アイテムはキャディバッグ(3万9900円)、スポーツバッグ(1万5750円)、シューズケース(7350円)などの袋物に加え、ゴルフシューズ(2万4150円)、グローブ(3990円)やアパレル(シャツ1万3650円、パンツ1万5750円)などの12種類。いずれもプレミアムゾーンを狙った男性用で、アクセサリー類は見送ったものの、ほぼ全面展開の様相である。『スリクソン』ユーザーの30~40代と『タケオキクチスポーツ』の30代が重なるなど、相性もよさそう。「ギアの本物志向とファッション性の両立」を掲げるなど、意気盛んだ。
「当社は以前から、新しいゴルファーの発掘を考えていました。具体的には本物志向でありながらファッションにこだわる人たちです。そこでワールドさんと協議して、本物志向の『スリクソン』と独特の世界観を持つ『タケオキクチ』のファッション性をコラボしようとなりました」(SRIスポーツ)
ワールドは、自社ブランドを集めたスポーツライフスタイルストア「クラップコート」を展開しており、さらにECサイトの「ワールドダイレクトスタイル」でも販売。SRIスポーツは直営店の「ダンロップクラブハウス」など、8店舗での限定販売を予定する。
ワールドによれば、プロモーション活動は、「店頭ディスプレーでブランドの世界観を演出する。それが大切です」と、局地的な立ち上げを重視。このあたりもギアメーカーにはない戦術だ。成功すればレディス市場に乗り出す可能性もあるという。
動画は12月初旬、ワールド東京オフィスで開催された展示発表会を収録したもの。