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    ハッシュタグ「マジェスティ」記事一覧

    マジェスティ ゴルフは、秋のゴルフシーズンに向けたカジュアルな装いにアレンジしたキャディバッグとボストンバッグを発売した。 ゴルフプレーだけでなくファッションとしても楽しみたいゴルファー向けに、程よい華やかさを感じる落ち着いたカラ ーリングを施している。 【MAJESTY Casual 24 Caddy Bag 詳細】 ナイロン生地をカジュアルな装いにアレンジした軽量キャディバッグ。すっきりシンプルなデザインと、 スリムなスタイルでありながらたっぷりとした容量を持つポケットも魅力的。 ファッションとしても楽しめる逸品。 ・価格:7万4800円 ・カラー:モスグリーン、ディープレッド、ライトブルー ・サイズ:9型、47インチ対応 ・重量:3.5kg ・素材:ナイロン、合成皮革(PU) ・品番:CB3411 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/2410-01m2.jpg" alt="" width="1131" height="1134" class="size-full wp-image-83522" /> MAJESTY Casual 24 Caddy Bag 【MAJESTY Casual 24 Boston Bag 詳細】 キャディバッグと合わせてファッションとしても楽しめるゆったりサイズのボストンバッグ。 ・価格:2万6400円 ・カラー:モスグリーン、ディープレッド、ライトブルー ・サイズ:W50cm・H30cm・Ⅾ28cm ・素材:ナイロン、合成皮革(PU) ・品番:BB3411
    (公開)2024年10月11日
    7月10日、いよいよ『マジェスティプレステジオ』の11代目が発売された。 言わずと知れたマジェスティのブランドを代表するフラッグシップモデルとなるが、その販売に大きな影響力を持つのが、全国に300名弱いる『マジェスティ・ソムリエ』だ。『マジェスティ・ソムリエ』とは、マジェスティオーナーや購入を検討するユーザーへのサービス向上を目的に研修を受けて資格を取った販売員。マジェスティについて極めて高い商品知識を習得したスペシャリスト集団である。 <img class="aligncenter size-full wp-image-63088" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/d55ed23f944f9febebc3e4ae0914bc9b.jpg" alt="" width="788" height="525" /> そこで今回、ソムリエの一人であるそごう大宮店の石上哲男店長(61歳)を取材。マジェスティにかける熱い想いやその仕事への取組みを聞いてみたが、聞けば聞くほど、なぜ高額な『マジェスティ』が売れるのか、その本質が見えてきた。 11代目『マジェスティプレステジオⅪ』の発売を1カ月後に控えた6月中旬、マジェスティゴルフの直営店・そごう大宮店(埼玉県)を訪ねた。目的は2013年から同店で『マジェスティ・ソムリエ』を務める石上哲男店長に話を聞くためだ。 その石上氏の第一印象を一言で表現すれば上品な紳士。高級ブランド『マジェスティ』の販売を牽引してきた自信が作り出す柔和な笑顔が、老舗百貨店の風景へ見事に溶け込む。その風貌だけで、「この人から買った方がいいかな」と感じてしまうほどだ。正に、ブランドを広める伝道師? その仕事ぶりに迫ってみた。 <h2>「外商部との情報交換がとても重要です」</h2> <strong>GEW まずは、石上さんのキャリアから教えてください。</strong> 石上氏 1991年にマルマン(マジェスティゴルフの前身)に入社、7~8名で構成される直販部隊に配属されました。主に商社や銀行向けにファミリーセールするのがメインの仕事ですが、プロや研修生からオーダーなどももらっていました。そして、96年にそのメンバーを中心にマルマンから離れて自分たちで会社を設立、マルマンのクラブを売り始めたのです。 <strong>GEW 一度、会社を辞めて独立したのですね。</strong> 石上氏 ええ、でも10年間やった後にリタイヤするメンバーも増えてきたので、会社を畳み自分一人でゴルフ用品の販売を手がけましたが、2013年にマジェスティゴルフが直営店を大宮そごうに出店するのを機に、同社へ復帰、ソムリエとして働き始めたという経緯です。 <strong>GEW なるほど。本当にマルマンとマジェスティを売り続けたキャリアと言えますが、デパートということで顧客や販売方法も独特ですか。</strong> 石上氏 基本は朝10時~夜20時までで早番遅番のシフトを組んでいます。スタッフは私とそごうの社員2名の計3名です。一日の始まりは、朝礼が終わった後に外商メンバーとのミーティングを必ずやります。高額取引がデパートの生命線でもありますからね。 <strong>GEW  具体的なミーティングの内容とは。</strong> 石上氏 外商部隊との情報交換です。例えば、「前日に外商のお客様がゴルフ売場に立ち寄って『マジェスティ』に興味を持っていた」といった情報をそのお客様の担当者に情報として伝えれば、担当者はお客様に「昨日ゴルフ売場に来てもらったみたいですね」と言えるんです。そうするとお客様も「ちゃんと自分のことを担当してくれているな」と思ってくれるんです。そういった情報交換や信頼関係が、特にデパートの商売では大切なのです。 <strong>GEW なるほど。石上さんのお仕事は外商がメインになるんですか。</strong> 石上氏 そうですね。この大宮エリアには『マジェスティ』を販売する量販専門店がたくさんありますし、『マジェスティ』の購入率も高い土地柄なのです。だから、他のお店のお客様をうちのような直営店が奪ってしまうわけにもいきません。そういった意味でも外商をメインにしていれば間違いはないんですね。 <img class="aligncenter size-full wp-image-63085" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/407c27dd5db885b97184386511651943.jpg" alt="" width="788" height="525" /> <h2>「必ずもう一度来店される。それを信じて押し込まない」</h2> <strong>GEW そういう気遣いもあるわけですね。ところで、このお店は本当に素晴らしい店構えですね。品揃えは豊富ですし、百貨店では珍しく試打環境も充実していますが、お客様を接客する上で大切にしている信条は何ですか。</strong> 石上氏 『マジェスティ』は高額なので売ることを焦らないことですね。昔自分で商売していた時は売り逃さないようにワンチャンスで売っていましたが、ここでは無理してお客様に押し込むことはしません。押し込んでお客様に合わないクラブを提供してしまうということはゴルフクラブの販売においてよくあることですが、それをしてしまうと百貨店に迷惑をかけてしまいます。そこは一番注意するところです。 ただ、お客様の気分が乗っている時はご購入を薦める場合もあります。この店はデパートの中にありますが、直営店なので臨機応変に対応できるところがいいところです。お客様は馴染みの方も多いですが、外商を通さず初めて来店されるお客様もいらっしゃいます。 そうすると、どんな方なのかよく分からないので、まず知ることから始めます。どんなキャリアのゴルファーで何を望んでいるのか。この辺りを情報収集してお客様のイメージを組み立てていく作業が最初になります。そして、お互いの波長が合えばまた来店してくれます。それを信じて焦らずやっているのです。 <strong>GEW 具体的な客層はやはりマジェスティオーナーが中心ですか。</strong> 石上氏 そうですね、取り寄せで他メーカー品を販売することもありますが、『マジェスティ』を販売すれば私がアフターフォローもできますし、保証もしっかりしているので、そごうもチームとして強く『マジェスティ』を推奨してくれています。 <strong>GEW でも、中には『マジェスティ』以外のクラブを使っているお客さんもいますよね。</strong> <img class="aligncenter size-full wp-image-63090" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/8f0782c6f36055d3afb1124678027477-1.jpg" alt="" width="788" height="525" /> 石上氏 ええ、オーナーの方とそうでない方がいますが、『マジェスティ』以外のクラブを使用している人は軽量クラブに興味があって来店される人が多いですね。年齢的には60歳以上の『ゼクシオ』ユーザーとかです。昔の『ゼクシオ』は特別感がありましたが、今は初心者や中級者も『ゼクシオ』を使っていますし、中古ショップにも並んでいる。とても一般的になったので、『ゼクシオ』から「みんなが持っていない所有感のあるクラブ」へのシフトが進んでいて、そこに『マジェスティ』がハマっているといえます。そういった意味で、『ゼクシオ』からの買い替えは落とし込みが早いという特徴がありますね。 <strong>GEW しかし、『ゼクシオ』は8万円で『マジェスティプレステジオ』は23万円なので値段が3倍近い。ちょっと手が出難いのでは。</strong> 石上氏 値段が『ゼクシオ』に近いという点では『ロイヤル』は12万円なので買い換えしやすいと思います。でも、ドライバーの買い替え期間が5年、10年という人もいるので、そういう人はせっかくだからと『プレステジオ』を購入することもあるんです。 <img class="aligncenter size-full wp-image-63086" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/55039730eb61c1747d31612eb8d1cc19.jpg" alt="" width="788" height="525" /> <h2>「毎週木曜日はお客様とのラウンド」</h2> <strong>GEW こちらには弾道計測器が導入された試打室も完備されていますが、どんなスタイルで『マジェスティ』を推奨されるのですか。</strong> 石上氏 自分のクラブを持ってくるお客様もいますし、『マジェスティ』に興味を持って手ぶらで打ちにこられる方もいます。弾道測定機は『プレシオ』と『スカイトラック』を完備していますが、画面で弾道を見たい場合は『プレシオ』、弾道の細かい数値を見たい場合は『スカイトラック』とそれぞれに特徴があります。私がお客様を見てどの計測機がいいかを判断、時と場合で使い分けています。 <strong>GEW なるほど、具体的にはどういったプロセスでお客さんにフィッティングするのですか。</strong> 石上氏 ほとんどアドレスした状態を見れば分かるのですが、大切なのは軽量長尺クラブを効果的に使う方法のアドバイスですね。例えば、『ゼクシオ』との比較でいえば、『ゼクシオ』の長さは46インチ未満でしょうが、『マジェスティプレステジオ』なら47インチなので1、2センチ長くなります。だから、『マジェスティ』が初めてのお客様には、今までお使いのクラブよりも軽くて長いので、それを使いこなすためにちょっとやって頂くことはありますとアドバイスします。 例えば、アドレスのボールとの距離も少し長くなりますし、短くて少し鈍感なシャフトよりも軽量長尺シャフトは反応が速くなるので少し切り返しのタイミングが変わるなどといったことを説明します。あとは、実際にお客様とコースに出て、その時にも気付いたことをアドバイスするようにしています。 <strong>GEW 試打室だけではなく、実際にコースに出て結果も見ていくのですね。</strong> 石上氏 大体、毎週木曜日はお客様とラウンドするようにしています。お客様とのラウンドの際は現地集合でもいいと思うのですが、それだと話す機会が少なくなるので、ちょっと手間にはなりますが、お店からお客様と一緒にゴルフ場に行くようにもしています。 <strong>GEW ゴルフの送り迎えで色々と話せますし情報交換もできますよね。さすが、ソムリエですね!ところで、毎月の販売本数はどの程度ですか。</strong> 石上氏 ドライバーなら平均単価12~13万円で30本。お客様に検討して頂いていたものが週末にまとめて売れることもあります。そごうのカードは毎月10日締めの翌8日の支払いなので、10日過ぎてから買いに来るお客様も多いので、デパートの割引日をそこに当てた販促活動もしています。 <strong>GEW アイアンはどうですか。</strong> 石上氏 アイアンは少し難しいですが、20万円のセットが2~3セットですかね。 <img class="aligncenter size-full wp-image-63087" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/337272af3a3ef222a96d5f153d628b6e.jpg" alt="" width="788" height="1182" /> <h2>「紹介だと値段の話にならないのでいいんです(笑)」</h2> <strong>GEW ソムリエの仕事で一番大切なのはアフターサービスとのことですが、やはりそこが肝心ですか。</strong> 石上氏 そこは一番気をつけてますし、時間もかけています。実際にお客様にこちらに来店して頂くことはこっちが努力しても難しい部分はあります。やはり近郊には競合店も多いので、来店を待つばかりでは仕事になりません。だから、試打ラウンドが大切なのです。あとは年齢が上の方が多いのでご紹介を頂くことも頻繁です。会社の社長様も多く、そういう人達は「ここが安いからこっちで買う」というようなお客様ではないので、ここが私が一番狙ったいるところ。この部分にすごく時間をかけています。 特に、大切なのが試打ラウンドですね。購入頂いたお客様とその友人とプレーさせて頂き、紹介してもらうことも多い。人間関係の中でお客様を紹介して頂けるので、値段のことを言う人もいませんから(笑)。 <strong>GEW 毎月、何名くらい紹介を受けるんですか。</strong> 石上氏 大体3名くらいですかね。でも、この人たちはかなり購入率の高い方たちです。最近はコロナで店頭でのイベントも自粛していたのですが、そうしたら1、2月辺りにあるお客様から「クラブを買ったんだから一緒に回ろう」と言われてプレーしました。そのお客様はいいお客様を持っていて、色んなパターンでゴルフに行くようにもなっています。また、ある『プレステジオ』のオーナーとゴルフに行った時には帰りにお店に寄って頂き、友人の方が『ロイヤル』の70万円のセットを購入してくれました。 <strong>GEW 70万円ですか、すごいですね。やはり人間の付き合いが大切ということが分かりますが、その他アフターサービスで大切にしていることは。</strong> 石上氏 グリップ交換ですね。ここにはフルラインアップでマジェスティのグリップが在庫してあるのでお客様には購入時に「グリップ交換はとても大切なので必ずここで交換してください」とは言ってあります。 <strong>GEW グリップは本当に大切ですよね。少しでも重量が変われば振り心地も異なる。その辺りは本当に繊細ですよね。ソムリエの仕事って、本当にディテールが大切だということが分かりました。では、最後に7月10日に発売する11代目『プレステジオ』の販売への意気込みをお願いします。</strong> 石上氏 『プレステジオ』では初めてカーボンクラウンを採用、反発力の高い「3Dウェイブフェイス」を採用するなど、10代目を一区切りにゼロから開発した部分も多いニューモデルとなります。 見た目もカーボンの網目模様とグラデーション塗装が美しく見えるので、お客様にもインパクトはあると思いますよ。あとは飛距離も出ますし打感もいい。だからかなり期待しています。オーナーの方にはDMを出し試打ラウンドの予約も入れて頂きます。週一ペースで積極的に紹介していく予定です。 <strong>GEW 分かりました。頑張ってください。本日はありがとうございました。</strong> マジェスティゴルフ/03-6275-6308  <a href="https://www.majesty-golf.com" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://majesty-golf.com/</a> マジェスティ・ソムリエのいるお店リスト <a href="https://www.majesty-golf.com/jp/majesty-sommelier/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://majesty-sommelier/</a> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/BpeN_OCuk40?rel=0" frameborder="0" 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    (公開)2020年07月13日
    マジェスティゴルフは7月10日、『プレステジオ』の11代目となる『マジェスティ プレステジオⅪ』を発売する。 「圧倒的な飛距離性能を」。エグゼクティブゴルファーの飽くなき渇望を満たすため、新しい『プレステジオ』はゼロから開発を見直し、飛距離・弾道・爽快感の全てを新たな最高峰へ導いた逸品と同社では胸を張る。 <h2>軽やかで優雅なスイングから、力強い弾道を生み出すドライバー</h2> 今モデルでは、ドライバーフェースに新設計の「3Dウェイブデザイン」の新世代フェイスを採用。フェース裏面を多段階波紋状の局面設計にしたことで、ボール初速性能の最大限化を図ったという。 そして、投影面積の拡大と安定性の向上を実現した高強度TPカーボンクラウン。軽量長尺設計(Rフレックスで254g、47インチ)がヘッドを最大限に加速させ、美しいスイングから理想的な放物線を描く打球を生み出すという。 シャフトに複数の最先端素材を使用した「軽量長尺クラブ設計」がヘッドスピードを高める。 ロフトは9・5、10・5、11・5、12・5度。シャフトフレックスはS、SR、R、R2。 <h2>爽快なインパクト。安定した飛距離を生むFW、流れをつなげる。スムーズにつなげるハイブリッド</h2> フェアウェイウッドは、タングステン合金ソールを採用し、ヘッド重量の60%をソールに集中させる低重心設計を採用した。また、3Dウェイブデザインにより大きな反発力を実現。高弾道で大きな飛距離を生み出すフェアウェイウッドに仕上げたという。 「超低レジン極薄カーボン」を採用した軽量シャフトでヘッドを加速させる。 番手は3番(ロフト15度)、4番(同17度)、5番(同19度)、7番(同21度)。シャフトフレックスはS、SR、R、R2。 ハイブリッドは、高純度タングステンによる低重心化設計。そして、フェースに高強度材を採用し、多段波紋状形状の3Dウェッブデザインにより、大きな反発力を実現。安定したコントロール性能でグリーンを狙えるハイブリッドとしている。 「超低レジン極薄カーボン」を採用した軽量シャフト装着。 番手は2番(ロフト16度)、3番(同18度)、4番(同20度)、5番(同22度)、6番(25度)、7番(28度)。シャフトフレックスはS、SR、R、R2。 <h2>低重心で圧倒的な反発性能。その飛距離は期待値を遥かに超える</h2> アイアンは業界初の高純度タングステンダブルインナーキャスティング製法を採用。高純度タングステンを2分割させ、左右の慣性モーメントを拡大している。さらに、フェース周辺部を強固な本体フレームに統合したリフレクターボディデザインによりインパクトエネルギーを最大化し、高弾道で飛ばす大きな飛距離エリアを実現。爆発的な飛距離をもたらすという。 「超低レジン極薄カーボン」を採用した軽量シャフトでヘッドを加速させる。また、傷のつきにくい「ダブルハードクロムI.P.」仕上げ。 番手は5番(ロフト20度)、6番(同23度)、7番(同26度)、8番(同29度)、9番(同33度)、10番(同38度)、PW(同43度)、AW(同49度)、SW(同56度)。 シャフトはS、SR、R、R2。5本セットは7番~9番、PW。 「反発性能を高める」ために一新したフェイス・ボディ設計、「ヘッドを最大限に加速させる」軽量長尺設計、そして、「匠が生み出す」美しいフォルムと仕上げ。頂点の、その先へ。を目指したシリーズの完成だ。
    (公開)2020年07月08日
    マジェスティゴルフは3月、40~50代向けのアスリート志向モデル『マジェスティ コンクエスト ブラック』を発売。コロナが猛威を振るう中、初動は計画の1・5倍の売れ行きを示したという。これにより『マジェスティ』は4本柱となり、戦略の幅が広がった。 周知のように『マジェスティ』は、ハイエンドブランドの代表格だが、購入者の7割が70代以上など深刻な高齢化に直面している。その意味で『コンクエスト』は、若返りを図るための試金石といえる。 昨年6月、同社へ転職した西原徹朗CEOがそのあたりの戦略を縦横に語る。 <h2>各工程で全品検品</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/04/majesty-nishihara6.jpg" alt="各工程で全品検品" width="800" height="533" class="aligncenter size-full wp-image-61728" /> <strong>凄い建物(明治安田生命ビル・明治生命館)にオフィスが入ってますねえ。</strong> 「ありがとうございます。ここは終戦後、GHQが入っていたビルでして、国の重要文化財にも指定されています。石造りの柱やエレベーターも昔のボタン式など、歴史を感じさせますよね」 <strong>一昨年10月に入居したとか。重厚な造りで如何にも『マジェスティ』っぽいわけで、以前の電気街(秋葉原)のビルとは大違い。</strong> 「そうですか(苦笑)」 <strong>さて、西原さんのキャリアを簡単に教えてください。</strong> 「わかりました。わたしは20年以上この業界でお世話になっておりまして、他社でいろいろ勉強をした後、昨年の6月1日に当社とのご縁を頂きました」 <strong>他社というのはテーラーメイドやナイキですね。外資畑が長くてプロダクト担当だった。</strong> 「はい、駆け出しの頃はプロダクトでした。業界歴はテーラーメイドのゴルフクラブからスタートしまして、ナイキに移ってからはプロダクトとマーケティングを交互に担当。最後の3年間は営業の責任者をしていました。 で、昨年6月に営業担当の専務執行役員として入社、CEOになったのは昨年11月です。 入社前の『マジェスティ』に対する印象は、ラグジュアリーとクラフトマンシップが非常に優れて、いわゆる日本の匠という印象ですが、実際に中へ入ってみるとクラフトマンシップのレベルがもの凄く高くて、けっこうビックリしましたね。 以前の会社は中国で完全生産して、シュリンクが付いた状態で日本に来るわけですが、『マジェスティ』は仕掛りの研磨前で入荷され、それから何百何千と、全品検査するわけです。 そこから研磨、メッキ、塗装の工程に入りますが、ここからが本当に凄くて、研磨→全品検品、メッキ→全品検品、塗装→全品検品とやるわけですよ。これには本当に驚きました」 <strong>なんでそこまでやるんですか。</strong> 「わたしも初めて見たときに、なんでこんなことやってるんだと正直思いました。でも、」 <strong>無駄でしょう。</strong> 「いやいや。ちょっと聞いてください! でも、これがマジェスティゴルフなんですよ、この物作りへのこだわりが! 一つひとつやる意味と必要性があって、塗装を全品検品した後に、組み立てたらまた全品検品をする。他社に比べて『マジェスティ』は多少値が張りますが、それだけのことはやっていると自信をもって言えるんです。高いなりの理由があるんですよ」 <strong>西原さんも現場(松戸工場)に足を運ぶわけですか。</strong> 「はい。月単位で松戸に足を運んで定例会議に出席します。 わたし自身、現場が心底好きですし、ゴルフの世界にいると仕事でも幸せな気分になれるんですよ(笑)」 <h2>マスターズの優勝者を言えます</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/04/majesty-nishihara5.jpg" alt="マスターズの優勝者を言えます" width="800" height="533" class="aligncenter size-full wp-image-61727" /> <strong>個人的なゴルフ観を伺います。『マジェスティ』というハイブランドを展開するには、トップのこだわりが大事ですからね。どうです?</strong> 「まあ、かれこれ40年近くプレーしてますが、生活の中でゴルフが不可欠であることは間違いないです。仕事としても情熱を持って取り組んでますが、ゴルフに関することは全部興味があって、御寺巡りってあるじゃないですか、あの気持ちが凄く良くわかるんですよ」 <strong>寺巡りをするようにゴルフ場巡りをする。</strong> 「そうです。特に海外はゴルフ場にフラリと立ち寄れるので、プレーしないでゴルフ場の空気を感じたり、倶楽部ハウスの匂いを嗅げばそれだけでハッピーになれるんですね。足を踏み入れるだけで凄く感慨深いものがあります」 <strong>好きなゴルフ場はどこですか。</strong> 「やっぱり、一番はリビエラCCの10番ですよね。300ヤードちょっとのパー4で、プロだとチャレンジすればワンオンできる。失敗すると簡単にボギーが出ますけど、挑戦者の勇気に報いてくれるホールだし、凄くフェアな設計です」 <strong>ぼくもリビエラは好きですね。空気感に雰囲気がある。</strong> 「そう、ありますよねえ」 <strong>過去のマスターズ・チャンピオンも全部言えるとか。</strong> 「全部ではありませんが、過去40年ちょっとは言えますね」 <strong>40年前は誰ですか。</strong> 「1980年はバレステロスの1回目。2回目は83年です」 <strong>マルマンにちなんでウーズナムの優勝は?</strong> 「91年です。18番でトム・ワトソン、オラサバルと並んで、オラサバルが右にティショットを曲げてカメラが追いきれなかった。ウーズナムが1mのパーパットを決めて勝ちました」 <strong>ジャック・イズ・バックは?</strong> 「もちろん86年ですよッ。46歳で復活した。感慨深いものがありますよねぇ」 <strong>それらを暗記したわけですか。</strong> 「違います。いつもゴルフチャンネルが流れている家庭環境だったので、知らぬ間に覚えていた感じですね」 <h2>マジェスティ・ソムリエ</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/04/majesty-nishihara2.jpg" alt="マジェスティ・ソムリエ" width="800" height="533" class="aligncenter size-full wp-image-61724" /> <strong>ゴルフ愛がハンパじゃない。その上でめて尋ねます。『マジェスティ』とは何者なのか?</strong> 「なるほど、そういう話の流れですか(笑)。 そこは繰り返しになりますが、まずはクラフトマンシップであり、日本の匠の技を高いレベルで集約したブランドです。これ以外の表現はありません。 ただ、だからこそ悔しいのは、メイド・イン・ジャパンのイメージはミズノやホンマが非常に強くて、残念ながら『マジェスティ』は出てこない。ゴルファーの意識にそれが浮かばないんですよ。 もの凄いことをやっているのに伝えきれていませんし、さらに残念なのはゴルフショップにも伝わっていないこと。ショップは一般ゴルファーに伝える役割なので、ここに伝わっていないのは問題だし、これが凄く悔しいんです」 <strong>問題はどこにあるんですか。</strong> 「発信力が圧倒的に足りないことですね。そこでまずは『マジェスティ・ソムリエ』を軸にして、小売店対策を強化します」 <strong>マジェスティ・ソムリエ、そんな制度があるんですか。</strong> 「ご存知ないですか?」 <strong>知りません。</strong> 「・・・・・・・・・・。ショップ関係者に松戸工場に来て頂き、販売員の目で現場を確認頂くという活動を10年ほどやっていて、累計200名ほどがソムリエになっています。片山さんが知らないというのは・・・・。 とにかく製造工程を全部見学します。たとえばイオンプレートの鏡面仕上げですが、ツルツルにするとクラブ同士がぶつかってキズがつくので、ヘッドの角にマスキングをしてブラストを掛け、塗装が落ちにくい工夫をする。そのためだけに全品やります。 それだけじゃなく、木型のマスターモデルを作って、FWなら3、5、7番を並べて全ての角度からラインの整いを確認する。つまり、データとは違う熟練した人間の目でフローをきちんと揃えるんです。 木型も職人がヤスリで削るなど、とにかくこだわりが凄いんですよ。 基本的には日帰りで、座学では『マジェスティ』の歴史や考え方を勉強して頂く。ソムリエ在籍店を当社のHPでご紹介して、お客様をショップへ誘導する流れを作っていく。これを今後、強化します」 <strong>ソムリエ在籍店は特約店?</strong> 「とは違いますね。同じ特約店でもアンテナの高さやソムリエに対する感度が違うので、特約店だから一概に在籍店とはなりません」 <strong>ソムリエの更新制度はありますか。</strong> 「そこがやりっ放しで、きちんとフォローできていなかったんです。 大きな反省材料だし、今後きちんとフォローする中で『プロジェクト47』、つまり47都道府県すべてを巡回する意気込みでツアーバンを走らせますが、その陣頭指揮が杉山顧問で、去年は25回の稼働実績があります」 <strong>杉山健三最高顧問は御社の金看板です。杉山さんに会いたくて遠方から足を運ぶファンは多いですね。</strong> 「本当にありがたいことですね。杉山顧問のイベントで去年一番売ったのは、名古屋松坂屋の3日間で1000万円強。もう大変な賑わいです。 それだけではなく、ソムリエの認定を受けた店だけの専用スペックやサービスを含めてソムリエ・ブランドの価値を高めます。サービス内容は企画中ですが、これらを徹底してメイド・イン・ジャパンや匠の技を浸透させていきます」 <h2>シニアのゴルフリタイアが直撃?</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/04/majesty-nishihara4.jpg" alt="シニアのゴルフリタイアが直撃?" width="800" height="533" class="aligncenter size-full wp-image-61726" /> <strong>昨年、団塊世代(1947~49年生れ)の第一陣が72歳を迎えました。団塊は約680万人の大集団で、ゴルフ市場を牽引したわけですが、72歳は日本人男性の「健康寿命」です。つまり、73歳から不健康になっていく。</strong> <strong>するとゴルフリタイアが加速する。リッチシニアが主要顧客の御社にすれば、非常に怖い話ですね。焦りますか?</strong> 「たしかに我々の主要顧客と合致しているのは事実です。その上、少子高齢化は自明の理だから、団塊の世代が抜けた後、若年層がゴルフ市場に来なければ深刻な状況になるでしょう。 そういった中で我々ができることは、シニアに一日でも長くゴルフを続けて頂くことなので、そこに向けた活動として『オーナーズクラブ』を運営して、登録者(購入者)だけが参加できるコンペを昨年だけで9回開催しました」 <strong>開催コースは名門が多いですね。</strong> 「やはり『マジェスティ』のオーナーですから、それなりのコースで行っています。昨年の10月に集大成のコンペを千葉CC梅郷Cでやりました。参加者は約130名の借り切りです。 参加費はプレー代別で1万円ですが、個人的には継続は力なりだと思っていて、他社もこういった企画はありますが、2~3年で頓挫している印象があるんですね。 当社は20年ほど続けているので、それがひとつの価値ですし、オーナー数は累計4万2000人、かなりの人数になってます」 <strong>購入者の年齢構成比はどうですか。</strong> 「80代以上が25%で、以下70代45%、60代20%、50代8%、40代未満2%です」 <strong>まさにシニア依存型ですね。</strong> 「ですから、一日でも長くプレーを楽しむ喜びを感じて頂きたい。小さなことかもしれませんが、コンペの表彰式では80歳以上の参加者全員、名前を呼びあげてご紹介しています」 <strong>呼ばれた本人は嬉しいでしょうね。みんなから拍手をもらったりして。</strong> 「それが毎回15人以上いらっしゃる。本当にありがたいことだと思っています」 <strong>で、問題はその下の世代です。70代以上が7割は危険水域だと思われるので、60代以下を厚く取りたいですね。</strong> 「そうですね。ブランドの世界観はひとつなので、これを高いレベルに保ちながら如何に年齢を下げていくかが大事だと思ってます。 三本柱の販売構成比を見ると『サプライム』が1割で『プレステジオ』が5割、『ロイヤル』4割の比率ですが、感覚的には『プレステジオ』が70代で『ロイヤル』は60代といった印象もあって、今後は50代、さらに40代まで取り込める施策をどうやって打つか。そのあたりが大きな課題になってきます」 <h2>40、50代向けの『コンクエスト』</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/majesty-conquest-bk2.jpg" alt="マジェスティ『コンクエスト ブラック』発表!高感度なアスリート志向に捧げる" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-60858" /> <strong>そこで先日発表した『コンクエスト』が重要な意味を持つわけですね。40、50代向けのアスリート志向モデルという触れ込みで、ドライバー価格は『ロイヤル』と同じ12万円。</strong> 「おっしゃる通りです」 <strong>戦略を大いに語ってください。</strong> 「ありがとうございます。まず2年前、社名をマルマンからマジェスティゴルフに変えました」 <strong>そこからですか?</strong> 「ちょっと聞いてください(苦笑)。で、当社の強みを凝縮すると『マジェスティ』への特化となる。マルマン時代はリソースが分散していたので、現体制で『マジェスティ』に集中する下地が整いましたが、従来の3本柱に『コンクエスト』を加えて4本にしたのは『マジェスティ』へのエントリーモデルが必要だったからです。 価格は『ロイヤル』と同じなので、プレースタイルに合わせて選択の幅を広げ、いずれは『プレステジオ』をご愛用頂ければと。当面『コンクエスト』の販売構成比は1~2割の線を目指します」 <strong>以前パーシモンシェイプの『ヴァンキッシュ』を出しましたが、これの後継モデルですか。</strong> 「というか、アスリート志向のゴルファー向けなので、これまで真剣にプレーなさってきた方も40~50代になると力が若干衰える。そういった層に『マジェスティ』の性能で飛距離を取り戻して頂きたいと。 一方の『ロイヤル』はエンジョイ志向のテイストなので、そのあたりが『コンクエスト』との棲み分けになります」 <strong>『ヴァンキッシュ』は失敗したわけですか? 洋梨型の黒いヘッドはスポーツカー的でカッコよかったけど、やり過ぎてF1レベルまで行っちゃったのかな。</strong> 「ん~、失敗というか、かなりアスリートモデルだったですね。『ヴァンキッシュ』の場合はウッドがアスリートでアイアンがアスリート志向だったと思うんですよ。つまりちょっとした乖離があった。 今回の『コンクエスト』はアスリート志向に統一して、昔、軟鉄鍛造アイアンを使っていた40~50代が対象者になるイメージです」 <strong>先日の発表では「ライバルはゼクシオ」と話してましたが、もう少し絞ると『X』ですか。</strong> 「そうですね。『ゼクシオ』のユーザーはけっこう幅広いと思うんですが、わかりやすく伝える関係性としては『ゼクシオX』がいいのかなと」 <strong>ん~、それでも釈然としないんですね。仮に『X』がライバルとして、双方の価格差は4万円。これをどうやって乗り越えるわけですか?</strong> 「それは『マジェスティ』ならではの付加価値を認めて頂くしかありませんが、仮に『ゼクシオ』が8万円として、12万円の『マジェスティ』に手が届かないわけではないと思うんですよ、収入面で。『ゼクシオ』ユーザーは可処分所得も幅広いわけで」 <strong>ん~、どうも釈然としませんねえ。今ひとつライバル関係がピンと来ない。</strong> 「あのぉ、本音で申し上げてよろしいですか」 <strong>もちろんです。</strong> 「当社の『マジェスティ』は、極めて一部の尖った部分を攻めているので、どこかとガチで勝負するという発想がそもそもないんですね。どこかのシェアを取るぞ、とか」 <strong>でも、記者発表で「ライバルはゼクシオ」って言いましたよね。</strong> 「言いましたが、あれはわかりやすく伝える、ということです。まずは小売店に伝わらないとユーザーに届かないので、それで『ゼクシオ』という言い方をしたわけですよ。 強いて申し上げれば『ベレス』と被る部分はあるのかもしれませんが、『ベレス』とガチでという意識もないんです」 <strong>「匠」と「高級」がウリなら『ベレス』と丸被りする。それでも『マジェスティ』は違うんだと小売店に訴求する際、どんな言葉があるんだろうと。それをしつこく聞いてるわけですよ。</strong> 「なるほど、なるほど・・・・。それで言えば正直なところ、他社のことは気にしません。我々にとって大事なのは、我々自身が我々の価値観にこだわること。我々は何を大事にしていくのかに尽きると思うんですね。この思想においては微塵の揺らぎもありません」 <strong>なるほど。『マジェスティ』は孤塁を守るブランドだから、他社を気にすると線が細る。よそ見しないで突っ走るしかないんだと。</strong> 「じゃないと市場で存在感を得られないと思うんですよ。自分達の立ち位置を明確にしないと呑まれてしまうし、わたしに課せられた責務はですね、その基盤づくりだと思っているんです」 <strong>その基盤づくりは西原さんのゴルフ愛が支える部分もありますかね。マスターズ・チャンピオンの名前を40年分言える。好きなのはリビエラの10番ホール。そのあたりの感覚が大事になる。</strong> 「その部分を含めてですね、入社させて頂いたと思っています。ですから自分が価値を創出していかないと。 究極のクラフトマンシップによるラグジュアリー、これが『マジェスティ』の価値ですが、問題は、我々の基盤であるこのことが、まあ~ったく伝わっていないんです。我々の生命線を、我々自身が伝える努力を怠っている」 <strong>単に高いとか金ピカとか。</strong> 「ええ。ですからこの誌面を借りまして、小売店の皆さまによろしくお願いします(笑) 市況は今後、コロナウイルスの影響でもの凄く厳しくなると思います。コロナの広がりは誰にもわかりません。でも、いずれは終息しますから、我々が今できることは、やれることをしっかりやる。そのことに尽きると思います」 <iframe src="https://www.youtube.com/embed/clGrPfMCd0g?rel=0" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe>
    (公開)2020年04月07日
    マジェスティゴルフは3月、アスリート志向ゴルファー向けに開発した『マジェスティ コンクエスト ブラック』を発売する。ドライバー価格45万円の『サブライム』を筆頭に構成する『マジェスティ』の4本目の柱だ。 西原徹朗CEOは「ラグジュアリーとクラフトマンシップが生命線のブランドですが、それがまだまだ伝わっていません。ゴルフショップにきちんと伝達し、ゴルファーに伝えていきたい」 早急に確立したいのは、ブランドの美意識だという。目に見えない価値観だけに、訴求するには骨が折れる。 美意識とは何か? それをどのように伝えるのか? 常に紳士的態度を崩さない同氏にツッコミを入れた。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/H-_pUtrq-MI?rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2020年02月13日
    マジェスティゴルフは本日、PGMゴルフアカデミー銀座で来場者100名を集め、2020年3月19日から発売する『MAJESTY CONQUEST BK(マジェスティ コンクエスト ブラック)』クラブシリーズを発表。 発表会は13時~15時の2時間だったが、その内商品説明は約30分とし、大半の時間を来場者の試打に費やした。 <h2>自信満々の『コンクエスト ブラック』</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/majesty-conquest-bk1.jpg" alt="自信満々の『コンクエスト ブラック』" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-60857" /> この発表会の構成に「とにかく打ってほしい。打てばその良さが分かってもらえる」という考えが反映された。新製品に対する自信の表れといえるのではないか。 ラインアップはドライバー、フェアウェイウッド、アイアンセットで、製品対象者はクラブにやさしさを求める高感度な40~50代のアスリート志向ゴルファーと位置付ける。 マジェスティは周知の通り、唯一無二の高級ブランドとして市場での存在感も高い。 特に、力が落ちてきた60~70代に向けた軽量・長尺設計による飛距離性能の評価は高く、その代表格になるのが『プレステジオ』と『ロイヤル』だ。 <h2>ブランドの裾野の広げたい</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/majesty2.jpg" alt="マジェスティ初の弾道調整機能" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-60836" /> 一方、今回立ち上げた『コンクエスト ブラック』のドライバーにはマジェスティ初となる弾道調整システム、いわゆるカチャカチャを搭載するなどアスリート感を打ち出している。 「『プレステジオ』や『ロイヤル』のユーザーはヘッドスピード(HS)が速くないシニアの方が中心です。そこでもっとブランドユーザーの裾野を広げたいと考えて『コンクエスト ブラック』を投入することを決めました」(マーケティング部の岩井徹氏) 『コンクエスト ブラック』は、『マジェスティ』が標榜する「ラグジュアリー&クラフトマンシップ」のエッセンスを取り入れてはいるものの、『プレステジオ』や『ロイヤル』のような軽量・長尺設計は採用していない。 ドライバーの長さは45.5インチ、総重量は297g(ロフト9.5度、シャフトフレックスS)でスタンダードなスペック。 また、製品対象者のHSも40~43m/sとやや速めに設定し、やさしさを求めるアスリート志向ゴルファーのド真ん中といえる仕様を施した。さらに『マジェスティ』の象徴ともいえる金色は使わず、オールブラックの装い。この辺りにもアスリートを意識したことが伺える。 <h2>マジェスティ初のカチャカチャ</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/majesty3.jpg" alt="弾道調整イメージ図" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-60837" /> アスリート志向のゴルファー向けということもあり、今回『マジェスティ』では初となるカチャカチャをドライバーに搭載。 同社は以前よりヘッドの設計自由度が低くなるという理由で弾道調整機構を見送ってきたが、今回は一転、搭載に踏み切った。 その理由は、「『コンクエスト ブラック』のヘッドではカチャカチャを付けても設計自由度を全く損なわない新たなヘッドデザインの開発に成功したからです」とのこと。 一般的にネック部にカチャカチャを搭載すると、そこに重量が取られるために最適な重量配分を施すことが難しくなるという。 しかし、『コンクエスト ブラック』は、クラウン部に「TPカーボン」と呼ばれる軽量・高強度の素材を採用したことで余剰重量を生み出し、そのウェイトをヘッド周辺に再配分。 その結果、カチャカチャ付きながら慣性モーメントの拡大にも成功したというのだ。 そこで気になるのが、カチャカチャの中身。同社では、「独自設計で他社とは差別化されたデザインに仕上げた」というが、果たしてどんなものなのか。 <h2>可変式でもバックライン有グリップを使える理由</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/majesty4.jpg" alt="マジェスティ独自のヘッド調節機能" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-60838" /> まず特徴的なのが360度無段階設計。通常の弾道調整機構は角度が段階的に変更するのだが、これだと角度が大きく変わるため見た目に違和感を覚える人が多い。 その結果、角度を変えずにノーマルな状態で使っている人が大半だ。 一方、『コンクエスト ブラック』は無段階での変更が可能なので微妙なフェース向きやライ角などの調整ができる。見た目にも違和感なく自分好みに可変できるメリットがあるわけだ。 これに加えて、一般的な弾道調整機構はヘッドの角度を調整するとシャフトやグリップも回転してしまうが、『コンクエスト ブラック』に搭載される調整システムではシャフトやグリップは回転せず、ヘッドが動くだけで調整が完了する。 変更する度にシャフトやグリップの位置が変わることがないので見た目の違和感もないのが特徴だ。 また、通常はグリップが回転することを考慮してカチャカチャ付クラブは、握り心地を変えないためにバックライン無しのグリップを装着する。 しかし、『コンクエスト ブラック』はグリップが回転しないメリットを活かして、バックライン有のゴルフプライド『アライン』を採用した。 調整付クラブを使用したいがためにバックライン有のグリップを諦めていたユーザーにとっては、朗報といえるのではないか。 マジェスティらしい細部にこだわるデザインといえ、この辺りも高感度なアスリート志向のゴルファーのハートをくすぐりそうだ。 <h2>フェースセンターに近い位置に重心を置く</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/majesty5.jpg" alt="芯を外しても安定した飛距離" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-60839" /> 『コンクエスト ブラック』の特徴をもう一つ挙げるとすれば、ヘッドの重心がセンターに近いところに設定していることだ。 一般的にスイートスポットと呼ばれる重心の高さは大型ヘッドドライバーならフェースセンターから5~7mm上に位置するケースが多いが、『コンクエスト ブラック』は3mm上に設定したという。 「ほとんどのゴルファーはフェースセンターにボールを当てようとしてスイングしますが、実際のスイートスポットがセンターよりもかなり上だとスポットを外してしまうミスが多くなります。そこで『コンクエスト ブラック』はセンターに限りなく近い位置にスイートスポットを設定することで、芯でボールを打てる確率を高めたのです」 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/majesty6.jpg" alt="コンクエスト ブラックのフェース" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-60841" /> ホンの数ミリの違いだが、ゴルフの場合はそれが大きな結果の違いをもたらす。 細かいことだが重要な要素といえるだろう。また、『コンクエスト ブラック』はスイートスポットに当てやすいだけではなく、スポットを外したオフセンターヒットの強さも追及したという。 「HS40.5m/sのロボットでセンターヒットとセンターを上下左右に1㎝ずつ外したオフセンターヒットの比較テストをしました。その結果、センターは238ヤード、オフセンターでも230ヤードを下回ることはありませんでした。昨年売れ筋だった他社品でも同様のテストをしましたが、明らかに『コンクエスト ブラック』の方がオフセンターに強いという結果も出ています」 かなりの自信作のようだ。そこで筆者もドライバーのテストをしてみた。 HSと想定対象年齢もドンピシャなのでかなり期待したが、練習無しの一発目から260ヤード前後を連発。その振り心地の良さと合わせてかなりの手応えを感じた(下記、動画参照)。 今回の『コンクエスト ブラック』は高級ブランド『マジェスティ』のアスリート志向モデルということで、ツアープロが使うようなアスリートタイプとは一線を画すやさしさと所有感を演出するもの。 アマチュアが実際にコースでその実力を発揮できる新たなアスリートタイプともいえるので、アスリート感覚でゴルフを楽しみたい40~50代のゴルファーには、是非一度試してほしいニューモデルだ。 <h2>『コンクエスト ブラック』価格</h2> 『コンクエスト ブラック』の価格は以下のとおり。 <strong>・スピーダー装着ドライバー:12万円+税 ・フェアウェイウッド(#3/#5):7万5000円+税</strong> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/majesty9.jpg" alt="マレージングアイアン" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-60842" /> またスチールシャフト装着のマレージングヘッドタイプのアイアンは1本3万円+税、6本セット(#5~#9、PW)が18万円+税。カーボンシャフト装着が1本3万5000円+税、6本セット(同)が21万円+税、 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/majesty8.jpg" alt="フォージドアイアン" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-60846" /> スチールシャフト装着フォージドヘッドタイプが1本3万3000円+税、6本セット(#5~#9、PW)が19万8000円+税など。 <h2>試打の感触を動画で公開</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/ybxjkhiWY4c?rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2020年02月04日
    混沌とした時代だからこそ、強いメッセージが人を動かす。 月刊ゴルフ用品界創刊500号を機に、各社トップにインタビュー。ビジネスヒント満載の言葉の数々をお届けします。 今回ご登場いただくのは、マジェスティ ゴルフ株式会社 専務執行役員 西原 徹朗氏。 匠の世界観をもっとゴルファーに訴求していきます! 「創刊500号、おめでとうございます。御社の記事、いつも隅々まで読んでいます(笑)」   <strong>ありがとうございます。西原さんはテーラーメイド、ナイキと業界歴が長いですが、それだけじゃなく、ゴルフへの造詣も非常に深い。</strong> 「とんでもありません。ただ、私にとっては『ゴルフ・イズ・ライフ』――。単にプレーするだけではなく、ゴルフの文化的要素も大好きで、マスターズの歴代勝者も暗記してます(笑)」   <strong>それは凄い。その西原さんがマジェスティゴルフの専務になってすぐの仕事が『マジェスティ ロイヤル』の記者発表。以後の商況はどうですか。</strong> 「好調だと思います。記者発表が7月10日で発売日(9月6日)まで2ヶ月ありましたが、いい形でメディアに取り上げられて市場の期待感を生み出せた。その後、事前の準備に注力しました。8月に店頭へ試打クラブを供給して先行受注につなげる一方、9月6、7、8日の3日間は全国27会場で『飛び実感キャンペーン』を実施、数百人単位のゴルファーに試打機会を提供しています。事前にやることは全てやった。今はそのように感じています」   <strong>発売間もないですが、実売データは出てますか。</strong> 「はい。比較対象は前作の『ロイヤルSP』になりますが、8月からの予約販売、そして発売日以降初週の売れ行きを見ると、いずれも前作を超えて初動の目標はクリアしています」   <strong>今回の『ロイヤル』は『マジェスティ』の購入層を広げること、つまり裾野を広げるのがミッションですね。新規層の購買状況はどうですか。</strong> 「現状では新規の方が多いんですよ。我々のシェアは大きくないので、その意味でも購入者の拡大は不可欠。新商品の7割は新規を取り込みたいと考えていて、過去の実績と比べても、今回は新規層が多いですね。顧客のデータベースでも、新規は確実に増えています」   <strong>どのブランドから『マジェスティ』に替えているのか?</strong> 「国内ブランドからスイッチするケースが目立っていますが、ただ、国内や海外といったように、ブランドの国籍はあまり関係ないと思うんですよ。今回の『ロイヤル』は『マジェスティ』への導入口と考えていて、その先にあるのが究極の『プレステジオ』です。この立ち位置はブレませんし、きちんとポジションを定めながらの展開が最も大事だと心得ています」   <strong>自社競合の心配はどうですか。『ロイヤル』のクオリティを上げると『プレステジオ』とバッティングするのでは?</strong> 「それは考えにくいと思いますねえ。先ほど話したように『ロイヤル』の購入者は『マジェスティ』を初めて手にするゴルファーなので、いきなり『プレステジオ』には行きにくい。まずは『ロイヤル』を使って、最終的に『プレステジオ』というイメージなんですね。実際、両者はスペックも違います。『プレステジオ』は47インチですが『ロイヤル』は46・5インチに45・5インチもある。発売時期も双方隔年で、逆に『プレステジオ』の購入者が『ロイヤル』を買うことも考えにくい」   <strong>サービス面も差別化を図るわけですか。</strong> 「はい。全オーナーへの特典と『プレステジオ』以上に限定した特典があります。グリップ交換は購入後3年以内は無料だし、ヘッドのロフト角とシャフトの硬さが合わなかったら正規料金の半額で交換する。特にグリップは必ず消耗するものなので、とても喜んで頂けます」 <h2>匠のこだわりに驚いた</h2> <strong>西原さんは業界他社の経験がありますが、比較論としてマジェスティゴルフの強みはどこにありますか。</strong> 「モノ作りです、これはもう完璧ですね。何社か経験してきましたが、正直、ここまでこだわってる会社はありません」   <strong>具体的には?</strong> 「まず、杉山健三(最高顧問)を筆頭とした匠の技で、それだけではなく、手間暇やコストを惜しまない。この業界には、何となくの常識、コスト意識を含めてのことですが、そういった常識がありますよね。例えば純正シャフトです。これを開発する上でもコスト的な制約等が厳しいわけですよ。ところが弊社に来て驚いたのは、ヘッドとシャフトのマッチングをコストの制約なくやっている。私の中にあった常識が、思いっきりひっくり返されました(笑)。 ですから今後、こういった部分をもっとアピールする必要もあります。製造の現場に来て頂くと『マジェスティ』がなぜ高額なのか、そのあたりの理由が納得頂けるはずです。特に鏡面仕上げの素晴らしさは、他を圧倒する外観の美しさにつながっています。」   <strong>上質ですね。ほかにゴールドをウリにするメーカーは数社あるけど、お世辞ではなく御社が頭ひとつ抜けている。『ロイヤル』のシャンパンゴールドも絶妙な風合いがあって。</strong> 「嬉しいですねえ、そうなんですよ。これは加工技術だけではなく、検品工程でも大ベテランが目を光らせて、一切の妥協を許しません」   <strong>それもコストの背景になる。ところで、今後は海外市場に注力するそうですが、そのあたりの要諦は何でしょう。</strong> 「まず、テクノロジーの進化で世界がドンドン狭くなっていますよね。ビジネスもグローバルで物事を考える傾向が強くなっています。ブランドビジネスという観点では日本での成功は当然ですが、逆に世界で結果を出すことが日本で認められることにもつながります」   <strong>その際、オーナーの考え方が重要になる。金在昱社長は韓国系米国人ですが、アメリカ流の考え方も反映される?</strong> 「おっしゃる通りで、オーナーは韓国系米国人なので、メンタリティは米国人なんですね。法人は韓国だけではなく、厳密にいえば日本や香港にも法人がある。その意味では、グローバルに展開しているファンドだと言えるわけで、マジェスティゴルフに関しても日本、韓国、中国、米国、そして台湾にも現地法人があって、代理店は欧州、オセアニア、東南アジアの各国に設置しているんです」   <strong>意外とグローバル。</strong> 「そうなんですよ。これら各国でのビジネス強化はもちろんですが、これまでブランドイメージの統一が上手く図れなかった地域もある。地域によってブランドの見え方が変わると成功しないでしょ。今後の課題は世界統一の徹底で、積極的に進めてまいります!」 <h2>マジェスティゴルフのこれまで</h2> <ul> <li>昭和46年 マルマンゴルフ㈱を設立</p></li> <li><p>昭和48年 マルマンゴルフ松戸工場竣工</p></li> <li><p>平成8年 マルマンゴルフ25周年記念モデルとして「マジェスティ」発表</p></li> <li><p>平成13年 新㈱マルマンコーポレーション・マルマンゴルフ㈱として営業開始</p></li> <li><p>平成15年 2月 グループ統合により、マルマン㈱として営業開始</p></li> <li><p>平成17年 大阪証券取引所『ヘラクレス』に株式上場</p></li> <li><p>平成23年 香港に子会社、丸万(香港)有限公司を設立</p></li> <li><p>平成24年 上海の子会社、丸万(上海)体育用品貿易有限公司の営業開始</p></li> <li><p>平成25年 北京の子会社、丸万(北京)商易有限公司の営業開始</p></li> <li><p>平成30年 子会社、マルマンH&amp;B株式会社を設立</p></li> <li><p>平成30年 健康食品関連事業を子会社のマルマンH&amp;B株式会社に譲渡</p></li> <li><p>平成30年 社名をマジェスティ ゴルフ株式会社と改称</p></li> </ul> <p><strong>マジェスティ ゴルフ株式会社</strong> TEL:03-6275-6308 <a href="https://www.majesty-golf.com" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://www.majesty-golf.com</a> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/eMgy4QDZGdM?rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2019年10月25日
    <iframe src="https://www.youtube.com/embed/ArLismxBq04?rel=0" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> <h2>マジェスティ ロイヤル 永井プロの試打評価</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/majesty4.jpg" alt="MAJESTY Royaleドライバー" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-59355" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">GEW片山(以下、片山)</span>:まず、ドライバーの見た目はどうですか。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;">ソクラテス永井延宏プロ(以下、ソクラテス)</span>:マジェスティらしい高級感があります。まあ、テストしてもそうでしたが、マジェスティの良さは分かりやすいこと。高額帯を好むゴルファーに対して、分かりやすく訴求できていることが何よりで、そういった中で今回も分かりやすい性能が出ていると思います。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">片山</span>:今モデルの特徴としてはドライバーのカットサンプルがあるので、これを見ながら話を伺います。まず、「ファインスパイダーウェブフェイス」。フェース裏側が蜘蛛の巣状になっている形状が特徴的です。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/majesty-royal.jpg" alt="マジェスティロイヤル ファインスパイダーウェブフェイス" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-59377" /> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;">ソクラテス</span>:正に見るからに蜘蛛の巣ですが、蜘蛛の巣を形作っているリブの間が薄肉になっています。一番薄いところで1.55mm。フェースの反発エリアを広くする工夫がこの形に表れています。やはり、スイートスポットが一番反発が強いと思いますが、スポットを外してもインパクト効率が落ちません。ミスの許容範囲がとても高いと感じます。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">片山</span>:「ファインスパイダーウェブフェイス」に加えて、もう一つ特徴的なのが「ターゲットストライクテクノロジー」という新たなデザインです。これは飛距離だけではなく方向性の向上にも一役買っている設計で、具体的には重心の深さ.上下.トウヒール方向を3次元的に設計しています。これにフェースのラウンド設計を加えたもので、それが方向安定性につながると訴求しています。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;">ソクラテス</span>:ヘッドの内部構造を見ると、クラウンは薄肉。このデザインはどのメーカーも採用するものですが、マジェスティらしいところはハニカム構造にしていること。強度を確保する工夫がここにも表れています。 あと、もう一点、細かい部分ですが、ヘッド内部のヒールとトウの部分に肉が盛ってあります。外から見ると抉ったようなデザインになっている部分ですが、ここを凹ませることで織り込みをつけて重量を持ってきている手法だと思います。上手くヒールとトウにウェイト配分することで左右の慣性モーメントを高めている。 さらに、ヘッド後方にもビスを入れているので、この左右方向と後ろの三方向のウェイトを縦のロール、横のバルジをつけたラウンドフェースがインパクト効率を落とさないように受けている。とても細かい作り込みで完成度の高いヘッドだと感じます。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">片山</span>:あと、今回は軽量・低トルクのシャフトを方向性の良さにつなげていますが、この辺りはどう見ていますか。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;">ソクラテス</span>:打った感じも低トルク感はよく出ていました。一般的に低トルクにするとシャフトを硬く感じてしまうのですが、しなやかさと振り心地の良さはちゃんと出ていました。 <h2>想定ターゲットに対してしっかりと性能を出している</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/majesty_dw_trackman.jpg" alt="MAJESTY Royale トラックマン試打データ" width="788" height="431" class="alignnone size-full wp-image-59357" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">片山</span>:ヘッド、シャフトともに完成度の高さが伺えますが、実際にドライバー(ロフト10.5度、Rフレックス)を打った数値を見てどんな印象ですか。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;">ソクラテス</span>:今回は製品対象者のヘッドスピードに合わせて40程度で打ちました。だから、ヘッドスピードは自分のマックスではありませんが、それでもミート率が「1.49」とインパクト効率の高さを感じます。そして、少しHSを落としているのでスピンも「1740rpm」と低めですが、それにしても低スピン性能が際立ちます。一方、打ち出し角は「14.6度」と高いので「高打ち出し.低スピン」という性能がしっかりと表れています。 HS40でキャリーが213.9ヤード、トータルが249ヤードとほぼ250ヤード行っている。このモデルの狙っているターゲットは40前後ということを見れば、しっかりとターゲットに対して飛距離性能が出ていると思いますね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">片山</span>:こういった特徴を踏まえると、マジェスティがターゲットにしている飛距離が落ちてきたシニア層にミートしますか。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;">ソクラテス</span>:HS40前後というのは基準になってくるとは思いますし、HSなりに「高打ち出し・低スピン」も実現できます。また、今モデルのコンセプトである飛距離と方向性の良さもしっかり出ているので、今の女子プロの弾道のようなボールが落下してからのランで稼ぐというイメージも見えてきます。 特に、シニアゴルファーの中には林間コースでプレーする人も多いと思いますが、狭いフェアウェイにきっちりとボールを落としていく。フェアウェイにボールが入ればランもしっかり出る。これが方向性が飛距離につながる実像なので、そういう弾道をイメージしている人にはピッタリくると思います。 <h2>マジェスティ ロイヤル アイアンは?</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/majesty3.jpg" alt="MAJESTY Royale 7番アイアン" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-59354" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">片山</span>:続いて7番アイアンを打ってもらいましたが、どうでしたか。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;">ソクラテス</span>:テストした時の感触も良かったのですが、改めてデータを見て驚く点はインパクト効率の良さ。ミート率が「1.47」はドライバーとしてもいい数字です。ご存知のようにロフトが多くなればなるほどスピンが入ったり高打ち出しになるのでインパクト効率はロスします。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/majesty_7_trackman.jpg" alt="MAJESTY Royale トラックマン試打データ" width="788" height="431" class="alignnone size-full wp-image-59356" /> だからドライバーよりも7番アイアンの数値は自然と下がるのですが、このモデルの数値は「1.47」。これは驚異的です。薄肉のマレージングフェースにアンダーカットを加えたという反発性能の高さがしっかりとインパクト効率の高さに表れているといえますね。 ドライバー、アイアンともにターゲットに対してとても分かりやすい性能です。プレミアムのど真ん中にマジェスティがある。それを再確認できるモデルといえるでしょう。 <h2>マジェスティのシャフト開発担当者インタビュー</h2> <iframe src="https://www.youtube.com/embed/bEF_3EPcxNo?rel=0" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe>
    (公開)2019年10月15日
    <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/live-1.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-58177" /> マジェスティ ゴルフは本日、「マンダリン オリエンタル 東京」で今年9月6日に発売する『マジェスティ ロイヤル』のドライバー・フェアウェイウッド・ユーティリティフェアウェイウッド・アイアンの記者発表会を開催した。 記者115名(海外10名含む)が参加した発表会を一言で表現すれば、「高級感の演出」。薄明りの中、金色に輝く「MAJESTY」の文字を浮き上がらせ、記者に特別なブランドであることを改めて印象付けた。 今作では発表会場にもこだわった。マジェスティの発表会は従来、都内丸ビルで開催されることが多かったが、今回はマンダリンに変更した。 「イメージの一新を図りたかったのです。『マジェスティ ロイヤル』は従来、黒やネイビーをイメージカラーにしていましたが、今作からマジェスティを象徴する黒と金に変えました。そこを演出したかったので、発表会場も思い切って変更したのです」(同社マーケティング本部の岩井徹氏) <h2>競技志向のシニアから往年の飛距離を取り戻したいシニアへ</h2> 『マジェスティ ロイヤル』は前々作の『ブラック』、前作の『SP』ともに競技志向のシニアを製品対象者としていた。しかし、今作の『ロイヤル』は引き続きカスタム対応で競技志向のシニアを製品対象者に据えるものの、メインターゲットは往年の飛距離を取り戻したいと願うシニアに設定。そこでマジェスティのイメージを強調するべく、その象徴である黒と金を纏ったというわけだ。 今作の発表会は高級感の演出だけではなく趣向にもこだわった。『ロイヤル』と『カジノロワイヤル』の文字に因んで会場にカジノを特設。記者にチップを渡してゲームを楽しんでもらう一方、新製品を試打した人にはポイント10倍の「マジェスティチップ」を進呈、ポイントの多さによってくじを引く回数を増やし賞品をプレゼントするという仕掛けも施した。イメージの一新を図った新作をできるだけ多くの記者に打ってもらいたい。そんな思いが伝わってくる工夫も凝らした。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/majesty3.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-58182" /> <h2>テーマは「ブレない、強く美しく。」</h2> そこで気になる機能性だが、テーマは「ブレない、強く美しく。」というもの。今作では従来のマジェスティシリーズを象徴する大きな飛距離に加えて、弾道がブレない安定性を実現したことも訴求したが、それを生み出すのが、ドライバーに装着された軽量・低トルクシャフトという。同シャフトは42gと軽量ながらトルクは一般的に市場で販売される同重量のシャフトに比べて1度ほど低い4.2度を実現したというのだ。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/majesty5.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-58187" /> 「軽量と低トルクというのは相反するものですが、当社は従来からこの分野の研究開発を続けています。今回のシャフトはその進化系という位置づけになります」 シャフトの具体的なデザインコンセプトは、「よどみなく加速する長尺専用設計」(45.5、46.5インチの2機種)とのこと。 「バイアス層には高弾性カーボンをシャフト全長かつ二層に渡り巻いています。それにより、バイアスのねじれ剛性を抑えられるので長尺かつ軽量シャフトにありがちな頼りなさや暴れを抑制、正確なインパクトを引き出しています。さらに、シャフトの先端部分には航空宇宙分野向けに開発された先端素材の『パイロフィルMR70』をストレート層に、超高弾性78t極薄カーボンをバイアス層にそれぞれ使用することで軽量長尺でありながら鋭く力強いインパクトを実現できるようにしています」 このコメントからも分かる通り、かなりこだわった造作になっている。そこで筆者も実際に試打してみた。詳しくは記事文末につけている試打動画をご覧頂きたいが、確かに同社の説明の通り、軽量でスピード感があるのに頼りなさは感じない。しっかりとしたインパクトを体感できた。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/majesty1.jpg" alt="MAJESTY Royale" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-58180" /> <h2>低重心が生み出すランの出るライナー弾道</h2> そして、特筆されるのはシャフトだけではない。ドライバーヘッドは適合ルールギリギリのたわみを広範囲に広げるフェース設計を採用。前作よりも反発エリアを広げているが、筆者が注目したいのが「ターゲットストライクテクノロジー」と呼ばれるデザインで、狙ったエリアに弾道をアシストするヘッド設計という。ヘッド本体3カ所に高剛性のハニカム構造で深い重心にすることに加えて、深さ・上下・トウヒール方向の三次元的な重心設計に「フェースラウンド設計」を加えて方向を安定させたとのこと。 確かにフェース面に丸みがあり、構えた印象は昔のパーシモンを彷彿させるようだ。パーシモンウッドの使用経験者なら分かると思うが、フェースに丸みがあるといい意味でアバウトにフェースを目標に向けられる。線をきっちりと目標に合わせなくてはいけないというプレッシャーがないのが、安心感や心地よさにもつながるだろう。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/majesty4.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-58183" /> そして、実際に打ってみるとかなり低スピン。筆者の普段のスピン量よりも2割ほど少ない。低重心化を図ったことがこの結果に結びついている。だから、ライナー性の力強い弾道でしっかりとランも出る。狙ったエリアに鋭い弾道を突き刺していく。そんなライン出しのイメージも持てるドライバーだ。 「年齢を重ねるごとに弾道に力強さが無くなってきた」「でも、もう一度風を切り裂いてグングン前に進む力強い弾道を打ちたい」そんな想いを強く抱くシニアの夢を叶えそうなニューモデルの誕生といえるかもしれない。 なお、『マジェスティ ロイヤル』のドライバーの価格は1本12万円+税、アイアン5本セット(#7,8,9,10,PW)は17万5000円+税など。レディスの同モデルは10月11日発売予定。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/lc7f_WhQJpI?rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2019年07月10日
    マルマンは10月12日、10代目となる『MAJESTY PRESTIGIO X(マジェスティ プレステジオ テン)』を発売する。このブランドは1998年に初代が誕生して以降、隔年でモデルチェンジをし、今年20年目を迎える。この間、累計で150万本を販売、プレミアムブランドとして成長してきた。 同じく10代目を迎えた『ゼクシオ テン』はシニア層を中心とした盤石のブランドだが、プレミアム市場では『マジェスティ』の強さが光る。かつて、様々なメーカーが「フルセット100万円」の高級クラブを世に問うたが、『マジェスティ』に跳ね返される形で撤退した経緯もある。 『マジェスティ』をさらに強化したいとの思いもあり、マルマンは10代目を発売する直前の10月1日、社名をマジェスティゴルフに変更する。松下高広専務によれば「これからは北米市場を視野に入れる」など、大胆な世界戦略を描いている。そのあたりを含めて松下専務に聞いてみた。 世界中のゴルファーが高齢化している 社名とブランド名の一体化は、海外での「通名」をスムーズにすることも一因とか。『マジェスティ』(皇帝)の北米戦略は、ジャパンタウンやコリアンタウンという従来の限定的な市場ではなく、「白人層」に正面から切り込む構え。 背景には、世界的なゴルファーの高齢化があるという。どのような青写真を描いているのか? <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/5e25aCPVTtQ?rel=0" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen></iframe> <h2>シニアに寄り添うブランドをさらに鮮明化</h2> マルマンによれば、『マジェスティ プレステジオ』の中心顧客である70歳以上のシニアゴルファーは増加傾向という。これに加えて、ゴルファーの加齢を考えれば今後10年は『マジェスティ』のビジネスは底堅く推移すると見込む。 そのため、『マジェスティ』をシニアに寄り添うブランドにしたいと語るが、一方で、40~50代の壮年層、あるいは30代にまで使用層を広げる考えはないのか? 現在『マジェスティ』は国内で『プレステジオ』『ロイヤル』『ヴァンキッシュ』の3本柱で展開しており、『ヴァンキッシュ』は年齢層を下げるための商品だった。 が、ここに大きなメスを入れていくと松下専務は語る。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/27S1fstxyec?rel=0" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen></iframe> <h2>強いブランドに集中して生き残る</h2> ブランド展開に大鉈を振るうのは、『マジェスティ』だけではない。選択と集中で投資効率を高めることも必要だとか。 同社は『マジェスティ』のほかに『シャトル』『KS』『コンダクター』『べリティ』『フィガロ』などのブランドを揃えるが、これを見直して取捨選択を図るという。 気になるのが『コンダクター』の去就である。過去、このクラブの使用者が2度マスターズを制しているが、果して継続することになるのだろうか…。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/_1JUHjdkWMY?rel=0" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2018年08月13日
    1947年元旦生まれ。クラブ職人歴「半世紀」の頑固おやじ。その手はキャッチャーミットのようにでかい。 マルマン最高顧問・杉山健三氏。経歴は、柿材をノミでパーシモンヘッドに削り上げる作業から始まっている。 同社は10月1日、社名をマジェスティゴルフに変更する。それに先立つ8月初旬、十代目となる『マジェスティ プレステジオ』の記者発表を行ったが、社内はその演出について多くの議論を重ねてきた。結果、職人の「杉山健三」を表舞台に引っ張り出して、新生マジェスティの生き方を満天下に示そうとなった次第。 ステージ上の装いは、作務衣を着せよう、タキシードはどうかなどの要望があったが、「そんな柄じゃない」と跳ねつけている。 マルマンは過去、業界の風雲児として鳴らしてきた。1981年にメタルウッドの『ダンガン』を他社に先駆け、1990年にはチタンウッドの投入でミズノと「世界初」を激しく競い、バブル時代には一方的に「トップシェア宣言」を経済紙に発表。これを巡って他社の反感を強く買った。 創業者・片山豊氏(故人)の戦闘的な性格が、業界に波風を立て続けた。 「先代(片山氏)には、本当に可愛がってもらいました。ぼくの中には片山主義が生き続けているんですよ。先代を知る、数少ない生き残りになってしまった」 バブル時代が終焉し、マルマンは経営難に陥ってしまう。以後、オーナー会社を変え続け、その都度社員は不安の色を浮かべたが、 「いい物さえ作ってりゃ白飯が喰えるんだ。オタオタするな!」と叱咤した。 工場で4日間徹夜して、昏倒した武勇伝の持ち主が、物作りの本髄を大いに語る。台本なしの一発動画――。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/5vvo7O-oxdM?rel=0" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2018年08月08日
    マルマンは8月2日、都内の会場で10代目となる『MAJESTY PRESTIGIO X(マジェスティ プレステジオ テン)』の記者発表を行った。舞台は前作同様、東京駅直通の「丸ビル」。報道陣は従来の3~4割増しで約100名だったという。 『マジェスティ プレステジオ』は1998年に初代が誕生して今年で20年目を迎える。 「初めはマルマンの創業25周年モデルとして限定発売でしたが、“これは飛ぶ!限定ではなくプロパーで販売してほしい”という声を受け、1998年に初代ドライバーとアイアンを発売しました」(商品企画部・阿久津桂部長) 以降、隔年でモデルチェンジをし、累計で150万本を記録。購入者で構成されるオーナー会員は約4万人と、代表的なプレミアムブランドに成長している。 どこに当たってもボール初速が落ちない 『プレステジオ』の購入者は60歳以上が中心でゴルフのキャリアも長い。「だから芯に当てるのが上手いのです。ただ、若い頃よりもパワーが落ちているので、道具に頼って飛ばしたい。そう考えるゴルファーが多いですね」(阿久津部長) そのニーズに応えるために10代目の開発テーマは、ドライバーは「より遠くへ」、シャフトは「より速く」、そしてアイアンは「より高く」の3点を掲げた。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/08/66a19483e7b051ebd09b6a77d51f46fa.jpg" alt="スパイダーフェース" width="788" height="530" class="size-full wp-image-47754" /> フェースの撓み量とエリアの拡大を図った「FINE SPIDER WEBフェイス設計」 まず、「より遠くへ」を目指してドライバーに導入されたのが、「FINE SPIDER WEBフェイス設計」だ。従来よりもフェースの最も薄い部分をさらに薄く、1.8㎜以下の薄肉エリアを約60%増加させたという。フェース裏側が蜘蛛の巣状になっており、各部位の厚みをコンマ㎜単位で変更することで、従来品に比べてフェースのたわみ量を約5%アップ、たわみエリアを約30%拡大した。これがオフセンターヒットでもボール初速が落ちず、やさしく飛距離を伸ばせる原動力になっている。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/08/9ee89874e0f033cf0f6177f961dd7e67.jpg" alt="従来品(上)と比べて反発エリアが拡大している" width="788" height="450" class="size-full wp-image-47755" /> 従来品(上)と比べて反発エリアが拡大している シャフトも進化を遂げたという。『マジェスティ プレステジオ』はヘッドスピードを上げて飛距離を伸ばすには長尺が有効という考えのもと作られてきた。しかし、クラブが長くなればミート率が落ち、打点がバラつきやすくなる。そこで今作では三菱ケミカルの最先端素材「パイルフィル®」MR70をシャフトの全長にわたって採用した。 この素材の特徴は、軽量でありながら高い弾性率。よって、長尺(『マジェスティ プレステジオ テン』は47インチ)でもブレずに速く振りやすくなる。それが安定した飛距離アップにつながるという。 <h2>業界初の最新技術を搭載したアイアン</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/08/8e2bf84925a293bfdf7b78026150c57a.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-47756" /> 「より高く」を目指したアイアンで注目されるのが、業界初の最新技術と同社が謳う「高タングステン インナーキャスティング製法」だ。これは本体の倍以上の比重を持つ金属を接合し低重心化に成功したもので、一般的に使用されるタングステン合金に比べ約5.7倍の低重心効果があるという。大きなキャリーボールを生み出す原動力になっているとか。 さらに、フェースに採用した「タフェストマレージング鋼」と「ワイドグルーブ」設計により、フェースの高反発エリアを拡大。フェースのたわみで大きく飛ばせる機能性も盛り込んだとのこと。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/08/adf27f9642f9dc7bd4980c2098edc7b1.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-47757" /> ヘッドスピードが遅いシニアのアイアンショットの悩みは、「ボールが上がらない」、「ボールが止まらない」に集約される。それを新技術でボールを上がりやすくした。上がれば、弾道の高さも出るのでボールも止まりやすくなる。これに加えて、少ない力でもフェースの弾きがいいので、ボール初速が出て飛距離も伸びるという理屈。 <h2>「そのとき、神が宿る。」</h2> 今回、記者発表の演出についてマルマンは新たな試みを行っている。『マジェスティ』の誕生20年という節目に加え、今年10月に社名をマジェスティゴルフに変更する。企業としての転換点になるだけに、同社の「主義」を明確に打ち出す必要があった。 議論の末に決まったのは、最高顧問を務める杉山健三氏の起用。創業期のパーシモン時代から物作りに関わり、「匠」として社内外での人望も厚い。「頑固おやじ」を発表の壇上にあげることで、旗幟鮮明にしたかった。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/08/32d65c81e1ee69bac29c4edea36b1f13.jpg" alt="杉山健三氏の手によってクラブに魂が吹き込まれる" width="788" height="525" class="size-full wp-image-47758" /> 杉山健三氏の手によってクラブに魂が吹き込まれる 杉山氏を演出するプロモーションビデオを制作したほか、ポスターやカタログにも匠を起用。「そのとき、神が宿る。」というキャッチコピーを添えて10代目に説得力を加えたもの。 「(研磨職人は)ヘッドを手で触った時にいい悪いが分からなくてはいけません。理論上、数字は出ていても(クラブとして)柔らかく仕上がっていないとダメなんですね」 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/08/61d64f2d2f1c5c509a6e00d4593e31d1.jpg" alt="『MAJESTY PRESTIGIO X』の研磨工程は通常品の倍という" width="788" height="525" class="size-full wp-image-47759" /> 『MAJESTY PRESTIGIO X』の研磨工程は通常品の倍という 一般的な職人の手の印象は、硬くゴツゴツといった感じだが、杉山氏の手はとても柔らかい。その柔らかさを保つことも、「新聞紙一枚の厚みの違いが分かる」感覚を養う一因だとか。 研磨にもこだわっている。ヘッドは磨き残しがあると白く見えるというが、杉山氏は「黒光りするまで磨き上げる」――。ニューモデルの研磨工程は通常品の倍。このあたりの詳細に触れた同氏との動画インタビューを近日中に公開する。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/08/5ee9b867fd33f41555569a4d08173845.jpg" alt="杉山氏の手によって美しさと温かさが加えられたドライバーヘッド" width="788" height="570" class="size-full wp-image-47760" /> 杉山氏の手によって美しさと温かさが加えられたドライバーヘッド 発売日はメンズのドライバーとアイアンが10月12日、メンズのUFとUT、そしてレディスモデルが11月21日。価格はドライバー23万円、アイアン5本セット(#7~PW)が34万円など。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/Y7dpeZyBYQA?rel=0" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2018年08月03日
    マルマンのマジェスティブランドから先月発売された、新製品<strong>「MAJESTY PUTTER MJ 181M」</strong>。マジェスティシリーズに初搭載されたセンターシャフトパターの実力はいかに?遠藤仁史が検証します。   米国生パッティング解析器「TOMI」のセールスレップ。インターネットおよびゴルフの知識を融合し、ゴルフメーカー、ショップ、工房等のコンサルティングを行う。WEBサイト「アンサーフリーク」はクラブマニアの間でヒートアップ。TOSHIの愛称で親しまれている。HDCP+0.1   振った分しか転がらない最先端技術が打ち手の感性を引き出す魔法の杖 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/05/majesty3.jpg" alt="マルマン マジェスティパター" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-43876" /> ヘッド素材が軟鉄、シャフトがカーボン。オーバーホーゼルでシャフトを直接組み付けているからとにかく打感が柔らかい。ボールがフェースに当たった瞬間にビュッとボールが出ていくのではなく、フェースにしっかりとボールがくっついて転がっていくので、自分が振った分しかボールが転がらない。とても距離感が合わせやすいモデルに仕上げています。 あと大きな特徴はセンターシャフト設計と大きなラウンドソール形状の相乗効果です。シャフト軸線がソールセンターに抜けていて、その点を軸に大きなラウンドソールの特徴を使ってトゥを立てたり、ヒールを上げたりしてもフェースの向きが変わりません。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/05/majesty-1.jpg" alt="マルマン マジェスティパター" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-43895" /> 人によって好みの構え方がありますが、どんな構えに対してもストレートにフェースを向けられる点が秀逸です。それに加えて、グリップを太くしているので、余計な手の動きが入らないし、ヘッドの重さが効いているのでゆっくりしたストロークで芯に当たりやすいですね。   <h2>見た目の印象は</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/05/majesty1.jpg" alt="マルマン マジェスティパター" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-43873" /> 見た目の印象ですが、フェースのセンターにシャフトが入っているので、ストレートにラインに構えやすく狙ったところに打ちやすそうですね。あと、マジェスティらしいというか、ヘッドをミーリングで丁寧に削っているし、シャフトのデザインにも高級感があります。 あと、特徴的なのは、本体が貫通孔を通したスケルトン構造になっていて、その後ろに比重の重いタングステンを接合していること。重量をできる限り後ろに持っていくことで慣性モーメントの最大化を図っている。見た目でもスイートエリアが大きいことが分かります。 また、ヘッド両サイドの角と角の間でちょうどボールを取るのにかがむ必要がないのがいいですよね。これもマジェスティの考え方なのでしょう。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/05/majesty2.jpg" alt="マルマン マジェスティパター" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-43874" />   <h2>どんなゴルファーにオススメか</h2> 対象ゴルファーはテイクバックでヘッドがぶれてストロークが安定しない人にオススメです。 あと、昔からゴルフをやっている人は軽いパターをタップ式にコツンと打つ人が多いのですが、このタイプは打ち急ぎのミスが出やすい。しかし、このパターは持った瞬間にヘッドに重さを感じるのでコツンと打つ感じにはならず、ゆったりとストロークするイメージが湧きます。 キャリアの長いゴルファーで、最近パッティングのストロークが安定しないと悩む人は、ぜひ一度試してほしいですね。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/yQdLrYTZZaU?rel=0" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen></iframe> <h2>製品概要</h2> <ul> <li>総重量:611g</li> <li>ヘッド重量:434g</li> <li>ロフト角:3度</li> <li>ライ角:71度(※オーダー対応範囲:68~74度 1度刻み)</li> <li>長さ:34インチ(※オーダー対応範囲:32~37インチ 0.25刻み)</li> <li>ヘッド本体:軟鉄(S20C)</li> <li>ネック:SUS304(ソフトステンレス)</li> <li>サイド:タングステン</li> <li>製法:鍛造+高精度CNCミーリング</li> <li>仕上げ:本体/ニッケルクロムメッキ+DLC、サイドネック/ブラックI.P</li> <li>シャフト:マジェスティTP710</li> <li>グリップ:マジェスティ PISTOL TYPE1.18</li> <li>グリップ重量:54g</li> <li>価格:15万円+税</li> </ul> <h2>マジェスティパター MJ181Mのお問い合わせ</h2> <strong>マルマン</strong> TEL:03-3526-9988 <a href="https://www.maruman-golf.jp/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://www.maruman-golf.jp/</a>
    (公開)2018年05月14日
    3期連続増収増益を達成したマルマンはこのほど、大規模な事業再編を行った。出山泰弘前社長が昨年11月末に退任し、同時に早期退職を募った結果28名の社員が退職。新たに技術者やマーケティング担当者を採用して、企業体質の転換を図る。 実は昨年6月、韓国のオーケストラ・プライベート・エクイティ(OPE)がマルマンの経営権を取得して、OPEの金在昱代表がマルマンの社長に就任するという伏線があった。 OPEは投資家から資金を集め、中堅規模の企業を再建して売却益を得るファンド(プライベート・エクイティ)であり、今後、基幹システムの入れ替えや工場への投資を意欲的に進める構え。 金社長と二人三脚で事業運営に当たるのが代表取締役専務の松下高広氏で、「二人代取制」による舵取りとなる。 焦点は、稼ぎ頭である『マジェスティ』をどのように再強化するかに尽きるだろう。このあたりを中心に松下専務に話を聞いた。なお、詳細は月刊ゴルフ用品界2月号に掲載予定。 <iframe src="https://www.youtube.com/embed/41a2HjkrX_Y?rel=0" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe>
    (公開)2018年01月25日
    1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞 MAJESTY ロイヤルSP ドライバー インプレッション <iframe width="788" height="443" src="https://www.youtube-nocookie.com/embed/mh3ofS9dQaw?rel=0" frameborder="0"></iframe> ドライバーのヘッドは、丸形でサイズ感(460㎤)もしっかりとありますね。多くの国産メーカーは、サイズよりも小さめに見せる傾向がありますが、このモデルは大きさをしっかりと表現しています。そういった点では、外資系ーカーのサイズの見せ方に近いかもしれません。 ただ、ほとんどの外資系メーカーが機能性を外観からも分かるように見せているのに対して、マルマンは外をスッキリとさせて機能は中に仕舞い込んでいる。このモノ作りの姿勢は同社らしいと感じます。 あと、ネックからフェースへのつながりがキレイです。実際はボールを捉まえやすいように少しフェースを左に向けていると思いますが、フェースにレーザー加工を施していることも相まっているのでしょう、すごくスクエアにフェースを向けられる。こういったちょっとしたこだわりの部分もマジェスティらしさが表現されています。カラーはダークブルーで晴天にもよく映えますし、ゴルフをするぞっという気持ちも高まってきますね。 そして、長さは46.5インチと長尺ですが、グラデーションとデザインの効果で長く感じません。手に持った時に、振り抜ける感じがすごく出ています。 <h3>試打した印象(試打クラブ:ロフト10.5度、SRフレックス)</h3> すごくヘッドのエネルギーを感じますし、厚い打球感ですね。ボール初速も速く、高弾道で飛距離もしっかり出ています。 マジェスティといえば、シニア御用達で非力な人向けというイメージがありますが、『ロイヤルSP』はそんなことありません。やさしさの中にもしっかり感があって手応えも十分です。私のようなゴルファーでも十分使えます。ヘッドの爆発力を見れば、昨今市場で売れている外資系メーカーのドライバーも競合品に入ってくるのではないでしょうか。 一方、シャフトは手元から先端にかけてアグレッシブにスピードが出ますね。長尺特有のシャフトが余って詰まるような感じはなく、一気に振り抜ける。これならスタンダートな45インチの使用者でも違和感なくスイッチできるはずです。 『ロイヤルSP』はヘッドのポテンシャルが高くて長尺でも振り切れる。とても分かりやすく飛ばせるモデルです。 <h3>MAJESTY ロイヤルSP ドライバー</h3> <strong>大きく撓む革新フェイス</strong> <ul> <li>たわみエリア37%拡大、反発ルール限界値の99.7%の反発性能を実現</li> <li>フェイス重量-5% 限界まで重量を削ぎ落とした軽量フェイス</li> <li>進化した「スーパースパイダーウェブフェイス」</li> <li>軽量でしなり、弾くフェイスに進化させた「超塑性加工」</li> <li>やさしく飛ぶヘッド性能を引き出す、新トリプルユニット構造</li> <li>力強い弾道をもたらす、ストロング・インパクトロフト設計</li> <li>3つの最先端素材でインパクトの効率を高めるロイヤル専用長尺シャフト</li> <li>価格:12万円+税</li> </ul> <h2>飛ぶのにアイアンらしい弾道、ピンポイントで攻めていける</h2> <iframe width="788" height="443" src="https://www.youtube-nocookie.com/embed/68bGqlhOZmw?rel=0" frameborder="0"></iframe> 次に、7番アイアン(SRフレックス)ですが、ヘッドサイズは大きめなのに、形状はシャープですね。 オートマチックにやさしさを追求するだけではなく、自分の意志でクラブを操りたいというゴルファーの感性にも働きかけている印象です。昔、マッスルバックを使っていたなど本物志向のゴルファーが構えると、〝おっ、いいな〟と思うでしょうね。 続いて実打ですが、飛距離が出るという触れ込みだったので180ヤードの距離からピンを狙いましたが、10ヤードほどオーバーしてしまいました。少しアゲンストだと思っていたのですが、それにしても飛びますね。 実際、多少ストロングロフト(27度)気味ではあるのでしょうが、打った感じの高さ、スピン量ともに7番らしい弾道です。飛ばしに特化したアイアンだと弾道が強すぎてピンポイントに狙えないケースもありますが、このモデルはアイアンらしいスピンの効いた弾道が打てる。それでいて飛ぶので、その飛距離に慣れてくれば、かなりの武器になるでしょう。 また、フェースの弾き感を向上したという触れ込みですが、それは凄く感じます。ただ、弾くだけのフェースだと金属音が強くてウッドを打っているような印象を受けますが、『ロイヤルSP』はアイアンらしいしっかりとした芯のある打球感が特徴。 かと言って、上下左右のスイートエリアも広いので、ミスへの許容範囲もある。テクノロジーと感性を見事に融合したモデルという印象です。 『ロイヤルSP』はドライバー、アイアンともに私の持っていたシニア向けのマジェスティというイメージを覆しました。 ゴルフではまだまだ伸び盛りの40~50代が、一つ上のゴルフへ挑戦するための道具が出来上がったといえるでしょう。 <h3>MAJESTY ロイヤルSP アイアン</h3> <strong>ロイヤルシリーズ史上最高の初速性能</strong> <ul> <li>ロイヤル史上最高の初速性能を持つ「シン・ボックス構造」</li> <li>安心して狙いを定められ、振り抜いていけるヘッドフォルム</li> <li>最高点を維持したまま、キャリー、トータルで飛距離プラス</li> <li>安定したスピンコントロールで安心して飛ばす</li> <li>価格:カーボンシャフト装着5本セット(#7~10、PW)17万5000円+税、単品:3万5000円+税、スチールシャフト装着同セット15万円+税、単品:3万円+税</li> <li>発売日:メンズ9月7日、レディス9月23日、スチールアイアン10月20日</li> </ul> <h2>商品のお問い合わせ マルマン</h2> TEL:03-3526-9988 <a href="http://maruman-golf.jp" target="_blank">http://maruman-golf.jp</a> 【関連記事】 ・<a href="http://www.gew.co.jp/news/maker/28605">「包み込み、跳ね飛ばす」進化したマジェスティロイヤルSP</a> ・<a href="http://www.gew.co.jp/movie/interview/22169">ライバルはゼクシオ、ゼクシオ、ゼクシオです! 『マジェスティ』出山社長が静かに吠える</a> <dl> <dt>マルマン</dt> <dd><a href="http://www.gew.co.jp/web_catalog/2017maruman/" target="_blank"><img class="catalog-thumbnail" src="http://www.gew.co.jp/web-catalog/wp-content/uploads/sites/9/2017/07/2017maruman.jpg">2017年版製品カタログ</a></dd> </dl>
    (公開)2017年08月09日
    <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/upaOPKmV0a0?rel=0" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen></iframe> マルマンは9月7日、『マジェスティ ロイヤルブラック』の後継機種となる 『ロイヤル SP』を発売する。『プレステジオ』『ロイヤル』『ヴァンキッシュ』 の三本柱で構成される『マジェスティ』は、同社クラブ売上の7割を占める屋台骨。それだけに出山泰弘社長は気合が入る。 「大きい宣伝をするわけではないですけど、それでも店頭で打ったら必ず評価されると確信できるクラブが完成しました」 このブランドはリッチな高齢者向けと思われがちだが、今回の『ロイヤル SP』は40~50代の現役世代に向けたモデルで、「ライバルは『ゼクシオ』。 比較試打をしてもらえれば、必ず良さがわかります」と、自信を込めた。 その一方で、最近「ある規制」の件で出山社長は頭を悩ませる。 「R&amp;Aがシャフトの長さ規制への動きを見せていますが、長尺を売りにしている御社はどのようなお考えですか」 「…言い方が雑になって申し訳ございませんが、やはり意味が分かりませんね。これ以上一般アマチュアをいじめると余計に市場が後退する危険性があります」 R&amp;Aがクラブの長さ規制(46インチ以内)を進めようとしている中、『ロイヤル SP』ドライバーの販売構成の7割を46.5インチと想定する。長尺仕様は『マジェスティ』の基本コンセプトといえるだけに、「R&amp;Aは何を考えているのか…」と憤懣やるかたない。 販売目標がドライバー1万本、アイアン2500セットと答えたマルマンの出山泰弘社長に、新製品の訴求方法とレディス(『ロイヤル SP』は9月23日発売)への考え、そしてR&amp;Aに対する意見をインタビューした。 ■<strong>関連記事</strong> <a href="http://www.gew.co.jp/news/maker/28605">「包み込み、跳ね飛ばす」進化したマジェスティロイヤルSP</a> <a href="http://www.gew.co.jp/web_catalog/2017maruman/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">マルマン製品カタログはこちら</a>
    (公開)2017年07月20日
    <hr /> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/LE5Wnp3Yh20?rel=0" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen></iframe> マルマンは7月4日、都内にて新クラブ『マジェスティ ロイヤル SP』の発表会を行った。「包み込み、跳ね飛ばす」をキャッチコピーに、前作の『ロイヤルブラック』を超える飛距離性能を目指し開発したとのこと。 発表会は2回のパートに分けられ、前半がモータージャーナリストの九島辰也氏を招いてのゴルフトーク。後半でニューモデルの解説が行われた。 今回の『マジェスティ』最大の特徴は、「スーパースパイダーウェブフェース」によるたわみ量の増加。蜘蛛の巣状のフェースを1.55ミリまで薄くして軽量化と高反発を両立したと豪語。更に軽量且つ低トルク長尺シャフトを搭載することで、ブレずにインパクト効率を大きく強化したとのこと。 登壇した出山泰弘社長は前半の挨拶にてこう語る。 <strong>「飛ぶと、高い評価を頂いた『マジェスティ ロイヤルブラック』。この飛距離性能を越える新しいロイヤルがようやく出来上がりました」</strong> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/8wcaPseyLHE?rel=0" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen></iframe> 挑戦し続けるこだわりゴルファーをターゲットに商品を展開するようだ。販売構成比は46.5インチタイプが6~7割、残りが45.5インチとなるとのこと。 反面、R&amp;Aがシャフトの長さを規制する動きを見せている事に対しては、 「高反発規制に続き、アベレージゴルファーの飛距離を奪うこの動きには非常に心外と思っております。方向としてはもう決まっているのでしょうけど、まだ正式な発表がない限りは長尺シャフトの研究を続けるつもりでございます」 と苦渋の表情で語った。特にマジェスティは長尺シャフトを開発軸に置いているだけに、内心複雑な心境だろう。 今回もメンズ、レディス共にドライバーからアイアンまで(メンズはユーティリティ フェアウェイウッド&amp;ユーティリティの2種。レディスはユーティリティ フェアウェイウッドのみ)のフルモデルラインナップ。 発売日はメンズモデルが9月7日(スチールアイアンは10月20日予定)、レディスモデルは9月23日となっている。 <dl> <dt>マルマン</dt> <dd><a href="http://www.gew.co.jp/web_catalog/2017maruman/" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><img class="catalog-thumbnail" src="http://www.gew.co.jp/web-catalog/wp-content/uploads/sites/9/2017/07/2017maruman.jpg">2017年版製品カタログ</a></dd> </dl>
    (公開)2017年07月04日
    本日2017年7月4日14時から丸ビル8階コンファレンススクエアで行われる「マルマン マジェスティ ロイヤル新製品発表会」を、リアルタイム更新で速報いたします。 会場の丸ビルに到着しました。 <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/07/IMG_20170704_130053_760x506.jpg" alt="丸ビル" width="760" height="506" class="aligncenter size-full wp-image-28530" /> 会場の中はこんな感じ。どのような新製品が登場するのでしょうか。 <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/07/IMG_20170704_133232_760x506.jpg" alt="マルマン新製品発表会" width="760" height="506" class="aligncenter size-full wp-image-28534" /> マルマン マジェスティ ロイヤルの新製品は『マルマン マジェスティ ロイヤル エスピー』のようです。 <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/07/IMG_20170704_133401.jpg" alt="マルマン マジェスティ ロイヤル エスピー" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-28536" /> 続々と人が集まってきました。そろそろ始まりそうです。 <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/07/IMG_20170704_140039_760x570-1.jpg" alt="マルマン マジェスティ ロイヤル" width="760" height="570" class="aligncenter size-full wp-image-28556" /> 発表会が始まりました! <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/07/IMG_20170704_140302_760x570.jpg" alt="マルマン マジェスティ ロイヤル" width="760" height="570" class="aligncenter size-full wp-image-28560" /> マルマンの出山泰弘代表取締役社長が登場。 新製品のキャッチコピーは<strong>「包み込み、跳ね飛ばす。」</strong> 出山社長は前作の『マジェスティ ロイヤル ブラック』で300ヤード飛ばしたそうです。すごい! <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/07/IMG_20170704_140408_760x570.jpg" alt="代表取締役社長 出山 泰弘" width="760" height="570" class="aligncenter size-full wp-image-28562" /> モータージャーナリストの九島辰也が登場しました。ダンディーです。 以前からマジェスティを使用していて、今回のモデルで三代目のマジェスティだそうです。 <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/07/IMG_20170704_141127_760x570.jpg" alt="九島辰也" width="760" height="570" class="aligncenter size-full wp-image-28558" /> 出山社長と九島さんのフォトセッションで第一部が終了。 <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/07/IMG_20170704_143129_760x570.jpg" alt="代表取締役社長 出山泰弘と九島辰也" width="760" height="570" class="aligncenter size-full wp-image-28554" /> 第二部が始まりました。 <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/07/IMG_20170704_145019_760x570.jpg" alt="マルマン マジェスティ ロイヤル" width="760" height="570" class="aligncenter size-full wp-image-28564" /> <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/07/IMG_20170704_145046_760x570.jpg" alt="マルマン マジェスティ ロイヤル" width="760" height="570" class="aligncenter size-full wp-image-28565" /> マジェスティ ロイヤル エスピー ドライバーは全モデルよりもフェイスを大型化し、軽量化に成功。さらに反発ルールぎりぎりの99.7%にしたとのこと。 <strong>高い反発性能と軽量化を実現</strong> <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/07/IMG_20170704_145815_760x570.jpg" alt="マルマン マジェスティ ロイヤル" width="760" height="570" class="aligncenter size-full wp-image-28568" /> <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/07/IMG_20170704_151917_760x570.jpg" alt="マジェスティ ロイヤル エスピー ターゲットゴルファー" width="760" height="570" class="aligncenter size-full wp-image-28572" /> <h2>マジェスティ ロイヤル エスピーはフルモデルラインナップで登場</h2> <h3>ドライバー商品特長</h3> <ul> <li>たわみエリア37%拡大、反発ルール限界値の99.7%の革新フェイス</li> <li>フェイス重量-5%限界まで重量を削ぎ落とした軽量フェイス</li> <li>進化した革新フェイス。「スーパースパイダーウェブフェイス」</li> <li>軽量でしなり、弾くフェイスに進化させた「超塑性加工」</li> <li>やさしく飛ぶヘッド性能を引き出す、新トリプルユニット構造</li> <li>力強い弾道をもたらす ストロング・インパクトロフト設計</li> <li>3つの最先端素材でインパクトの効率を高めるロイヤル専用長尺シャフト</li> <li>スイングの力を最大限にボールに伝えるフレックス別長尺シャフト</li> <li>競技志向ゴルファーが安心して使える、叩ける9.5度シャフトを踏襲</li> </ul> <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/07/IMG_20170704_153959_1_760x570.jpg" alt="マジェスティ ロイヤル エスピー" width="760" height="570" class="aligncenter size-full wp-image-28583" /> メンズモデルの発売は2017年9月7日です。 <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/07/IMG_20170704_133432_760x570.jpg" alt="マジェスティ ロイヤル エスピー" width="760" height="570" class="aligncenter size-full wp-image-28574" /> <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/07/IMG_20170704_133411_760x570.jpg" alt="マジェスティ ロイヤル エスピー" width="760" height="570" class="aligncenter size-full wp-image-28575" /> <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/07/IMG_20170704_133423_760x570.jpg" alt="マジェスティ ロイヤル エスピー" width="760" height="570" class="aligncenter size-full wp-image-28576" /> レディスモデルも登場。発売は9月23日(祝)。 <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/07/IMG_20170704_133427_760x570.jpg" alt="マジェスティ ロイヤル エスピー" width="760" height="570" class="aligncenter size-full wp-image-28577" /> 同時にキャディバッグも発売です。 <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/07/IMG_20170704_153106_760x570.jpg" alt="マジェスティ キャディバッグ" width="760" height="570" class="aligncenter size-full wp-image-28584" /> 以上、MAJECTY ROYAL -SP-(マジェスティ ロイヤル エスピー)新製品発表会をお伝えしました。
    (公開)2017年07月04日
    マルマンは、同社のフラッグシップモデルである『マジェスティ』より、『マジェスティ レフティ エディション』を7月1日から発売する。 『マジェスティ』は、同社創業20周年の記念モデルとして立ち上げられたプレミアムブランドだ。外観の美しさだけではなく、ゴルフの道具としての本分を忘れることなく、『すべてを凌駕する圧倒的な飛距離性能』をブランド使命に掲げ、よりゴルファーがゴルフを楽しめるクラブ作りをコンセプトにしている。 「全ゴルファーの3%とも、5%とも言われる左打ちのゴルファーに対しては、新たに発売するすべてのモデルを用意することは出来ず、私たちのゴルフクラブを十分に堪能していただけていないのも事実でした。今回、左打ちの『マジェスティ』オーナー様からの長年の強い要望を受けて、最高峰に位置し、卓越した飛び性能で高評価の『マジェスティ プレステジオ9』をベースに、『マジェスティ レフティ エディション』を開発しました。 右用のモデルを反転させただけのクラブではありません。マルマンが誇る研磨の匠、杉山健三は実は左利きなのです。左利きの杉山が、左利きにしかわからない感覚を踏まえた上で、作り上げたのが、『マジェスティ レフティ エディション』。これで、左打ちゴルファーが『マジェスティ』の『卓越した飛び性能』とブランドのもつ世界観を楽しんでいただけるようになりました」(同社マーケティング部) 『マジェスティ』の左打ち用モデルの登場は、実に6年ぶりになるという。その間、同社が掲げるサイエンス&amp;アートの技術は各段の進歩を遂げた。そのテクノロジーを余すところなく、今回のモデルに注ぎ込んだという。レフティ待望のモデルの登場といえるだろう。 <h3>捕まって飛ぶ、ライナー弾道を実現させた重心設計(ドライバー)</h3> 『マジェスティ レフティ エディション』のドライバーは、ヘッドの各パーツに最適な素材・製法を採用した新トリプルユニット構造設計で作り上げている。 フェースには、「スーパースパイダーウェブフェイス」と呼ばれる強靭でしなやかな特性を持つ蜘蛛の巣構造を採用。周辺部に細かい溝を入れることで、軽量化と反発エリアを拡大させたという。また、フェースには「レーザーデザインフェイス」を採用。ウェットコンディションでもドライ時と変わらないスピン性能を実現、ボールの失速を防ぐという。 さらに、このヘッドとのベストマッチングを図った超高弾性78t極薄プリプレグを採用した「ブレずにしなる」GI/EI比最適設計の専用長尺シャフトを装着。力強く飛ばせるだけではなく、高い方向安定性も兼ね備えたモデルに仕上げたという。価格はドライバー各1本23万円+税。 <h3>飛びと易しさを両立させるフルチタンフェアウェイウッド</h3> <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/06/170628M1.jpg" alt="マジェスティ レフティ エディション" width="650" height="433" class="aligncenter size-full wp-image-28460" />感じず、ボールを拾えるイメージの湧くセミディープフェースなど、随所に『マジェスティ』としてのこだわりが注入されたモデルに仕上げている。価格は1本15万8000円+税。番手は3番と5番の2機種。 <h3>高い反発性能で大きく飛ばすシン・BOX構造のアイアン</h3> <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/06/170628M2.jpg" alt="マジェスティ レフティ エディション" width="650" height="433" class="aligncenter size-full wp-image-28461" /> フェースは、高強度のタフェストマレージング鋼を1.5~1.9mmのテーパー状に接合。ソール内部の大きく薄い溝との効果で、強い反発力をもたらす。番手は、#5、6、7、8、9、10、PW、AW、SW。価格は5本セット(7~10)で34万円+税、各1本6万8000円+税。 以上、『マジェスティ レフティ エディション』を紹介した。素材、製法など 随所に『マジェスティ』のこだわりが伝わるモデル。改めてレフティ待望のモデルの登場といえるだろう。
    (公開)2017年06月29日
    マルマンは7月21日、都内会場で『マジェスティ(MJ)』ブランドの最高位シリーズ9代目となる『MJプレステジオ9(ナイン)』を発表。プレミアム市場を牽引する最高峰モデルとあって、集まった報道陣は約100名、注目度の高さが伺えた。発表会冒頭は、日本の四季をモチーフに、伝統美を表現したCG映像の演出でスタート。「すべてを凌駕する圧倒的な飛距離性能」という、自信に満ち溢れたエンドロールで存在感をアピールした。まずは、出山泰弘社長の進軍ラッパ。 「飛ばなければ、『MJ』の価値はないと思っています。前作『ジ・エイス』を超える自信作が、ようやく完成しました。さらに、4月に発売した周年モデル『MJ 45th』シリーズは、ドライバー1本45万円、アイアン8本セットで100万円とかなりの高価格帯にも関わらず、予想を遙かに超える反響をいただき、すでに限定500セットのうち半数以上を販売。『ナイン』もこの勢いに乗っていきたい。ドライバー(1本23万円)は男女モデル合わせて、国内で2800本を販売目標に掲げます」 ちなみに、同シリーズの発売は10月15日(レディスモデルは11月5日発売)、フルラインアップで投入を開始する。ドライバー以外の販売目標はFW4000本、アイアン1万2000本を掲げ、同社の「MJオーナーズクラブ」(会員約3万8000人)を中心に訴求していく。 1998年のシリーズ誕生から数えて、9代目の同社フラッグシップモデルは、フェースの肉厚からヘッド構造・形状、素材から製法まで、ありとあらゆる部分を見直し、力の衰えたシニアゴルファーが、いつまでも楽しくゴルフを続けられ、ゴルフ人生を長くすることに貢献できるクラブに仕上がっているという。 「特別な存在感を発する美しいゴールドカラーの印象だけではなく、ライナー弾道で力強いビッグドライブを生むドライバーです。1ヤードでも前に飛ばしたいというシニアゴルファーの夢を叶えるクラブと自負しております。ぜひお試しください」(出山社長) なお、先述のフルラインアップに加え、MJブランドから2タイプのパター(1本12万円/10月15日発売)、「シンプルモダン」がコンセプトのレディス用キャディバッグ(4万5000円)・ボストンバッグ(1万6000円)・ラウンドバッグ(8000円)を8月5日に発売する。 問い合わせはマルマンへ、03‐3526‐9988。 <iframe src="https://www.youtube.com/embed/pxc52Bq5XLU?rel=0" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe>
    (公開)2016年07月26日