今回は「レトロポップ」をテーマに掲げ、ペイズリー風の柄を取り入れるなど、どこか懐かしい雰囲気が特徴的。全面昇華転写プリント手法を加えたことで、グラフィックバリエーションの幅が広がったもよう。同社によると
「これまでは40代をメインターゲットに据えていましたが、今後は年齢ターゲットを絞らず、テイストで勝負していきたいと考えています。ですから、トレンドを追いかけるというよりも、キャラクターブランドとしての独自路線を貫きたいです」――。
型の9割がレディスであるが、メンズの評価は高いとのこと。今回、メンズのボトムスは全てニッカポッカで統一するなど、チャレンジの姿勢も見せている。メンズラインの充実も今後のキーとなりそうだ。
今年の春夏から展開を開始した兄弟ブランド『5397 by スワンプツアーズ』は、ゴルフ場ショップを中心に好調な滑り出しを見せているという。「普段でも着回せるゴルフウエア」をコンセプトに、陽気でカジュアルなテイストを多彩な加工で表現していく。
また、価格帯もシャツが6800円~8800円と比較的リーズナブルになっている。これにより、若手ゴルファーの取り込みを狙っていく構えだ。
『5397』では、ゴルフ場のオリジナルロゴを入れるなど、別注対応をしていることから、ユニフォームとしての需要も高まっているという。別注対応については今後も積極的に取り組んでいきたいとのこと。
販売チャネルは専門店、ゴルフ場で現在は55店舗。特にゴルフ場での販売が好調だという。今後は展開店舗数100を目標に、アイテム等を増やしながら同ブランドの拡大を目指す。
問い合わせは明石被服興業へ、086~477~7704。