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    ハッシュタグ「ヤマハ」記事一覧

    ヤマハは、「INPRES(インプレス)」の新シリーズとして、独自の8軸積層カーボンフェースを採用したドライバーをはじめとしたゴルフクラブ『INPRES DRIVESTAR(インプレス・ドライブスター)』を、フルラインアップで9月20日に発売した。 ドライバーは、三菱ケミカルとの共同開発で生まれた、8軸積層カーボンフェース「オクタアングルカーボンフェース」を搭載し、フェースの広範囲でボール初速の向上を実現する。また、カーボンフェースによる軽量化に伴い、バック側にウェイトを配置し「カウンターウェイトシステム」による最高クラスの縦横慣性モーメントが、インパクト時の打点ブレにも強さを発揮して安定したショットを生み出すとか。 HS40m/sのGEW記者・浅水敦が打ってみると・・・ <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/e48KY5n-Kgg?si=J-Vzulqu-0PKxocQ" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> &nbsp; アイアンは、図心を重心・打点に近づけることで反発効率を大きくする「3ポイント レゾナンス テクノロジー」の搭載と、高い強度を持つ新素材「X37」を採用した精密鋳造による1.1mm極薄ソールとの相乗効果により、打点の反発性能がアップしている。 HS40m/sのGEW・浅水敦が打ってみると・・・ <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/kgZMUgLhU9w?si=UnaB-NviN62qWKN4" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> &nbsp; <h2>【INPRES DRIVESTAR特長】</h2> 安心感のある大型ヘッドで“しっかりつかまえて”飛ばす『INPRES DRIVESTAR TYPE/D』と、投影面積を抑えた形状で“つかまり過ぎをおさえて”飛ばす『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』の2モデルをラインアップ。 ■カーボンフェースドライバーの常識を覆す「オクタアングルカーボンフェース」 三菱ケミカルとの共同開発で生まれた8軸積層カーボンフェースを搭載。定番の4軸や6軸を超える8軸のカーボンフェースは、広範囲における強度が向上したことでフェースのどこに当たっても高初速を可能にする。 ■抜群の方向安定性「カウンターウェイトシステム」 軽量カーボンクラウンと軽量カーボンフェースの採用で生みだした余剰重量を飛距離とやさしさに必要な重心設計に最大限活用。縦横合計で約1万g・㎠の慣性モーメントを実現し、全方位の打点ブレへの圧倒的な強さを発揮する。 ■心地よい打感 ヤマハ独自の打音解析により、カーボンフェース特有の打感と打音の懸念を解消。音の質を徹底的に追及し感性に訴えかける心地よい打感に到達した。 <h2>【INPRES DRIVESTAR フェアウェイウッド/ユーティリティ】</h2> ■高強度素材「X37」×カーボンクラウン 高い強度と粘り強さを持ち、より精密な設計が可能な高強度素材「X37」を採用。さらにカーボンクラウンとの組み合わせにより、驚きの飛距離と高弾道を生み出す。 ■ボールスピード向上 偏肉設計により、実際にボールが当たるフェース下部を薄肉化(フェアウェイウッド:肉厚1・4㎜、ユーティリティ:肉厚1・5㎜)。これにより、打点部分の反発性能が向上し高初速を実現する。 ■圧倒的な飛距離を高弾道で カーボンクラウンの採用により生まれた余剰重量を重心設計に活用することで超低重心化を実現。前モデルよりクラブ長さを0・5インチ短くしているにもかかわらず、飛距離アップに成功。圧倒的な飛距離を高弾道で実現する。 <h2>【INPRES DRIVESTAR アイアン】</h2> しっかりつかまえて飛ばす『INPRES DRIVESTAR TYPE/D』と、つかまり過ぎをおさえて飛ばす『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』の2モデルをニーズに合わせてラインアップ。両モデルとも、飛距離・やさしさ・打感に優れた、今までの飛び系を超えるアイアン。 ■反発効率を最大化する「3ポイント レゾナンス テクノロジー」 従来のアイアンはその形状によりフェース面上で最もたわむ「図心」が重心点や実際の打点と離れているため、飛距離の最大効率化が困難だったが、同社はアイアンヘッドのトゥ側にリブを配置することで、「図心」を重心点と打点に近づけ、反発効率を最大化することに成功した。 ■打点部の初速性能を高める 高い強度と粘り強さを持つ新素材「X37」を採用し、ソール厚さわずか1・1㎜の精密一体鋳造を実現。前作よりもソールの反発エリアを拡大したことでソールのたわみ量が増大、特に打点に近いフェース下部の反発性能が飛躍的に向上している。 ■圧倒的な飛距離を高弾道で実現 ソール後方に大容量のタングステンウェイトを配置(TYPE/D:41g、TYPE/S:77g)。超深重心+低重心化により、圧倒的な飛距離を高弾道で実現している。 ■2モデルに対応した専用ウェッジ TYPE/D、TYPE/Sのアイアン双方に対応する専用ウェッジを、42度(AW)、48度(AS)、55度(SW)の3種ラインアップ。アイアンに合わせた専用のロフト設計だからこそ推奨できるウェッジだ。 価格はドライバー1本9万7900円、フェアウェイ1本6万500円、ユーティリティ1本4万6200円。アイアンセット(4本・#7~PW)12万3200円、単品1本3万800円。 <h2>【INPRES DRIVESTAR For Ladies】</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-82955" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/09/yamahal.jpg" alt="" width="1000" height="546" /> ヤマハならではのアプローチで女性の振りやすさを追求。「ヘッドは重く」「シャフトは軽く」「グリップはやや太く」「クラブ長さは短く」など細かい改良を重ね、10月5日に発売する。 ドライバーには「オクタアングルカーボンフェース」を搭載し、高い強度と反発性能を備え、「カウンターウェイトシステム」によりレディースモデル最大級の慣性モーメントを実現している。 アイアンには独自に開発したレールが段階的に接地し、摩擦が減少する「スケーティングレールソール」を採用。レール効果によりダフってもソールが滑り、ミスを大幅に軽減してくれる。ゴルフを楽しむゴルファーのプレーを後押ししてくれるクラブ郡の登場だ。 価格はドライバー1本9万7900円、フェアウェイウッド1本6万500円、ユーティリティ1本4万4000円。アイアンセット(5本・#7~SW)14万8500円、単品1本2万9700円。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/bC1iwIhaVAU?si=QhZYku1uIqOwyJ-g" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 打音についてはこちらから。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/rOCDIP1YyEA?si=Qq2BB7iBe1wrbZ1N" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2024年10月08日
    ヤマハは首都圏に分散するヤマハグループの拠点を、みなとみらい地区の新オフィスビルに集約。 ゴルフ HS 事業推進部も新しい事務所へ移転する。 ・移転日  令和6年7月16日(火)  ※7月12日(金)までは旧事務所、7月16日(火)から新事務所で業務開始 ・新所在地  〒220-0012   神奈川県横浜市西区みなとみらい5丁目1番2号  横浜シンフォステージ ウエストタワー 7階 ・新電話番号・FAX  電話:050-3148-3560  FAX :050-3385-0931  ※旧電話番号は7月16日(火)以降利用不可 ・参考 URL <a href="https://www.yamaha.com/ja/news_release/2024/24041601/">https://www.yamaha.com/ja/news_release/2024/24041601/</a>
    (公開)2024年07月11日
    ヤマハはスマートフォンに搭載されたカメラで手軽にゴルフスイングの撮影・分析ができるアプリケーション『PLAY SWING』を、アップルストアより提供を始めた。 『PLAY SWING』は、1人でスイング撮影・分析を行うときの悩みを解決してくれるアプリ。ヤマハ独自の音と映像を組み合わせたテクノロジーにより、長尺(3分以内を推奨)の練習動画からインパクトを高精度に検知し、カメラから打席への移動や素振り、ワッグル等のスイング以外の不要な部分を削除して、自動的に1スイングごとの動画に編集する。さらに、スイング内のアドレス、トップ、インパクト、フィニッシュの4つのポイントを高精度に検知し、ワンタッチで表示が可能。また、スイング時の手や頭の動きを表示する機能も搭載している。加えて、これらの機能が2つの動画を比較する際にも使用でき、自分のスイングと比べながら練習することができる優れものだ。 まずは、iOS対応バージョンをアップルストアにて無料で提供を開始。ヤマハでは、1人ひとりの練習精度を高め、ゴルファーのレベルアップをサポートしたいと考えている。 <h2>【PLAY SWING 詳細】</h2> ヤマハのアイデア公募制度「Value Amplifier」から誕生したアプリは、ヤマハが持つ音を解析する技術をゴルフに活かすために、研究開発統括部と合同で開発。音と映像を組み合わせたテクノロジーにより、検出の難しかったインパクトを高精度で検出することを可能にした。 1)長尺の動画から不要な部分を自動削除。1スイングことに動画を切り分ける「自動トリミング機能」 『PLAY SWING』を起動しスマートフォンのカメラでスイング動画を撮影・保存を行うと、スイング分析がスタート。「自動トリミング機能」は、複数のスイングが入った長尺の練習動画から、1スイングごとに動画を切り分けて編集し、スイング以外の不要な部分を自動的に削除してくれる。効率の良いスイングチェックが可能となる。 2)アドレスからフィニッシュまで高精度で検知する「4点検知機能」と「スイングテンポ計測機能」 1スイング内のアドレスからトップ、インパクト、フィニッシュまでの4ポイントを高精度で検知する「4点検知機能」を搭載。ボタンをタップするだけで各ポイントの画像を確認することができる。 また、アドレスからトップ、トップからインパクト、インパクトからフィニッシュまでにかかった秒数を計測できる「スイングテンポ計測機能」も搭載している。 3)動画を並べて同時に再生し比較できる「動画比較機能」と体の動きを表示する「軌跡自動表示機能」 2つのスイング動画を並べて比較視聴ができる「動画比較機能」を搭載。過去の自分と現在の自分、あこがれのプロと自分のように2つの動画を通常速度だけでなく、スローやコマ送りでも再生することが可能。また、「4点検知機能」を利用し、並べた2つの動画の各動作を見比べてスイング改善のヒントを得ることもできる。さらに、スイング中の手や頭の動きの軌跡を自動的に表示する「軌跡自動表示機能」も備えている。
    (公開)2023年12月04日
    ヤマハは、理想の飛距離、弾道、打感、それぞれを高い水準で実現するゴルフクラブ『RMX VD(リミックス ブイディー)』アイアンの発売を開始した。 形状・重心などを全て刷新した、新ツアー系アイアン『RMX VD/R』と、飛距離、安定性、形状を高いバランスで備えるツアー系ディスタンスアイアン『RMX VD/M』、4000g・cm2の大慣性ーメントに驚きの飛距離性能をプラスした『RMX VD/X』の3モデルをラインアップ。 HS40m/sのアマチュアゴルファー・浅水敦が試打を敢行。ヤマハゴルフの佐藤貴博さんが解説。 <h2>まずは動画で</h2> <iframe title="YouTube video player" src="https://www.youtube.com/embed/NROkvD8tXng?si=wvN3QH3XpplAuZ8g" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> 【RMX VD アイアンの特徴】 1)『RMX VD/R』は、日本刀などにも使われる「焼きなまし」製法を採用し、より柔らかい打感に仕上げている。さらに、重心深度を深くしたことでスイートスポットが拡大し、打球が上がりやすくなるとともに寛容性も備わった。 2)『RMX VD/M』は、飛距離と最適スピンを両立するため、軟鉄鍛造ボディに高強度フェースを溶接。フェース裏面にはグルーブを配置する新構造を開発し、フェースの広範囲で高初速を実現した。また、番手別にボディのヒール部を機械加工で掘り込むことで、重心をフェースセンターに近づけ、イメージ通りのショットメイクを可能にしている。さらに、バックフェースには肉厚の樹脂バッジを採用し、フェースの振動をコントロールすることでアスリートゴルファーが好む打感に仕上げている。加えて、前モデルよりも重心深度を深くし、スイートスポットが拡大したことで、球が上がりやすくなっている。 3)『RMX VD/X』は、トゥ側に高比重かつ大容量のタングステンウェイトを配置し、低重心化によってボール初速をアップ。また現行のゴルフクラブで最大級の4000g・cm2の大慣性モーメントと1.5mmの薄肉フェースによって、反発性能が向上。加えて、フェースの偏肉設計によりヒッティングエリアも拡大。また、違和感なく構えられる形状にもブラッシュアップしている。打感・打音では、キャビティ部分全体を埋める肉厚の樹脂製バッジを装着し、オフセンターヒットでも心地よい弾き感が感じられる。 4)カスタムオーダーの短納期サービス『クイックオーダー』をアイアンでもスタート。対象の組み合わせであれば、最短5日後に発送可能。業界随一のスピードで、カスタムクラブを届ける。また、従来はプラスマイナス1度だったライ角の調整幅が『RMX VD/R』「RMX VD/M」についてはプラスマイナス2度まで対応。 価格は#5~PWの6本セットで13万2000円~。
    (公開)2023年11月15日
    ヤマハは、理想の飛距離、弾道、打感、それぞれを高い水準で実現するゴルフクラブ『RMX VD(リミックス ブイディー)』ドライバーの発売を10月6日から開始した。 高初速+コントロール性能のツアーアスリートモデル『RMX VD/R』、高初速+最適な操作性のNEOアスリートモデル『RMX VD/M』、高初速+直進安定性のオールアスリートモデル『RMX VD/X』の3モデルをラインアップ。 HS40m/sのアマチュアゴルファー・浅水敦が試打を敢行。ヤマハゴルフの佐藤貴博さんが解説。 <h2>まずは動画で</h2> <iframe title="YouTube video player" src="https://www.youtube.com/embed/EECyNGqCt9M?si=m4X2oCZpaEUmbO5A" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> 【RMX VD ドライバーの特徴】 1)新開発の「BullʻS―eye Face」は、フェースセンターの少し上で最も初速が出るように肉厚を設計。これにより、飛びの三要素すべてを最適化することに成功し、ゴルファーの最大飛距離が引き出せる。 2)新スリーブはロフト可変幅をプラスマイナス2度に拡大。ゴルファーが自分に合ったロフトを選択することで打出し角を最適化し、最大飛距離を実現する。また、新構造により約2gの軽量化を実現。生み出された余剰重量を使って最適な重心配分が可能となった。低重心化を追求し、最高初速が引き出せる。 3)『RMX VD/R』は、フェースと並行なトゥ・ヒール方向にスライドウェイトを搭載し、ボールのつかまり具合の調整が可能。『RMX VD/M』は、フェース・バック方向にスライドウェイトを搭載し、重心深度を変更することで、弾道の高さをコントロール。『RMX VD/X』は、センターポジション以外に3つのウェイトポジションを搭載し、直進安定性の高いドライバーでありながら、ゴルファーにあわせてさらにつかまり具合を調整できる。 4)シャフト先端のスピード感と、高弾道・飛距離性能を重視して三菱ケミカルとヤマハが『RMX VD』専用に共同開発した「TENSEI TR」を採用。そのほかにもカスタムシャフトとして3種類のシャフトをラインアップ。 価格は9万2400円~。
    (公開)2023年11月07日
    ヤマハが「ジャパンゴルフフェア2023」へ4年ぶりに出展、新サービスのアプリ「PLAY SWING」を発表した。ひと口でいうと、動画撮影したスイングが比較できるもので、ヤマハ独自の4点検知機能をはじめ自動トリミング、スイングテンポ、動画比較、軌跡自動表示機能を備えている。 同社マーケティング部の佐藤貴博氏が、 「『4点検知機能』とは、スイングで重要なアドレス、トップ、インパクト、フィニッシュを“インパクト音”で高精度検知し、これら4つを自動的に判別、画像確認できるものです。トップなどの各シーンで一時停止することなく、ボタンひとつで振り返ることができます」 と前置きして、分かりやすく説明する。 「2番目の『自動トリミング』機能は、1度の撮影で複数のスイングを撮影しても、スイング以外の不要な部分を自動削除します。また、『スイングテンポ』計測では、アドレスからトップ、トップからインパクト、インパクトからフィニッシュの時間計測を行います。 『軌跡自動表示』機能は、スイング中の手と頭の動きの軌跡を自動表示。微妙な頭部の動きが確認できます」 <h2>JGF当日の模様を動画で</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/PacJQOPT09I" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> さらに『動画比較』では、画面へ2つの動画を並べて同時再生(通常・スロー・コマ送り)や、前述の「4点検知」機能も併用できる仕組みになっている。 「例えば、過去のスイングと直近のスイング変化を比べたり、プロゴルファーや友人のスイングと並べれば、タイミングの違いなどを比較することができるのです」 当日は、契約の有村智恵も登壇。司会者からアプリについて印象を聞かれると、 「今日は新しいクラブの発表だと(笑)思ってましたが、アプリには私が欲しいと思っていた機能が盛り込まれています」 とコメント。 同アプリは6月に無料リリース予定で、今秋までに5000ダウンロードを目指す。撮影した動画をヤマハ契約プロと比較できるほか、課金によりスイング診断できるサービスなど現在最終の詰めを急いでいる。 同社は、ツアーの第一線で活躍する今平周吾、藤田寛之など総勢14名のプロに加え、インストラクターの石井忍とも契約を結ぶ。 複眼すれば、一般ゴルファーが応援したいプロとの距離を縮めたり、プロの活動資金を遠隔レッスンやファンイベントという形で担うこともできそうだ。 レッスンプロを置かない無人インドア練習場との親和性も良いだろう。全国30カ所でインドアゴルフスクールを運営するキャグは、今JGF会場で「オンラインゴルフレッスン」の法人向けサービスを発表。 各施設の会員一人につき1カ月3300円で使い代放題という触れ込みで、慢性的なインストラクター不足解消に打って出ている。 LINEアプリでスイング動画を送ると、元阪神タイガース選手でプロゴルファーの近田豊年氏による「近田式メソッド」を直伝、アドバイスがもらえるもので、 「3300円をインドア運営側と折半する形で広めていきたい」 と、同社廣口敬一氏は意気込む。 アプリと融合して、ゴルフの世界観が広がる先行例となるか。先端技術を取り入れて、新たな展開が始まった。
    (公開)2023年04月20日
    ヤマハのニューモデル『インプレス ドライブスター』。“2番手上の飛び”で、ぶっ飛び系アイアンの歴史を作った『インプレスUD+2』の後継モデルとなる新シリーズとして大きな注目が集まっている。 前作『インプレスUD+2』は、レディースモデルも高い飛距離性能とデザイン性で人気を集めていたが、最新作『インプレス ドライブスター レディース』は一体どんなクラブなのか。ティーチングプロの常住充隆氏解説の元、ゴルフタレントの高沢奈苗さんに同製品をテストしてもらった。 ※試打クラブはドライバー12度A、5W、5UT、アイアンもすべてAシャフトを使用 まずは動画で <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/hGQxM3W-39E" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> 1972年生まれ。千葉県出身。184cm。プロゴルファー、整体師、スポーツトレーナーとしての顔を持つ。今まで、1万人以上のゴルファーを上達に導く。運動医学、生理学やトレーニング論をベースに個々の骨格と筋肉の性質を見抜き、独自のゴルフスイング理論を提唱。 富山県出身、モデル、女優、アナウンサーを経て、現在はゴルフを中心にマルチタレントとして活躍。アナウンサー時代には、Jリーグ・鹿島アントラーズのスタジアムDJやリポーターを務めた経歴を持つ。ゴルフ歴7年、ベストスコア77(赤)、83(白) <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 高沢さん、早速ドライバーから打ってみましょう。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> パシュッ、いきなり200Y超ですか! <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> ランを含めると203ヤード飛んでいて、バックスピン量も2300回転で理想的な数値です。一般的な女性ゴルファーのボールスピン量は、少なすぎてドロップしてしまうか、ポッコンって上に上がって飛距離を出せない人が多いんですね。そういう意味で、高沢さんの2300回転というのは理想的で、ツアープロ並みの効率の良さです。打った印象はどうですか。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/11/211.jpg" alt="" width="588" height="202" class="aligncenter size-full wp-image-74494" /> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> まず、構えた時のフェース向きがまっすぐなんです。方向も合わせやすいから、曲がる印象がありません。スっと構えてさっと振れちゃいました。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 最近のレディースクラブは大型へッドを採用していて、投影面積が大きくなりがちですが、今回のドライブスターは構えやすくて、コースでもスクエアをイメージしやすいヘッド形状かつ素材もフルチタン。打球音はどうですか。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> 確かに爽快な打球音です。あと、全般的にレディース用は、フックフェースでオフセットという、つかまり性能を追求するあまり構えにくい顔になっているモデルが多いなか、『インプレス ドライブスター レディース』はきれいなストレートフェースで、オフセットも廃止されています。これは、構えやすさを求めると選択肢が狭まってしまうゴルフ女子にとっては、非常にうれしい進化だと。 『ドライブスター』はまっすぐなフェースで、高さも出にくそうな見た目なんです。だけど、球がしっかりつかまって、高さもちゃんと出るんですよね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> そこはテクノロジーがあって、今作ではクラウン部が少し盛り上がってるように見えると思いますけど、 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> うん、うん。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> ここがキーテクノロジーで、フェースの真ん中より上めに当たりやすい設計になっている。実はロースピンで飛ばすためには、センターよりやや上めなんです。高沢さんが2000回転で203Yっていうのはかなり優秀なんですよ。横慣性モーメントの大きさも特筆され、 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> 横慣性モーメント?? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> ブンって振った時にフェースの芯からちょっと外れると、インパクト時にヘッドが少しブレるんですね。このブレが大きいほどボールが曲がるんだけど、それが最小限に抑えられていてレディースクラブでは業界トップクラスの数値なんです。なので、結構芯を外してもそこそこのショットになりやすい。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> 自分が上手くなったと錯覚してしまうくらい、飛距離、方向性が安定していたのはそういう理由があったんだ! <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> シャフトは、三菱ケミカルの「VANQUISH for inpres」を装着し、豊富なスペックを用意していますので、色々試打してみるといいでしょう。 <h2>5Wを打ってみると</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 続いて5Wを打ってみましょう。ナイスショット! 176Y飛んでますけど、普段5番ウッドの飛距離はどれくらいですか。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> 160Yくらいですけど、3番ウッドでもここまで出せないです・・・。女性の場合、FWを使う頻度は多くて、セカンドからの距離が残っちゃうと、打ち方もレベルからにアッパーに打とうして、トップボールも出やすくなります。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/11/212.jpg" alt="" width="588" height="318" class="aligncenter size-full wp-image-74497" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 『ドライブスターFW』は、トップボールの打点にも強い設計です。リーディングエッジをやや下げて、ボールの下にヘッドが入りやすい。また、手元側が浮いてインパクトすると、ソール後方が地面に当たりやすいんですが、独自の形状が助けてくれる。つまり、手前から入ってもヘッドが抜けてくれるということです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> なるほど。女性にとってウッドって難しいイメージがあるんですよね。距離を出したいけど、失敗する確率も高いから使うのをやめようってなっちゃう。でも、ドライブスターなら簡単に球が上がって飛ばせますね。 <h2>UTを打ってみると</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 続いてUTへ移ります。パシュ、ナイスドローですね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> 5番UTを手にしていますが、とても振りやすい。普段150Yぐらいなんですが、 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> データ的には、161Y飛んでいて、高さがすごく出てますね。最高到達点は18・7Yですから、ナイスオンっていってもグリーンからこぼれる心配もありません。明らかに高さが出て止まる球筋です。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/11/214.jpg" alt="" width="588" height="315" class="aligncenter size-full wp-image-74500" /> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> 一打目を失敗しても二打目で不安なく振れるっていうのは、心理的にもかなり大きいです。300Yのミドルホールだとピンまで130Y前後残りますが、わたしなら7番UTで狙えそう。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 130Yだったらアイアンでいけそうな感じがしますけど。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> では早速アイアンを打ってみます! <h2>8番アイアンで130ヤードを記録</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> パシュッ、8番アイアンも振りやすい~ <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> ナイスボールですね。飛距離も130Yで男性並みに出ています。印象はどうですか。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> ドライバー同様、顔がシュっとしていて、球が上がりやすい。かなりびっくりしてるんですけど、 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 実はバックフェース部に秘密がありまして、インパクトの打点がバラついても球が上がって安定して飛ぶ設計が施されています。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> 一般的な女性用クラブって、ヘッドが大きくて、ボテっとした印象なんですが、ほんとにシャープでレディースクラブっぽくないです。すごくスッキリしていて、フェース面が大きく見えるから安心感もあって、簡単に球が上がってマイクラブより10Y以上飛距離が出ます。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/11/215.jpg" alt="" width="588" height="507" class="aligncenter size-full wp-image-74501" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> ミート率も1・46で申し分ありません。8番で130Yを狙えるとパーを狙える確率も高まりますし、何より女性でも球を上げて止める、というのを具現化してくれるアイアンといえるでしょう。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> ヘッドの抜けもいいので、ダフりにも強そう。 <h2>専用設計のサンドウエッジ</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 最後サンドウエッジで50ヤードぐらいをイメージして打ってみましょう。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> 球がよく上がって、高さでボールが止まる印象です。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> インパクトの瞬間、フェースの入り方や抜けはどうですか。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> サンドウエッジもアイアン同様、ボテってしてないですし、ソールはどちらかというとローバウンス。自分で操作しなくても、簡単に球が上がるので、バンカー越えのアプローチで活躍してくれそうです。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> そうなんです! 敢えてバウンスを抑えた設計を施すことで、抜けの良さにも拘っているんですよ。他のメーカーでは見られない女性のためのウエッジが標準セットの中に組み込まれている。 あと、新溝効果でスピンをより効かせて、球を上げて止めるっていうことが容易にできちゃう。ラフに入った時でも芝の抵抗を感じずに簡単に出せますよ。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> そうそう。上げて下ろすだけで勝手に球が上がってくれる。ヘッド形状もやや大きめで丸っぽいじゃないですか。構えた時に安心感があって、ボールを包み込むイメージも湧いてきます。 <h2>総括</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> ひと通り打ってもらいましたけど、いかがでしたか。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> もう、とにかく飛距離にびっくりしました。これだけ女性が飛ばせるクラブだと使いたくなりますね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> ドライバーで200ヤード超というのは女性ゴルファーのベンチマークになってくると思います。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> そうですね。もう少し打ち込んだら、もっと飛ぶんじゃないかしら。インプレスドライブスターはまさに女性の味方です! <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> ギア選びで悩む女性って結構いると思うんです。その女性ゴルファーの声を形にしたのが『インプレスドライブスターレディース』です。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>高沢</strong></span> 次はラウンドで是非使ってみたいです。女性ゴルファーの皆さんも是非一度打ってみてください。自分がすごく上手くなったと感じちゃう、魔法のクラブです。 お問い合わせ:ヤマハ TEL. 0120-808-562 <a href="https://golf.yamaha.com/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://golf.yamaha.com/</a>
    (公開)2022年11月25日
    ヤマハはニュードライバー&アイアン「インプレス DRIVESTAR(ドライブスター)」を発売した。性能は?前作「UD+2」からの進化、ターゲットとは? ティーチングプロで整体師の常住充隆氏が同モデルを試打。その特徴を徹底解説する。 <h2>まずは動画で</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/HDjuAICjUFg" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> <h2>『ドライブスター』ドライバーの第一印象は?</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_0002.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-74286" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> まず、5570g・㎠という大慣性モーメントヘッドなのにオーソドックスなヘッド形状です。大慣性モーメントというと、ヘッドの投影面積が大きいイメージですが、『インプレス ドライブスター』はかなりスッキリしていて構えやすい。前作『UD+2』のつかまる顔とは全くの別物です。 今回は、ロフト10・5度のヘッドに専用設計シャフト「スピーダーNX for Yamaha M423d」のR、SR、Sフレックスを組み合わせたドライバー、アイアンはカーボンとスチールシャフトでトラックマン計測&インプレッションを行っていきます。 <h2>10・5度Rシャフトを打ってみると</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/11/221110_impresRdriver-1.jpg" alt="Rドライバーデータ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-74299" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> まずはRシャフトから、ターゲットのHS40前後を想定して打ってみました。実測値HS39・6、ボールスピード57・3、ミート率1・45で、トータル飛距離227・5Y。かなり効率よく飛ばせる印象を受けました。このあとSR、Sを打ちますが、このRシャフトを基準として解説していきます。 <h2>ミート率が落ちないしっかり振り切れる硬度SR</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/11/221110_impresSRdriver.jpg" alt="SRドライバーデータ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-74300" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 硬度SRはHS43前後で振ったところ、実測値HS43・9、ボール初速64・2、ミート率1・46。かなり芯に当たったという感触がありました。トータル飛距離254・2Yヤード、ボールスピン量は3040回転。効率よくロースピンで飛ばせているのがわかります。 先ほどRシャフトを打ちましたが、SRに持ち替えた時の印象というのが明らかに変わります。SRでもしっかりしていて、振っていってもついてきてくれる。そういう意味では、フィニッシュまで振り切れないゴルファーは、SRだとややハードに感じるかもしれません。 いずれにしても自分がこのヘッドスピードで振った時のミート率1・46という数値は、かなりの高効率です。 この部分は、ドライブスターのルール限界値に近い高慣性モーメントに集約されています。オフセンターヒット時のヘッドのブレが少ないため、ミート率が上がって、初速が出る仕組みです。 <h2>HS45m/sでも打てるぞSシャフト</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_9982.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-74287" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> SシャフトはSRよりもさらにしっかりさが増した印象を受けました。HS45前後のイメージで振ってみると、実測値HS45・4、ボール初速66・3、ミート率が1・46、トータル距離は264ヤードを記録。ヘッドスピードに対する飛距離効率は抜群です。 この部分は、テクノロジーによる恩恵でしょう。フェースセンターよりもやや上めでヒットすると、ロースピンで飛距離を稼ぎやすくなります。ドライブスターのヘッド形状は、クラウン部分が盛り上がっているように見えると思うんですけど、この設計によりフェース上部にオートマチックに当たるのです。それによってミート率が上がって、ロースピンになる。ここを実感することができました。 <h2>アイアンもイケメン抜群の飛距離性能</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/11/221110_impres7i.jpg" alt="7番アイアンデータ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-74301" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> カーボン、スチールシャフト装着の7番アイアンを打ってみましたが、アスリートモデルと思うくらいきれいな形状です。とはいえ、飛び系から操作性のクラブに変遷したのではなく、飛距離性能をしっかりと継承しつつ、グースもかなり抑えられて顔やフィーリングに拘って進化させているのが分かります。 ドライバー同様、違和感なくスっと構えられるので、アイアンは敢えて自分のヘッドスピードで打ってみました。なんと、トータル距離194・7Yを記録!まるでロングアイアンを打っているような初速性能で正直驚きました。ロングアイアンより長さが短い分、ミート率が上がってくるので、初速も必然的に増してきます。ストロングロフト設定ですが、高さがしっかり出ているので、グリーン上でも止まる印象です。 また、シャフト性能によるタメて走るカーボン仕様は、よりヘッドとの相性がいいと感じました。インパクト時に無理にダウンブローで打たなくても低重心&ソールの抜けがいいので、レベルブローで打っていっても圧倒的な飛距離が出ます。アイアンで飛距離に悩む方には、カーボンシャフトがお薦めです。 <h2>総括</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> ドライバーとアイアンともに顔がイケメンで、まさにテクノロジーのデパート。ドライバーは飛距離に加え、直進性能の高さがとても際立っていました。シャフトはフレックスによって、重さとしなりがかなり異なります。フレックスSは、かなりハードでシャープなしなり戻り。SR→Rと、やわらかくなるにつれて、少しずつゆったりとしたしなり戻りになり、つかまり性能が増し、打ち出し角も自然に高くなります。前作『UD+2』を使っていた人から上級者まで明らかに対象者が広がっています。 アイアンは飛距離性&打ちやすさに集約されるでしょう。アイアンで飛距離を出すことができるようになると、短い番手でグリーンを狙いやすくなり、パーやバーディーチャンスが増えてきます。これはプレーヤーにとって大きなアドバンテージです。今まで飛び系に前向きでなかった方も、この『ドライブスター』なら納得いただけると思います。 お問い合わせ:ヤマハ TEL0120-808-562 <a href="https://golf.yamaha.com/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://golf.yamaha.com/</a>
    (公開)2022年11月14日
    ヤマハのニュードライバー&アイアン「インプレス DRIVESTAR(ドライブスター)」をHS40m/sのアマチュアゴルファー・浅水敦が試打を敢行! 性能は果たして? 前作「UD+2」からの進化、ターゲットとは? 同社マーケティング部佐藤貴博氏の解説を交えデータ計測を行った。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/-rrfWmCGo-c" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2022年10月17日
    ヤマハは、“ぶっ飛び系”クラブの先駆者として好評の『inpres』新シリーズとして、独自のボール初速アップテクノロジーとルール限界クラスの横慣性モーメントに加え、プロゴルファーの感性も納得させる、構えやすいシャープなヘッド形状を両立したゴルフクラブ『inpres DRIVESTAR(インプレス・ドライブスター)』を、フルラインアップで10月21日に発売する。 同社では2016年に、プラス2番手の飛びを実現するテクノロジーをすべてのクラブに搭載した『inpres UD+2』を発売するなど、ゴルフ業界における“ぶっ飛び系”クラブの先駆者として市場を開拓してきた。 今回発売する『inpres DRIVESTAR』は、独自技術による圧倒的な飛びと直進性を実現しながら、シャープで構えやすい正統派のヘッド形状を両立した、「inpres」の新シリーズ。アベレージゴルファーから上級者まで幅広い層をターゲットとする一方で、inpresアンバサダーの有村智恵プロもツアーでの実使用に向けてテストするなど、プロゴルファーもその性能と感性を認めている。 ドライバーは、独自の「BOOSTBOX」によるボール初速アップと、ウェイトを最適に配置する「COUNTERWEIGHTシステム」によるルール限界クラスの横慣性モーメントが、ゴルファーが構えやすい正統派の形状でも、圧倒的な飛びと直進性を生み出す。アイアンは、飛びの最大効率化を実現する「3POINT RESONANCEテクノロジー」の搭載と、高い強度を持つステンレス系新素材「X37」を採用した精密鋳造による1・1㎜の極薄ソールとの相乗効果で打点の反発性能をアップさせた。 また、キャビティ部に46g(#7)ものタングステンを搭載した低重心設計による高弾道も実現している。これらの性能を搭載しながら、アイアンらしい形状も両立させた、飛距離性能も形状も妥協しない革新的アイアンだ。 <h2>inpres DRIVESTARドライバー</h2> ①インパクトエネルギーを最大限、ボール初速へ変換する「BOOSTBOX」を新搭載  フェース近傍をリング状に固定する「BOOSTRING」と、フェース周辺の剛性を高める「SPEEDBOX」を重ね合わせて進化した、独自の初速アップテクノロジー「BOOSTBOX」を新搭載。インパクト時の無駄な振動を抑え、インパクトエネルギーを最大限、ボール初速へ変換する。 ②感性を科学し「最も飛ぶ打点で打てる」を実現するヘッド形状  無意識のうちにヘッド高さの中央と認識した部分で打とうとするゴルファーの傾向に注目し、その部分と「最も飛ぶところ=フェース中心やや上部」とが一致するように、クラウン形状とフェースデザインを設計。これにより、打点がフェース上部に集まり、いつも通りのスイングでも“飛ぶ”打点でボールを捉えることができる。 ③独自の「COUNTERWEIGHT システム」を搭載し、ルール限界クラスの横慣性モーメントを実現  重心点を中心に、合計約25gのウェイトをトゥ、バック、ヒールの3点に最適に配置する独自の「COUNTERWEIGHT システム」を搭載したことで、ルール限界クラスの横慣性モーメント5570gcm2を実現。打点がブレても“曲がりにくい”“ボール初速が落ちない”圧倒的な飛びと直進性を生み出す。 ④大慣性モーメントと正統派の“イイ顔”の両立を実現  横慣性モーメントの大きいクラブは、一般的に投影面積も大きくなる傾向があるが、『inpres DRIVESTAR』では、バック方向の長さを短くシャープにし、ゴルファーが構えやすい正統派の形状を両立している。 <h2>inpres DRIVESTARアイアン</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/10/yamahai.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-73831" /> ①独自の初速アップテクノロジー「3POINT RESONANCEテクノロジー」を新搭載  一般的なアイアンでは打点・重心に対して、フェースが一番たわむポイントとなる「図心」が離れていることが多いが、『inpres DRIVESTARアイアン』では、フェース裏にリブを効果的に配置し、図心を打点と重心に近づけることで飛びの最大効率化を実現した。 ②高強度の新素材「X37」の極薄ソールがもたらす打点部分の反発性能の向上  フェアウェイウッド・ユーティリティと同様に、高い強度と粘り強さをもち、より精密な設計が可能なステンレス系の新素材『X37』を採用。これにより、わずか1・1㎜の極薄ソールを実現し、インパクト時のたわみを増加させ、打点の反発性能がさらにアップしている。 ③大容量のタングステン搭載による低重心設計がもたらす高弾道  キャビティ部へ46g(#7)の高比重タングステンウェイトを搭載し、重心高さ19・0㎜の低重心を実現。理想的なアイアンの弾道でグリーンを捉えることができる。 ④フェース高を上げソール幅を縮めたシャープな形状  アイアンらしいシャープな形状を徹底的に追求し、ソール幅を薄く、フェースを高く、ネック長を長くした。飛距離性能も形状も妥協しない新たな「inpres」アイアンだ。 <h2>inpres DRIVESTAR</h2> シャフト(ドライバー/フェアウェイウッド/ユーティリティ/アイアン) 藤倉コンポジットと『inpres DRIVESTAR』専用のカーボンシャフト「SPEEDER NX for Yamaha」を共同開発。今回は、前モデルのシャフトよりも先端を固く、手元側を柔らかく設定している。 なお、価格はドライバーが9万2400円、アイアン4本セット(#7~9、PW)が11万4400円、アイアンの単品(#5、6、AW、AS、SW)が1本2万8600円。
    (公開)2022年10月11日
    ヤマハはこのたび、ゴルフセットのサブスクレンタルを開始した。レンティオが運営するサービス「<a href="https://www.rentio.jp/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Rentio</a>」にて、初心者から中級者まで安心して使えるクラブセットを、レディースとメンズの2種類で展開していくとのこと。 「どの種類が何本必要なのかわからない」、「どんなクラブを選んだらいいのかわからない」、「高い買い物だから失敗したくない」。そんな初心者ゴルファーの悩みを解消するオールインワンセットを用意。レディースとメンズ、それぞれドライバーからパターまでの11本のクラブに、キャディバッグも付いているので、このセット1つですぐにプレーが可能。 ヤマハゴルフサブスクレンタル専用ページは下記の通り(Rentio)。 <a href="https://www.rentio.jp/content/yamahagolf_2203" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://www.rentio.jp/content/yamahagolf_2203</a> 〈主なレンタル製品〉 ・レディースセット  ヤマハ製 FEMINA クラブセット ・メンズセット  ヤマハ製 D88 クラブセット(Rシャフト) 〈利用料金〉  4,500円/月額(税込)  ※往復送料込み  ※最低レンタル期間:3ヶ月
    (公開)2022年06月06日
    ヤマハはこのたび、「RMX VDシリーズ」の無料試打レンタルキャンペーンの実施を発表した。 専用サイトより予約すると、通常2,860円(税込)かかる利用料金が無料でレンタルできるとのこと。 詳細は下記の通り。 ・予約受付期間 2022年1月28日~4月3日 ・予約方法 専用サイトよりアクセスすることで、無料にてレンタルが可能に。 ・注意事項 貸出出荷日は2022年5月31日まで。 キャンペーンによる無料試打レンタル申込は1人につき1回まで。 ◆レンタル対象クラブ ・RMX VD59 DRIVER ・RMX VD DRIVER ・RMX VD FW ・RMX VD UT ・RMX VD40 IRON ・RMX VD IRON ・RMX VD TOURMODEL IRON ・RMX VD WEDGE ◆専用サイトはこちらから <a href="https://golf.yamaha.com/rmx_vd/rental_campaign/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://golf.yamaha.com/rmx_vd/rental_campaign/</a>
    (公開)2022年03月03日
    ヤマハのニュードライバー「RMX VD/VD59」、アイアン「RMX VD40/VD/VD ツアーモデル」をHS40m/sのアマチュアゴルファー・浅水敦とゴルフ部出身でHS50m/s超の室井大我が試打を敢行! 性能は果たして? UD+2との差別化とは? 同社マーケティング部佐藤貴博氏の解説を交えデータ計測を行った。 <iframe src="https://www.youtube.com/embed/BpNHiZTuNBY?rel=0" loading="lazy" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe>
    (公開)2021年12月31日
    ヤマハのニュードライバー「RMX VD/VD59」、アイアン「RMX VD40/VD/VD ツアーモデル」をHS40m/sのアマチュアゴルファー・浅水敦とゴルフ部出身でHS50m/s超の室井大我が試打を敢行! 性能は果たして? UD+2との差別化とは? 同社マーケティング部佐藤貴博氏の解説を交えデータ計測を行った。 <iframe src="https://www.youtube.com/embed/at-NX8_LYBY?rel=0" loading="lazy" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe>
    (公開)2021年12月29日
    ヤマハが運営するゴルフ女子のためのInstagram-GOLF LOVER by Yamaha-では、ゴルフ女子による「ゴルフやっててよかった!」を好評連載中。ゴルフを始めて楽しかったこと、苦労、変化、出会いなどゴルフ女子それぞれのストーリーを紹介している。 現在、この企画で紹介するエピソードを募集中。応募者の中から抽選で2名にセルフスタンドクラブケースをプレゼントするキャンペーンを9月24日まで実施しており、詳細は下記の通り。 ■ゴルフ女子による「ゴルフやっててよかった」エピソード募集キャンペーン ◆応募締切 ~ 2021年9月24日(月)17:00 ◆申し込み方法 Instagram GOLF LOVER by Yamaha【公式I】のプロフィール欄にあるURLより申込み ◆応募条件 ・InstagramでGOLF LOVER by Yamaha【公式I】をフォロー・応募フォームにてアンケートにご協力いただき回答とエピソードを記入 ◆募集エピソード 「ゴルフやっててよかった」と感じたエピソードを120~250字で記入。 ※同アカウントで紹介するのは、ゴルフ歴とエピソードのみで、その他の情報を掲載することはない。また、全ての方のエピソードを掲載出来ないことがある。 ◆プレゼント 応募者の中から抽選で2名へスタンドバッグをプレゼント。 *当選は発送をもってかえる。 詳細はこちら↓ ゴルフ女子のためのInstagram-GOLF LOVER by Yamaha (@golflover_by_yamaha_official) <a href="https://www.instagram.com/golflover_by_yamaha_official/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://www.instagram.com/golflover_by_yamaha_official/</a>
    (公開)2021年09月18日
    <iframe src="https://www.youtube.com/embed/yQos3jB3jPU" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> 「ここ数年、米国を中心とした外資メーカーのユニークな技術力が存在感を高めています。我々も真剣に商品開発を行っていますが、それが『進化』にとどまって、『先行技術』の創出ができなかった。そのような危機感を持っていたのです」 ヤマハゴルフHS事業推進部の吉田信樹部長が、透明マスク越しに語気を強めたのには理由がある。同社は今年5月、ゴルフクラブ開発のための新施設「ゴルフR&amp;Dセンター」(1444㎡)を天竜工場内(静岡県浜松市)に開設した。ここには試作室、屋内テストレンジ、実打音録音スペース、耐久試験室、精密測定室などの充実した設備に、これまで分散していた開発技術者や契約プロサポートチームを一挙に集約。「独自技術に磨きをかけた製品開発を通じ、喜びや感動を提供する」がコンセプトだ。 吉田部長がこれまでの経緯を説明する。 「R&amp;Dセンターは昨年7月の着工で、今年4月に竣工しました。ちょうど5か月が過ぎたところです。今後はここで機能的な研究から、製品開発に落とし込むことを強化します。スピード感、開発サイクルを高めないとダメだと考えています」 <img class="alignnone size-full wp-image-64256" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/10/201008_yamaha1.jpg" alt="ヤマハ R&amp;Dセンター" width="788" height="525" /> <h2>開発陣の士気が高揚新技術開発にも注力</h2> 働き方はどう変わったのか? 素材などの先行開発と商品開発チームを統括する角田幸介リーダーは、 「まず、開発スタッフのモチベーションが全然違います」 と前置きしてこう続けた。 「以前は施設がバラバラで、テストフィールド、倉庫、事務所の往来に5~10分かかっていましたが、新施設ができてからはサっという感じで、クラブをちょっと曲げたり、調整してもすぐ打てるようになりました。 やはり屋内テストフィールドの存在が大きいですね。打席からネットまで30ヤード以上で、高さも10ヤード以上という条件で設計したので、球が曲がりだすところまで目視できる。今まではフィールドか鳥カゴで天候にも左右されましたから」 同氏の入社は2006年。以来、開発畑ひと筋で、新しい商品にフォーカスすると、時間的な制約の中で、限界を感じたが、 「それと同時並行で新技術を開発しないと、革新的なクラブは作れません。その意味でスピーディな環境が整った」 ここには開発と選手対策チームの総勢20名が揃う。以前は同じ敷地内でも建屋が別々で、「意思の疎通がとりづらい、なんてことはしょっちゅう。それが、やっと解消されました」 と安堵の溜息をつく。 <img class="alignnone size-full wp-image-64260" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/10/201008_yamaha4.jpg" alt="センター内風景" width="788" height="525" /> <h2>自分たちがやりたいことをすぐカタチにできる</h2> ヤマハがゴルフに参入してから38年――。「やっと」という言葉に万感を込めた。 「自分たちで全部出来ることが目的ではなく、自分たちがやりたいことを『すぐカタチにできる』のが一番の目的です。モノ創りの発想やアイデアは、情熱的なことも含め、止めずにすぐ次のステップに進めることが非常に大事。迷いが生じたり、停滞すると、熱も冷めますから」 クラブ開発には様々な先進技術が導入されるが、基本は開発陣の熱量で、ヒトの想いを高次元に維持することも重視された。 <img class="alignnone size-full wp-image-64259" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/10/201008_yamaha3.jpg" alt="センター内風景" width="788" height="525" /> <h2>R&amp;Dセンター設立で役員へ決死のプレゼン</h2> ヤマハのゴルフ事業は、ピアノ、発動機などに比べると売上構成比は小さい。にも関わらずR&amp;Dセンターへの投資を引き出すには、経営陣に「本質的価値」を伝えることが不可欠だった。吉田部長が了承を得るのに半年かかったと振り返る。 「経営会議がありましてね。役員室の長机がずらっ並び、その端に立って、3回に分けたプレゼンを行いました。設立の意図や効果をしっかり伝えましたが、実は我々の売上よりも、国内のゴルフビジネスをどうしたいのか、存在感を示すための方策が求められました」 <img class="alignnone size-full wp-image-64258" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/10/201008_yamaha5.jpg" alt="ヤマハ 吉田事業部長" width="788" height="525" /> <h2>R&amp;Dセンターの存在価値とヤマハゴルフの未来</h2> 総工費は非公開だが、ゴルフ事業の規模感に照らせば、 「かなり大きな投資です。ただし、このセンターはひとつの手段にすぎません。ここを活用するスタッフがどれだけ成果を出せるのかが本質的な部分になる。中期的には日本市場で存在感を示すこと。上位メーカーと互角に戦えるポジションを目指します。ヤマハのゴルフ製品が、憧れのブランドになることが長期的な目標です」 実際、ヤマハを含む国内メーカーは外資大手の後塵を拝している。コトブキゴルフの安本社長は同社について、 「ポリシーが見えない」 と辛辣だが、その一方で吉田部長は長テーブルの端に立ち、大型投資への予算交渉に懸命だった。 その成果が試されるのが10月16日発売の三代目『インプレスUD+2』になる。竣工から僅か半年で施設の優位性を投影するのは酷な話だが、新施設の立ち上げと同時にロケットスタートを切りたいところ。角田リーダーが言葉を強めていう。 「他社メーカーを含めて国産ブランドが頑張っていかないとダメですよ! その意味でも『UD+2』が勢いをつけたいんです。これをやられちゃったら全部外ブラにやられちゃう」 三代目に賭ける意気込みはハンパじゃない。従来の飛びと超真っすぐ」の両立がキーワード。レディスモデルも専用設計を施している。国産ブランド復権が試される。 <img class="alignnone size-full wp-image-64257" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/10/201008_yamaha6.jpg" alt="inpres UD+2" width="788" height="525" />
    (公開)2020年10月09日
    ヤマハは10月16日、プラス2番手テクノロジーで好評の『インプレス UD +2』の2021年モデルをフルラインアップで投入。また、レディスモデル専用設計の『inpres UD+2 LADIES(インプレス・ユーディープラスツー・レディース)』も10月23日順次発売する。 今回のモデルは、飛距離を求めるアベレージゴルファーに向けて、明らかに体感できる飛びに加えて、同重量帯クラブ最高クラスの重心角と慣性モーメントによる“超まっすぐ”を実現した『インプレス UD+2』シリーズの第3世代となる。コンセプトは“今日イチが、連発する”――。 ドライバー・フェアウェイウッド・ユーティリティでは、フェースの剛性を高めてエネルギーロスを防ぎ、ボール初速を上げる新テクノロジー「スピードボックス」を搭載。アイアンは、フェースとソールの薄肉化による初速アップと、フェース裏面に5本のリブを配置することで高打出しを実現する「スピードリブフェース」を新搭載し、“ぶっ飛び”と“高弾道”を可能にしたとか。さらに、 レディス用ではウェッジサイズを大きくし、 ラウンドをきかせたストレートネックを採用したことで、 よりボールを拾いやすい形状にするなど、その完成度は前作を大きく凌ぐとヤマハでは自信を見せる。 動画では、ヤマハゴルフHS事業推進部の佐藤貴博氏にインタビューを敢行。2021年モデル「インプレスUD+2」の製品特長を聞いた。前作との違いは? <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/Sy80jSoWPQw" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> ■inpres UD+2<br /> inpres UD+2/ドライバー #1/80,000円+税 inpres UD+2/フェアウェイウッド #3/52,000円+税 inpres UD+2/フェアウェイウッド #5、 #7、 #9/各46,000円+税 inpres UD+2/ユーティリティ #U4、 #U5、 #U6/各38,000円+税 inpres UD+2/アイアン #7、 #8、 #9、 PW/96,000円+税(4本セット) inpres UD+2/アイアン #5、 #6、 AW、 AS、 SW/各24,000円+税 ■レディス inpres UD+2 LADIES/ドライバー #1/80,000円+税 inpres UD+2 LADIES/フェアウェイウッド #4、 #5、 #7/各46,000円+税 inpres UD+2 LADIES/ユーティリティ #U4、 #U5、 #U6、 #U7/各36,000円+税 inpres UD+2 LADIES/アイアン #7、 #8、 #9、 PW、 SW/120,000円+税(5本セット) inpres UD+2 LADIES/アイアン #6、 AW/各24,000円+税
    (公開)2020年09月17日
    「ヤマハもこのように契約プロが増えました。それに加えて、今年は今平君が2年連続の賞金王、谷口さんも日本シニアに勝ったし女子も活躍しています。だから、お金も掛かります。是非、皆さん周りの人にヤマハのクラブはいいと宣伝してください!」 ヤマハゴルフファンサミット2019はファン54名をプロ17名が接待 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/yamaha1.jpg" alt="今平とファン交流風景" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-60339" /> ヤマハは12月中旬、葛城GC(静岡県)で同社製品のユーザー54名を集めて「第6回ヤマハゴルフファンサミット」を開催した。 日頃応援してくれるファンへの感謝、そしてブランドの熱度を上げるのが目的だ。その表彰式の最後に契約プロ17名が演壇に上がり一人ずつスピーチした。その最後を締め括ったのが、冒頭の藤田寛之プロのコメントで、ファンからは笑いと拍手が沸き起こった。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/yamaha6.jpg" alt="ヤマハゴルフファンサミット吉田挨拶風景" width="788" height="525" class="size-full wp-image-60338" /> ヤマハ 吉田部長 「毎年参加希望者が増え、今年は昨年の倍となる400名の応募がありました。楽しかったからまた来たい、行った人から聞いて参加したくなったなどサミットを評価してくれる人が増えています」と語るのは、ゴルフHS事業推進部の吉田信樹部長。 <h2>プロ契約はブランディングそのもの</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/yamaha5.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-60342" /> 実際、何人かの参加者に感想を聞いてみたが、「また来たい」という声が多かった。 一方、ファンを接待したプロも、「一緒に回った女性がヤマハのドライバーで飛ばしている姿を見て幸せな気分になりました」(有村智恵)、「ギアの話で盛り上がった」(藤田)などプロもファンとの交流を楽しむことが雰囲気の良さにつながっている。 「プロを通じてヤマハを知ってもらう機会が多いわけですから、プロとメーカーが親密な関係というイメージを訴求するのはとても重要なこと。プロ契約はブランディングそのものです」(吉田部長) <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/yamaha4.jpg" alt="藤野オリエとファン交流" width="517" height="525" class="size-full wp-image-60340" /> パットをファンに教える藤野プロ ブランドとプロは一心同体。そういった意味では、楽しさも共有するが厳しさも共にする。その象徴が、今秋発売した『RMX』だろう。周知の通り、開発陣を叱咤激励するプロモーションビデオが話題になった。 <h2>藤田寛之「プロはモルモットと思って使ってほしい!」</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/yamaha2.jpg" alt="藤田寛之コメント" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-60337" /> 「とにかく時代に遅れないように、他社に負けたらいけません。ただ、いい方向には動いていますよ。実際、開発陣の若返りもありますし、今まではこちらのリクエストが形になるのに数カ月掛かってましたが、今は翌週には出てくるようになりました。あとは、プロの役割も変わらないといけませんよね。もうプロが使っているから売れるという時代でもありません。だから、こっちも開発にドップリつかってやっていきたい。もうプロはモルモットと思って使った方がいいんですよ!」 と語るのは藤田プロ。ヤマハの顔を担ってきただけに、思いの強さが伝わる。 それだけにメーカーが売りたい新製品を試合で使う責務もあるが、藤田はすでにスピンと高さを犠牲にせず飛距離が出るという理由でポケットキャビティ型『120』にアイアンをスイッチした。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/yamaha8.jpg" alt="今平とヤマハゴルフファンサミット優勝者" width="554" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-60343" /> 一方、2年連続賞金王の今平周吾プロは、「ドライバーのヘッドが大きくなったので曲がり幅が少し変わる。そこを今調整しています」と新製品の実践投入を試みている。 「オフになった瞬間から今平選手が使うモノを徹底的に落とし込んで1月の海外試合では『210』と『020』アイアンを使わせたいですね」(マーケティンググループの柴健一郎リーダー) <h2>ヤマハの財産はファン</h2> 新生『RMX』の生みの苦しみともいえるが、その一方で今回サミットに参加した多くの参加者が新製品をすでに使っていた。当然、ファンなのでプロがスイッチし切れていない状況も知っている。でも、「ヤマハが好きだ」「ヤマハのモノ作りの姿勢が好きだ」という気持ちで応援する。 メーカーとプロ、そしてファンも一心同体になってしまう。これこそがヤマハの財産、心でつながるブランディングといえるのではないか。 <h2>藤田寛之の締めのスピーチにファン大盛り上がり</h2> <iframe src="https://www.youtube.com/embed/TRcpP3k-RyU?rel=0" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe>
    (公開)2019年12月17日
    ヤマハ一筋27年の藤田寛之が「クビを覚悟」で開発陣に迫ったという。「やる気あんの?」 これを聞いたゴルフ事業のトップ、吉田信樹部長は強い衝撃を受けたとか。開発と契約プロの真剣勝負、その末に完成したのが業界の歴史で2番目に慣性モーメントが大きい(同社調べ)新作の<strong>『RMX』</strong>だったという。記者発表を8月5日、都内のゴルフスタジオで開催した。 <h2>「テクノロジーごっこ」をやめた新『RMX』</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/08/rmx6.jpg" alt="YAMAHA RMX" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-58663" /> 発表会に先立ち、契約プロの藤田寛之、谷口徹、今平周吾によるティザー動画を公開。それが「テクノロジーごっこは、もう終わりにしよう」という台詞だった。 そもそも『RMX』のこだわりは「小ぶりで顔が良い」「打感が良い」など、プロや上級者に好まれる「フィーリング」重視の開発姿勢だったという。ところが、数年前からキャロウェイ、テーラーメイドの外資2社が革新的なクラブを発売し、クラブに求められるトレンドが「高初速」「楽に飛ぶ」「球が上がる」「曲がらない」などシンプルになった。国内メーカー劣勢、外資優勢の傾向について吉田部長は、 「彼らはいずれもゴルフ専業メーカーです。ゴルフが好きで、だから開発の着想も斬新になる。国内メーカーの大半は専業ではないし、当社も楽器が発祥です。ただ、だからこそ広い世界の考えや技術をクラブ開発に投影できる」 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/08/yamaha_rmx2.jpg" alt="YAMAHA RMX 記者発表 藤田寛之" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-58691" /> その要素を集中的に取り入れ、ゼロから「性能」が出るクラブを追求したとか。発表会に登場した藤田寛之は、 「今まで自分より飛んでいなかった人が、急に20ヤードくらい先まで飛んでいるということが多かった。ヤマハへの愛情の裏返しではありますが、ティザー動画の中では、クビになるんじゃないかなくらいのことを正直に言いました」 また谷口徹も、 「今の海外ブランドのテクノロジーや初速を見ていて、『いいなあ』と感じることがあった。動画の撮影の時に、メチャクチャ言っていいですと言われました。ヤマハとの契約更新に響くかもしれないと思いましたが、正直に伝えました(笑)」 <h2>新『RMX』飛びの秘密は「リング」にあり</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/08/yamaha_rmx1.jpg" alt="YAMAHA RMX クラウン(構えたとき)" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-58690" /> 前述のように、新作でこだわった性能は「飛んで曲がらない」こと。「曲がらない」ことを実現するために慣性モーメントを追求したという。「120」は5180g・㎠、「220」はルール上限に迫る5760g・㎠の慣性モーメントを実現した。 しかし、高慣性モーメントを追求した結果、ヘッドが従来の『RMX』よりも大型化。それにより、ボールを捉えた時の撓みがヘッド後方まで及び、エネルギーがフェースに戻り切る前にボールが飛んでしまうという現象が生まれてしまったという。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/08/rmx1.jpg" alt="RMX BOOSTRING" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-58658" /> そこで、エネルギーロスを抑えるために同社が開発したテクノロジーが、クラウンからソールに沿ってフェース周りを囲んだ「BOOSTRING(ブーストリング)」というリブだとか。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/08/yamaha.jpg" alt="RMX 飛びの秘密" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-58672" /> これにより、ヘッドボディの剛性を高め、撓みをフェース周辺に集めることに成功。フェースに凝縮されたエネルギーにより高初速を実現し、「飛び」に繋がるという。 <h2>本当に新『RMX』は飛ぶのか? 前作と打ち比べ</h2> 果たして、本当に新『RMX』は変わったのか? GEWの片山記者も新『RMX』を試打。前作との打ち比べで飛距離性能を動画で検証した。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/ZynjAQskyxs?rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> <h2>新『RMX』に込めた想いは「愉悦」? ヤマハゴルフ吉田部長独占インタビュー</h2> 吉田部長は「精神的、情緒的な価値」を新『RMX』に込めたという。それはいったい何なのか? 同氏は頭を悩ませ、言葉を絞り出すように語っている。以下、動画インタビューで。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/ja8VCjxPVHU?rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> <h2>新『RMX』の価格・発売日</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/08/rmx8.jpg" alt="RMX" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-58664" /> <strong>『RMX 120』・『RMX 220』ドライバー</strong> 7万5000円(シャフト:オリジナルカーボン TMX-420D/フレックス:S、SR、R) <strong>『RMX FW』</strong> 3万4000円(シャフト:オリジナルカーボン TMX-420F/フレックス:S、SR、R) <strong>『RMX UT』</strong> 3万円(シャフト:オリジナルカーボン TMX-420U/フレックス:S、SR、R) <strong>『RMX 120』</strong> 10万8000円(6本セット:#5~PW) 1万8000円(オプション:#4) <strong>『RMX 220』</strong> 10万5000円(5本セット:#6~PW)・2万1000円(オプション:#5、AW、SW) ※カーボンシャフト 9万円(5本セット:#6~PW)・1万8000円(オプション:#5、AW、SW) ※スチールシャフト なお発売日は9月6日を予定している。
    (公開)2019年08月07日