職人歴60年、神の手と呼ばれる三浦技研の三浦勝弘会長をご存知だろうか?現在75歳の勝弘氏が自ら考え、自分同様に飛距離の衰えに悩みを持つベテランゴルファーでも使える鋳造中空アイアン『IC-601』を4月に発売する。
<h2>神の手が作った鋳造中空アイアン</h2>
<img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/01/miura1.jpg" alt="「神の手」三浦勝弘が自らのために作った『IC-601』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-39417" />
「ゴルフクラブを作って60年になりました。20年間勤めに出て、独立して40年。クラブメーカーさんからのOEMを作っていましたが、24年ほど前からオリジナルを作り始めました。そのなかでプロやトップアマの意見を聞いてきました。それらの経験をさせてもらって、いままでクラブを作らせてもらいました。これからもお客さんにいいものを作っていきたい」
そう語った勝弘氏だが、75歳でも現役でゴルフをプレーしている。そのベテランゴルファーが飛距離に悩んでいる。それを解決したいとの想いで作ったアイアンが『IC-601』だ。
<h2>全番手フル中空でやさしくピンを狙える</h2>
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『IC-601』は、4番アイアンからPWまでの全番手をフルインナーキャビティ構造にした設計で、やさしくピンを狙える中空アイアンヘッドに仕上がっているという。捉まりのよいグースネックやターゲットをイメージしやすいシャープなトップブレード、ワイドで滑りのよりソール形状など、三浦技研いわく、「グッドショットを約束するアイアンヘッド」――。
<h2>飛距離追求に455カーペンタースチール</h2>
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力の衰えたベテランゴルファーが渇望するのが飛距離だろう。その飛距離を追求するためフェースに採用されたのが、「455カーペンター鋼」だ。過去、飛び系アイアンに多く採用された素材で、反発性能に優れているため、高初速を生み出すフェースになっている。また、アイアンの飛びに必要な高弾道を実現するために、バックウエイトビス(8g)を装着して深重心設計も施している。
<h2>7番アイアンでロフト31度</h2>
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昨今の飛び系アイアンは7番アイアンでロフト角25度や26度とストロングロフトが多いが、『IC-601」は昨今の飛び系アイアンと一線を画している。そのロフトは7番アイアンで31度、クラシックロフトともいえる。同社によると、
「アイアンは距離を刻むクラブ。必要以上に飛んでも、止まらなければ意味が無い」
職人歴60年。まだまだ神の手は健在だ。