの50gSはシッカリと間(タメ)を維持しながらのシャフトがしなり戻ります。それが私のHSでは振りやすい理由だと思いますね。しなり戻りのイメージは「音速」ですね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/09/kyu_020D50S.jpg" alt="" width="1000" height="66" class="size-full wp-image-82762" /> 旧・赤デラ『020D』50gS 試打データ <strong>試打インプレッション 新・赤デラ『UX』5S <em>ダウンスイングで手首がほどけずタマってしなり戻る!</em></strong> <strong>常住</strong> 持った感じは、新・赤デラの40gRと比較して、重量感が増して、シッカリ感も増しています。本当に50gのシャフト? という感触です。打ってみると、しなり戻りの速さは、まさに「光速」ですね。スイング中に感じるのは、グリップスピードの減速率の高さです。つまり、コックしたまま手の位置が下へ下へタメを維持したまま動きます。ダウンスイングから直ぐに手首がほどけないということです。よりタメが出来て、さらに超高弾性素材の採用でインパクトに向けて、シャフト挙動が安定している。ボールに向かって安定して、下から、さらに、「光速」のイメージでインパクトを迎えるので、フェース上部に当たって低スピン。ミート率も増加し、HSも上昇して飛ぶシャフトですね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/09/50gS-1.jpg" alt="" width="1000" height="68" class="size-full wp-image-82761" /> 新・赤デラ『UX』50gS 試打データ <h2>総評</h2> <strong>常住</strong> 今回の新・赤デラ『UX』は、旧モデルと比較して、超高弾性素材の採用もあってか、しなり戻りの速さ、つかまり感が共に進化していました。そして、手元にケブラークロスを配置して、カウンターバランス要素が強くなっており、ダウンスイングから手首の角度を維持しながらタメを作れて、直線的にインパクトを迎えます。そのため、ボールに向かって下から入り、フェース上部でのインパクトで低スピンを実現します。これまでの赤デラでもボールがつかまらなかったゴルファーに最適ですね。 Olympic お問い合わせ:販売代理店 ラストストローク tel052-912-7077
    (公開)2024年09月04日
    グラファイトデザインは7月26日に、「TOUR AD」ブランドから、ハイブリッド専用モデル『TOUR AD VF HYBIRD』を発売。9月には2025年モデル『TOUR AD GC』を発売する。   <h2>■『TOUR AD VF HYBRID』</h2> 2023年に発売し、プロ・アマ問わず多くのゴルファーに支持された「TOUR AD VF」。強く叩けて軽やかに振り抜ける元調子進化系シャフトをハイブリッド用にアレンジしたモデルが『TOUR AD VF HYBRID』だ。 アイアンからの流れを重視する競技志向のプレーヤーにマッチした細身でシャープなフィーリングは、強く打っても球が吹けずに暴れないのが特長。硬度設定を高めた設計になっている。 手元側に細身の形状を持たせ先端側の硬さを際立たせた「105」と「95」は、強く振ってもブレない弾道。また、「85」と「75」は、より手元調子にすることで低弾道ながらも安定したスピンが入るように仕上げている。 価格は1本2万6400円。   <h2>■『TOUR AD GC』</h2> 昨今のゴルファーのスイングの変化やフィジカルの進化に対応させるべく新たなテクノロジーを導入した、新時代のニュートラルシャフト『TOUR AD GC』が9月6日に登場する。 スイング時に発生するシャフトのねじれとつぶれを抑え、高いミート率とボールスピードで安定した大きな飛びへと導いてくれる。 <h2>【TOUR AD GC テクノロジー】</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/08/tour2.jpg" alt="" width="1000" height="970" class="aligncenter size-full wp-image-82440" /> 《新しい芯金の導入》 先端部の形状を従来よりも太く設計した芯金を導入した「先太形状」。 シャフト先端部分の剛性を上げるため、内径を太くし円環剛性を向上。これにより従来のカーボン繊維量でも高い剛性感となり変形を抑えることが可能になった。 《AD シールドの搭載》 スイング中のシャフトのつぶれを抑えるため周方向にカーボン繊維を配置(フープ層)。先端剛性を高めることで手元側との剛性差をなくし一体感を持たせ、全体的なバランスを向上させる。 《新・基軸硬度設計》 先端~中間部は「先太形状」により、従来の繊維量で剛性がアップ。 手元~中間部は ADシールドを配置し、全体の剛性差を少なく設計。2要素が合わさりシャフト全体の剛性と振動数が向上した。 価格は1本4万6200円。
    (公開)2024年08月19日
    トゥルーテンパースポーツインクジャパンは8月23日、Project Xシリーズから、『DENALI(ディナリ)』を発売する。同社の商品はツアープロのイメージが強いが、『ディナリ』は一般のアマチュアゴルファー向けに開発した新しいグラファイトシャフトだ。 名前の由来は、米アラスカ州に聳え立つ北米最高峰のDENALI(ディナリ・マッキンリー山より改名)。地元先住民族の言葉で「偉大なもの」「高きもの」を意味しており、シャフトには雪が覆いかぶさった山を美しくデザインしている。 『ディナリ』はツアーチームとエンジニアによる約1年半に及ぶテストと研究開発の集大成シャフト。低弾道・低スピンの鋭いボールの飛びを実現する「黒」、中弾道・中スピンで比類のない感触と最大のエネルギー伝達を実現する「青」、高弾道・高スピンで軽量かつ適度なトルクを実現する「赤」の3色展開は、幅広いプレーヤーにとって理想的なシャフトの誕生と言える。 さらに、カウンターバランス設計により、クラブヘッド質量を追加してボール初速と慣性モーメントを向上。スイングウェイトが重くなりすぎずにより長いクラブでプレーが可能となる。「赤」は超軽量40gからのラインナップで、スイングスピードとキャリー距離を最大化する。 PGAツアーでは今年に入ってから、世界ランキング100位以内の選手5人を含めた10人を超える選手が『ディナリ』にスイッチ。トッププロの注目が集まっている。 お問い合わせ トゥルーテンパースポーツインクジャパン  TEL03-5846-9553
    (公開)2024年08月12日
    三菱ケミカルは、9月4日に「Diamana BB」を発売する。 三菱ケミカルのフラッグシップブランド「Diamana」は、世界最高峰の舞台で闘うトッププレーヤーが求める性能をそのまま製品化することをコンセプトとして誕生し、立ち上げから20年を迎えた。 今回発売する『Diamana BB』シリーズは、第六世代の「Diamana」シリーズ第二弾となるシャフト。最もクセの無いスタンダードな青系シリーズの最新モデルとして登場した。 手元からチップまで変曲点の無いなだらかな剛性によって、多くのゴルファーが求める自然なしなり戻りを実現。さらに高慣性モーメントのヘッドに対してもスイートエリアでインパクトできるようにデザインされている。 飛距離と安定性をバランスよく高め、ゴルファーの求める再現性の高いスイング軌道を提供するシャフトの誕生だ。 価格は1本4万4000円 お問い合わせ 三菱ケミカル TEL03-3851-8101(代理店 株式会社エストリックッス)
    (公開)2024年08月07日
    <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong><span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"></strong>永井<strong></span></strong></span> とにかく飛ぶシャフトを作る!と飛距離にこだわったFire Expressの新シャフト『RG-D(アールジーディー)』(各1本6万6000円)をこれから検証していきます。 4、5、6の3つのバリエーションがあり、フレックスはR~Xの全7タイプを用意。今回は6S(66g)、5S(57g)、4R(50g)シャフトにテーラーメイドQi10を装着して、トラックマンによる計測を行いました。 まずは動画で <iframe title="YouTube video player" src="https://www.youtube.com/embed/nhevxfTzY6A?si=OoGi12_mqrQy-Fm2" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> <h2>RG-Dの第一印象は?</h2> <img class="size-full wp-image-82321" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/6S.jpg" alt="" width="1000" height="491" /> 6S <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 6S、5S、4Rをそれぞれ手に取ってみましたが、コンポジットテクノらしい非常に繊維の良さを感じるシャフトです。 具体的には、高弾性トレカM40Xを多用し、さらに6軸組布を採用。新モデルの『RG-D』では、その組布の中へさらにソフメタと呼ばれる金属繊維を織り交ぜ、6軸の編み込みパターン自体が非常に細かくなっているのが特徴です。 そのことは、最外装にも表れており、所有感を満たすデザイン性となっています。 ストレート層へ高弾性繊維を多用し、さらに6軸組布により、外周から“ガチっ”と補強が入っている、そのようなイメージが湧いてきます。 <h2>高MOIヘッドとの相性も抜群ヘッドの機能も引き立たせる『RG-D』シャフト</h2> <img class="size-full wp-image-82322" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/5S.jpg" alt="" width="1000" height="489" /> 5S <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 実際に打ってみると、手元側の剛性の高さを感じました。その分先端のしなりが大きい、いわゆる先調子系シャフトに位置付けられますが、そのしなり戻りは、ファイアーエクスプレスらしく全体が非常にしなやかな印象です。 とはいえ、手元側の“しっかりさ”が力みを生むことなく、ダウンスイングのエネルギーが素直に先端部へ伝わっていきます。そして、6軸組布によるヘッドのブレを抑えながら“スパーン”とムチのような挙動で、強中弾道が得られる。他のシャフトメーカーとは一味違う“飛び”をもたらしてくれる印象です。 そのことは、トラックマンの数値が物語っています。私の場合6Sがマッチしたようで、ミート率1.54を記録、ボール初速も66・9 m/sでキャリー255・0Y、トータル281.8Yと好結果が出ました。 先述した6軸組布による剛性感も特筆すべき点で、先端が走って、かつ、しっかりしているからエネルギー効率がいい、というところがスピン量1870回転に如実に表れています。 また、低スピンでサイドスピンも非常に少ないのは、自分が振っていった方向に対し、そのままヘッドが出ていくということ。つまり、フェイスの開閉が抑えられている証で、トレンドの高MOIヘッドに装着した場合でもオープンフェイスになりにくく、過度にターンすることもないので、スクエアに保ちやすい。 『RG-D』は、ヘッドの機能も引き立たせるシャフトといえ、先端部分の挙動の安定感は、ゴルファーにとって非常にメリットが大きいと思います。 <h2>飛ぶシャフトは打ち方にもコツがある</h2> <img class="size-full wp-image-82323" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/4R.jpg" alt="" width="1000" height="486" /> 4R <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 『RG-D』のキーワードは“飛び”ですが、ダウンスイングからインパクトにかけて非常にレスポンスが良く、身体の動きについてきてくれます。この部分は、フェイスの操作性ともリンクしてくるので、ドローやフェードといったコントロール性能にも繋がってきます。 ただ、初めにややフック系のボールになった場合は、いつもより速くしなり戻ることを理解して、ボールの打ち出し方向をやや外側、つまりインサイドアウトに変えてみると距離の出るドローボールが打ちやすいでしょう。 インドア計測で結果の出るシャフトは、実際のコースでもイメージ通りの弾道で距離も稼げます。6S、5S、4Rとも強い弾きで初速も良く出ており、低スピンの強弾道が得られました。シャフトの重心位置がややバット側に寄っているように感じるので、若干重めのヘッドでもパワーを加速することが可能です。一方、軽量ヘッドの場合は、長尺仕様にしてもミート率が落ちないなど、ストライクゾーンは広いと感じました。対象は、自分のパワー不足に悩むゴルファーがスバリ、ターゲット。 初代ファイアーエクスプレスからはじまった、飛距離に拘ったシャフト作りの集大成が『RG-D』といえるでしょう。振れば振るほどゴルフが楽しくなるシャフトですので、是非一度トライしてみてください。 <img class="size-full wp-image-82326" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/OFMETA-1.jpg" alt="" width="1000" height="453" /> 6軸SOFMETA お問い合わせ:06-6356-3636 <a href="https://compo-t.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://compo-t.com/</a>
    (公開)2024年08月01日
    藤倉コンポジットは、「SPEEDER NX(スピーダー エヌエックス)」に、新テクノロジー「DHX」を搭載し、飛距離性能が向上した『SPEEDER NX VIOLET(スピーダー エヌエックス バイオレット)』を9月12日に発売する。 【最新テクノロジー「DHX」】 カーボンシャフトの特長である設計の自由度を活用し、45度以外の第2のバイアス層を新たに積層することで、ヘッドスピードを最大化し飛距離性能を向上。 Tip400~500mm付近の剛性を高めることで、近年の高慣性モーメントのヘッドにも適合する。 【VARIABLE TORQUE CORE】 「SPEEDER NX BLUE」よりも、先端と手元のねじり剛性を10%アップ。先端と手元のトルクを締めることで、中調子の振りやすさと、高初速・高弾道の両立を実現している。よりつかまった高強弾道を可能とする。 【SPEEDER NX VIOLET プロからのフィードバッグ】 ・打ち出しが上がりキャリーが伸びた。 ・ほどよいつかまりで、2m/s近くも初速があがった。 ・右に抜けることがなく、ドローが打ちやすい。 価格は1本4万9500円。 お問い合わせ 藤倉コンポジット 03-3527-8433
    (公開)2024年07月25日
    三菱ケミカルは、5月24日、『KUROKAGE XT series』を数量限定で発売を開始した。 2020年12月、ツアープロからアマチュアプレイヤーまで世界中のゴルファーに愛されたゴルフシャフト『KUROKAGE XT series』が販売を終了した。このシャフトを「BEAMS GOLF」がプロデュースし、オリジナルのデザインで復刻させたのだ。 「ファッションを楽しむように、クラブ選びも楽しめたら…」をコンセプトに、ゴルフクラブもファッションアイテムの一つとして楽しんで欲しいという想いから、「BEAMS GOLF」がブランドのイメージカラーであるグリーン・ホワイト・ブラックをベースにした3種類のシャフトデザインを監修。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/06/KUROKAGE_XT60S.jpg" alt="" width="1000" height="197" class="aligncenter size-full wp-image-81842" /> コースで映える「BEAMS GOLF」のデザイン性と、三菱ケミカル製の「KUROKAGE」ブランドの象徴的モデルである『KUROKAGE XT series』が生み出す飛距離性能と方向性を兼ね備えたシャフトは、自分を超えるためにチャレンジし続けるプレーヤー向けに仕上がっている。 価格は1本4万4000円。
    (公開)2024年06月25日
    FSPの『MX-V BRN』シャフトは5軸とボロンのハイブリッド構造により、先端強度を高めた50gの軽量モデル。「切り返しからインパクトまでストレスなく滑らかに加速するから、自然にヘッドスピードが上がる」という話題のシャフトで、さらに「球を押し込めて、伸びのあるやや低めの強弾道が得られる」と好評を博している。さらに、強く振っても吹き上がらないという触れ込みだが、性能は果たして? ヘッドはミステリー『CF435TOUR』『CF455TOUR』、高慣性モーメントのテーラーメイド『Qi10MAX』の3タイプを装着して、永井延宏プロが検証を行った。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/0Q_Flu36YSw?si=Cj6mwMDHL6aeI6H9" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> ■お問い合わせ 和宏エンタープライズ <a href="http://www.mystery-jp.com/shaft/mx-v-brn/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">http://www.mystery-jp.com/shaft/mx-v-brn/</a>
    (公開)2024年06月11日
    あのクレイジーからドライバー用新シャフト『AVIS(アヴィス)』が投入された。 <iframe title="YouTube video player" src="https://www.youtube.com/embed/qWd51rALzzs?si=9oH0KtuXj7hmA17O" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> CRAZY『AVIS』は、40g台と軽量ながら“軽量な弾きの良さ”と“コントロール性能”を両立するためにCRAZY初のダブルキックポイントを採用。切り返しのタイミングで手元のしなりが“タメ”をつくるとともに、インパクトゾーンで先端が素早く戻ることで確実にボールをつかまえる仕組み。 アベレージゴルファーから上級者まであらゆるプレーヤーを満足させる、CRAZYのオールラウンダーモデル『AVIS』。その性能や対象者とは? 永井延宏プロが徹底検証する。 ニューアート・スポーツ 03-3566-9012 www.crazy-shaft.com
    (公開)2024年05月24日
    トゥルーテンパースポーツインクジャパンは6月、人気の「Steel Fiber」シリーズからUT専用シャフト『SteelFiber HLS』を発売する。 『SteelFiber HLS』は、シャフトコア部分がグラファイト、最外層にスチールファイバーを巻き付けることにより、グラファイトのパワーとスチールの安定性を組み合わせたAerotech独自のテクノロジーを、特別にUT専用に設計したシャフト。飛距離とスピン両方のコントロールが可能で、中弾道かつスピン量の増加を実現している。 また、ティップ径は0.370インチでパラレルだから、UT以外にロングアイアンにも使用可能。先行して発売している同じ素材のスチールファイバーアイアンシリーズと組み合わせることで、より違和感のないスイングが期待できる。 あらゆるプレーヤーのパフォーマンスを最適化するために3重量帯で計10タイプの様々なスペックをラインナップしている。 商品名:『SteelFiber HLS』 問い合わせ先:トゥルーテンパースポーツインクジャパン 03-5846-9553
    (公開)2024年05月12日
    オリムピックは3月中旬、デラマックスシャフトのアイアン用シリーズ『DM03i』とウェッジ用シリーズ『DM03W』を発売する。 高評価を受けていた02アイアンシリーズをフルモデルチェンジし、更なる打ち易さを求めて、手元側にケブラークロスを採用することで、高い剛性と振動吸収性能を両立しながら、シャフト性能アップに大きく貢献している。 「UFS」と「トルクフロー」の概念は02アイアンを踏襲し、振動数管理では推し量れなったシャフトの硬さを、番手間・フレックス間の違和感を極力排除し、どの番手でも違和感なくスイングできるシャフトを目指し、ロングアイアンからショートアイアンまで、飛距離と方向性のバランスが最適となるように設計。全長に剛性の高いグラファイトクロス(2軸)を配することで、しっかり感のある打感が得られる。 デザインは03UTと同じマット仕上げ。UTからの番手間の流れを視覚的にも途切れさせずに、距離感・方向性の合わせやすいモデルになっている。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/orimupi.jpg" alt="" width="1000" height="934" class="size-full wp-image-80360" /> スペック表<br /> ちなみにオリムピック契約プロスタッフの武市悦宏氏は、アイアンシャフトについて、次のように語っている。 「デラマックスのシャフトを使い始めて10年。ボクも、立派なオジサンになった。もうスチールシャフトのアイアンに未練はない。一生ゴルフを続けるためにも、これからはカラダに優しい道具を選びたい。そんな思いから、この『03』リーズを作った。 『02』シリーズの振りやすさを踏襲しつつ、手元にケブラークロスを入れることで、芯を外したときの衝撃を吸収。インパクト時のカラダへの負担も少ないし、ヘッドの揺れも抑えられるから方向性も抜群。微妙にグリーンを外してしまうような当たりでも、『03』ならグリーン上に運んでくれるかも!? もちろんデラマックスのシャフトは人間に例えると筋肉質だから、75gの軽量でも手ごたえ十分。アベレージゴルファーからトッププロまで満足できる完璧な相棒となること請け合いです」―。 【お問い合わせ】 オリムピック 販売代理店 ラストストローク 052-912-7077
    (公開)2024年02月19日
    三菱ケミカルは1月に『Diamana WB」シリーズを発売した。 フラッグシップブランドである「Diamana」は立ち上げから20年。世界最高峰の舞台で闘うトッププレーヤーが求める性能をそのまま製品化することをコンセプトとしてきた。 今回発売した『Diamana WB』シリーズは「Diamana」ブランド第6世代の記念すべき1作目。元調子に求められるしっかりとした振り抜きと強弾道を導くシャフト。 第5世代まで搭載していた先端材料に加え、高MOIの大型ヘッドに対応した「New Tip Technology」を搭載。トップからダウンスイングの挙動安定性を高め、理想的なインパクトを導き、先端部のねじれ量を最適化。優れたエネルギー伝達を実現する。 コスメはこれまで定番としていたIP調から一新された、マットフィニッシュを採用。アスリートライクな装いに磨きをかけて新登場だ。 価格は1本4万4000円。 【お問い合わせ】 三菱ケミカル 03-3851-8101(代理店 株式会社 エストリックス)
    (公開)2024年02月14日
    アーチの新ライン『ナチュラル9』シリーズ『ロッソ』と『ネロ』を永井延宏プロが徹底検証していきます。 アーチシャフトは、綺麗なしなり戻りが特筆され、ストレスフリーで非常に振りやすいという印象がありますが、今回の2タイプの性能は果たして? ヘッドはキャロウェイゴルフ『パラダイム』(ロフト10・5度)を使用して、硬度25で打ち比べていきます。 まずは動画で <iframe width="788" height="430" src="https://www.youtube.com/embed/QkYEetig3wI?si=afNAYaOMBxZIrBT4" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>軽量タイプ『ロッソ』の第一印象は</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>永井</strong></span>まずは『ナチュラル9ロッソ』(硬度25)から。第一印象は手元側の適度な剛性感が伝わってきますね。そして、ミッドからチップにかけてはしっかりさが増すので、シャフトの動いてくれそうなポイントがいくつかありそう。 アーチの硬度表記は、アッセンブル時の振動数を用いており、『ロッソ』では20~27の計8フレックスを用意。分かりやすくいうと、レディスからXまでという理解でいいでしょう。重量帯で見ると、一番軽いシャフトが41gから始まって1gピッチで入り、途中から2gピッチへ変わる。最も硬い27で54gですが、私が手にしているのは、硬度25(49g)なので硬い方から3番目。SXに位置付けられます。 また、『ロッソ』は軽量シャフトに分類されますので、飛距離重視タイプといえます。そして、カウンターバランス設計のため、様々なヘッドと合わせやすいのも特長的。その特性を活かして長尺仕様でスピードへ繋げたり、ヘッド側を重くしてハンマー効果を得るなど、フレキシブルなチューンが可能です。 キックポイントは、やや先調子ということですが、シャフト形状も手元側に太さ&重さを感じ、軽量タイプなんだけど剛性を感じる。早速打ってみたいと思います。 <h2>打ってみると・・・</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/01/ROSSOcmyksmls.jpg" alt="" width="1000" height="1230" class="size-full wp-image-80171" /> ROSSO <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>永井</strong></span>おー、いい感じですね。かなり飛びましたよ。手元の重量効果で、トップの位置から自然にタメができる。印象としては、60g台のシャフトを振っているようなタイミングの取りやすさというのがありますね。 でも、実際の重量は49gとはるかに軽いので、陸上の短距離トレーニングでいうプラシーボ効果が期待できるわけですよ。シャフト自体は軽いわけですから、単純にスピードに変換される仕組みで、スピードを上げるようなトレーニングをしているようなイメージですね。 シャフト挙動はバットからミッド、そしてチップと三段ロケットのようなエネルギー伝達です。インパクト時は、 〝バシャーン〟 とパワーが増幅してボールに当たります。さらにしっかりとシャフトが押し込んでくれるので、綺麗なドローボールが出ました。 ひとくちでいうと飛距離直結型。とはいえ、インパクト時に手元が浮きづらいので、プロや上級者でも使える先調子シャフトです。 <h2>正確性やスイングが安定する『ネロ』</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>永井</strong></span>続いてナチュラル9『NERO』(硬度25)に移ります。こちらはどちらかというと“重さをしっかり感じる”コンセプトで、正確性やスイング安定に重点を置いています。ですので、硬度は24~29とややしっかりめの展開。全体的に積層が厚くなるため、強度、剛性感を増しているのが分かります。重量帯は60g~71gですから、昨今のアフターマーケット用のシャフトでいうと、男子のツアープロが使うような印象があります。 今回、私が打つのは『ロッソ』と同じ硬度25。60gをちょっと超えたタイプですが、打ってみたいと思います。 <h2>打ってみると</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/01/NERO_cmyksml.jpg" alt="" width="1000" height="1180" class="size-full wp-image-80172" /> NERO_ <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>永井</strong></span>構えてみると、手元側のしっかり感があり、積層の厚さを感じます。先端側も激しく動くイメージではないので、やはり安定型ですね。正確性というところが見えてきて、特にチップに近い部分のしっかりさが際立つ。オフセンターヒット時のヘッドのブレやエネルギーロスを軽減してくれそうです。 バシュッ! 重量帯の違いがそのまま自分の振りの強さに表れ、『ロッソ』比で打ち出し角1度、ランディング角は2度違う結果に。スピン量も1割ほど差が出ましたが、打ち出しのラインはほぼ一緒なんですよね。 自分でイメージ通りに打ち出したボールがそのラインにまっすぐ突っ込み、低スピン弾道で鋭くフェアウェイをキャッチしてくれたのが『ネロ』ということになります。安定型ですが、叩くタイプのスイングにもミートするでしょう。 アーチのものづくり、テクノロジーが垣間見え、そのことを数値が裏付けています。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/01/2401select_arch.jpg" alt="" width="1000" height="396" class="aligncenter size-full wp-image-80173" /> お問い合わせ:HopeFul 〒140-0002 東京都品川区東品川2‐3‐10 シーフォートスクエア 1F 電話03―712-4151/FAX 03―6712-4152  https://www.arch-golf.com/
    (公開)2024年02月02日
    三菱ケミカルは『TENSEI Pro Blue 1k』シリーズ(5万5000円)を発売中だ。 『TENSEI』シリーズと言えば、PGAのトッププロがこぞって使用するモデル。近年はクラブメーカーの純正シャフトにブランド名が採用されることも多く、ブランド価値が年々高まっている。 そんな中発売された今作をティーチングプロの常住充隆氏が50g台と70g台を試打。動画でインプレッション&詳細に特徴を解説する。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/t_swvqHB3JY?si=CTc015PAtiQwBLDl" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2023年11月27日
    ヨネックスは、カスタムオーダーで好評のカーボンシャフト「REXIS」シリーズから新しいシャフトを発売した。 シャフトは、最適な素材と製法を配置し、粘り感を追求したフェアウェイウッド用『REXIS KAIZA-F HP』と、ユーティリティ用『REXIS KAIZA-U HP』の2種類。手元側をしなりやすくし、粘り感を追求するとともに、しなり戻りの再現性に優れた安定した方向性を求める、中上級者向けのカーボンシャフトだ。 フェアウェイウッドとユーティリティのシャフトには、カーボンの約3倍の柔軟性を持つ独自素材「TOUGH G-FIBER(タフジーファイバー)」を手元側に搭載し、自然な粘り感を実現。また、ユーティリティの『REXIS KAIZA-F HP』には、シャフト全体にマルチレイヤードワインディング製法を採用。極薄のカーボンシートを均一に巻くことにより、360度精密でバラつきのない肉厚を実現している。これにより硬さのバラつきが少なく、しなり戻りの再現性を高め、ミート率と方向性を高めることが可能になる。 今回の発売によって「REXIS KAIZA-HP」シリーズは、フェアウェイウッド用とユーティリティ用が加わり、ドライバー用からアイアン用まで全てのシャフトがラインアップ。全番手違和感なく振りぬけるようになった。 価格は『REXIS KAIZA-F HP』が2万7500円、『REXIS KAIZA-U HP』が1万7600円。 日本国内67店舗のヨネックスフィッティングスタジオのコンセプトショップにて販売。 お問い合わせ ヨネックス 03-3833-3526
    (公開)2023年10月10日
    USTマミヤジャパンは、グローバル戦略モデル『LIN-Q(リンク)』の日本バージョンとして、『LIN-Q BLUE EX』(各1本5万5000円)シャフトの発売を開始する。そこで今回はティーチングプロの常住充隆氏がその実力をテストした。 <h2>まずは動画で</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/Cq_BvUV-knQ?si=39aUTkmYR1Q-PWua" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 今回はUSTマミヤの世界戦略モデル『LIN-Q(リンク)』のPGAツアー最新モデル『LIN-Q BLUE EX』(各1本5万5000円)のインプレッションを行います。『リンク』は米国市場において2019年よりスタートしたブランドですが、ネーミングに加えてコスメもグッド! 性能も折り紙付きで、既にPGAツアー3勝をはじめ11回のトップ5、そして24回のトップ10を獲得の実績があります。『リンクブルーEX』は、トルクやキックポイントなどの細かなスペック調整を行い、満を持して国内初上陸となります。その性能とは? 早速、5Sと6Sを検証していきましょう。 <h2>5Sを打ってみると</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 5Sを打っていきます。装着ヘッドはキャロウェイゴルフ『パラダイム』10.5度、ノーマルポジション。ワッグルすると、しっかりさが手に伝わってきます。 実際に打ってみると、トップスイングからグッと力を入れても手元側の剛性が強いので、シャフトのタメを強烈に感じることができました。インパクト付近の挙動は、タメ→しなり→リリースという3段階において非常にシンプルでタイミングが取りやすい。 シャフト自体は余計なねじれや挙動が生じないシャフトです。シャフトがムチのようにしなり仕事をするのではなく、ゴルファーがシャフトに負荷をかけた時に、初めて仕事をして性能を活かせるシャフトです。その意味では、ゴルファーがしたいスイング、打ちたい弾道を実現しやすいシャフトだといえますね。 トラックマンのデータを見てみましょう。私はHS46~47m/s、関節を使って振るタイプで、かつ、上からヘッドが入るスイングのため、スピン量がやや多めの結果となりましたが、HS40~44m/sの方が打つとよい結果になるかもしれません。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/10/5S.jpg" alt="" width="1000" height="446" class="aligncenter size-full wp-image-79062" /> GEWの浅水さん打ってみますか。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>浅水</strong></span> はい。HS40m/sの私の悩みは朝イチのチーピンなんです。一発勝負のデータですが、左に巻き込む不安は一切なく、スピン量も1600回転台。とにかく左を消せるので、ついつい叩きたくなりますね。実際のコースで試してみたいシャフトです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/10/5Sasa.jpg" alt="" width="1000" height="441" class="aligncenter size-full wp-image-79063" /> <h2>6Sを打ってみると</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 続いて6Sへ移ります。装着ヘッドは5Sと同じパラダイムの10.5度。 パシュッ! かなりしっかり振りましたが、5Sに比べボールスピン量が800回転くらい落ちましたね。重量帯が上がると、明らかにしっかり感が増します。私はインパクトのリリースが早いタイプで、ボールは上げていくというか、上がってしまうタイプなんですけど、6Sに関しては壁を作って、ハンドファーストのインパクトで厚く当てていくようなイメージで打つゴルファーにズバリ、ミート。また、トップスイングの位置が高く、シャフトを縦に使えて身体の捻転で打っていくスイングの人は、よりスピン量が適正になると思います。 注目したいのがトルク。2.9度ということで、シャフトのねじれは少ないです。つまり、ハードヒッターが対象者として見えてきます。ダウンスイングで力が入ってもシャフトは負けませんし、叩きにいってもブレない印象があります。球のつかまりについては、左へ行きづらい特性があるので装着ヘッドとの相性としては、ロフトの少ないものよりもある程度寝かせたヘッドが合いそうです。さらにつかまりの良いヘッドを装着すれば、ハイドロー&ロースピン弾道が得られるでしょう。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/10/6S.jpg" alt="" width="1000" height="449" class="aligncenter size-full wp-image-79064" />   <h2>総評</h2> 『リンク』のコンセプトは、同じ中元調子の『アッタスDAAAS』との剛性比較が分かりやすい。先端剛性が『DAAAS』よりも非常に強く、中間部から手元までかなり剛性を上げているのが分かります。『リンク』は、フルレングスでトレカT1100gを纏い、さらに先端部にはM40Xを採用して5万5000円の設定。これははっきりいってお買い得です。対象者は、ハードヒッターや競技志向のゴルファーになりますが、会社のコンペでとにかくドラコンだけは取りたい、という人にも是非推奨したいですね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/10/ust1.jpg" alt="" width="1200" height="800" class="aligncenter size-full wp-image-79059" /> フレックス:5r、5SR、5S、5SX、5x、6SR、6S、6SX、6X、7S、7X 価格:5万5000円 お問い合わせ UST Mamiya Japan 電話 03-6272-9801
    (公開)2023年10月06日