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    ハッシュタグ「ドライバー」記事一覧

    テストに臨んだ永井プロが「“スゴい飛ぶ”という評判を生徒さんから聞いたことがあります」というWAOWWのドライバー。そのニューモデルで「ウルトラ低スピン」を謳う大MOI設計のドライバー、その名も『BANG』。パワフルな弾道を予感させるパンチの効いたネーミングのモデルだが、じっくり打ってその実力を検証した。 まずは動画で <iframe width="788" height="430" src="https://www.youtube.com/embed/j6NnPx09eFw?si=bL62tb1NKgWMcrLe" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>低・浅重心化を促してスピン量をセーブする</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>『BANG』のヘッドはソールのデザインがとても個性的で、トレンチのような"ミゾ"がたくさん刻まれています。こういう折り込み(凹み)は"たわみ"とともに重量を稼ぐ効果があり、低重心なことがうかがえますね。そのソールには、後方に3つのウェイトがあり、フェースの近くに大きなウェイトが1つ入っている。これらのウェイトを調整することで、ヘッド重量が192~216gまで幅を持たせられるのでしょう。200g台なので、ヘッド重量は重め。その辺りは、ヘッドのMOI(慣性モーメント)の大きさと関係しているのではないでしょうか。 クラブを水平にしてヘッドを宙に浮かせると、フェースがあまり上を向かないことから、フェース寄りのウェイトが利いた浅重心設計と思われます。ここにウェイトが入ることで、インパクトのエネルギーがボールへダイレクトに伝わることが期待できるし、スピンが抑えられるように。しかも、低スピンの工夫として、フェース面にはフルで細かいミーリングが施されていて、打点部分には「WAOWW」をイメージさせる「W」がデザインされています。作り込みのこだわりや高級感、ブランドの個性を感じずにはいられません。 <h2>リアルに実感した「ウルトラ低スピン」</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 私はこれまでシャフトの試打企画などで『BANG』のヘッドを打ったことがあり、すでに飛びのポテンシャルは十分に感じていますが、じっくりとテストをしましょう。シャフトは「ナチュラル9」シリーズ(Arch)の『ROSSO(ロッソ)』。このシャフトも以前に試打しましたが、スピード感のあるつかまり系で、フィーリングも結果もかなり良かったことを覚えています。 クラブをアドレスすると、投影面積はそれほど大きく感じませんが、ヘッド後方のラウンドの頂点がシャフトから少し遠いところにある、いわゆる洋ナシ型の逃げ顔。海外ブランドのドライバーの形状が思い浮かぶし、球が左に行く感じがありません。 一発目からいい当たり(ミート率1.56)が出て、スピン量が1378回転という、これぞ「ウルトラ低スピン」のデータが出ました。アゲンストに負けないような推進力がある球でランが出るし十分な飛距離ですが、打ち出し角がもう少し高くなるとキャリーが伸びそう。ということでヘッドの性能をより生かせるように、次はアッパー軌道で打ってみましょう。すると、打ち出し角は思いのほか変わりませんでしたが、スピンが少し増えたぶん最高到達点は高くなってキャリーが伸びました。一発目と同じように高いミート率(1.55)で、トータルの飛距離はほぼ変わりません。 <h2>打ち出しの高さをいかに稼ぐかがカギ</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/01/waoww.jpg" alt="" width="1000" height="1060" class="size-full wp-image-84705" /> BANG <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> ここまでのことから"カチャカチャ"による調整を含めたロフト選び(10度、11度)やシャフト選び、自分なりのティアップ高さやヘッドの入れ方などを上手く組み合わせて、イメージに合うキャリーとランのバランスを作ると飛距離アップにつながるでしょう。 肝心なことは「ウルトラ低スピン」を生かすために「打ち出し高さ」をいかに確保するか。多くのアマチュアはロフト11度のほうでいいのではと思いますし、さらに"カチャカチャ"でロフトを大きくするのもアリです。今回のシャフト『ROSSO(ロッソ)』のように、わりと先がしなるタイプで打ち出し角を確保したり。とはいえ『BANG』のヘッドは先調子系じゃなきゃいけないということではなく、その人の好みに合っていたりタイミングよく振りやすいシャフトで打ち出しの高さが作れれば、それが適正と言えます。 <h2>フェース側の重りが力強い打感と飛びに</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 実打をして分かったことは、前述したように、ソールのフェース寄りに入る青いウェイトが利いていること。インパクトでボールをグーッと"ひと押し"できて、エネルギーが効率よく伝わる手ごたえがしました。ヘッドの重さが"ガーン"とボールにぶつかるような、パンチの効いた打感がするし、球質も重そう。フェースに近いところに重量がある浅重心系ヘッドの特徴であり、そのことも高いミート率や「ウルトラ低スピン」につながっているのではないでしょうか。 と同時に、インパクトの力強い"ひと押し"が出だしの方向を定めてくれて、打球の方向性がいいし、曲がり幅がかなり少ないと思います。しかも『BANG』のストロングポイントである「ウルトラ低スピン」は、飛ぶ要素だけでなく、左右に曲がる原因となるサイドスピンも抑えてくれる。ティショットにおいて、直進性の高さやラインの出しやすさを感じながら、飛距離を伸ばせるでしょう。 インパクトの手ごたえといい、超低スピンの弾道といい、まさに「バン!」と当たって「ワオ!」と飛ぶドライバー。ゴルファーにとって強力な武器になるに違いありません。 お問い合わせ:WAOWW TEL049-293-7974  <a href="http://www.waoww.jp" rel="noopener noreferrer" target="_blank">www.waoww.jp</a>
    (公開)2025年01月20日
    2024年11月9日、ダンロップスポーツマーケティングはスリクソン『ZXi』シリーズのドライバー4機種を発売する。オーソドックスな『ZXi』、小ぶりで操作性重視の『ZXi TR』、低スピン性能を強化した『ZXi LS』、そしてこれまでのシリーズになかった4機種目の『ZXi MAX』だ。今回は『ZXi』シリーズ4機種のドライバーをメディアでもおなじみのQPこと関雅史プロが徹底検証し、ダンロップの企画担当・水谷宇雄氏が解説。加えて、特に『ZXi MAX』は、「スリクソンは難しいクラブ」と固定概念があって使用経験のない一般アマチュアゴルファーにもテストしてもらった。その声も紹介する。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/jZxnFqH9rVA?si=dI3J6dDuQfNEzHsY" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 初速、方向性、飛距離のすべてにおいてバランスが絶妙の『ZXi』 <img class="alignnone size-full wp-image-83443" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/web2-zxi.jpg" alt="" width="788" height="525" /> <strong>『ZXi』(スタンダード)10.5度 試打インプレッション</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> 『ZXi』は構えてみると安心感があるよね。「スリクソン」ってアスリートブランドでしょう。でも、『ZXi』はやさしい感じがするよ。それとヘッドはマットブラックを基調としてカッコイイよね。では、早速打ってみます! <strong>『ZXi』を打ってみると・・・。</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> いやぁ~、打感がイイじゃない! <strong>GEW</strong> いい音してますね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> そうだね。つかまったイイ弾道だね。なんでだろう? 僕のヘッドスピード(45.5m/s)でも280ヤード飛ぶんだね。それと、フェースの弾き感すごくイイ。 <strong>GEW</strong> ダンロップの方が来てますから、聞いてみましょうよ。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> なんでこんなにボール初速出るんですか? <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>水谷</strong></span> 今回の『ZXi』シリーズはフェースが進化していて、新開発のフェース構造『i‐FLEX』をシリーズで採用しています。フェースのトゥ側とヒール側の部分を厚く、中央部分をスリクソン史上最薄に設計して、フェースのたわみで生み出すエネルギーを無駄なくボールスピードに変えているんです。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> なるほど。フェースの真ん中を薄く、周りを厚くして、反発を強くしているんですね。それで弾くんですね。もう1発打ってみていいですか? <strong>もう1発打つと・・・。</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> やっぱり、ボールがつかまるし、高い弾道になりますね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>水谷</strong></span> そうですね。『ZXi』のスタンダードモデルは、多くのゴルファーの使用を想定していて、つかまりやすい、弾道が高い、バランスの良いクラブに仕上がっています。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> イメージ的には「強靭な」というより、「オートマチックに良い弾道」を打たせてくれるドライバーです! <img class="size-full wp-image-83445" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/ZXidata.jpg" alt="" width="788" height="398" /> ZXi 試打データ <h2>ゴルファーの意図がボールに伝わる マッスルバックアイアンのような 『ZXi TR』</h2> <img class="alignnone size-full wp-image-83446" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/webZXi_TR.jpg" alt="" width="787" height="525" /> <strong>『ZXi TR』9度 試打インプレッション</strong> <strong>GEW</strong> 次に『ZXi TR』です。「TR(ティーアール)」は「ツアー」の略だそうですが、この『ZXi TR』は、QPさんの好みの顔ですよね? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> そうなんだよ。僕ってブサイクだからさ( 笑) 無意識にキレイなモノを求めるのよ。だから『ZXi TR』はス・テ・キ。 <strong>GEW</strong> サイズも450ccとコンパクトで、操作性が高いモデルという位置づけです。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> マットブラックなので、なおさら精悍な見え方がするよね。打っていい? <strong>我慢できず、早速試打・・・。</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> 打ってみると「バチン」とくるね。ヘッドの形状から、少しつかまえて打ちたくなる、ボールを包み込んで打ちたくなるんだけど、ちゃんとゴルファーの意図通りにヘッドが動くね。操作性がスゴイね。顔もイイしね。 <strong>GEW</strong> もう1発くらい打ちたい? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> 打ちたいよ! <strong>と2発目・・・。</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> いやぁ~、最高の弾道!。スピン量も2480rpmとちょうどイイ。最近、ヘッドの形状などでスピン量がアンバランスなクラブがあったりするんだけど、飛ばすには最適なスピン量があって、『ZXi TR』はスピン量がちょうどイイ。この『i‐FLEX』はスゴイ構造なんだね? <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>水谷</strong></span> 『i‐FLEX』はボールスピードの最大化を図った構造で、『ZXi』シリーズの一番進化したポイントです。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> 進化がスゴイね。 <strong>GEW</strong> 買いたくなるでしょう? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> 全国の奥様方には申し訳ないですが、内緒で買いたくなります(笑) <strong>GEW</strong> それだけ、飛距離性能も高いし、ゴルファーにしてみれば操作しやすいモデルですね。 <img class="size-full wp-image-83448" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/web-ZXi-TR-data.jpg" alt="" width="788" height="401" /> ZXi TR 試打データ <h2>「おぉぉー、飛んでる!」とQPさんが絶叫するほど低スピンで飛ぶ『ZXi LS』</h2> <img class="alignnone size-full wp-image-83449" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/ZXi_LS.jpg" alt="" width="787" height="489" /> <strong>『ZXi LS』9度 試打インプレッション</strong> <strong>GEW</strong> 3タイプ目が『ZXi LS(エルエス)』です。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> いわゆる低スピン(ロースピン)を追求したモデルでしょう? <strong>GEW</strong> そうですね。松山英樹選手が、米ツアーのプレーオフ最終戦で使ったモデルですよ! <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> 松山選手の飛距離スゴイよね。 <strong>GEW</strong> 松山選手に負けない飛距離でお願いします。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> そりゃ、負けるよ。打っていい? <strong>GEW</strong> どうぞどうぞ。 <strong>QPさん、打つ前に気付いたことが・・。</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> 顔は『ZXi』のスタンダードモデルと同じですね。スタンダードとはウエイトポジションが違うのかな? <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>水谷</strong></span> 『ZXi』スタンダードモデルは、ソールのトゥ側とヒール側に1個ずつウエイトが装着されてますが、『ZXi LS』はフェース側とバック側に1個ずつ装着されて、低スピンを実現しています。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> さあ、果たして本当に低スピンの弾道になるのか? 打ってみましょう。 <strong>改めて、試打してみると。</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> おぉぉー、飛んでる! 曲がらないし、スピン量も2040rpmで減ってるよ! スッゴイ。『LS』の名前通りなんだね。ボール初速も67.5m/sと出てますね。インパクトでのエネルギーがボールに伝わる感じが強い。なんてったって低スピン。これは構造的に何が寄与していますか? <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>水谷</strong></span> まずはソールのウエイトの位置ですね。それとクラウンにも特徴があって、前作にも搭載した4機種共通の「スターフレームクラウン」構造で、耐久性も担保しながら、低重心化を実現しているんですが、やはり、ソールのウエイト位置ですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> クラウン部の軽量化によって低重心化されて、スピン量が減る。そして、ウエイトの位置がミソなんだね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>水谷</strong></span> その通りです。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> 分かりやすいね。買っちゃうな! <img class="size-full wp-image-83454" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/ZXi-LS-data-1.jpg" alt="" width="788" height="401" /> ZXi LS 試打データ <h2>スリクソンのイメージが変わる! あなたにも使ってもらいたい『ZXi MAX』</h2> <img class="alignnone size-full wp-image-83452" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/web-ZXi_MAX.jpg" alt="" width="788" height="468" /> <strong>『ZXi MAX』10.5度 試打インプレッション</strong> <strong>GEW</strong> 最後が今までの「スリクソン」に無かった『ZXi MAX』です。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> そうだよね。これまで無かったよね。どういうクラブなのかな? <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>水谷</strong></span> ソールのバック側に14gのウエイトがあって、重心が深く、慣性モーメント(MOI)が高くてやさしいモデルです。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> 実はMOIが高いクラブは苦手なのよ。でも、最近注目されているクラブだよね。それが「スリクソン」からも発売されるんだね。打ってみようか? <strong>と恐る恐る打ってみるQPさんだが・・。</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> アレッ、アレッ、打てたよ。イイーじゃない! ボールがつかまるし。へぇ〜〜。実はね、打点が少しフェースのヒール寄りだったんだけど、弾道が左右にブレないよね。これって高MOIの効果ですか? <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>水谷</strong></span> はい、そこが『ZXi MAX』の一番のセールスポイントなんです! <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> 良い意味で、「スリクソン」ブランドのクラブを打っている印象がない。すごくオートマチックで、やさしいクラブ。でも、ツアーで蓄積されたテクノロジーが搭載されているから、打感がイイし、弾くし。面白いクラブですね。 <strong>GEW</strong> 『ZXi MAX』は、これまで「スリクソン」ブランドが難しいクラブと思っているゴルファーに向けたドライバーですよね? <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>水谷</strong></span> 「スリクソン」は「プロ・上級者が使う」、「難しいクラブ」という印象が強くて、これまで「スリクソン」を打ったことのないゴルファーに使ってもらいたいんです。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> じゃあ、誰か試してもらいましょうよ。 <strong>GEW</strong> 分かりました。インドアですから、誰か隣のブースで練習している人がいるかもしれませんので、ナンパしてきます。 <img class="size-full wp-image-83458" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/ZXi-MAX-data-1.jpg" alt="" width="788" height="398" /> ZXi MAX 試打データ <h2>『ZXi MAX』アマチュア試打 スリクソンなのにやさしい! こんなドロー系の弾道初めてかも!?</h2> <strong>林淳一さん 『ZXi MAX』10.5度 試打インプレッション</strong> <img class="size-full wp-image-83459" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/zxi-max-hayashi.jpg" alt="" width="787" height="525" /> 飛び入りで『ZXi MAX』を試した林淳一さん <strong>GEW</strong> ということで、『ZXi MAX』はプロのQPさんが打つより、アマチュアゴルファーが打つ方が参考になるので、ナンパしてきました。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> そうだよね。僕が打つより、これまで「スリクソン」を難しいクラブと思っているアマチュアゴルファーに打ってもらった方が説得力があるよね。で、誰ですか? <strong>GEW</strong> 隣のブースからナンパしてきた林淳一さんです。 <span style="font-weight: bold; color: #3eb370;"><strong>林</strong></span> よろしくお願いします。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> いきなりですが、「スリクソン」のイメージと通常のドライバー飛距離を教えてください。 <span style="font-weight: bold; color: #3eb370;"><strong>林</strong></span> 「スリクソン」って松山選手が使っていて、プロ・上級者のイメージが強く、ガチゴルファーが使うクラブ。ドライバーの飛距離は230ヤードがやっとです。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> ところがなんですよ! なので、体験してみてください。 <span style="font-weight: bold; color: #3eb370;"><strong>林</strong></span> 緊張するなぁ~。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> 林さん、構えた感じは? <span style="font-weight: bold; color: #3eb370;"><strong>林</strong></span> 想像していたより、僕でも打てそうなドライバーで、安心感があります・・・。 <strong>林さんは緊張気味に打ち始めたが・・・。</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> 出ましたね。248.6ヤード。曲がりませんね。ド真っすぐ。 <span style="font-weight: bold; color: #3eb370;"><strong>林</strong></span> そうなんです。いつもはスライス系なんですが、ドローになりましたね。初めてかも、この弾道。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> ボールがつかまるヘッドですから、このような弾道が出るとは思いますが、それ以上に飛んでますよね。 <span style="font-weight: bold; color: #3eb370;"><strong>林</strong></span> それと、打った時の感触がすごくイイ。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> ミスショットも含めて、何発か打ってもらいましたが、曲がらないですね。 <span style="font-weight: bold; color: #3eb370;"><strong>林</strong></span> 第一印象は「スリクソンなのにやさしい」。イメージが変わりましたね。 <strong>GEW</strong> その意味で『ZXi MAX』のキャッチコピーは「あなたにも使ってもらいたいスリクソン」だと思います。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> そうだね。だから『ZXi MAX』を加えて4種類で、幅広いゴルファーに楽しんでもらえそうですね。 <img class="size-full wp-image-83460" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/ZXi-MAX-hayashi-data.jpg" alt="" width="787" height="401" /> ZXi MAX アマチュア代表 林淳一さん試打データ <h2>QP関雅史の『ZXi』シリーズ総括</h2> <img class="alignnone size-full wp-image-83461" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/soukatsu.jpg" alt="" width="788" height="471" /> <strong>GEW </strong>とにかく曲がらなかったですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> もう買いますよ! <strong>GEW </strong>最初に試打した『ZXi』(スタンダード)は、どうでしたか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> オールラウンドで、アスリートに対して バランスの良いクラブに仕上がっている。ボールスピードも速い、飛ぶ、というのは前提ですが、高いレベルでのスタンダードだと思います。 <strong>GEW </strong>『 ZXi TR』はどうでしたか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> 低スピン、飛距離性能の高さはもちろんですが、操作性の高さが特徴。特にアドレスを変えなくても、ゴルファーの意思がボールに伝わる。マッスルバックのアイアンみたいだよね。 <strong>GEW 『</strong> ZXi LS』は? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> その名の通り低スピン。多くのゴルファーがスピンが多くて悩んでいると思いますのが、特にアスリートでスピンが多いゴルファー向けですね。 <strong>GEW </strong>最後に『ZXi MAX』です。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> これはやっぱり寛容性ですよね。ゴルフが簡単になりますよ。いままでの「スリクソン」のイメージが覆されるくらいのやさしさでした。 <strong>GEW </strong>それでいてカッコイイ! <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>QP</strong></span> それ大事よね。ベタベタに「やさしい」が表に出たデザインだと「ちょぉっと〜」というゴルファーでも、「プロも使うやさしいモデル」というカッコよさがあるよね。そして、それが打ててしまうというところがミソだね。 &nbsp;
    (公開)2024年10月10日
    ヤマハは、「INPRES(インプレス)」の新シリーズとして、独自の8軸積層カーボンフェースを採用したドライバーをはじめとしたゴルフクラブ『INPRES DRIVESTAR(インプレス・ドライブスター)』を、フルラインアップで9月20日に発売した。 ドライバーは、三菱ケミカルとの共同開発で生まれた、8軸積層カーボンフェース「オクタアングルカーボンフェース」を搭載し、フェースの広範囲でボール初速の向上を実現する。また、カーボンフェースによる軽量化に伴い、バック側にウェイトを配置し「カウンターウェイトシステム」による最高クラスの縦横慣性モーメントが、インパクト時の打点ブレにも強さを発揮して安定したショットを生み出すとか。 HS40m/sのGEW記者・浅水敦が打ってみると・・・ <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/e48KY5n-Kgg?si=J-Vzulqu-0PKxocQ" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> &nbsp; アイアンは、図心を重心・打点に近づけることで反発効率を大きくする「3ポイント レゾナンス テクノロジー」の搭載と、高い強度を持つ新素材「X37」を採用した精密鋳造による1.1mm極薄ソールとの相乗効果により、打点の反発性能がアップしている。 HS40m/sのGEW・浅水敦が打ってみると・・・ <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/kgZMUgLhU9w?si=UnaB-NviN62qWKN4" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> &nbsp; <h2>【INPRES DRIVESTAR特長】</h2> 安心感のある大型ヘッドで“しっかりつかまえて”飛ばす『INPRES DRIVESTAR TYPE/D』と、投影面積を抑えた形状で“つかまり過ぎをおさえて”飛ばす『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』の2モデルをラインアップ。 ■カーボンフェースドライバーの常識を覆す「オクタアングルカーボンフェース」 三菱ケミカルとの共同開発で生まれた8軸積層カーボンフェースを搭載。定番の4軸や6軸を超える8軸のカーボンフェースは、広範囲における強度が向上したことでフェースのどこに当たっても高初速を可能にする。 ■抜群の方向安定性「カウンターウェイトシステム」 軽量カーボンクラウンと軽量カーボンフェースの採用で生みだした余剰重量を飛距離とやさしさに必要な重心設計に最大限活用。縦横合計で約1万g・㎠の慣性モーメントを実現し、全方位の打点ブレへの圧倒的な強さを発揮する。 ■心地よい打感 ヤマハ独自の打音解析により、カーボンフェース特有の打感と打音の懸念を解消。音の質を徹底的に追及し感性に訴えかける心地よい打感に到達した。 <h2>【INPRES DRIVESTAR フェアウェイウッド/ユーティリティ】</h2> ■高強度素材「X37」×カーボンクラウン 高い強度と粘り強さを持ち、より精密な設計が可能な高強度素材「X37」を採用。さらにカーボンクラウンとの組み合わせにより、驚きの飛距離と高弾道を生み出す。 ■ボールスピード向上 偏肉設計により、実際にボールが当たるフェース下部を薄肉化(フェアウェイウッド:肉厚1・4㎜、ユーティリティ:肉厚1・5㎜)。これにより、打点部分の反発性能が向上し高初速を実現する。 ■圧倒的な飛距離を高弾道で カーボンクラウンの採用により生まれた余剰重量を重心設計に活用することで超低重心化を実現。前モデルよりクラブ長さを0・5インチ短くしているにもかかわらず、飛距離アップに成功。圧倒的な飛距離を高弾道で実現する。 <h2>【INPRES DRIVESTAR アイアン】</h2> しっかりつかまえて飛ばす『INPRES DRIVESTAR TYPE/D』と、つかまり過ぎをおさえて飛ばす『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』の2モデルをニーズに合わせてラインアップ。両モデルとも、飛距離・やさしさ・打感に優れた、今までの飛び系を超えるアイアン。 ■反発効率を最大化する「3ポイント レゾナンス テクノロジー」 従来のアイアンはその形状によりフェース面上で最もたわむ「図心」が重心点や実際の打点と離れているため、飛距離の最大効率化が困難だったが、同社はアイアンヘッドのトゥ側にリブを配置することで、「図心」を重心点と打点に近づけ、反発効率を最大化することに成功した。 ■打点部の初速性能を高める 高い強度と粘り強さを持つ新素材「X37」を採用し、ソール厚さわずか1・1㎜の精密一体鋳造を実現。前作よりもソールの反発エリアを拡大したことでソールのたわみ量が増大、特に打点に近いフェース下部の反発性能が飛躍的に向上している。 ■圧倒的な飛距離を高弾道で実現 ソール後方に大容量のタングステンウェイトを配置(TYPE/D:41g、TYPE/S:77g)。超深重心+低重心化により、圧倒的な飛距離を高弾道で実現している。 ■2モデルに対応した専用ウェッジ TYPE/D、TYPE/Sのアイアン双方に対応する専用ウェッジを、42度(AW)、48度(AS)、55度(SW)の3種ラインアップ。アイアンに合わせた専用のロフト設計だからこそ推奨できるウェッジだ。 価格はドライバー1本9万7900円、フェアウェイ1本6万500円、ユーティリティ1本4万6200円。アイアンセット(4本・#7~PW)12万3200円、単品1本3万800円。 <h2>【INPRES DRIVESTAR For Ladies】</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-82955" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/09/yamahal.jpg" alt="" width="1000" height="546" /> ヤマハならではのアプローチで女性の振りやすさを追求。「ヘッドは重く」「シャフトは軽く」「グリップはやや太く」「クラブ長さは短く」など細かい改良を重ね、10月5日に発売する。 ドライバーには「オクタアングルカーボンフェース」を搭載し、高い強度と反発性能を備え、「カウンターウェイトシステム」によりレディースモデル最大級の慣性モーメントを実現している。 アイアンには独自に開発したレールが段階的に接地し、摩擦が減少する「スケーティングレールソール」を採用。レール効果によりダフってもソールが滑り、ミスを大幅に軽減してくれる。ゴルフを楽しむゴルファーのプレーを後押ししてくれるクラブ郡の登場だ。 価格はドライバー1本9万7900円、フェアウェイウッド1本6万500円、ユーティリティ1本4万4000円。アイアンセット(5本・#7~SW)14万8500円、単品1本2万9700円。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/bC1iwIhaVAU?si=QhZYku1uIqOwyJ-g" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 打音についてはこちらから。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/rOCDIP1YyEA?si=Qq2BB7iBe1wrbZ1N" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2024年10月08日
    今年、創業20周年を迎えたルーツゴルフ。超合金アーメットにこだわり、飛距離に真摯に向き合う姿は多くのシニアゴルファーの拠り所となった。そのルーツゴルフから発売されたのが、同社では初となるアスリートラインの『AERMET ACE』。飛距離に定評のあるルーツゴルフだが、その飛距離に加え、競技者が使用するクラブとしての要素を盛り込んだ。その『AERMET ACE』のアイアンとドライバーを、様々なメディアでもおなじみのカリスマフィッター・鹿又芳典氏が検証。今回は開発者のルーツゴルフ・大同一輝氏との遣り取りも一興だ。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/UoIfehlpjoo?si=kOWiuH8r4wyrEtMU" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 試打インプレッション1 AERMET ACE IRON「曲がらなくない!?」飛距離と操作性が融合 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/rootsgolf9241003-1.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-83374" /> <strong>アイアン9番(36度)</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> そもそもルーツゴルフのアイアンは、飛び系だと思っているんですけど、 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>大同</strong></span> 飛び系アイアンが主流ですが、技術の進化で、高弾道、高スピンに改良しています。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> その中で『ACE』に関しては、競技者がターゲット? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>大同</strong></span> はい。比較的小ぶりでスピンも入る飛び系アイアンになります。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> いきなり9番(36度)を打ってみましたが、「曲がらなくない!?」という第一印象です。何度打っても同じ弾道で、慣れてくると振れてくる。シャフトもシッカリ感があります。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>大同</strong></span> 純正のSですが、Sのみ重量が70g台なんです。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> ルーツさんのクラブは「転がってでも飛んでくれたらイイ」みたいな印象があったんですが、『ACE』のような王道なクラブにビックリです。それにしても70g台のカーボンシャフトを入れるのは珍しいですね。で、このシャフトが打ってもヘコタレナイ。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>大同</strong></span> ありがとうございます。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> そして、想像以上にヘッドの操作性が高い。フェースがアーメットなので打感は、軟鉄鍛造とは違いますが、ヘッド挙動は軟鉄鍛造アイアン同等の操作性がありますね。その意味で、弾道を作ろうとしても作れますね。なので、競技ゴルファーが求めるフィーリングは感じますよ!。 <strong>GEW</strong> 目から鱗ですね? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> ただ、パーツブランド含め、競技者モデルは競争が激しい。それでも『ACE』を作った? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>大同</strong></span> 飛距離に強い競技モデルって意外と少ないんですよ。それが理由ですね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/9Idata.jpg" alt="" width="788" height="442" class="size-full wp-image-83339" /> 9番アイアン試打データ <h2>ストロングロフトなのに球が浮く不思議 </h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/rootsgolf9241003.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-83373" /> <strong>アイアン7番(28度)</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> 7番アイアンのロフト角は? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>大同</strong></span> 28度です。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> そうなると、大手の競技者モデルより半番手くらい立っているので、これで球がしっかり浮くか、が問題ですね。 <strong>打ってみると・・・</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> このロフトでスピン5000rpm以上というのはスゴイ。僕は普通軟鉄鍛造の7番30度で5000rpmなんです。なのに軟鉄鍛造のアイアンと遜色ないですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>大同</strong></span> 飛距離はどうですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> 頑張って飛ばしにいったわけではないのに、キャリーで170ヤード近く出ているので、飛びますね。着地角も40度前後なので、止まる弾道と考えて良いと思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/7Idata.jpg" alt="" width="788" height="443" class="size-full wp-image-83343" /> 7番アイアン試打データ <h2>もう一発打ってみると・・・</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> ミスりました。でも、ちょっと待って。これ驚きです。超チーピンなんですが、でも曲がり幅少ないです。何故ですか? 大同さん! <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>大同</strong></span> フェース素材のアーメットって横スピンが入りにくい素材なんです。なので、良くも悪くもルーツのアイアンは「球を曲げれない」と言われます(笑) <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> ひっかけても縦距離が変わらないし、曲がらない。どんどん打ちたくなりますね。曲がりにくいというのは、めちゃめちゃメリットですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>大同</strong></span> ゴルフには重要ですよね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> 曲がらないと、振ってやろう! という気になって力入れて振っても曲がらない。というか、さっき大同さんが言っていた「球を曲げれない」は、「曲がりにくい」で、でも競技者が求める操作性はあるので、『ACE』には大きなメリットになっていますね。 <h2>試打インプレッション2 AERMET ACE DRIVER ドライバーもアイアンのように振れ! 飛距離も方向も抜群</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/driver.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-83345" /> <strong>ドライバー10.5度</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> ドライバーですね。アイアンとドライバーって、ルーツゴルフさんのなかでは? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>大同</strong></span> これまではアイアンのイメージを強いんですが、それを覆すのが『ACE』のドライバーです。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> なんの情報もないまま1発打ってみましたが。アイアンと同じ振り心地ですね。打点はトゥ側でミスしましたが、それでも曲がり幅が少ないです。その打点でミート率1.47。何球打っても同じような弾道。安定感がある。どういう特徴のヘッドですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>大同</strong></span> 弾道のデータ通り、強い球で飛ばすというドライバーです。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> 重心の位置は? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>大同</strong></span> かなりフェースよりの浅重心です。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> 市販クラブには無いほど浅重心? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>大同</strong></span> いまのトレンドでは無いですかね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> 打っていて感じるのは、現代のドライバーはダウンスイングの途中で垂れる印象があるんだけど、『ACE』はヘッドが前に来る。そしてヘッドサイズ的にも小さめ。敢えて、そこを狙っているの? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>大同</strong></span> 重心位置とヘッドサイズの違和感が無いように設計しています。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> だからアイアンと振り心地が同じなんだね。アイアンみたいに振ればイイんだ。で、メチャクチャ良いデータがでる。このようなドライバーは他に無いし、この設計でも打ち出し角が担保できています。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>大同</strong></span> アイアンとの流れを考えて設計しているんです。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> アマチュアのなかには、弾道が低くてカチ上げる人がいますが、そんなゴルファーには合いそうですね。最近の市場には無いドライバーで、使いやすいかもしれないですね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/DRdata.jpg" alt="" width="788" height="447" class="size-full wp-image-83347" /> ドライバー試打データ <h2>アイアン、ドライバー総評</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>鹿又</strong></span> イメージがガラッと変わりました。ルーツゴルフのイメージは「アーメット」「飛ぶ」「アイアンも転がる」「つかまる」だったんですが、『ACE』というモデルに限っては、「アーメット」の機能性を使って、違うテイスト、アスリートが使えるクラブになったということだと思います。それに加え、競争の激しい大手の競技者向けモデルとは違う土俵のクラブ。その意味で新しいユーザーが生まれると思います。なので、まずは打ってみることが一番重要ですね。ルーツゴルフがシニア向けのメーカーという側面もありますが、『ACE』もある。是非、一度、試打してもらいたいですね。 お問い合わせ ルーツゴルフ TEL075-583-3330
    (公開)2024年10月04日
    アクシネット ジャパン インクは『GT(ジーティー)』ドライバーを8月23日に発売した。 5年以上もの間PGAツアーで最も多く使用されているタイトリストドライバーに、先進的かつ最高のパフォーマンスを誇る『GT』ドライバーが誕生した。信頼されてきたタイトリストドライバーの利点を一切犠牲にすることなく、最高のトータル・ドライビング・パフォーマンスを発揮する。さらに優れたルックス、打感、打音を備え、歴代のどのタイトリストドライバーよりもより速く、より遠くへ、よりまっすぐに飛んでいく弾道を実現する。 『GT』は3つのモデルをラインアップ。『GT2』は、フェース全体でスピードと許容性を発揮できるよう高い慣性モーメントを実現。『GT3』は、スピードとコントロールを精密に調整することで飛距離を最大化し、弾道を最適化するように設計されている。『GT4』は、過度なスピンを抑えながら高速で突き抜けるような弾道を実現する430㏄のドライバーだ。 すべてのモデルに、独自の新素材ポリマーで構成されたシームレス サーモフォームクラウンを搭載。クラウンとチタンボディとの間に境目は見えず、アドレス時のクラシックなタイトリストドライバーの外観はそのままだ。さらに新素材ポリマーの音響特性により、プレーヤーが好む打感と打音を生み出す。そして進化したエアロダイナミクスによってクラブヘッドのスピードが上がり、新しいスピードリングVFTフェースが、オンセンターはもちろんオフセンターでもボールスピードがアップする。これらの進化を融合させることで、フェース全体で非常に安定したスピン量と最適化された打ち出し条件を実現する圧倒的な速さのドライバーが誕生した。   【GT ドライバー テクノロジー】 <strong>■シームレス サーモフォームクラウン</strong> 独自開発の新素材ポリマーで作られた超軽量クラウンを採用。ゴルフクラブヘッドの設計においてこれまで使用されたことのない素材により、かつてないヘッド内部の重量配分設計を実現し、ドライバー性能のあらゆる面を向上することに成功。クラウンは高度な熱成形プロセスによりソール部まで巻き付けられ、素材や継ぎ目が目立たず、シームレスな外観、美しいフォルムを可能にしている。 ドライバークラウン部の重量の軽量化による最適重量配分、スピードアップと許容性の両立を実現しながらも、美しいメタルサウンドと打感を実現した。 <strong>■スプリット マス コンストラクション</strong> サーモフォームクラウンによる軽量化により、重量配分を戦略的に前方配置することでボールスピードが向上。また重量を戦略的に後方配置することで安定した高慣性モーメントも実現。3つのモデルの重心位置はそれぞれ異なるため、プレーヤーへより速いスピード、最適な打ち出し角とスピン量を提供する。 バランスの取れた重量配分により、驚異的なスピードと高い安定性の両方を同時に可能にした。 <strong>■次世代のエアロダイナミクス</strong> ヘッド内部の構造と重量配分の進化により、すべての『GT』ドライバーはより優れたエアロダイナミクスの追求を可能にした。従来のヘッド設計では実現不可能であったエアロダイナミクスの飛躍的進化は、クラブヘッドスピードを大幅に向上させる。空気力学によるヘッドの形状、特にクラウンとソールの曲率を研究し、空気の流れを最適化し、乱流と抗力を減らすことに成功している。 <strong>■進化したスピードリング VFTフェース</strong> スピードリングVFTフェースは大きく2つのパフォーマンスを持ち合わせている。アップグレードされたスピードリングVFTフェースは、クラブフェースの外周部を補強しセンターヒット時のボールスピードを最大化させる。一方、可変フェース肉厚のVFTフェースは、オフセンターヒット時においても速いボールスピードを維持し、飛距離ロスを最小限にする。 <h2>【GT ドライバー 詳細】</h2> <strong>●GT2 ドライバー</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/09/Titleist_GT2_Driver.jpg" alt="" width="1000" height="753" class="aligncenter size-full wp-image-82992" /> オフセンターヒットすることが多く、ボールスピードを犠牲にしているプレーヤーに向けて、高い慣性モーメントによる卓越した弾道安定性を実現。 ・ヘッド体積:460㏄ ・ロフト角:8度/9度/10度/11度  ※すべて左用あり ・価格:10万7800円(DENALI RED 40)~ <strong>●GT3 ドライバー</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/09/Titleist_GT3_Driver.jpg" alt="" width="1000" height="683" class="size-full wp-image-82993" /> GT3 ドライバー 打点が比較的安定しているプレーヤー向けに、さらに正確に調整可能なSureFit CGトラックを採用することで、飛距離と方向性のコントロールを最大限に高める。 ・ヘッド体積:460cc ・ロフト角:8度/9度/10度/11度  ※すべて左用あり ・価格:10万7800円(TENSEI 1K BLUE 55)~ <strong>●GT4 ドライバー</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/09/Titleist_GT4_Driver-1.jpg" alt="" width="1000" height="723" class="aligncenter size-full wp-image-82997" /> バックスピン3000回転/分を超えるハイスピンが原因で飛距離をロスしているプレーヤーのためにスピンを抑えた弾道を提供。 ・ヘッド体積:430cc ・ロフト角:8度/9度/10度   ※すべて左用あり ・価格:10万7800円(TENSEI 1K BLACK 65) お問い合わせ先 アクシネット ジャパン インク  TEL0120-935-325
    (公開)2024年09月23日
    リョーマゴルフは9月、5年振りのモデルチェンジとなる新ドライバー『MAXIMA Ⅲ』(マキシマ3)を発売した。 そこで「プロ編」と「アマチュア編」の2本立てで、『マキシマ3』を徹底試打。今回は「プロ編」に続く2回目「アマチュア編」をお送りする。 同社のドライバーは「棒ダマ」と呼ばれるほど曲がりに強いことと、ミスヒット時の飛距離ロスが少ないことが特徴だ。1回目は常住充隆プロに意図的に芯を外したり、曲げたりなどを試してもらい、様々な角度から検証したが、プロ以上に複雑なエラーが絡み合ってミスに繋がるのがアマチュアだ。 そこで今回の動画ではアマチュア代表としてアベレージゴルファーのGEW記者が『マキシマ3』を試打。普段から愛用しているMYドライバーとの比較や、ショットマークをつけての試打など、実験的な検証を実施した。同製品は平均的なアマチュアゴルファーにどの程度寄与するのか? 常住プロ解説の元、動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/l4SV4aSUvvI?si=0Z0K3LBMo_nexMa_" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2024年09月22日
    リョーマゴルフは9月、5年振りのモデルチェンジとなる新ドライバー『MAXIMA Ⅲ』(マキシマ3)を発売した。 前作を超えるまで新しいモデルを出さないのがリョーマ流。しかし一昨年にユーティリティの『マキシマU』、今年は春先にフェアウェイウッドの『マキシマF』を立て続けに投入し、今作の『マキシマ3』を加えてニューモデルが揃った。 今作もスタンダードの「タイプD」、アスリート向けの「タイプV」、高反発の「スペシャル・チューニング」の3タイプを揃えているが、それぞれの性能も気になるところ。 そこで「プロ編」と「アマチュア編」の2本立てで、『マキシマ3』を徹底試打。同社のドライバーは「棒ダマ」と呼ばれるほど曲がりに強いことと、ミスヒット時の飛距離ロスが少ないことが特徴だが、果たして実際のところはどうなのか? 検証のため実験的試打も行った。 初回の「プロ編」は常住充隆氏が解説する。動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/bEmKAzDloMM?si=md_MD9ah5WKaH94t" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2024年09月20日
    リョーマゴルフから9月20日に発売される、5年振りの新ドライバー『MAXIMA Ⅲ』(マキシマ3)の最速試打動画の第2弾。今回はアマチュア編としてGEW記者が試打する。 普段のゴルフではスライスに加え、それを嫌っての左引っ掛けに悩むGEW記者。常住充隆プロによると、インパクト時に手元が浮き上がることによるヒールヒットが原因だという。 今作はボールとの衝突時にドロー方向に働きかけるテクノロジーが新搭載されているというが、はたして記者の弾道は変わるのか? アベレージゴルファーの試打動画をショートバージョンで観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/m06GQq9-dCs?si=elD4o3lV7TYX5sgD" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2024年08月29日
    プロギアは7月12日、ゴルフを真剣に楽しむアスリートゴルファー向け「RS(アールエス)」シリーズをフルモデルチェンジした「RS X(アールエス エックス)」シリーズを発売した。 従来品を上回る初速性能と強弾道にやさしさをプラスした「RS X」シリーズは、操作性が高く叩いても左に行きにくい強弾道の『RS F』、ニュートラルな重心設計で高い操作性と強弾道で飛ばす『RS』、シリーズ最大の慣性モーメントでブレないやさしさと強弾道を両立した『RS MAX』の3モデルをラインアップ。ゴルファーのスイングタイプや求める弾道に合わせて選択可能な構成になっている。 「RS X」ドライバーシリーズは、「精密4点集中フェース」「CNCミルド Xフェース」「Wソール」「シームレスフルチタンボディ」「ギリギリ設計&ギリギリ管理」といった従来からの技術をさらに進化させ、これまで以上の初速性能を実現させている。  また、今回新たに開発した「X(クロス)カートリッジ」により、従来のシャフト軸と装着ネジをずらした「軸ズレ構造」で高初速性能を維持しながら、弾道調整幅を4方向に拡大し、より多様な弾道調整が可能となっている。さらに、ヘッドの形状、内部設計を見直し従来品より低重心化することで、バックスピン量が軽減し強弾道となり、さらなる飛距離アップを実現する。   【RS X ドライバー】ラインアップ ●RS F(数量限定モデル) <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/24RSF_driver_release.jpg" alt="" width="1000" height="849" class="aligncenter size-full wp-image-82110" /> 操作性を高めながらもフェードバイアスな設計。左へのミスを気にせずに叩け、低スピン強弾道で攻める。 ・ロフト:10度 ・シャフト:TOUR AD FOR PRGR/S(M‐43)、SR(M‐40) ・価格:9万5700円 ●RS <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/24RS_driver_release.jpg" alt="" width="1000" height="817" class="aligncenter size-full wp-image-82112" /> ニュートラルな強弾道。操作性を重視した重心設計で、ドローもフェードも思いのままに強弾道で飛ばす。 ・ロフト:9・5度、10・5度 ・シャフト:TENSEI FOR PRGR/S(M‐43)、SR(M‐40)、 Diamana FOR PRGR/S(M‐43)、SR(M‐40)、R(M‐37) ・価格:9万3500円 ●RS MAX 飛んで曲がらない強弾道を目指し、RSシリーズ史上最大のブレない大慣性モーメントヘッドは、高弾道、直進性でやさしさと飛距離を両立。 ・ロフト:9.5度、10.5度 ・シャフト:TENSEI FOR PRGR:S(M‐43)、SR(M‐40)Diamana FOR PRGR/S(M‐43)、SR(M‐40)、R(M‐37) ・価格:9万3500円 <a href="https://www.prgr-golf.com" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://www.prgr-golf.com</a> プロギア TEL0120-81-5600
    (公開)2024年07月13日
    SYB(サイブ)のブランドを展開するパーツメーカーのコンセプトより発売されている『EG-05』ドライバー。クラブをテストした“ギアの賢者”こと永井延宏プロが「ヘッドのパフォーマンスがかなり高い」と、その飛び性能に太鼓判を押した。どんな弾道が飛んだのか? 【動画】SYB『EG-05』ドライバーを永井延宏が徹底試打! <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/Lx3rKoiwZfI?si=MW-qWSssNBj3891H" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>スクエアに向きやすくフィーリングが心地いい</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/06/SYB1.jpg" alt="SYB 『EG-05』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-81652" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 『EG-05』を構えると、クラウンのシルエットがキレイな“真円”に近くて、後方にかけてのトウ側とヒール フェースの向きがストレートだし、シャローっぽくてやや長く見える分、ターゲットへスクエアにセットしやすい。それから“カチャカチャ”(可変式スリーブ)がついたヘッドは、ソールしたときに少し傾いてしまいがちですが、このヘッドはペタッと落ち着いて座りがいいんです。クセがない顔つきで、ストレスなく構えられますね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/06/SYB2.jpg" alt="SYB 『EG-05』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-81653" /> 昨今のドライバーはカーボンコンポジットが多いですが『EG-05』はフルチタン。インパクトしたときの剛性感やエネルギー感、高めの打球音が、むしろ新鮮に感じるし心地よさがありました。ソールの前方にあるスリットとその中に設けたリブの効果もあり、高い初速性能やインパクト効率に繋がり、ライン出しがしやすいんです。ヘッドがたわんで喰いついてから“パーン”と飛び出す感覚で、コンポジットに負けない性能を備えたフルチタンと言えます。 <h2>向かい風がアドバンテージになるロースピンの棒球</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/1sml.jpg" alt="" width="788" height="354" class="size-full wp-image-81537" /> 1球目試打データ <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> ソールの後方に約15gのウェイトが入っているようですが、その低重心効果により、明らかな低スピンのライナー系で弾丸のような強い球が飛び、ランも稼げます。シャローっぽいフェースでありながら重心より上で当てやすく、スピン量が1800台に抑えられました。 ソールのヒール寄りにはスクリューウェイトが入っているのでつかまり系のヘッドかと思いましたが、重心角が大きいわけでもなく、打つとつかまり過ぎません。叩きにいっても吹き上がらなくて左に行きづらく、球を前に飛ばせるヘッドですね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_0088cmyksml-1.jpg" alt="" width="1000" height="859" class="aligncenter size-full wp-image-81534" /> ヘッド重量は197gと、やや軽い。今どきの大慣性モーメントに特化した重量級のヘッドとは違う振り心地の良さやスピード感が『EG-05』にはあります。しかも、ヒール側のスクリューウェイトは標準装備が5gですが、オプションの3gに替えれば標準より2g軽くなる(オプションで7gもあり)。ヘッドが軽くなることで、ヘッドスピードが遅めの人でも振り抜きやすいし、長尺にトライするのもアリでしょう。 <h2>ロフトとシャフトの最適解を見つける</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/2sml.jpg" alt="" width="788" height="352" class="size-full wp-image-81538" /> 2球目試打データ <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 『EG-05』はスピンが少ないからこそ、適正な弾道を打つためのロフト選びがカギになります。“カチャカチャ”で自分のヘッドスピードや打ち方に合うロフトに調整すれば、低スピンヘッドのポテンシャルを生かして飛ばせるでしょう。 実際にスリーブを回して、ロフトを寝かせて(HI)打ってみました。フェースに乗ってる時間が長く感じてつかまりがいいし、打ち出し角は16度台に上がり、スピン量は1割ほど増えました。ロフトを大きくした効果と見て間違いありません。 シャフトについては、スピード感がありながら、わりとおだやかにマイルドに動くシャフトが◎。インパクトでボールがフェースに乗る感覚が長くなる分エネルギーが伝わるし、ラインを出せるイメージがあります。例を挙げると「ツアーAD」の「UB」や「VR」でしょう。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_0107cmyksml_0522.jpg" alt="" width="1000" height="925" class="aligncenter size-full wp-image-81539" /> または、先端が硬いシャフトにすると、ヘッドの弾きを最大限に生かしながら、左のミスを防いで叩いていけます。三菱ケミカルの“白マナ系”がそれ。現代的なスイングの傾向を踏まえると、手元(グリップ)は左に引っ張りながら先端(ヘッド)はターゲット方向へ動くような“時間差”を感じやすい「ツアーAD VF」も好まれるでしょう。その場合は、重めのスペックのほうが合いそうですね。 お問い合わせ: コンセプト <a href="https://www.syb-golf.com/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://www.syb-golf.com/</a> TEL048-299-7799
    (公開)2024年06月07日
    福岡周辺地区を中心に、アマチュア向けゴルフ大会「最強ダブルススクランブル決定戦」を開催するゴルフ大会運営会社のゼロゴルフは先頃、地クラブブランド「KODO(鼓動)」を立ち上げた。 イメージキャラクターに、元プロ野球選手で、福岡ソフトバンクホークスで監督も務めた野球解説者の秋山幸二氏を起用。無駄なものはそぎ落とし、「飛び」に徹底的にこだわったブランドで、構想から10年の歳月を経て誕生したという。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/231222_KODO_SHOHIN_cmyk.jpg" alt="" width="1000" height="695" class="aligncenter size-full wp-image-81347" /> 今回発売の『KODO DRIVER 460』(7万9200円)だが、ロフトバリエーションは9度~13度の0.5ピッチを採用し、捕まり、スピン量を最適にするためにウェイトを6か所に配置。高弾道、低スピンの風に強い球を体感できるモデルに仕上がっているという。 また同時発売のシャフト『Arcobalenox(アルコバレーノ)』(6万6000円)はイタリア語で『虹』を意味し、スインガー向けの超軽量モデル「TYPE―1」(5フレックス)と、叩ける「TYPE―2」(5フレックス)の2タイプ計10フレックスをラインアップ。ヘッドをできる限りニュートラルなポジョンに戻し、フォロースルーで走らせるような挙動に仕上げているとか。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/231222_KODO_SHOHIN_02_cmyk.jpg" alt="" width="1000" height="695" class="aligncenter size-full wp-image-81349" /> 福岡発の新生地クラブブランド。ヘッドとシャフトの組み合わせで人生最高の「飛び」を体感させる構えだ。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/231110_KODO-155_cmyk.jpg" alt="" width="1000" height="717" class="aligncenter size-full wp-image-81350" /> お問い合わせ ゼロゴルフ 092―895-1533
    (公開)2024年05月13日
    中条カムイの『TP』シリーズといえば、窒素ガス充填ヘッド。ヘッド内圧を高め、たわみやすい高反発系素材『DAT55G』を薄肉化しても、適合範囲を保持して剛性を高めながら、圧倒的な初速が自慢。その窒素ガスをフェースの真裏に、そしてヘッド内を区切って充填することで、垂直方向の剛性がUP、スピン軸のねじれを抑制して高MOIヘッドと同様の寛容性を実現したのが『TP-XI』だ。その実力を、ギアの賢者・ソクラテス永井延宏プロが検証した。 まずは動画で <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/h2NHaSIMmS0?si=2s2GFuAbpiZ-vj0f" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>コンパクトなヘッドが飛距離を生み出すスイングスピードにつながっている</h2> ■試打クラブ『TP-XI』:ロフト10.5度シャフト:50S(NXブラック) <strong>ファーストインプレッション</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> ヘッドを見ると、今どきの高MOIを訴求している大型ヘッドと異なり、わりと小ぶりですね。過去にも窒素充填ヘッドを発売していますが、個性的なブランドなので、大変楽しみです。 <strong>試打インプレッション『TP-XI』1発目 インパクトで感じるフィーリングより飛ぶ!?</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/tpxi1.jpg" alt="" width="1000" height="64" class="size-full wp-image-80611" /> TP-XI 試打データ1発目 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 窒素充填ヘッドということで、過去のモデルも試打した経験もあったので、打つ前は打音を気にしましたが、従来とは異なり、打音はかなり乾いた印象ですね。高い金属音ではない打音が、安心感につながりますね。 そしてインパクトですが、ヘッド、特にフェースがボールを強烈に押し切ってくれます。フェースの強い当たりを感じますね。ですので、HS43.5m/s、初速63.6m/sでキャリー236.9y、トータル268.0yと飛距離も出ています。 それと少しトゥ側でインパクトした1発目でしたが、ボールのスピン軸のねじれがほとんどなく、フェースの向いた方にそのまま飛んでいます。この直進性がウリで、ヘッドのサイズとしては高MOIのヘッドではなく、操作性重視の小ぶりヘッドですが、その小ぶりのヘッドだからこそ、振りやすさ、操作しやすさが高まって、スイングスピードにもつながっていると思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/rpxi.jpg" alt="" width="1000" height="1000" class="size-full wp-image-80612" /> TP-XI <h2>曲がらない安心感がギアを上げてトップスピードでスイングさせる</h2> <strong>試打インプレッション『TP-XI』2発目 やっぱりフェースが強くスピン軸が捻じれない</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/tpxi2.jpg" alt="" width="1000" height="66" class="size-full wp-image-80610" /> TP-XI 試打データ2発目 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> やはり感じるのはインパクトでのフェースの強い当たり、そして初速感ですね。そしてなんといってもボールが捻じれずにライナーで飛んでいく弾道ですね。それは数字にも表れていて、ミート率も1.48、スピン軸の傾きもマイナス6.9度と少しドロー回転ですが、打った感じはほぼストレートです。キャリーも237.6y、トータル272.0yと飛距離も伸びています。 そして芯に近いところで打てば打つほどに、低スピン性能も発揮されます。打ち出し角も12.9度と十分に確保されていますので、低スピン(1839rpm)ですが、球が散るフィーリングもなく、ランも30y以上出ています。 飛距離性能、初速感という言葉が出てくるのですが、それ以上に曲がらない。 そうなると、ゴルファーが安心して更に1段階ギアを上げてることができると思います。 <h2>構造によるフェースの強さ、スピン軸の捻じれの少なさ、曲がりにくさが腑に落ちる</h2> <strong>試打インプレッション『TP-XI』3発目 高MOIヘッドはないけど飛んで曲がらない安心感</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/tpxi3.jpg" alt="" width="1000" height="66" class="size-full wp-image-80609" /> TP-XI 試打データ3発目 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 最後にギアを1段階あげて打ってみました。ミート率1.47と、会心の当たりではなかったものの、キャリーで250yいきましたね。スピンも2192rpm、打ち出し角も15.9度と高い分だけキャリーにつながりました。結論的に言えば、フェースが仕事をしてくれるヘッドなので、使い手の気持ちが入った分やパワーを弾道として最大限に発揮してくれるヘッドだと思います。 ヘッドの構造を見てみると、フェース面直後に部屋があって、そこに窒素と発泡剤を充填しているということですが、窒素充填による内圧の高さもあると思いますが、この部屋を区切っている壁の重量が、エネルギー効率の高さにつながっているんでしょう。構造から来るフェースの強さ、スピン軸の捻じれの少なさ、曲がりにくさが腑に落ちますね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_7034cmyksml.jpg" alt="" width="1000" height="750" class="size-full wp-image-80613" /> TP-XI ヘッド内部
    (公開)2024年03月06日
    キャロウェイゴルフは2月、『PARADYM Ai SMOKE』シリーズのドライバーを4機種投入した。 今作の最大の特徴はフェースの進化にある。前作までのロボットによる試打データではなく、25万人にも及ぶ実際のゴルファーから100万個以上のスイングデータをAIにインプットし、リアルなスイングを元に「Aiスマートフェース」を生み出した。また4機種はそれぞれのターゲットを明確にした上でAIにリアルなデータをインプットして開発されている。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/paradym-ai-smoke-max1.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80453" /> そこでクラブと弾道の関係を長年研究しその分野に精通する5UNDERS GOLFの山田直知プロが弾道測定器「FOCUS」と「GC HAWK」を使って4モデルを試打。実際にフェース面が進化したのか徹底検証する。 今回は『PARADYM Ai SMOKE MAX FAST』ドライバー編をお送りする。試打はロフト10.5度、シャフトは純正のフレックスSを使用した。 【動画】『PARADYM Ai SMOKE MAX FAST』を実験的検証 実験的試打検証をまずは動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/rDga7NwQLJo?si=5N17NR8vVbijRBMZ" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>『PARADYM Ai SMOKE MAX FAST』を試打</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/paradym-ai-smoke-max-FAST.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80452" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山田</strong></span> まず持った瞬間に明らかに他の2モデルより軽いです。シャフトも細いので簡単そうなイメージです。ただ構えると意外とこのモデルが一番スクエアに見えます。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/9803de2de4fafd080f9b3aa9da4bcbd3.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1276" height="820" class="size-full wp-image-80434" /> 『PARADYM Ai SMOKE MAX FAST』1球目 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/dcdc06e0807060d09c618698a422264f.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1559" height="960" class="alignnone size-full wp-image-80435" /> 1球目は同じスイングで打ってみましたが、データを見ると他の2モデルよりもヘッドスピードが1m/s上がっています。私の中では同じ感覚で振っていますのでやはり自然に速度が出たのだと思います。それと弾道は球が高い。打った瞬間打ち出しも高く出ている感覚がありました。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/e471ebdf5f28f7d9928aa7dc3c2cf9d6.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1274" height="799" class="size-full wp-image-80436" /> 『PARADYM Ai SMOKE MAX FAST』2球目 ただシャフトも軽量なので私が普通に振るとタイミングが合わずにフェースが開いて当たる傾向にあるので、もう少しヘッドスピードの遅い方が対象になるかと思います。そこで今度はヘッドスピードを39m/sまで落として打ったところ明らかに球の曲がりがなくなりました。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/85d5157c1d140e293196d56758faafab.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1560" height="962" class="alignnone size-full wp-image-80437" /> 私が教えていたある女子プロは、ヘッドスピード42m/sで飛距離が230ヤードくらいでしたので、それを考えるとこのヘッドスピードで224ヤードは効率良く飛んでいると言えます。そのプロに勧めたいくらい。 2球ともフェースの真ん中に当たっているのですが、正直言うと1球目はあまり芯を食った感じがせず、打感がイマイチな印象でした。ところがヘッドスピードを落とした2球目は打感が一気に良くなった。モデルによって撓み方を変えているのでしょうか。結果からも対象ゴルファーを明確にしたフェースになっているのかもしれません。いずれにしてもパワーのある女性ゴルファーやシニアには丁度良いモデルだと思いますし、意外とつかまり過ぎず癖のないモデルだと思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/866464b21462f6483d7d5373e089e2c6.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1282" height="822" class="size-full wp-image-80438" /> 『PARADYM Ai SMOKE MAX FAST』3球目 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/7f9188aed340f89bbc2fe40c1a61ef58.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1551" height="953" class="alignnone size-full wp-image-80439" /> 3球目は実験でアウトサイドインかつフェースオープンで、さらにヒールに当ててみました。クラブパスがアウトイン5度、フェースアングルが1.6度、ヒールヒットなので、本来であればこの角度差というのは結構曲がってターゲットより20ヤードくらい右に行ってしまう、かつヒールヒットによるギア効果で相当スライスしてスピン量も4000回転近くまでいくスイングデータなのですが、結果はスピン量も3286回転に落ち着き、着弾点も4.1ヤードしか右にズレていない。この結果からかなり右への曲がりに強いということが分かりました。これは面白いですね。
    (公開)2024年03月03日
    キャロウェイゴルフは2月、『PARADYM Ai SMOKE』シリーズのドライバーを4機種投入した。 今作の最大の特徴はフェースの進化にある。前作までのロボットによる試打データではなく、25万人にも及ぶ実際のゴルファーから100万個以上のスイングデータをAIにインプットし、リアルなスイングを元に「Aiスマートフェース」を生み出した。また4機種はそれぞれのターゲットを明確にした上でAIにリアルなデータをインプットして開発されている。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/paradym-ai-smoke-max1.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80453" /> そこでクラブと弾道の関係を長年研究しその分野に精通する5UNDERS GOLFの山田直知プロが弾道測定器「FOCUS」と「GC HAWK」を使って4モデルを試打。実際にフェース面が進化したのか徹底検証する。 今回は『PARADYM Ai SMOKE MAX D』ドライバー編をお送りする。試打はロフト10.5度、シャフトは純正のフレックスSを使用した。 【動画】『PARADYM Ai SMOKE MAX D』を実験的検証 実験的試打検証をまずは動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/ng99L2Q4mSg?si=oPqlcMzbnKZdyXjQ" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>『PARADYM Ai SMOKE MAX D』を試打</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山田</strong></span> 『MAX D』の「D」はドローのDだと思うのですが、一般的につかまるドライバーはフェースが左を向いていたり、アップライトになっていたりすることが多いのですが、このモデルはそれがなく、ドローが出そうな雰囲気を感じません。それは言い換えると構えた時に左が恐いという印象を感じないということにもなります。真っ直ぐ飛ばしていけそうな感じをゴルファーに与えつつドローが打てるように工夫して重心構造を変化させているのかもしれません。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/9be316ae6253c2008d2f9ffe9573d84f.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1276" height="820" class="size-full wp-image-80430" /> 『PARADYM Ai SMOKE MAX D』1球目 普段通りのスイングで、『MAX』と同じくヘッドスピード46m/sで打ってみました。打点を見るとフェースのど真ん中に当たっており、フェースアングルも0.8度、クラブパスも1.1度しかインから入っていないので、ストレートに近い球が打てているはずなのですが、結果はかなりつかまった弾道になりました。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/fceee98551651667b2d39d5f1c1ba927.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1563" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-80431" /> 構えた時には感じませんでしたが、インパクト付近までクラブを下すとつかまりそうな感覚が手に伝わってきます。まさに狙い通りのクラブになっているので、スライスで悩んでいる方にはかなり合うのではないでしょうか。それともう少しヘッドスピードの遅い方が打てばバックスピンが減ることでボールへの揚力も減りカーブも軽減されるので、丁度良い弾道になりそうです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/882cd900e5ad7cc821401906e9930bd3.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1274" height="805" class="size-full wp-image-80432" /> 『PARADYM Ai SMOKE MAX D』2球目 これだけつかまるクラブなので、2球目はフェードが打てるのか検証してみましたが、結果は興味深い内容になりました。今回クラブパスがアウトイン4.9度でしたが、この場合フェースアングルが半分の2.5度くらいで当たると、左に出て真ん中に戻ってくる計算が成り立ちます。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/c5d9adbe547ea1430f89e8bc4385ebec.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1549" height="956" class="alignnone size-full wp-image-80433" /> ところが今回は2度と少し閉じ気味でかつ、少しヒール側に当たったので、本来であればギア効果も影響して右に行くはずなのに結果は意外と右に飛んでいない。このことからもしっかりドロー構造になっていることが証明できたのと、やはり打点ズレが起きた時の散らばりをかなり軽減してくれることが分かりました。 フェードもしっかり打てるクラブですので、例えばフェードヒッターで球が右に行きすぎてしまっている人もつかまったフェードに変わってくれるでしょう。それとアイアンはストレートボールなのにドライバーだけスライスという方にも球筋を揃えられるので勧められます。
    (公開)2024年03月01日
    キャロウェイゴルフは2月、『PARADYM Ai SMOKE』シリーズのドライバーを4機種投入した。 今作の最大の特徴はフェースの進化にある。前作までのロボットによる試打データではなく、25万人にも及ぶ実際のゴルファーから100万個以上のスイングデータをAIにインプットし、リアルなスイングを元に「Aiスマートフェース」を生み出した。また4機種はそれぞれのターゲットを明確にした上でAIにリアルなデータをインプットして開発されている。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/paradym-ai-smoke-max1.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80453" /> そこでクラブと弾道の関係を長年研究しその分野に精通する5UNDERS GOLFの山田直知プロが弾道測定器「FOCUS」と「GC HAWK」を使って4モデルを試打。実際にフェース面が進化したのか徹底検証する。 今回は『PARADYM Ai SMOKE MAX』ドライバー編をお送りする。試打はロフト10.5度、シャフトは純正のフレックスSを使用した。 【動画】『PARADYM Ai SMOKE MAX』を実験的検証 実験的試打検証をまずは動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/BnEtUHSbgx0?si=YEe4qWsXcLrYY5oK" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>『PARADYM Ai SMOKE MAX』を試打</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/paradym-ai-smoke-max2.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80454" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山田</strong></span> まず『MAX』は一番スタンダードなモデルだと思いますが、構えてみると意外とフェースが逃げている印象で、個人的には構えやすいです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/9616b6f793bdcf2c3286471a2e2c1e2b.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1280" height="761" class="size-full wp-image-80440" /> 『PARADYM Ai SMOKE MAX』1球目 1球目はデータからも分かるようにフェースの真ん中に当たりましたが、柔らかさというよりも弾き感を感じます。データもヘッドスピード46m/sに対して初速68m/sかなり出ています。トータル294ヤードという飛距離は、これまでの経験上、他社のクラブではヘッドスピード48m/sくらいで打たないと出ないデータです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/c5ca7571f75ace1d36814e37e6ae412a.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1462" height="888" class="alignnone size-full wp-image-80441" /> データの中で意外だったのはアタック角がアッパーで7.2度という数字。私の理想ではダウン3度~アッパー5度くらいなのですが、それに比べるとアッパーが多く出ました。シャフトの影響もあるかもしれませんが、ヘッドが自然とアッパー方向に作用した結果と言えそうです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/9a244966d26561bc791066a5fba0e3d7.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="2168" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-80442" /> 人によっては若干ダフる可能性もありますが、逆にダウンブローが強いゴルファー、球が上がりにくいゴルファーはヘッドが自然とアッパーブローを作ってくれるので丁度良くなるのではないでしょうか。それとシャフトも50g台にしては意外としっかりしているので私くらいのヘッドスピードでもこのまま使えそうです。 芯に当たった時の弾道は分かりましたが、私が最も重視しているのは打点が芯から外れた時にどういうデータが出るクラブかという点です。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/8478fd5cda4d193f287ab08276546457.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1264" height="805" class="size-full wp-image-80443" /> 『PARADYM Ai SMOKE MAX』2球目 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/bf96fe5393d843c45cae2a1b90691d3f.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1551" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-80444" /> そこで敢えてヒールの下側に外して打ってみました。データからも分かるように爪の幅1個分ヒール側にずらして1球目と同じスイング、同じヘッドスピード46m/sで当ててみましたが、初速が67m/sと1m/sとしか落ちていません。さすがに飛距離は落ちてしまいましたが、これだけ芯を外した割には飛んでいます。着弾点も右に26.6ヤードとラフに残っているくらいかと思うので許容範囲ではないでしょうか。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/70d00c91c62877408567b4e46dff0fb1.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="953" height="400" class="alignnone size-full wp-image-80445" /> それと通常ヒール側に当たるとフェースが一気に閉じてしまうのですが、「FOCUS」のデータを見るとその閉じ方が緩やかです。 この辺りは新しいフェース構造が作用しているのかもしれません。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/9b7481b67ddc0df75edbbae0409b66d3.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1277" height="820" class="size-full wp-image-80446" /> 『PARADYM Ai SMOKE MAX』3球目 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/9c28bc7be903df1ed7ba9cc77c2a3853.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1487" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-80447" /> 今度はトゥ側に爪の幅1個分ずらして当ててみました。同様にヘッドスピード46m/sで同じスイングで打ちましたが、やはり初速が67m/sと1球目とほぼ同じ結果になっています。正直一般的なクラブでこれだけ芯を外すとかなり打感が悪いですし、手の中でグリップが回転してしまうくらいの抵抗感があるのですが、それがこのドライバーは少ない。打感が良いクラブだと言えます。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/b9384e606babab5a7b9b550cb575c8e4.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="957" height="408" class="alignnone size-full wp-image-80448" /> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/538f001cbe93d58f1546fa69faef5909.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="850" height="429" class="alignnone size-full wp-image-80449" /> 「FOCUS」のデータを見てもこれだけトゥ側に外しているにもかかわらずインパクト後のフェースの開き具合が少ない。毎日ここでトゥに外した時のフェースの開き方を見ているのでその違いがよく分かります。なぜこのような結果になるのか不思議です。それとこれだけトゥ側に当たると普通はギア効果でかなり左に戻ってくるのですがそれも少なくほぼ真ん中に着弾しています。 我々の年代だとテクニックを使って打つことが多かったのですが、このドライバーはテクニックの量を減らして打つことができる。その意味でプレイヤーにとって楽なクラブという印象です。
    (公開)2024年02月28日
    テーラーメイドゴルフは、2月2日に『Qi10 MAX(キュー アイ テン マックス)ドライバー』、『Qi10(キュー アイ テン)ドライバー』、『Qi10 LS(キュー アイ テン エルエス)ドライバー』と『Qi10 MAX WOMEN,S(キュー アイ テン マックス ウィメンズ)ドライバー』を発売した。 カーボンウッド第3世代となる「Qi10シリーズ」では、次世代のやさしさを探求しカーボンウッドだからこそ実現可能なヘッドの軽量化、最適な重量配分、重心位置の最適化により、ボール初速を維持しながらも高い慣性モーメントを実現。60層のカーボンツイストフェースを支えるフレームの改良とクラウンのカーボンエリアを大幅に拡大した「インフィニティカーボンクラウン」、「Qi10シリーズ」の中でヘッドサイズを最大化した新たな形状の採用により、テーラーメイド史上最も慣性モーメントが高くやさしさの新世界基準となる「10K」(慣性モーメント1万)を達成した『Qi10 MAXドライバー』が誕生した。 やさしさの新世界基準となる「10K」(上下左右方向の慣性モーメントの合計値1万)は、アマチュアゴルファーからトッププレーヤーに至るまで多くのプレーヤーが求める飛びと直進性、正確性の高さに貢献する。 《ドライバー共通搭載テクノロジー》 ■60層カーボンツイストフェース+新開発フレーム 第3世代となる軽量の60層カーボンツイストフェースを搭載。部分的にフェース面の肉厚を変えて、広い範囲で反発性能を高めると同時に新開発のフレームとの相乗効果で、フェース広範囲でのエネルギー伝達効率が向上しボール初速アッ プに貢献する。 ■インフィニティカーボンクラウン 高い慣性モーメントを実現するために、クラウンのカーボンエリアを大幅に拡大。クラウンの面積を97%カーボンで構築することで余剰重量を生み出し、新しいヘッド形状やヘッド内部に重量を再配分することで、高い慣性モーメントを実現。 ■新ヘッド形状 Qiシリーズの中でヘッドサイズを最大にしたことにより、見た目のやさしさと寛容性が向上。さらにそれぞれのヘッドに合わせた重量配分を行うことで、最適な重心位置を確保しながらヘッド全体の慣性モーメントを高める。 【Qi10 MAXドライバー】 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/Qmax.jpg" alt="" width="900" height="900" class="aligncenter size-full wp-image-80397" /> 寛容性、直進性、ヘッドサイズ、その全てのMAXレベルを目指して開発された。「Qi10」シリーズの中では最もヘッドサイズが大きく、今までにない重量 配分でテーラーメイド史上最高の慣性モーメント(MOI)1万をカーボンウッドで実現。やさしく飛ばせるドライバーが完成した。 価格は9万5700円。 【Qi10ドライバー】 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/Qi10.jpg" alt="" width="900" height="900" class="size-full wp-image-80398" /> Qi10ドライバー 「STEALTH2」ドライバーよりヘッド後方を伸ばしたことで、オーソドックスな形状ながらも安心感のあるヘッドサイズ。21gのバックウェイトをヘッド後方に配置することにより、高弾道と適正なスピン量を実現し、飛距離と直進性を両立した。 価格は9万5700~。 【Qi10 LSドライバー】 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/Qi10LS.jpg" alt="" width="900" height="900" class="size-full wp-image-80399" /> Qi10 LSドライバー 個々のプレーヤーに応じた弾道調整機能を併せ持つロースピンに特化。新たな弾道調整機能「NEWエアロトラックスライディングウェイトシステム」を採用。「STEALTH 2 PLUS」ドライバーに比べ、ウェイトをより前方、低い位置に移動することが可能となり、ロースピンを実現。さらにヒール側のスライディングウェイト(18g)の一部をカーボンソールパネルで塞ぐことで、空気抵抗を抑制し、ヘッドスピード向上に貢献する。 価格は9万9000円~。セレクトフィットストア限定。 【Qi10 MAX WOMEN,Sドライバー】 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/Maxw.jpg" alt="" width="788" height="788" class="size-full wp-image-80400" /> Qi10 MAXウィメンズドライバー 女性専用設計を採用し、メンズモデル同様に次世代のやさしさを探求。カーボンウッドだからこそ実現可能なヘッドの軽量化、最適な重量配分、重心位置の最適化により、ボール初速を維持しながらも高い慣性モーメントを実現する。カラーリングは、メンズ同様にブルーのカーボンフェースを採用。シャフトには三菱ケミカルと共同開発した「ELDIO(エルディオ)」、グリップには淡いブ ルーのゴルフプライド社製の「Tour Velvet」を採用し、統一感のあるデザインに仕上げている。 価格は9万5700円。 【お問い合わせ先】 テーラーメイドゴルフ 0570-019-079
    (公開)2024年02月21日
    ヤマハは、理想の飛距離、弾道、打感、それぞれを高い水準で実現するゴルフクラブ『RMX VD(リミックス ブイディー)』ドライバーの発売を10月6日から開始した。 高初速+コントロール性能のツアーアスリートモデル『RMX VD/R』、高初速+最適な操作性のNEOアスリートモデル『RMX VD/M』、高初速+直進安定性のオールアスリートモデル『RMX VD/X』の3モデルをラインアップ。 HS40m/sのアマチュアゴルファー・浅水敦が試打を敢行。ヤマハゴルフの佐藤貴博さんが解説。 <h2>まずは動画で</h2> <iframe title="YouTube video player" src="https://www.youtube.com/embed/EECyNGqCt9M?si=m4X2oCZpaEUmbO5A" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> 【RMX VD ドライバーの特徴】 1)新開発の「BullʻS―eye Face」は、フェースセンターの少し上で最も初速が出るように肉厚を設計。これにより、飛びの三要素すべてを最適化することに成功し、ゴルファーの最大飛距離が引き出せる。 2)新スリーブはロフト可変幅をプラスマイナス2度に拡大。ゴルファーが自分に合ったロフトを選択することで打出し角を最適化し、最大飛距離を実現する。また、新構造により約2gの軽量化を実現。生み出された余剰重量を使って最適な重心配分が可能となった。低重心化を追求し、最高初速が引き出せる。 3)『RMX VD/R』は、フェースと並行なトゥ・ヒール方向にスライドウェイトを搭載し、ボールのつかまり具合の調整が可能。『RMX VD/M』は、フェース・バック方向にスライドウェイトを搭載し、重心深度を変更することで、弾道の高さをコントロール。『RMX VD/X』は、センターポジション以外に3つのウェイトポジションを搭載し、直進安定性の高いドライバーでありながら、ゴルファーにあわせてさらにつかまり具合を調整できる。 4)シャフト先端のスピード感と、高弾道・飛距離性能を重視して三菱ケミカルとヤマハが『RMX VD』専用に共同開発した「TENSEI TR」を採用。そのほかにもカスタムシャフトとして3種類のシャフトをラインアップ。 価格は9万2400円~。
    (公開)2023年11月07日
    ブリヂストンスポーツは9月、Bシリーズの新ドライバー『B1ST』と『B2HT』を発売した。 今作の最大の特徴はフェース面のテクノロジー。そこで今回はティーチングプロの常住充隆氏に、あえて製品の説明を事前にせずに試打してもらった。 <h2>【動画】『B1ST』&『B2HT』を常住充隆が徹底試打</h2> まずは動画で2モデルの打ち比べ&インプレッションを観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/PnqiWxbSSLo?si=mf5mUnWKI8CPFqht" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>『B1ST』を試打(ロフト:9.5度、シャフト:VENTUS BS6)</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/B1B2-2.jpg" alt="B1ST B2HT ブリヂストン" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-78879" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> まず構えてみるとディープフェースかつ洋梨のような形状で、上級者が好みそうな顔をしています。 まずはコースと同じ感覚で、1球目は左に飛び過ぎないようにフェードを打つ感覚で振ってみましたが、正直言うと少し振り遅れてしまい、瞬間的に「右に吹ける!」と思ったものの、結果はパワーフェードになりました。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/21a41414ee4b0dd5e3aed36f6c8793e6.jpg" alt="B1ST B2HT ブリヂストン" width="1920" height="952" class="alignnone size-full wp-image-78882" /> インパクトの感覚がかなり独特で、フェース面の球の手持ち感が強いんですね。それによって球が滑らずにつかまってくれたのが理由だと思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/ba89d094cb45f93d822b1807b355e269.jpg" alt="B1ST B2HT ブリヂストン" width="1669" height="113" class="alignnone size-full wp-image-78883" /> 2球目は反対に球をつかまえにいきましたが、こちらも左に飛び過ぎず真ん中に収まってくれました。純正シャフトは60g台なので私にとっては軟らか過ぎてスピン量が増えてしまうのですが、その割には球も吹けずに打ち出し角12.8度と強い弾道になっています。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/B1B2-5.jpg" alt="B1ST B2HT ブリヂストン" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-78890" /> フェース面の第一印象はスタッドレスタイヤのように見えたのですが、聞くと今作はフェース面に細かい網目状のパターンを入れる手法(クロスハッチング)を使ったミーリング(スリップレスバイトミーリング)になっていて、フェース面の食いつきが上がっているとのこと。球持ちが長く、感覚に反して球が曲がらないのはそういういうことだったんだと納得がいきました。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/d5a495c432ac908a99f7d7c87c185e46.jpg" alt="B1ST B2HT ブリヂストン" width="1920" height="953" class="alignnone size-full wp-image-78884" /> 次に実験として、敢えてどスライスを打つイメージで振ってみました。データからも分かるように、スライスを狙った分、スピンが4000回転近くなり、飛距離も前の2球より落ちましたが、コースだったら普通にナイスショットです。1球目同様、フェースが開いて当たっても球が滑らない。左右のミスが圧倒的に少ない印象です。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/02031cd2c51d00a26e49ad4c11382e07.jpg" alt="B1ST B2HT ブリヂストン" width="1673" height="110" class="alignnone size-full wp-image-78885" /> 最後に思い切り振ってみました。今度は若干ヒール寄りの上側に当たったのでミート率が落ちましたが、意外にも初速が約69m/sと出ており、スピン量も2650回転。ミスヒットへの強さを証明してくれました。 <h2>『B2HT』を試打(ロフト:9.5度、シャフト①:VANQUISH BS50・S/シャフト②:SPEEDER NX BS40w)</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/B1B2-3.jpg" alt="B1ST B2HT ブリヂストン" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-78880" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 構えた印象はフェースのトップラインが若干左を向いていて、つかまえさせようという意図が見て取れます。さらに『B1ST』に比べてシャロー形状なので球を上げやすくしているのが分かります。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/dc0abb0679062166c11eb4d193a9057c.jpg" alt="B1ST B2HT ブリヂストン" width="1673" height="111" class="alignnone size-full wp-image-78887" /> まず『VANQUISH BS50』のシャフトで打ってみました。1球目は何も考えずにフルスイングしてみましたが、やはり予想通り球がつかまって高弾道になりました。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/64558baa883a3f7f85ea3faf87fc6ac8.jpg" alt="B1ST B2HT ブリヂストン" width="1920" height="953" class="alignnone size-full wp-image-78888" /> シャフト重量は50g台なので、今度はターゲットのゴルファーを想定して2球目はヘッドスピード(HS)42m/sくらいで打ったところ、242ヤードと飛距離も出ました。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/75f83ee2eddc655a79c285cf7cf0db11.jpg" alt="B1ST B2HT ブリヂストン" width="1920" height="953" class="alignnone size-full wp-image-78889" /> 最後はHS42m/s程度で、どスライスを打ちにいきましたが、しっかりとフェアウェイセンターに着弾しています。 以上の結果から、HS40~43m/s程度で、ドライバーで球が上がりにくい、もしくは球が真っ直ぐ飛ばないゴルファーには持ってこいのモデルということが分かります。特にスライサーはかなりストレートに近い球筋になると思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/B2HT-SPEEDER.jpg" alt="B1ST B2HT ブリヂストン" width="1920" height="950" class="alignnone size-full wp-image-78886" /> 次に軽量の『SPEEDER NX BS40W』のシャフトで、今度は38m/sくらいに抑えて数球打ってみたところ、いずれもスピンが安定して理想的な球筋になりました。このシャフトはHS40m/s前後の方が最も恩恵を受けられると思います。 <h2>スイングタイプで棲み分ける対象ゴルファー</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/B1B2-4.jpg" alt="B1ST B2HT ブリヂストン" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-78881" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 今回両モデルを試打しましたが、共通して言えるのはとにかく易しいということ。フェースの特殊なミーリングでミスヒットも含め左右の球の散らばりが抑えられるので、ドライバーが苦手な方にはとにかく使ってほしいです。 『B1ST』は強弾道が出やすくインパクトでクラウンがたわみ過ぎないので、HSが速い方、直線的に攻めていきたい方には合っています。逆にウエイトを細かく調整できるので、弾道を操作していきたい上級者にも向いているでしょう。とは言えそこまで難しいヘッドではないので、ハンデ15前後の方でも十分使えます。 スイングタイプで言うと、インパクトで頭を残さずに回転動作が多い方、インパクトにかけて腰を切りながら連動的にリストを使っていく方、シャフトの横のしなりを使う方にはドンピシャだと思います。 一方、『B2HT』は、クラウンのたわみがあり、高弾道が出ますので、ボールが上がらない方、スライスの方、フェアウェイウッドが苦手な方、アベレージゴルファーの方には当然合います。 スイングタイプでは、ハイトップかつ、インパクトで頭を残して、シャフトの縦のしなりを使って打つ方、体重移動が多い方には向いています。 2種類のシャフトを試打しましたが、『VANQUISH BS50』は、全体的にしなりつつタメが作られやすいシャフトなので、タメを作って打つタイプの方、シャフトの縦の動きを使う方、つま先を閉じてボールを真ん中寄りに置く方には合うでしょう。 一方、『SPEEDER NX BS40W』はトップから関節を多用してシャフトの横のしなりを使っていく方、つま先を開いてボールを左側に置く方に合うでしょう。
    (公開)2023年09月30日
    グローブライドは、上質な大人のゴルフを提案する「オノフ」ブランドより、 『ONOFF KURO』シリーズのドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンを9月9日に発売。 「ONOFF KURO」シリーズは、“重力主義。”をテーマに、重さを操り、さらに遠くへ飛ばす重ヘッド×クロスバランステクノロジー(X CBT)を搭載。振りやすさを自在にカスタムすることで、 自分にあったクラブで飛ばせて狙えるアイテムに仕上がっている。 ■振りやすさを極める 『ONOFF DRIVER KURO』 インパクト時の衝突エネルギー効率を高め、ボールスピードをアップする重ヘッド設計を採用。また、ヘッドとグリップ共通のウエイトスクリューを交換することにより、ヘッド重量だけでなく、グリップ側重量も調整できる独自のクロスバランステクノロジーを搭載。自分のスイングの調子に合わせてバランスを簡単にカスタムでき、最適な振りやすいクラブでヘッドスピードがアップする。さらに独自のソールの溝がさらに進化し、三重層になったパワートレンチが高初速を生み出す。 価格は8万5800円。 ■抜けの良さで飛ばして狙える <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/kuro_fw_fw3_image_b_0615_2000px_CMYK.jpg" alt="" width="1688" height="1237" class="aligncenter size-full wp-image-78774" /> 『ONOFF FAIRWAY ARMS KURO』 あらゆるライからでもスパッと抜ける三日月ソールを採用。高初速を生み出す進化したパワートレンチによって反発力が増し、打点ブレによる飛距離ロスを軽減。さらに最適重心設計により、飛んでやさしい3番ウッドと操作性と方向性を重視した5番ウッドが実現。振りやすさをカスタムし、飛ばして狙えるフェアウェイウッドだ。 価格は4万9500円。 ■弾道を作り出せる 『ONOFF UTILITY WINGS KURO』 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/kuro_ut_ut3_image_b_0615_2000px_CMYK.jpg" alt="" width="1544" height="1142" class="aligncenter size-full wp-image-78783" /> フェース高を高くし、重心位置を高めに設計することで最適スピン量を確保。また、それぞれの番手別にヘッド内部の構造を変化させ、求められる弾道に合わせた最適重心設計により、強い弾道で飛距離アップとコントロール性をもたらす、振りやすいユーティリティ。また、抜けの良い三日月ソールとウエイトをカスタムすることにより、ツアーニーズにも対応している。 価格は4万700円。 ■シンプルかつ洗練されたデザイン <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/kuro_iron_7_image_b_0615_2000px_CMYK.jpg" alt="" width="1533" height="975" class="aligncenter size-full wp-image-78775" /> 『ONOFF FORGED IRON KURO』 美しいデザインと操作性をカスタムできる軟鉄鍛造中空アイアン。 バックフェースの中央部の肉厚をソール側とトップ側に配分することで上下の慣性モーメントがアップし、上下ミスへの寛容度が向上。さらにトップブレードのバック側にトレンチを配置し剛性を高めることで、ラフからのショットで起こりがちな上打点でのショットでも当たり負けの少ないヘッドへと進化している。 ヘッド内部のフェース裏全体には特殊振動吸収樹脂を注入し、ゴルファーを満足させる柔らかさの中にも弾き感のある打球感を実現。スピン性能を安定させる高精度なレーザーミーリングをフェース面に施し、どんな状況からでも安定したスピンでピンをデッドに狙うことができる。プロも使用するやさしいアイアンだ。 価格は5本セット(#6~#9、PW)が13万2000円、単品(#4、#5)が1本2万6400円(ONOFF CBT:624Iシャフト)。
    (公開)2023年09月21日
    テーラーメイド『ステルス2』ドライバーの発売から5カ月余りが経過。今さら聞けない『ステルス』『プラス』『HD』3タイプの選び方とは? 永井延宏プロが徹底解説する。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/DxK4snRUfuI" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2023年05月24日