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    ハッシュタグ「リコール」記事一覧

    同商品は、昨年12月に発売されたが、ヘッドとシャフトの接合部に不具合が生じ、ヘッドが抜ける事例が3件あった。いずれも人身事故にはならなかったが、2月4日より出荷を停止した経緯がある。 2月12日より、販売店店頭商品を含む対象製品約7500本の無償点検・部品交換による対応を行ってきたが、店頭商品に関して全品の点検および部品交換が完了。販売済み製品の回収・点検・部品交換についても、3月11日時点で、販売数量の約77%に達したことから再販に踏み切ったもの。 同社によれば、 「関係者及び購入者に多大な迷惑をかけたことを深謝いたします。今後は品質管理に万全を尽くし、信頼回復に努めていきますが、今回の不具合によってシャフトとヘッドを別売りする『RMX』の基本姿勢は変えるつもりはありません。この手法はゴルファーに新たな恩恵を与えられると確信しています」 と話している。 なお、回収品は全品検査を行った後、シャフトとヘッドを接合するRTSウエイトの頭部に検査合格の印を付けて返送される。対策前の部品はウエイト頭部に「赤い点」を2つ施していたが、これを3つにすることで識別する。再販後も回収の告知を継続する方針で、ゴルファーに協力を呼び掛けていく。 【RMX(リミックス)ドライバー回収専用窓口】 ●回収専用窓口フリーダイヤル 0120-535-371 10時~17時(土・日・祝日及び同社休日を除く)
    (公開)2013年03月11日
      『RMX』は発売から約2ヶ月で7500本が出荷され、そのうち約4000本が販売済みと推測される。店頭在庫の回収はほぼ完了したものの、代理店経由で店頭に並んだ200~300本が未回収とみられており、また、ゴルファーからの回収率も現時点では50%強であることから、「早期に返品してもらいたい」と呼びかけている。   回収品は全品検査を行った後、シャフトとヘッドを接合するネジ(RTSウエイト)の頭部に検査合格の印を付けて返送される。対策前のネジは頭部に「赤い点」を2つ施していたが、これを3つにすることで対策済みの識別をする。今回の不具合は、ネジの径が規格より0・15㎜程度細いものが混在していたことにより発生した。「製造は中国の大手下請け工場で行っていますが、規格外の部品を検査工程で見逃したことが原因」と説明しており、設計上の問題ではないことを強調する。再販売に際しては、検査体制の徹底強化を掲げている。   最大の課題は、ゴルファーからの回収率を高めることと、一部店舗の未回収品を即座に引き上げることに集約される。「プレー現場や流通市場で対策前・後の『RMX』が混在すると混乱が生じます。再販売に向けてクリアすべき回収率が何%かの判断は難しいが、リコールから1週間ほどで50%超は、他の事例と比べて進んでいると思います。再販売後も回収の告知を継続し、ゴルファーに協力を呼び掛けてまいります」   ところで、ヤマハは今年『RMX』で勝負を賭けたのだが、背景には業界中堅メーカーの苦しい立場がある。外資系大手はいずれもグローバル価格でシェア拡大にまい進し、ゴルフ事業売り上げが50億~100億円未満の中堅は、その波に翻弄されている。ヤマハはこれに対抗すべく、ヘッドとシャフトを別売りすることでセミカスタマイズの付加価値を高め、独自路線で地歩を固める計画だった。小売店の共感を得た『RMX』は順調な滑り出しをみせていたが、リコールで減速を余儀なくされた。   「しかし、『RMX』のコンセプトはゴルファーに新たな恩恵を与える。そのことに強い自信をもっています。再度、リスタートを切るには、内外に向けてきちんと仕切り直しを表明して、『RMX』の利点を訴求すること。社員一丸となって取り組みます」   再販売は3月中旬を予定しており、直後にマスターズの開幕を控えている。同社契約で賞金王の藤田寛之が出場するが、同プロは当初から『RMX』の使用を予定していなかった。仮に藤田が『RMX』で上位争いを演じるなら、格好の浮揚材料となるのだが――。
    (公開)2013年02月22日
    一部商品でシャフトとヘッドを接合するネジ(RTSウエイトネジ)の不良が見つかり、最悪の場合、シャフトが抜ける恐れがあるため苦渋の決断に踏み切ったもの。昨年12月の発売以後、7500本を出荷し、3800本が販売済みという。不具合に関する連絡は66件、うちヘッド抜けの事故が1件あったと説明している。決定当夜に「使用中止のお願い」を自社HP、FBで公告し、回収・点検の準備が整い次第、朝刊各紙と合わせてゴルファーへ知らしめる。 「原因は、ヘッドとシャフトをつなぐRTS重心ウエイトネジに、一部規格外のモノが混入したことによります。基本設計に問題はなく、QCの問題と考えています。現在のところ、不具合がみつかった商品は1本だけですが、使用を続けるとネジが摩耗し、ヘッド抜けの危険性があると判断しました」(同社広報担当)――。 すでに販売済みの商品は保証書の有無に関わらず、回収して検査及び交換を行うが、店頭在庫は全て返品を受けることを決めた。今後、同社品は一時的に減少するが、営業担当者と売り場の話し合いを進め、『インプレスX V』などで穴埋めをすることもありそうだ。 この報に接し、業界関係者は一様に深刻な表情を見せている。 「当社は、カチャカチャクラブを次世代クラブと位置づけ、積極的に販売をしています。現段階で事故が発生していないことは幸いですが、『RMX』の人気が高まった矢先だけに残念です」(有賀園ゴルフ有賀史剛社長) 「1月にヤマハフェアを開催し、全店で200本弱を販売しました。クレームは今のところ入っていませんが、たまたま当店の在庫に混在していなかっただけかもしれない。ポイントカードでの購入者は顧客情報があるので連絡できますが、これは140本程度です。残りは当社から連絡ができないので、メーカーの周知徹底が望まれます」(二木ゴルフ商品部北條桂一部長) 今回の回収騒動で思い出されるのが、ミズノの『インテージ』だ。カーボンクラウンの複合ヘッドでゴルファーの注目を集めたが、2004年にクラウン部の「剥がれ」が発生してリコールへ。その後ブランド自体が消滅した経緯がある。 このケースは異素材複合ヘッドの難しさを露呈したものだが、調整機能付きドライバーはさらに複雑な構造をもつ。インパクトの衝撃に負けない耐久性を備えても、ゴルファー自身の調整不備で不具合が生じる可能性も否定できない。このあたりの啓蒙を業界全体で進めなければ、せっかくの「新市場」に冷や水となる恐れもある。  【問い合わせ先】 ヤマハゴルフ フリーダイヤル 0120-808-562[受付時間]10:00~17:00
    (公開)2013年02月04日

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