まず、高反発モデルの『MAXIMA Special Tuning』(価格:12万円~)は、MAXIMA特有の「ランが伸びる棒ダマ」、「曲りの少なさ」はそのままに、フェースとボディを極限までチューニングしたモデル。超広域スイートエリアで、平均初速を2・5m/s向上(同社適合モデル比)。
また、前作『D‐1 Special Tuning』が持つ低スピン特性をさらに向上させ、バックスピン量を300rpm低減。スイートスポットを1・5倍に拡大したとのこと。さらに、一般的な適合モデルよりも静かな打音とソフトな打感を両立。一般シニアゴルファーからローハンデの上級者まで、ヘッドスピードや腕を問わず、リョーマ史上、最も飛ぶクラブが完成したという。
実際に同製品を試打したリョーマゴルフアドバイザーの金谷多一郎プロは、
「打ち放たれたボールは、推進力があり前へ前へと伸びていく感じです。レギュラーツアーに参戦している男子プロのような球筋で、まさに『ぶっ飛び』という言葉がふさわしいと思います。打球感も非常に柔らかく、インパクトではボールの重さを感じずに素振りのように気持ち良く振り抜けて、飛ばせるドライバーです」
次に、同社初となるユーティリティ『RYOMA U』(価格:4万9000円)は、ドライバーで立証された同社特有のDSIテクノロジーによって、超広域・高初速スイートエリアを実現。ロースピンユニットとパワーブースターの相乗効果により、ミスヒットでもサイドスピンがかかりにくく、バックスピン量は30%減(他社同ロフト比)。距離のバラツつきが少なく、風に負けない強弾道であらゆるライからグリーンを狙えるユーティリティが完成したという。
ラインアップは、3U(21度)、4U(24度)、5U(27度)で、ミラー仕上げとブラックIPの2色展開。ロングアイアン以上の飛距離とミドルアイアン以下のやさしさを両立したユーティリティとして注目される。
最後に、同社としては約10年ぶりとなる『RYOMAパター』(価格:4万5000円)を発売。同製品の特徴は、弾性力を極限まで低下させた特殊合金で、厚さ0・9㎜の極薄中空フェースを形成。スイートスポットは従来の「点」ではなく、左右20㎜、上下8㎜の「超ワイドスイートエリア」を実現。これにより、ミスヒットでも球足の長いボールが等速で転がり、距離の均一性を保つことが可能。さらに、独自の低反発フェースにより、高速グリーンや下りでも「パチン」としっかりインパクトができるのだという。ヘッド形状は、ピンタイプとマレットで、シルバーとブラックの2色展開となる。
その他にも飛びの『MAXIMAドライバー』(価格:9万円~)からファン待望の左利き用が発売。右利き用と同じく3タイプ(TYPE‐D、TYPE‐G、TYPE‐V)をラインアップしたという。
同社では、ビートたけしをイメージキャラクターに起用し「反撃だ!」のキャッチフレーズとともに展開するプロモーションが、4月より本格的にスタートする予定。テレビCMや首都高沿いの大型看板ジャックなどを実施し、さらなるRYOMAブランドの訴求を行うという。
なお、動画は当日のメディア試打会の模様、リョーマゴルフの宇野仁シニアマネージャー、アドバイザーの金谷多一郎プロへのインタビューを収録したもの。
問い合わせはリョーマゴルフへ、03~6300~5150。
*文中の価格表記は「税抜き」です