ブレイクはこのたび、人気アニメ作品「ワンピース」の世界観をフィーチャーしたゴルフクラブ『マグレガー マックテックNV301 ワンピース リミテッドエディション』を数量限定(500本)で発売した。
同モデルは、「ワンピース」の人気キャラクター「ポートガス・D・エース」の象徴となっている炎のイメージをクラブヘッド、シャフト、グリップにまで具現した力強くクールなデザインを採用。
ベースとなるヘッドには、多くのゴルファーから支持を集めているマックテックブランドの最新モデル『マックテックNV301』を採用。シャフトには、ヘッドの走りを追求したダブルキックポイントのフジクラ社製カーボンシャフトを採用。グリップには、ソフトフィーリングでホールド感に優れたムジーク社製PUグリップを装着するというこだわりよう。同社マグレガーゴルフ事業部の松下健氏によれば、
「同モデルは、幅広い層に対応し、飛距離、方向性を高レベルで実現した完成度の高いドライバーとなっております。国民的に人気を誇るアニメ『ワンピース』の世界とコラボレーションすることで、いままでゴルフに関心のなかった層に対して、ゴルフという国民的スポーツの魅力に触れるきっかけを提供し、新規ゴルファーの創出につなげたいと考えております」
とコメント。同ドライバーは、やさしくつかまりやすいモデルとして一世を風靡した初期型『マックテック』に近い面長シャロー形状を採用。初期型のフォルムを現代の460cm3で再現したというから、ファン垂涎の商材となりそう。
通常、面長シャロー形状のヘッドは、やや重心距離が長くなり、ヘッドが返りにくくなるが、採用したオリジナルシャフトの特性でそれを解決。その結果、直進性に優れ、且つつかまりやすいドライバーに仕上がったという。
また、ミスヒット時の不安定な弾道につながる極度な低重心化を追求せず、適正スピン量を確保したことも特徴のひとつ。アベレージゴルファーの理想ともいえる、安定したキャリーボールを実現可能にしたという。
さらに、高初速エリアをゴルファーの打点に合わせて拡大し、ボール初速をアップ。独自の「ロンバスカップフェース」の採用で、アベレージゴルファーの打点に合わせた高初速エリアを約15%拡大したという。
ソール部には取替え式の「ツインウェイトシステム」(10gと7g)を搭載し、スピン量とボールのつかまりをコントロール。好みに合わせたセッティングが可能となっている。
クラブ長さは44・75インチの短尺仕様。装着しているミッドサイズのグリップとの組み合わせで、「カウンターウェイト設計」を実現。より安定したスイング軌道とミート率向上が期待できることも、初心者には嬉しいポイントだろう。
ラインアップはロフト10度、シャフトフレックスSRのみの展開となるが、これだけこだわった商品で本体価格は1本3万6000円とリーズナブル。同社ECサイトで販売中。
昨年7月上旬、同社はマグレガーブランドに係るサブライセンス契約を締結。同ブランドの商品企画から製造、販売までを引き継いだ経緯がある。それから約10ヶ月間、新製品のお披露目はなかったから、まさに待望のニューモデル登場といえるだろう。
同社が得意とするアニメとのコラボ企画で、新機軸を打ち出した老舗ゴルフブランドの今後の展開にも注目したい。問い合わせはブレイク・マグレガーゴルフ事業部へ、03~3595~7876。