溝端順平をアパレルのイメージキャラクターに据えるなどで人気のフィラのレディスキャディバッグは、トリコロールカラーを採用。硬いイメージがあったブロック体のロゴを、アパレルで馴染みがある筆記体に変更。小物やグローブにもウエアとの統一感を重視した。
また、特筆されるのがデジタル柄のフィラキャディバッグやボストンバック(参考出品)。昨今、エコカーブームでの乗用車の小型化や電車ゴルファーの増加からキャディバッグもコンパクトサイズが好まれる傾向に。そのような風潮を捉えた大沢商会は、フィラブランドの新ラインアップにサイズダウンしたキャディバックを導入。これまでの軽量バックとは違い本格的な構造でありながら持ち味であるファッションセンスを取り入れている。
幾何学模様のこのキャディバッグ。大沢商会の鈴木優子さんは「これまでビバハートやマリクレールといったかわいい路線のキャディバッグを使っていただいた女性ユーザーさんが年齢を重ねられて、卒業されてしまうケースもありましたが、このデジタルデザインなら男女問わず永くそばに置いて頂けるものだと思います。弊社の商品をより多くの方々に使っていただけるよう、今回の商品を提案しました」と自信を漲らせている。
サイズは9インチと8インチで使用用途によって男女が使い分けられるユニセックス仕様とも呼べる。今回の展開は、男性向けにはプロトタイプのような重量感のあるものを、女性向けにはカラフルで軽量なタイプをと棲み分けされてきたキャディバッグというカテゴリーに一石を投じる試みとして業界では注目されるではないだろうか。
問い合わせはユニマット大沢商会へ、047~408~2050。