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    ハッシュタグ「ボルビック」記事一覧

    ボルビックの勢いが止まらない。同社が世界で初めて開発したマットカラーボール『VIVID』は世界中でヒットを遂げている。その勢いに乗って、2018年にリニューアルしたウレタンカバーのツアーパフォーマンスボール『S3/S4』の評判もいい。   そういった背景もあり、同社は5月13日、ソウル近郊に第二工場を設立、世界の販売関係者などを集めて、竣工式を開催した。第二工場の稼働により、同社の生産キャパは大幅に拡張するが、文慶安会長はこれを機に「世界第3位のボールメーカー」を目指すと宣言した。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/volvik1.jpg" alt="第二工場の竣工式でスピーチするボルビックの文慶安会長" width="788" height="525" class="size-full wp-image-57983" /> 第二工場の竣工式でスピーチするボルビックの文慶安会長 今、世界で一番勢いのあるボールメーカーといえるボルビックだが、その生産背景や歴史などを知る日本の関係者は少ない。そこで今回、本誌はソウルに飛び、同社の経営幹部や開発責任者などを取材、その勢いの源に迫ってみた。 世界3位のボールメーカーを目指して ボルビックは5月13日、待望だった第2工場の竣工式を開催した。当日は同社の創業記念日、しかも創業40周年という節目の日でもあった。  韓国の首都・ソウルから車で90分ほどのウムソン郡に国内外の取引先200名ほどを招き、新たな門出をともに祝った。そして、その晴れの舞台でボルビックの文慶安会長は、 <strong>「世界第3位のボールメーカーを目指します!」</strong>と高らかに宣言した。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/volvik2.jpg" alt="第二工場のエントランス前で新たな門出を祝う" width="788" height="525" class="size-full wp-image-57984" /> 第二工場のエントランス前で新たな門出を祝う ボルビックは周知の通り、世界で初めてマットカラーボール『VIVID』を開発、従来にないユニークなマットカラーが受け、世界中でヒットしている。そのニーズを埋めるためには第一工場の生産キャパだけでは足りず、第二工場の操業が急務であった。 第一工場に隣接する第二工場は、全自動化システムを導入したという。実際に工場の中を見せてもらって感じたのが、作業員の少なさ。 「年間の生産キャパは第一、第二も同じですが、第二の作業員は30名。第一の4分の1です」(文会長) この自動化された第二工場では近年ニーズが増えているカスタムオーダー(ロゴプログラム)を主に生産、それによって空いた第一工場のキャパをプロパー品の生産に充当していくという。新たな生産体制が整ったことで年間生産量が従来の倍になった。 「グローバルなボール市場で1位がタイトリスト、次いでキャロウェイ。3位以下は団子状態と言われています。今回当社の第二工場が稼働したことで3位に食い込める生産キャパを実現し、世界3位のボールメーカーを現実的に目指せる様になりました」 実際、同社のボールは世界で3万店舗と推定されるゴルフ取扱店のうちの3分の1に当たる1万店舗で販売されているという。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/volvik3.jpg" alt="全自動化システムを導入した第二工場内。作業員の少なさが際立つ" width="788" height="525" class="size-full wp-image-57985" /> 全自動化システムを導入した第二工場内。作業員の少なさが際立つ そこで気になる日本の展開だ。 「販売代理店のFDRに頑張ってもらっていることもあり、着実に実績が出てきていますが、目標は2020年までに日本でのボールシェア3%を目指します。 そのために必要なこと?そうですねぇ、『VIVID』は順調に推移しているので今後はウレタンカバーのツアーパフォーマンスボール『S3/S4』にフォーカスし、ツアープロも認めるゴルフボールとしての認知を上げて行くことが必要。 そのために日本で藤田さいきプロと下川めぐみプロと契約していますが、契約選手はもっと増やしていくことも考えています。また、将来的には、女子ツアーの試合も開催したいですね。これが実現すれば、ブランドをもっと強く訴求できると思います」 ボルビックは2016年~18年の3年間、米LPGAツアーで「ボルビック選手権」を開催した実績を持つ。これにより、米国でのブランド認知が広がり、加速度的に販売が伸びたともいう。その手法を日本にも取り入れれば、一気呵成に市場でのプレゼンスを高められると文会長は語る。 第二工場の稼働により、世界3位のボールメーカーを目指す生産体制は整った。あとは攻めるのみ。文会長は常に柔和な表情を浮かべるが、心には大きな野心を抱いているのだ。 <h2>2ピース全盛の時代に3ピースの開発で狼煙を上げる</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/volvik4.jpg" alt="創業当時のメンバーで 現在も開発顧問を務める ファン・インホン氏" width="788" height="525" class="size-full wp-image-57986" /> 創業当時のメンバーで現在も開発顧問を務めるファン・インホン氏 それにしても凄い躍進ぶりだ。数年前まではボルビックという名前すら知らなかった日本のゴルファーも多いはず。そのボールメーカーが世界3位を目指せるポジションまで来ている。そこで気になるのが、ボルビックとは一体どんな歴史を辿ってきたのかということだ。それを紐解く。 同社の前身となったのが、1980年にソウル近郊のシウンという町に設立された一也実業という会社だった。往時はゴルフボールの生産ではなく、ボールの研究所として立ち上げられたと語るのは、設立メンバーで現在も開発顧問を務めるファン・インホン氏。 「150平米の小さい事務所にボール作りの設備を入れて研究を始めました。当時は2ピースが全盛の時代でどのメーカーも2ピースばかり作っていましたが、新興のうちが同じものを作っても誰も見向きもしてくれない。そこでデュアルコアの3ピースボールの開発を手がけたのです。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/volvik5.jpg" alt="創業当時のファン氏手書きによるディンプルのスケッチ" width="788" height="525" class="size-full wp-image-57987" /> 創業当時のファン氏手書きによるディンプルのスケッチ<br /> 当時は他メーカーもデュアルコアを開発していましたが、うちの特徴は内側のコアを硬くして外側を柔らかくしたもの。打感がソフトになりスピンもよくかかる。そして直進性もいいというのが特徴でした」 そこでデュアルコアに関する特許を取得、製品化するための投資を得て生産工場を作ったという。ただ、当時は自社ブランドの販売をせず日本のゴルフ関連企業やメーカー向けにOEM供給から開始したという。また、同社のデュアルコアを高く評価した某米メーカーにコアだけを出荷していたという実績もあるとか。 そして、OEMで稼いだ資金を元手に1997年に自社ブランド『ボルビック』の製品を初めて作った。その際、会社名もボルビックに変更したという。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/volvik6.jpg" alt="現在のディンプル製作はコンピュータの中で行われる" width="788" height="525" class="size-full wp-image-57988" /> 現在のディンプル製作はコンピュータの中で行われる しかし、「機能性は評価されたのですが、あまりにも宣伝力がなかったのでブランドとしては認知されませんでした」 自社ブランドは立ち上げたものの、販売実績にはつながらなかったとファン氏は述懐する。 <h2>攻撃的なマーケティングが始まった</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/09/volvik.jpg" alt="世界初のマットカラーボール『VIVID』" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-31912" /> その厳しい冬の時代に転機が訪れたのが2009年。現会長の文氏がボルビック社の経営に入ってからだ。 「文会長が経営に加わってから会社が一気に変わりました。『こんなにいいボールが売れないはずがない。とにかく宣伝力が足りないのでマーケティングにもっと力を入れよう』という文会長の号令のもと、攻撃的な販売促進活動を開始し始めたのです」 戦略的にはプロ契約によるトップダウンで市場の認知を高めることだったが、同時に販売価格も1ダース1000円から一気に4000円へ引き上げた。 「プレミアムゾーンに打って出たわけですが、ただ単に値段を上げたわけではありません。値段なりの価値を説明しなければ市場は納得しないので、開発にも従来以上に力を入れました。そこで生まれたビスムスやジルコニウムカバーなどの特許は今でもうちの財産です。 ちなみに、ビスムスはボールを成型する時に冷却してボール周辺を硬くすることで膨張させる技術。また、ジルコニウムカバーは、カバーにジルコニウムを混入することでスピン性と耐久性を向上させるものでした。双方ともに現在でも当社の核となるテクノロジーです」(ファン氏) プロの使用契約によるブランドの認知向上と独自の製品力で販売実績も上がってきたボルビックだが、さらにその勢いを押し上げたのが2016年に発売した世界初のマットカラーボール『VIVID』だ。 その工程は企業秘密ということで、今回の取材で詳しく教えてもらえなかったが、カラーボールの新たなスタイルとして誕生したマットコーティングが市場を創造した価値は大きい。他社が追随していることでも、その価値は理解できるだろう。 <h2>世界ツアーで使用者急増!『S3/S4』の革新性</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/volvik9.jpg" alt="世界ツアーで使用者急増!『S3/S4』の革新性" width="788" height="525" class="size-full wp-image-57991" /> ボルビックの躍進は、開発力とマーケティング力がその源ということが分かったが、今年同社が最も力を入れるのが、2018年にリニューアルしたウレタンカバーのツアーパフォーマンスボール『S3/S4』だ。すでに多くのツアープロが同製品を使用、その性能を高く評価している。 ボルビックは2013年に初代『S3/S4』を発売、今作はそのモデルチェンジとなる。そこで気になるのが、前作との違い。その点について同社開発責任者のパク・サンウク理事が説明する。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/volvik8.jpg" alt="開発責任者のパク・サンウク理事" width="788" height="525" class="size-full wp-image-57990" /> 開発責任者のパク・サンウク理事 「前作との違いを話す前に、『S3/S4』にも採用されるデュアルコアについて説明します。これは当社が特許も取得しているものですが、基本的な考え方は外柔内剛、外重内軽です。外側のコアを柔らかくして打感を優秀にしながら比重を高め、中心の内側のコアは飛行時の揺れを防止するために強くしながら比重を下げたものです。 外側が重く内側が軽ければ慣性モーメントが増加してスピンが長く維持されます。これにより、ボールが飛行時に緩やかな傾斜で下降することになります。飛距離を増大するための重要な要素です」 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/volvik7.jpg" alt="Volvik S3とVolvik S4の構造図" width="788" height="525" class="size-full wp-image-57989" /> Volvik S3(右)とVolvik S4(左)の構造図 要するに、デュアルコアによってツアープロが欲する柔らかい打感と飛距離を両立したというわけだ。なるほど合点がいく考え方だが、この基本的なデザインを踏襲しつつ、今作はよりツアープロのニーズにフィットする修正点を加えたとのこと。 「まず、一点目が新たに開発した『UV‐Xウレタンカバー』の採用です。これは前作よりもカバーの厚さを薄く大幅に柔らかくすることでスピン量を飛躍的に高めることに成功したものです。 一般的にはカバーを薄くして硬度を下げると耐久性が弱まりますが、ボルビック研究所はこれらの制限を完全に克服しました。また、顔料沈殿を防止し、粒子の均一さを維持することも一貫したスピン性能の高さにつながっています」 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/volvik14.jpg" alt="ボルビック研究所で使用されるロボット" width="788" height="525" class="size-full wp-image-57996" /> ボルビック研究所で使用されるロボット 同社の技術力によって、薄くて強い、そしてスピン性能の高いボールが完成したという。実際、同社のロボットテスト(ロフト52度のウエッジ)では前作に比べて400rpmほどスピンが増えたという結果も出た。 『S3/S4』の改良点でもう一つ注目されるのが打感だ。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/volvik13.jpg" alt="ヘッドスピード40m/sの新旧S3のロボットテストのトラックマンのデータ。NEW S3の方が前作よりもボールのバラつきが少ない" width="788" height="452" class="size-full wp-image-57995" /> ヘッドスピード40m/sの新旧S3のロボットテストのトラックマンのデータ。NEW S3の方が前作よりもボールのバラつきが少ない 「前作よりもコンプレッションを10以上下げ打感を変えました。前作はどっしりとして力強い打感でしたが、今作は気持ちの良い快適なフィーリングが出るように変更しています。コンプレッションが下がると反発力が落ちて飛ばなくなることもありますが、『S3/S4』は前作で定評のあった飛距離性能を維持、打感の変更だけに成功しています」 打感は人によって好みもあるが、どっしりと重いフィーリングだと何となくインパクトの抵抗感がありボールも飛んだ気がしない。軽快な打感の方がスパッとボールを打ち抜けた感じがして、飛んだ気分にもなる。気持ちよくプレーできるという点についても前作からの進化としては注目されるべきだろう。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/volvik15.jpg" alt="ヘッドスピード31m/sのロボットで52度のSWで新旧S3/S4のスピン量を比較したGCクアッドのデータ。新作の方が400rpmほどスピン量が増えている" width="788" height="457" class="size-full wp-image-57997" /> ヘッドスピード31m/sのロボットで52度のSWで新旧S3/S4のスピン量を比較したGCクアッドのデータ。新作の方が400rpmほどスピン量が増えている また、『S3/S4』は変色に強い素材を使うことで前作よりも黄変の時期を3倍以上に伸ばしているという。ボルビックは世界で初めてマットカラーを開発するなど色に対する意識が高い。よって、同社にとって変色は商品力の低下に他ならない。細かい部分ではあるが、ボルビックのこだわりが伝わるモノ作りの姿勢でもある。 <h2>多様化するニーズへの対応力</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/volvik10.jpg" alt="Volvik S4を使用する下川めぐみプロと藤田さいきプロ" width="788" height="525" class="size-full wp-image-57992" /> Volvik S4を使用する下川めぐみプロ(左)と藤田さいきプロ(右) パク氏の説明でも分かるように、『S3/S4』は前作から大きな進化を遂げた。 ツアープロが様々なシチュエーションで高いパフォーマンスを発揮できるボールに仕上がったといえるが、その性能はツアープロだけに与えられたものではない。アスリート志向のアマチュアゴルファーがワンランク上のゴルフを目指せる性能ともいえるだろう。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/volvik11.jpg" alt="LDA世界ロングドライブ選手権で活躍するボルビックの契約選手たち" width="788" height="525" class="size-full wp-image-57993" /> LDA世界ロングドライブ選手権で活躍するボルビックの契約選手たち また、ボルビックで注目されるのはツアーパフォーマンスボールだけではない。LDA世界ロングドライブ選手権の公認球として愛用者も多かった『VIVID XT』が『VIVID XT AMT』として2019年にモデルチェンジされた。 新開発コアを採用し、前作より飛びと直進性がさらにアップ、飛距離の優位性を武器にスコアアップを図りたいゴルファーに最適なモデルに仕上がっている。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/volvik12.jpg" alt="LDA世界ロングドライブ選手権の公式使用球 『VIVID XT AMT』" width="788" height="525" class="size-full wp-image-57994" /> LDA世界ロングドライブ選手権の公式使用球 『VIVID XT AMT』 そして、『VIVID』シリーズの拡充も遂げている。 マットカラーの視認性の高さでアマチュアゴルファーから人気の『VIVID』を軸に、ヘッドスピードの遅いゴルファーのために軽量化を図った『VIVID LITE』、ウレタンカバーボールにマットコーティングを施しソフトなフィーリングとカラーが楽しめる『VIVID SOFT』など、ゴルファーのヘッドスピードや好みに応じて選べる豊富なラインアップを揃えた。 ゴルフのプレースタイルが多様化したことで、ゴルファーのボールに求める価値も多岐にわたるようになった。その市場でボールメーカーが勝ち抜くには、ゴルファーのあらゆるニーズに応えなくてはいけない。 正に、開発力とマーケティング力の勝負だが、今回の取材でボルビックにその「力」があることが分かった。そのパワーがさらに拡散されれば「世界3位のメーカー」が見えてくるかもしれない。
    (公開)2019年07月22日
    マットカラーのボールとして有名なボルビックから登場した、レーザー距離計『Volvik Range FinderV1(ボルビック レンジファインダーV1)』を桑木野洋二氏に検証したもらった。 中央大学卒業後、本間ゴルフ、マルマンでマーケティングの責任者を歴任。ゴルフ業界における2大プレミアムブランド「MAJESTY」と「BERES」を支えてきた唯一のマーケッター。2018年、マーケティングの何でも屋「KUWANT」を設立。愛称は育メン・マーケッター「くわっきー」。 ボルビック レンジ ファインダー V1の印象 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/11/volvik3.jpg" alt="ボルビック レンジ ファインダー V1" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-51397" /> まず、『ボルビック レンジ ファインダー V1』を見て感じるのが、鮮やかな色。今までの距離計はメタリック感が強くちょっと重たい感じでしたが、これは『ボルビック』らしいビビッドなカラー(オレンジ/ミント/ブラックの3色展開)なので軽快感がある。 実際に持っても軽くすごく使いやすそう。また、距離計で大切なのがファインダーの見え方ですが、色目がハッキリしていますし、肉眼で見た景色とファインダー越しに見える景色が同じなのがいいですね。 <h2>ボルビック レンジ ファインダー V1試用インプレッション</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/11/volvik4.jpg" alt="ボルビック レンジ ファインダー V1" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-51398" /> 熊谷ゴルフクラブの12番パー4で『ボルビック レンジ ファインダー V1』を使いながらラウンドしました。まずティーグランドでティーショットで入りそうな右サイドのバンカーのフロントエッジまでの距離を測定。 目標物が遠く小さい上に、その手前には林がある。その隙間を縫ってバンカーまでの距離を測るのはちょっと難しいかなとも思いましたが、パッとバンカーまでの距離が測れました。 計測時間が本当に速いという印象ですが、特筆されるのがバイブレーション機能。オートフォーカスではないが、的を捉えた瞬間に手に振動が伝わり、正確に測れたことを知らせてくれる。距離計に不慣れな人は数字が出てもちょっと不安になることもありますが、この機能があれば安心ですよ。 次に、フェアウェイからピンを狙ってみました。このホールはグリーン奥に茂みがあって、その景色がすごく気になる。距離計を上手く使えないと奥の木に当たってしまうケースにもなりますが、こんな状況でもサクッとピンを捉えてくれました。 そして、気になるのがセカンド地点からグリーンまでの高低差。このホールは全体的にフラットなのですが、ちょっとグリーンが上がっているようにも見えます。そこでモードを切り変えて高低差(高低差オン/オフ機能付、2019年規則対応品)機能を使ってみるとピンまでの距離に加えて+2ヤードと出ました。1~2ヤードが正確に出るのは助かります。 あと、セカンド地点で注意しなくてはいけないのが、距離計の置き忘れ。ゴルフ場に聞くとけっこうフェアウェイに距離計が落ちているといいます。でも、ビビッドなカラーの本製品は目立つ。仮に使った本人は気がつかなくても同伴者の誰かは気付く。忘れることはないでしょう。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/11/volvik5.jpg" alt="ボルビック レンジ ファインダー V1" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-51408" /> もう一点、商品として優れているのが携帯用ケースです。ベルトに通して携帯できるタイプですが、すごいのはケースから距離計を出し入れする際にファスナーを開け閉めする必要がないこと。 ファスナーを開けたままでもゴムを引っ掛ければ落ちないしゴムを外せばサッ取り出せる。ラウンド中は急ぐこともありますが、そういう時に一回一回ファスナーを開け閉めするのは面倒くさい。その手間がないのがすごくいいですね。 <h2>ボルビック レンジ ファインダー V1のココも良い</h2> 今までレーザー距離計は、一部の競技ゴルファーを除いて自分には関係ないと思っている人がたくさんいました。ただ、そういう人達も一生懸命ゴルフをやっているんですね。だから、来年からルールで距離計が使えるようになることでさらに距離計に興味を持つ人が増えるはずです。 そういった中、色鮮やかなボルビック レンジ ファインダー V1はすごくアイキャッチになります。あと、値段ですね。3万7000円と高くもなく安くもない。いいところを突いています。 さらに注目してほしいのが、<strong>コンパクトなサイズと携帯用ケースを含めた重量</strong>です。 実際にコースで使うにあたっては、一連のプレーの中で計測と持ち運びを繰り返すわけですから、サッと計測できてサッと仕舞える方がいい。そこがグズグズしていると周りの人に迷惑をかけるし、スロープレーにもつながります。 そういった意味でも本製品は他社品に比べて優位性があるのがポイントですね。 <iframe src="https://www.youtube.com/embed/pF8u4cSnaBQ?rel=0" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> <h2>ボルビック レンジ ファインダー V1 仕様</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/11/volvik2.jpg" alt="Volvik Range Finder V1 " width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-51396" /> <ul> <li>海外コース対応</li> <li>防水機能</li> <li>バイブレーション機能</li> <li>高低差案内付(非表示可)</li> <li>競技使用可(高低差非表示設定*)</li> <li>自動電源オフ機能(10秒間操作をしない)</li> <li>電池寿命:約5000回有効</li> <li>サイズ:105mm×72mm×38mm</li> <li>重量:バッテリー無160g、電池含む180g</li> <li>価格:3万7000円(税別)</li> <li>カラー:ブラック/オレンジ/ミント</li> <li>専用ケース付き</li> </ul> *競技で使用する際には、必ず事前にローカルルールをご確認下さい。 <h2>商品のお問い合わせ</h2> <strong>株式会社FDR カスタマーサービス(株式会社フラッグ内)</strong> TEL:0120-000-813 <a href="http://volvik-golf.jp/" rel="noopener" target="_blank">http://volvik-golf.jp/</a>
    (公開)2018年11月26日
    「当社は今春、艶消しのマットカラーボール『ボルビック ビビッド』の新モデル『ソフト』と『ライト』を新たに加えて、より多くのゴルファーに『ビビッド』を楽しんでもらえるラインアップを揃えます」と語るのは、『ボルビック』を発売するFDRの神谷秀樹社長。 世界初のマットカラーを採用した『ビビッド』は、従来のボールとは一線を画したデザイン、そして見た目だけではなくしっかりと作り込んだ製品が評価され、たちまち人気となった。 競合他社も『ビビッド』に追従したこともあり、マットカラーボールはゴルファーの間で盛り上がりを見せている。 マットカラーボールのパイオニアとして、他社の追随を許さない。そんな気合いを込めて4月から発売されるのが、『ソフト』(6000円/ダース)と『ライト』(5500円/ダース)だ。 既存のビビッドとの違いは? <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/07/1707_volvik_main.jpg" alt="Volvik VIVID &amp; VIVID XT" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-1239" /> では、既存の『ビビッド』と何が違うのだろうか。まずは、既存の『ビビッド』の特徴を、ゴルフライターの児山和弘氏に語ってもらう。 「『ビビッド』は、フィーリングはディスタンス系。カバーはアイオノマーでウレタンカバーのようなモチッとした感じはありませんが、適度に柔らかく、適度に弾き感もあって喰いつき感も少しあります。 通常のディスタンス系のフィーリングでドライバーのボール初速も速い。ひょっとすると、普段使っているツアー系のボールよりも飛ぶくらいです」と、飛距離性能の高いボールと児山氏は位置付けた。   <h2>新モデルは柔らかさと軽さがウリ?</h2> 一方、今春から発売される『ソフト』と『ライト』は、名前が示す通り、柔らかさと軽さで既存の『ビビッド』と差別化を図っている。その点を神谷秀樹社長に説明してもらう。 <h3>ソフトの特徴</h3> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/03/vivid-soft.jpg" alt="" width="788" height="591" class="alignnone size-full wp-image-43264" /> 「まず、『ソフト』は、初めて取り組んだマットカラーのウレタンカバーボールです。それだけでもインパクトがあると思いますが、大きな特徴は柔らかさ。 『ビビッド』の中でもコンプレッション70(ビビッドは75)と一番柔らかいモデルです。位置づけとしてはボルビックのウレタンカバーボール『S3』、『S4』同様にツアー系に属しますが、しっかりした打球感よりもソフトなフィーリングを好む人に向いています。 <strong>対象ヘッドスピードは33~42m/s。</strong>女子プロが使うと性能を上手く引き出せそうですね」 ソフトなツアーボールは、近年市場性が高まっているカテゴリーになるが、FDRではソフトなツアーボールという位置づけではあるものの、マットカラーのウレタンカバーボールという新たな市場創造を図ると意気込みを見せる。 <h3>ライトの特徴</h3> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/04/vivid-lite_3.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-43263" /> 「次に、『ライト』は、『ビビッド』よりも1g程度軽くしたモデルです。 私たちのテストでは、ボールは上限ギリギリ(45.93g)まで重くした方が空気抵抗に負けないで飛ぶという結果が出ていますので、無闇に軽さは追いません。 『ライト』の性能はほぼ『ビビッド』と変わりませんが、若干軽くコンプレッションも硬くしたことで、インパクトの際にフェース面でボールが滑るんですね。これによって、打ち出しが高くなって高弾道で飛んでいくというメリットを付加したモデルです」 『ライト』の<strong>対象ヘッドスピードは25~38m/s。</strong>女性やシニアなどヘッドスピードが速くないゴルファーでも自然とボールが上がり、空気抵抗に負けない力強いボールが打てるという。 また、コスメは『ビビッド』よりも軽さを印象づけるシャーベット調のマットカラーに仕上げるなど、見た目にも工夫を凝らしている。 <h2>下川めぐみプロが語るボルビックの印象</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/03/9a344cd00220c97705f43ac712aa407a.jpg" alt="下川めぐみ" width="300" height="450" class="aligncenter size-full wp-image-42822" /> 日本人初の契約選手である下川プロは、『ボルビック』の印象について次のように語った。 「『ボルビック』の『S3』をテストした時に、手に感じる柔らかな打感と飛距離性能が自分のプレースタイルに合っていると感じました。特にドライバーショットの飛距離が伸びたことと、弾道が安定したことが決め手になりました。 グリーン上ではイメージ通りによく止まってくれるところも気に入っています。『ボルビック』のイメージカラーであるオレンジは好きなカラーでもあり、今年は『ボルビック』のボールやアイテムとともに優勝を目指します」 <h2>ボルビックはドラコンでも大活躍</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/03/4812647010b943a9c1fe239f2bfa6192.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-42824" /> ボルビック社では、2年前から「LDJ(ロング・ドライバーズ・オブ・アメリカ)/世界ドラコン選手権」の冠スポンサーとして大会をサポート。 2017年の世界ドラコンランキング1位でボルビック契約のジャスティン・ジェームスは、435ヤードのビッグドライブを記録して優勝。さらに、シニア・ウィメンズの両大会でもボルビック契約選手が世界NO.1の称号を手に入れた。 国内のドラコン競技が、メディアに大きく取り上げられる機会は少ない。ただ、ドラコン専用のティーチングプロ団体が誕生、飛ばしの秘訣を知りたい一般ゴルファーからの問い合わせも増えているという。
    (公開)2018年04月03日
    1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞 Volvik VIVID XT 『ボルビック』から新発売された『ビビッドXT』をテストしてみました。まず、特徴的なのが、やはりマットカラーですね。ピンク、オレンジ、イエロー、グリーン、ホワイトの5色展開で、とても色鮮やかです。 今は夏場でゴルフ場はとても緑が濃いですが、この自然の緑とマットカラーのコントラストがはっきりとしていて、ボールの輪郭がとてもきれいに見えます。その一方、マット仕上げの特徴ですが、ボール表面のディンプルがはっきりと見えなくて少し平面的にボワーッとした印象になります。 これを言い換えれば、ボールが少し大きく見えるのでインパクトを点として捉えるのではなく、ゾーンとしてボールをやさしく運ぶイメージが湧きやすい。きれいに払い打ちできる印象なので、ワイドソールのアイアンとの相性も良さそうですね。 <iframe src="https://www.youtube-nocookie.com/embed/UlMe2EIWMD4?rel=0" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> とは言え、この『ビビッドXT』は飛距離性能に加えてスピン性能も訴求しているボールです。実際、ドライバーのテストをしてみてもその辺りは明らかで、ボールを打ち出してからのスピンの力を感じます。スピンがほどけず前に前に飛んでいく。最高到達点がかなり先になり、そして緩やかに落ちていく感じですね。 従来の『ビビッド』はディスタンスタイプで、こちらと打ち比べると飛び姿は明らかに違います。『ビビッド』は最高到達点が少し前で、そこからボールが突っ込んでランで飛距離を稼ぎます。しかし、繰り返しになりますが、『ビビッドXT』はスピンが効いているので最高到達点がもっと先になる。キャリーで飛距離を稼ぐタイプといえるでしょう。 この弾道の傾向はドライバーショットだけではなく、セカンドショットやアプローチショットでも同じ。しっかりとスピンを効かせて距離をコントロールしやすいという特徴があります。 従来品の『ビビッド』、そして今回の『ビビッドXT』ともにフィーリングはズシッとした重みがありますが、『ビビッドXT』の方がフェースへの喰い付き感が強い分、コントロール性に長けた印象ですね。また、初速も速くボールが宙に浮いている時間が長い。ビビッドなマット仕上げなので飛び姿も見やすい。きれいな弾道が実感できるボールで、プレーしていて自分のショットに惚れ惚れできる。自画自賛できるプレーが楽しめそうですね。 <h2>商品データ</h2> <h3>VIVID XT</h3> <img src="http://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/09/volvik_vivid-xt.jpg" alt="volvik vivid xt" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-2608" /> <strong>ボール初速とスピン性能を両立させたプレミアムカラーボール</strong> <ul> <li>艶消しビビッドコーティングで集中力が高まる</li> <li>驚異的なボール初速を生み出すパワーデュアルコア</li> <li>グリーン周りでの優れたスピン性能とソフトなフィーリングを提供するジルコニウム-Ⅲカバー</li> <li>20面体構造の332ディンプルが生み出す直進性</li> <li>ヘッドスピード対象:35~50m/s</li> <li>カラー:ピンク/オレンジ/イエロー/グリーン/ホワイト</li> <li>価格:6320円/ダース(税別)</li> </ul> <h3>VIVID</h3> <img src="http://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/09/volvik_vivid.jpg" alt="volvik vivid" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-2609" /> <strong>フェアウェイで際立つスタイリッシュな世界初のマットカラーボール</strong> <ul> <li>他に類を見ないビビッドカラー</li> <li>見やすさと集中力を高める効果</li> <li>デュアルコアが生み出す柔らかい打球感</li> <li>可視性がコースマネジメントを高める</li> <li>ヘッドスピード対象:31~42m/s</li> <li>カラー:ピンク/オレンジ/レッド/グリーン/レモンイエロー</li> <li>価格:5500円/ダース(税別)</li> </ul> <h2>商品のお問い合わせ FDR</h2> TEL:0120-000-813 <a href="http://www.volvik-golf.jp" target="_blank" rel="noopener noreferrer">http://www.volvik-golf.jp</a>
    (公開)2017年09月15日

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