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    ハッシュタグ「女性」記事一覧

    「普段会うことのない女性同士が、東急のゴルフ場を通して仲良くなる。お金には代えられない価値だと思います」 東急電鉄の西嶋健太郎氏は日焼けの残る笑顔でそう語る。 東急電鉄は、9月5日まで「東急レディスゴルフ2018」を開催している。同イベントは東急電鉄、東急リゾートサービスなどが共同で開催しているレディスゴルファー向けイベントで、協賛には住友ゴム工業、JTA、キリンが並ぶ。今年で27回目と歴史は古い。東急グループは全国に29ヶ所のゴルフ場を運営するが、何故レディスに特化したイベントを26年も続けているのだろうか? 東急レディスゴルフとは? 同イベントは、特別な手続きは不要で参加できる。具体的には、全国29ヶ所の東急グループのゴルフ場で「東急レディスゴルフに参加する」と伝えてラウンドをするだけ。条件は一般レディスゴルファーということだけだ。参加賞としてもれなく、東急レディスゴルフオリジナルパッケージのスリクソンボールと、キリングループ飲料がプレゼントされる。さらに、各ゴルフ場のイベント参加者から無作為に2名が選出され、11月に宮古島で行われるサンクスフェスタに招待されるというものだ。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/08/ae46b1f460ee46f789c27b264a6cb421.jpg" alt="東急レディスゴルフ" width="788" height="525" class="size-full wp-image-47742" /> サンクスフェスタが開催される宮古島の「エメラルドコーストゴルフリンクス」 <h2>開催のきっかけ</h2> 1回目の開催は1992年まで遡る。元々は東急グループゴルフ場のメンバー向けインナー企画で、メンバーの家族をゴルフ場に連れてきてもらい、ゴルフに触れるきっかけにするという色合いのものだった。それが、4年ほど経過したあたりからイベントをオープンにして、レディスゴルファーのゴルフ場利用拡大と、レディスゴルファー同士の親睦の目的で、現在の形になってきたという。当初は東急グループのゴルフ場の内、イベントへの参画は7割ほどからのスタートだったが、徐々に増えてグループ全てのゴルフ場参加まで漕ぎつけたとのこと。前出の西嶋氏によると 「当時はゴルファーもそれほど減少はしていませんでしたが、レディスゴルファーを増やしていくことが今後のゴルフ場には必要だという、ある種の危機感というものはあったのかもしれません」 <h2>なぜ「レディス」なのか?</h2> 東急グループゴルフ場の6月から9月の利用者の内、平日の来場者の4割が女性で、中には女性のみのグループも多いという。土日の平均プレー代が1万5000円~1万8000円なのに対し、平日は9000円~1万円と、価格の安さも一因だと思うが、来場者の平均年齢も50~60代が中心ということもあり、子育てが落ち着いた年代の女性が平日にゴルフを楽しむという傾向があるのではと西嶋氏は言う。東急グループはその点に着目し、暑さで来場者の落ち込む夏場に「レディス」に特化したイベントを開くことで来場者を増やそうと考えたようだ。 「女性同士の良い意味でクローズなコミュニティに可能性を感じています。ゴルファーがゴルファーを連れてくるといった形で、女性のネットワークはとても強いと感じています。また、来場者の方の声を聞くと、普段なら抵抗のあるワンピースや短めのスカートが、ゴルフ場なら着ることができる。そんな自己表現の機会がゴルフだと感じている女性が多いようですね」 <h2>東急レディスゴルフの事業規模と成果</h2> 1995年のイベント参加人数は3000人弱だったが、年々500人ずつ増え続け、2014年には3万人に達したという。さらに、2017年は3万3000人に到達し、今年は昨年に比べ一気に2000人アップして、現時点で既に3万5000人のイベント参加人数がいるとのこと。一般レディスゴルファーであればレベルは問わないという気軽なスタイルからリピーターも多く、順調に推移しているとのこと。イベントの収益について西嶋氏は 「東急線の車内広告やイベントの特設ページでの告知、東急グループゴルフ場での訴求などで、宣伝費として200万円ほどかけています。ただ、イベントの集大成として行われる宮古島でのサンクスフェスタは、旅費なども含めて全て東急が負担しています。宮古島に2泊3日で行くだけでも7万円ほどはします。全29のゴルフ場から2名を選出しますから、計60名分の費用を負担するだけでも、400万円以上かかっています。イベント単体で言うと、正直赤字ですね(笑)」 ただし、毎年続けていることには東急グループ全体としての意義があるという。 「イベントへの参加者も年々増えていることも効果としてありますが、それによってゴルフ場を知ってもらい、リピーターになってもらえることが大きいです。東急グループのゴルフ場には『東急』とついていない所もあり、イベントを通して東急のゴルフ場だと知ってもらうことで、ブランディングに繋がるという意図もあります。また、ここ5年ほど宮古島をサンクスフェスタの開催地としていますが、これには宮古島の認知度の向上という意味も含んでいます。事業単体というよりも、事業を通して得られる効果を長期的に見ています」 <h2>レディスゴルファーを増やしていくために</h2> 年々減少するゴルフ人口を増やすために、女性ゴルファーの誘引は突破口になる。同イベントは、最初の意図こそグループのゴルフ場のためだったとは言え、将来的には業界全体のゴルファー創出につながる可能性もある。また、同イベントに協賛する住友ゴム工業は、不定期で「レディスゴルファー活性化委員会」を開催し、業界で働く女性の情報共有の場を設けている。協賛のみならず、メーカーも巻き込んでイベントを成長させていけば、やがてこれが一般のレディスゴルファーを受け入れる間口に繋がるかもしれない。 「サンクスフェスタも、元々は『大会』と名付けていましたが、大会となると身構えてしまい辞退者も多かったため、イベントを楽しいものと捉えてもらうために、サンクスフェスタとしました。今後は、ゴルフの競技性を解消していきたいです。ゴルフの敷居を下げて、もっと若い世代の女性も気軽にゴルフを始められるようにしていきたいですね」 なお、同イベントは9月5日まで開催している。イベントへの問い合わせ・参加は、<a href="http://www.tokyu-ladies.com/index.html">「東急レディスゴルフ2018」公式サイト</a>まで。
    (公開)2018年08月03日
    ヨネックスといえば、カーボン技術に定評がある。そのヨネックスは7月上旬、ヘッドスピード30m/s前後の女性ゴルファーに向けた『EZONE GT』のウィメンズシリーズを発売。ドライバー、FW、UT、アイアンと、それぞれの用途に合わせたフェース溝も搭載したシリーズだ。 <h2>カーボンクラウンに新素材で軽量化</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/06/EZONE-GT-FL-2.jpg" alt="カーボンクラウンに新素材で軽量化 ヨネックス『EZONE GT』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-45082" /> 『EZONE GT』には新素材「オープンウィーブカーボン」を複合成型。この「オープンウィーブカーボンクロス材」は、通常のカーボンクロス材と比較して、織による炭素繊維の屈曲性が低く、樹脂の含有量が少ない。それによって高強度化と軽量化を達成している。その軽量化は従来品で約2割と大きく、クラブ自体の軽量化にも成功している。 もちろん、このクラウンの軽量化は低重心化にも効果を発揮。女性ゴルファーの悩みの多くは飛距離だが、打ち出し角度が十分でない場合が多いとされる。その点にもクラウンの軽量化は大きな影響を及ぼし、高弾道で低スピンの飛距離が稼げる弾道を生み出すという。 <h2>ボールの初速をアップする新次元カーボン「Namd(エヌアムド)」</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/06/EZONE-GT-FL3jpg.jpg" alt="ボールの初速をアップする新次元カーボン「Namd(エヌアムド)」 ヨネックス『EZONE GT』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-45083" /> 『EZONE GT』ウィメンズシリーズには、男性用と同様に同社が新次元と謳うカーボン素材「Namd(エヌアムド)」という素材をシャフトに採用している。カーボン素材にカーボンナノチューブを直接付着した新素材。カーボン繊維と樹脂の界面密着力が飛躍的に向上しており、速い速度で力が加わるほど、柔らかさを発揮するという。つまり、シャフトの挙動としては大きくしなって素早く戻るシャフトに仕上がっており、高初速を生むという。 <h2>縦研磨、斜め溝など方向性を高めるフェースデザイン</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/06/EZONE-GT-FL4.jpg" alt="縦研磨、斜め溝など方向性を高めるフェースデザイン ヨネックス『EZONE GT』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-45086" /> 球も高く上がって、飛距離も追求できる。ならば、方向性も安定させたいと思うのがゴルファー。その要望に応えたのが、ドライバー、FW、UTのフェースデザインだ。ドライバーは男性向けの『EZONE GT』でも採用された縦研磨を採用。男性向けでは、スピン軸の傾きが軽減され、200ヤード先で左右のブレが5ヤードほど減少している。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/06/EZONE-GT-FL5.jpg" alt="縦研磨、斜め溝など方向性を高めるフェースデザイン ヨネックス『EZONE GT』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-45088" /> FWとUTに搭載されたのは、斜めの溝。フェースとボールの間に入り込む芝や水を逃して、スピン量を安定させている。もちろん、結果として左右のブレも軽減。飛距離と方向性を兼ね備えた女性専用設計で、女性ゴルファーの支持を得たいところだ。
    (公開)2018年06月26日
    月刊ゴルフ用品界2015年3月号掲載 なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <hr /> 「前の組は女性だけのコンペかよ、今日はハーフ3時間かかっちゃうよ、ツイてないな~」 休日の混み合ったゴルフ場、スタート前に同伴者が嘆いていた。まぁまぁAさん、ショットの前に十分な時間がある方がしっかり準備ができていいじゃないですか。とイライラを宥めてはみたが、自分のペースでプレーができず調子がでないAさん。 一緒にプレーしているこちらにもイライラ感は伝わってくる。他の同伴者にもそれは伝染し「何やってんだあの初心者の子は、クラブ持って走れよ、いちいちマークするなよ」などと前の組への文句を切らすことなくハーフを終えた。 2時間30分、それほど遅いペースではなかったが、女性だから遅い、初心者だから下手、という勝手なイメージで捉えていた同伴者達は2時間30分以上に感じながらプレーしていたのではないだろうか。 この日に限らず、プレーが遅い前の組や女性に対する上から目線でモノを言うゴルファーを沢山みてきたが、女性には女性の事情がある。カート道から離れた位置にあるレディースティーや飛距離の問題、深いラフやバンカーからの脱出などは非力な女性では時間がかかるのは当然である。 あるアンケートでは多くの女性が、プレーのペース、支度に時間がかかる、トイレが長いなどについて、できるだけ周りに配慮し迷惑をかけないように心掛けています、と答えていた。また女性だからというだけで、遅い、下手、という男性からの偏見を感じると答えた女性もいた。 ゴルフ場は進行がスムーズに流れるように特に気を使っているが、女性だけのコンペや初心者が多い日は他のお客様からの苦情も多いと聞く。ではこの問題を解決する方法はあるのだろうか?   <h2>ゴルファーがまず知っておくべき最も大切な事がある</h2> 僕が初めて“ゴルフ規則”を読んだのは8年前、恥ずかしながらゴルフクラブを握って15年近く経ったころでした。 ゴルフで最も大事なことが第一章に全て書いてあるからしっかり読んで覚えておきなさい、あるゴルフ場運営の大先輩に教わった。ゴルフ規則には難しいゴルフ用語からルールまで細かく記されているが、一番初めの第一章には“エチケット”のことが書かれている。 とても大事なところなのでみなさんも覚えていてほしいと思います。 <blockquote> 〈コース上での心得〉 はじめに、この章ではゴルフゲームはどのようにプレーされるべきかというゴルフのマナーについてのガイドラインを規定しているが、これが守られれば、プレーヤーがみなゴルフを最大限に楽しむことができるだろう。この章全体に通じる基本的な考えは、コース上にいる他の人に対しても常に心をくばるべきということである。 </blockquote> 続いてゴルフの精神について、 <blockquote> ゴルフ規則を守り誠実にプレーをすること、他のプレーヤーに対しても心くばりをし、礼儀正しさとスポーツマンシップを常に示しながら洗練されたマナーで立ちふるまうべきである。これこそが正に、ゴルフの精神なのである。 </blockquote> 出典:ゴルフ規則 この第一章を読んだ時、感動して胸が熱くなったことを覚えている。ゴルフの腕に差はあっても、みなさんが第一章に書かれている意味を理解し、この精神を持ってプレーすれば多くの問題は解決するのではないだろうか。
    (公開)2018年05月31日
    <h2>2018年モデルはデザインを一新!</h2> ブリヂストンスポーツから2018年4月28日に発売される予定の新作レディスゴルフシューズの紹介です。2017年に展開していた『ゼロ・スパイク バイター 』の後継モデルで、トリコロールとホワイトピンクの2色展開。 ‥‥おや?これまでブリヂストンスポーツのレディスゴルフシューズは、型押しのデザインで硬派なイメージがありましたが、可愛らしい星のモチーフがデザインされています。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/01/bs3.jpg" alt="ブリヂストン ゼロ・スパイク バイター" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-39252" /> デザインのシフトチェンジについて、ブリヂストンスポーツ ボール・用品アパレル事業本部の芳賀匠さんがインタビューに答えてくれました。 「レディスコンペや、イベントに足繁く通い、女性ゴルファーにヒアリングしたところ、皆さん星柄が好きなんだと改めてデータが取れたんです。弊社のレディスゴルフシューズはこれまで、ザ・ゴルフシューズ!というような位置付けでしたが、2018年モデルからはデザインを一新、イメージを変えていきたいです」 <h2>圧倒的なグリップ力を誇る『ゼロ・スパイク バイター』のソール</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/01/bs2.jpg" alt="ブリヂストン ゼロ・スパイク バイター" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-39251" /> もちろんデザインだけでなく、機能面も充実している。 『ゼロ・スパイク バイター』の特徴は何と言ってもソールにあります。スニーカー感覚のスパイクレスシューズが多い中、ブリヂストンススポーツは「TPU」という硬めのプラスチック素材を採用。前出の芳賀さんは、「スパイクレスシューズの中でも圧倒的なグリップ力を誇っています!」と息を巻きます。ちなみに、ソールのデザインはオートバイ競技のモトクロスモチーフにしているんだとか。 また同社で行っている試履会で、意外と外反母趾に悩んでいる女性が多いことを実感しているそうで、シャープなシルエットの3Eを採用するメーカーが多い中、女性ゴルファーがゆったり履けるようにと、同社は足幅3.5Eを採用しているとのこと。といってもボテッとしていない、スマートなデザインに仕上がっています。 &nbsp; <h2>2018年は『ゼロ・スパイク バイター』一択で勝負!</h2> ブリヂストンのレディスゴルフシューズのラインアップは現在、スパイクレスの『ゼロ・スパイク バイター SHG510』、『ゼロ・スパイク バイター ツアーSHG610 』、ソフトスパイク『SHG630』の3タイプです。2018年はこの中で、『ゼロ・スパイク バイター』に絞って展開していくのだとか。その理由は? &nbsp; 「レディスゴルフシューズの市場比率は1割程度と言います。その市場規模では3モデルは不要と判断し、1モデルに絞って勝負をすることにしました。ソフトスパイクとスパイクレスの全体普及比率は、2016年で8対2だったのに対し、2017年には7.5対2.5に推移しています。近い将来スパイクレスの割合が3割を超えることを見越して、弊社のレディスゴルフシューズシェアの約8.5割を占める『ゼロ・スパイク バイター 』を残しました」(芳賀さん) <hr /> スパイクレスシューズを検討中のあなた、ブリヂストンスポーツが一球入魂する『ゼロ・スパイク バイター』の履き心地とグリップ力を試してみては? まずは<a href="http://www.bs-golf.com/">公式HP</a>で一般公開を待ちましょう! &nbsp;
    (公開)2018年01月22日
    月刊ゴルフ用品界2016年12月号掲載 なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 人口減が懸念されている日本。50年後には3分の2に、100年後には半減すると予測されている。特に、子どもを育てる若い夫婦より高齢者が多く、他エリアからの転入が少ない地域はその傾向が強くなり、残酷な表現だが、いやでも地方は消滅していくと予測されている。 この不可避な未来におけるゴルフ業界を想像してみると、地方の中堅ゴルフ場の多くに消滅の危機が訪れることは避けられそうにない。 <h2>結婚しない男女が増加中</h2> この背景にあるのは晩婚化・未婚化だが、これらは進むばかりだ。初婚年齢は約30才となり、20年前より3才以上上昇した。未婚率においては、1980年に30代後半で5・5%だったものが、2010年には23・1%まで上昇し、2015年の国勢調査ではさらに上昇すると見られている。 未婚のまま40才を迎えた男女で、その後に結婚できるのは1~3%の現状だから、9割以上の人はそのまま結婚をせず生きる予測となり、ざっくり言うと4人に1人は結婚をせずに生涯をおくる時代が到来している。 では、なぜ結婚をしない人たちが増えているのだろうか? <h2>「適当な相手にまだ巡り合わない」から</h2> 親世代のみなさんは、結婚しない我が子に対して「うちの子は関心がないようで・・・」などというが、実はあらゆる機関の調査で「いずれ結婚したい」と考えている人の割合は減っていないことがわかっている。だが、晩婚化や生涯未婚率は上昇するばかりだ(ちなみに女性より男性の方が悪化状況)。 結婚しないのにはワケがある。先述のいずれ結婚したい意思をもつ未婚男女に「独身でいる理由」を尋ねると、20代~40代のすべての年齢階層において最も多い理由は「適当な相手にまだ巡り合わない」というものだ。 これを聞き、勘の良い読者は、この理由に矛盾を感じるかもしれない。未婚の男女が増えている社会において出会いがないとはどういうことかと・・・・。しかし、本人たちは何の矛盾も感じていない。それどころか、なぜ自分が今そうなっているかを理解している人も少ないだろう。 なぜなら、これは本人の問題ではなく、社会が生み出したものだから。ここがとても大切な点だ。 会社の外に出て、自ら積極的に「狩り」をしないと結婚できない社会になっている 大きな背景は2つだ。第一に、男性側の変化がある。成長期の日本と比べて男性の年収は大幅に減少しており、将来の雇用不安は増えている。これらが結婚への不安点になり、大黒柱として誰かを養うよりも一人で生きる方が楽なのではないかという価値観を生みつつある。 女性も同じで、不安な社会であるからこそ、男性に生活力を求める傾向があり、両者がマッチしない。 第二に、結婚にいたる出会いルートの変化があげられる。まず、社内恋愛の減少だ。女性の産休・育休制度が整うなかで、結婚後も出産後も同じ会社で仕事をつづける女性が増えており、寿退社という言葉すら懐かしいレベルだ。 昔のようにステキな旦那様に出会うための就職という概念はなくなり、逆に、同じ会社で何人もと付き合うと後々面倒くさいことになるし、そもそも夫と同じ会社は嫌だという心理が働き、社内での恋活・婚活を自然に避けるようになっている。 これによって「社内結婚」というルートが活性化しなくなった。次に、昔は近所や親戚のおせっかいおばちゃんがお見合い話を持ってきたり、人を紹介したりする文化があったが、これがすっかりなくなったことだ。 実はこの紹介による結婚がなくなったことが、受身形が多い日本人男女において、致命的打撃になっている。 要するに、現代の男女は、会社の外に出て、自ら積極的に「狩り」をしないと結婚できない社会になっているのだ。そのことに気づかずに、親世代と同じような価値観で過ごしていると、本人も気づかないうちに年を重ねることになってしまう。 <h2>恋愛が怖くなる三十路半ば</h2> 女性は30代半ばを過ぎると女性ホルモンの減少がはじまり、個人差はあれど、男性に惚れる力「惚れ力」が弱まると言われている。 40近くになると、大好きな彼の子どもが持てないかもという気持ち・外見的魅力が減って萎縮する気持ちが芽生え、それらの気持ちが恋活・婚活を消極的にするケースが増える。40代後半になると親の介護問題が具体化し、それが心理的足かせになって、結婚に踏み切れなくなるというデータもある。 ようするに、この難しい年齢に到達する前に男女とも動くことが好ましいのだが、ぶっちゃけ、女性から見ると先述の「まだ結婚したくない男子」は超クセモノだ。女性にとって最大の価値は「時間」なのに、つきあっている彼女の心を掴んで離さなかったり、付き合うこと自体を避けたがるのだ。 <h2>私達ができる、小さくて大きな貢献</h2> 未来が不可避なら、どうすればよいのか? おせっかいな近所の紹介おばちゃんがいなくなった現在、セルフでの活動ができない人のために、周囲の人々がもっとおせっかいをすべきだ。 友人を紹介したり、配偶者の愚痴は封印して家庭の良さを自慢したり。特に、ゴルフ業界で働く人達は、ゴルフで培った優良人脈が豊富なはず。 未来の子どもたちのためと言うとゴールが遠いかもしれないが、男性ゴルファーにゴルフをしない女性をペアリングすると、高い確率で女性もゴルフをはじめるし、ゴルファー同士をくっつけるとゴルフデートが生み出され、業界にとっても即効性のある貢献ができる。人口減を不安視する私達ができる小さくて大きな貢献である。 女性たちはもっとゴルフをしたいと思っている。しかし、そのモチベーションは上下する。では、どんな時に女性はラウンドに行きたくなるか? 女性1000人に聞いた結果がグラフである。 1位が「天気が良い時」である。予定を入れていない休日に、空をみあげて、あーゴルフでも入れておけばよかった?などと思うのだ。ゴルフ業界にとって、なんと勿体無い機会損失だろう。ここで当日にさくっと予約してゴルフにいけるようなサービスが充実していると、彼氏やダンナさまとの2サムが活性化して嬉しいとの声もある。 2位の「練習で調子がよい時」4位の「ラウンドで調子がよい時」をみると、女性は、叱って伸ばすより褒めて伸ばす方があっていると考えられる。次のラウンドではよいスコアがでるかも! 当たる感覚がたのしい! と、ルンルン気分の時に、単純にラウンドに行きたくなるのだ。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/01/1612_tokita.png" alt="おんなとごるふグラフ" width="788" height="515" class="aligncenter size-full wp-image-37914" /> 世の中には、難しい物をこなすのがカッコイイという人もいるが、多くの女性はそうではなく、大切な余暇をよい気分で過ごしたいのだ。これは挫折をしやすい時期=ビギナーが階段をのぼるために特に重要なポイントである。 このように考えると、ビギナー~アベレージ女性のラウンドモチベーションをあげるためには、ゴルフを「簡単に・優しくすること」が効きそうとわかる。簡単なゴルフクラブ・易しいゴルフ場、そして優しいプレーヤーが、もっと増えるべきだ。 3位の「ウェアを買った時」は、きっと男性にはでてこないモチベーションアップ要因ではないだろうか。ウェアを買うとテンションがあがり、せっかく買ったウェアをもっと着たいと思う女性が多い。だから女性たちは、アパレルブランドに自分たちが新しく買いたくなるようなウェアを展開してほしいと思っているし、ウェアを買った自分たちお客様に、ラウンド機会を提供するようなイベントや企画をもっとしてほしいと思っている。
    (公開)2018年01月11日
    月刊ゴルフ用品界2016年11月号掲載 なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 前号で「はたらく女性、特に未婚の女性」は成長市場と言えるため、積極的に狙うべきだということを書いた。 では、未婚の女性をどうやってゴルフ市場に巻き込んで行けばよいのか? このコラムは男性読者が多いことを前提に、女性ゴルファーの生体・背景の理解向上を目的の1つにおいている。スポーツとしてのゴルフからかけ離れてしまうかもしれないが、女性ゴルファーと男性の関係について紐解いていこう。 「恋愛」ほど強力なツールはない 年齢を問わず、未婚の女性にとって「恋愛」ほど強力に女性の行動力を増加させるものはない。これは、彼あり・彼なしを問わず、恋愛スイッチが入っている女性全てが対象となる。 一般的にゴルフは、はじめる・続けるハードルは高いスポーツと言われている。例えば、友達が欲しい・余暇を充実させたいなど、よくある動機でゴルフをはじめたいと思っても、「お金がかかる・道具がない」「コースデビュー時の想像以上に辛い体験」など様々なハードルを前に、多くの人が挫折を繰り返してきた。軽い気持ちでは、乗り越えられないのだ。対して「恋愛」のパワーはすごい。おそらく男性には想像ができないほどに、「恋愛モード」に入った女性の恋愛脳は、彼女たちを変え、行動力を与えるのだ。 最も行動力を持つのが、心に思う男性がいて片思いをしている女性や、彼と付き合いはじめの女性だ。彼女たちは、大好きな彼と共通の話題をもったり、少しでもいっしょに楽しい時間を過ごしたりする努力を惜しまない。 「その日」のために永久脱毛に通いだしたり、料理をしない女性が料理をはじめたりする。そして、彼と仲良くなるきっかけや一緒の時間を過ごすために、彼と同じ趣味をはじめてみようと思い、行動するのだ。 私の友人にも、大好きな人と共通の話題を持つために、サッカーのルールを一生懸命に覚えようとしたり、テレビをみるようになった女子や、トレーニングマニアの彼に感化されて自身も「筋トレ」をはじめた友人がいる。 同じ女性同士で見ていて笑えるくらいに、恋する女性は健気に自分を変える。恋愛のためならお金がかかることも、大変なことも、辛い体験も乗り越えられるのが女性だ。 次に行動力を発揮するのが、相手はいないけれど恋愛スイッチが入った女性たちだ。具体的にいうと、出会いが欲しい・恋愛したい・結婚相手と出会いたいと思っている女性たち。そのためにゴルフをはじめるまでいかないが、既にゴルフをはじめている女性たちのラウンド数を増やしたり、休眠ゴルファーを復活させるくらいは可能である。 私たちの身近にも、独身男性がいるか否かが、誘われゴルフの参加可否の検討ポイントになっていることが多分にある。そして、その日のゴルフのためにウエアを新調するなど、恋に向かう女性のパワーは、男性の想像を上回る投資活動も生み出す。 <h2>独身男性ゴルファーが女性ゴルファーを増やす</h2> このことから、独身男性(バツの有無を問わず)にゴルフをしてもらうことは、独身女性ゴルファーを増やすためにとても有効な手段になりうる。 なぜなら、ゴルフ未経験の女性がゴルフをはじめるには、様々なハードル・知識・手ほどきが必要だからだ。道具をどう揃えていいのかわからない、練習場にいってもお作法がわからない。練習でゴロしか打てずにメゲそうになったとき、頑張る気力が求められる。ここに男性がいれば、男性は教え好きの方が多いので、車デートの流れで何度も練習に行くことができ、手取り足取り教えてもらえたりもする。 そして、ラウンドデビューの試練だ。女性はラウンドデビューのためにかわいいウエアを準備してのぞむ。しかし、スタートしてみると、走れ!急げ!チッ(舌打ち)でイライラの伝播など、ただでさえ上手く当たらず焦っているのに、ビギナーに優しくない人が混ざっていると、「ゴルフ=辛い思い出」と、トラウマを与える。これがお互いに気持ちがある関係や下ゴコロのある関係だと、できるだけ相手に楽しんでもらえ嫌われないよう面倒見よく、心もプレーもサポートしてくれる。 2サムでまわれる関係ならなおよい。デビューに限らず、ビギナー?120以上打つような女性たちにとって、2サムは、他の同伴者に迷惑をかける気持ちや、前後を気にする気持ちが和らぐので試練が減り、快適にラウンド慣れの階段を上がることができる。 同じ男女の仲でも、これがご夫婦になると、お財布が同じであること・試練を乗り超えるためのアツイ愛情、夫のサポートの仕方(甘えさせ度や言動)に差がでてくる。よって、「新規ゴルファーを増やす」という視点においては、旦那さまより「彼氏」の方が、ゴルフ業界にとっての価値は高いと言える。 ゴルフ業界ができることはあるだろうか? 例えば、休日でも2サムでゴルフができる環境を充実させることは喜ばれそうだ。また、平均所得が20年前とくらべて相当低下している20代の男性が、女性にクラブをプレゼントできるような仕掛けは難しいだろうか。実は、様々な機関の調査から、女性へのプレゼントの予算は「20代男性」が最も高い予算を上げる傾向があることがわかっている。 未婚女性にとって、恋愛や出会いは、ゴルフをはじめるハードルを超える、大きな原動力となる。男性にとっても同じことが言えるかもしれない。
    (公開)2017年12月31日
    秋も深まり紅葉も見ごろな静岡県御殿場市。11月の<a href="http://www.rembrandt-golf.jp/">レンブランドゴルフ倶楽部御殿場</a>で開催された女子コンペ「たびーら♡Sweets Golf」をレポート。このコンペ、「おトク過ぎる」とゴルフ女子の間で話題になっているんです。 <h2>都内⇔ゴルフ場の送迎あり!</h2> <img class="alignnone size-full wp-image-37404" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/12/IMG_0037.jpg" alt="" width="788" height="525" />車を持たない多くの女性ゴルファー。いつも誰かにピックアップをお願いしたり、電車とクラブバスを駆使して何とかゴルフ場に行っている身としては、送迎ありプランは欠かせません。 当日は朝6時30分に新宿駅を出発。貸切バスで片道約2時間もしないうちに、今回の会場となる<a href="http://www.rembrandt-golf.jp/">レンブランドゴルフ倶楽部御殿場</a>に到着です。なんとこのゴルフ場、晴れた日はほとんどのホールから富士山や駿河湾が一望できるそうですよ!ちなみに新宿からゴルフ場までの交通費は往復3,000円。交通費だけでもお得感があります。 <h2>貸切だから、気兼ねなく楽しめる!</h2> <img class="alignnone size-full wp-image-37407" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/12/IMG_0040.jpg" alt="" width="788" height="525" /> 受付では、主催である女性ゴルファーのコミュニケーションサイト キュルキュルのスタッフさんが、参加賞のPYHZのボールと、コンペのしおりを笑顔で手渡し。イベント慣れしていない方の不安を受付で吹き飛ばしてくれます。 <img class="alignnone size-full wp-image-37408" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/12/IMG_0051.jpg" alt="" width="788" height="525" /> そして今回は、駿河コース、富士コースを貸切!前の組も後ろの組も、同じコンペに参加している女性たちなので、変なプレッシャーはありません。ゴルフ場のスタッフもとても親切で、ラウンドに慣れていない女性でも安心してゴルフを楽しめる環境です。もちろん参加者は全員女性なので、当日はクラブハウスのロッカーやトイレ、浴室までも女子がジャックしました!トイレもお風呂も余裕を持って使用できるよう配慮されています。 <h2>スタート前にスコアアップのプレゼント?</h2> <img class="alignnone size-full wp-image-37410" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/12/IMG_0056.jpg" alt="" width="788" height="525" /> 参加者全員に、グリコから「<a href="http://www.powerproduction.jp/products/1sec_bcaa/">ワンセコンドBCAA</a>」と「<a href="http://www.powerproduction.jp/products/1sec/">ワンセコンドCCD</a>」という栄養補助ジェリーのプレゼント。前半と後半に飲み分けるようなのですが、まずは「<a href="http://www.powerproduction.jp/products/1sec_bcaa/">ワンセコンドBCAA</a>」でアミノ酸を摂取。集中力アップで前半のスコアメイクはばっちり‥なハズ! <h2>前後半にSweet休憩ポイントあり!</h2> <img class="alignnone size-full wp-image-37412" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/12/IMG_0061.jpg" alt="" width="788" height="525" /> 秋晴れと言っても、木枯らしが吹いていて木陰に入ると肌寒い気候。「寒いなぁ。お腹すいたなぁ。」そんな弱音が出始めた頃、突如現れたSweets休憩ポイント!地元の人気土産、萬年堂「<a href="http://www.city.gotemba.shizuoka.jp/appeal/pfurusatotax/%E5%BE%A1%E5%8E%A8%E3%81%9F%E3%82%99%E3%82%93%E3%81%93%E3%82%99%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%B1%B1%E3%81%AE%E9%9B%AB">御厨だんご富士山の雫</a>」と、荒井園の<a href="http://www.city.gotemba.shizuoka.jp/appeal/pfurusatotax/%E8%8D%92%E4%BA%95%E5%9C%92%E3%81%AE%E9%8A%98%E8%8C%B6%E8%A9%B0%E3%82%81%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B%EF%BC%88%E5%BE%A1%E5%8E%A8%E3%81%AE%E7%8E%84%E7%B1%B3%E8%8C%B6%E3%83%BB%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%B1%B1">「御厨の玄米茶</a>」でブレイク。甘露醤油の蜜が入ったもちもちのだんごに、風味の良い玄米茶がよく合います!肌寒さと空腹が満たされた女性たちは、ご機嫌で前半ハーフを終えられました。 <img class="alignnone size-full wp-image-37415" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/12/IMG_0121.jpg" alt="" width="788" height="525" /> 食後のSweetsホールは、地元のケーキ屋さん「<a href="http://www.endroitpalais.com/">アンドロア・パレ</a>」から、こぼれる程のクリームが嬉しいサクサクシュークリームと、荒井園の「<a href="http://www.city.gotemba.shizuoka.jp/appeal/pfurusatotax/%E8%8D%92%E4%BA%95%E5%9C%92%E3%81%AE%E9%8A%98%E8%8C%B6%E8%A9%B0%E3%82%81%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B%EF%BC%88%E5%BE%A1%E5%8E%A8%E3%81%AE%E7%8E%84%E7%B1%B3%E8%8C%B6%E3%83%BB%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%B1%B1">富士山紅茶</a>」セット。Sweets休憩タイムで頂いたものがどれも美味しくて、帰りにお土産で購入した参加女性も多くいたとか!ゴルフだけではなく、地元への貢献もできるようですね。 <img class="alignnone size-full wp-image-37414" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/12/IMG_0054.jpg" alt="" width="788" height="525" /> ちなみに、この日のグリーンは10フィート。高速グリーンに苦戦した女性も多くいたようですが、上手くいかないからこそ〝ゴルフが上手くなりたい〟と思えるもので、これも良い経験です。 <h2>ヤマハゴルフ「インプレスUD+2」で+2番手の飛びを体験!</h2> <img class="alignnone size-full wp-image-37416" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/12/IMG_0144.jpg" alt="" width="788" height="525" /> ホールアウト後には、<a href="http://golf.yamaha.com/golf_lover/index.html">ヤマハゴルフ</a>が「インプレスUD+2」の試打会を実施。今回はただ試打するだけではありません。「100ydチャレンジ」といって、100ydを打つ時に使う自分のクラブを持っていき、同じ番手の「インプレスUD+2」を打ち比べするというもの。120yd越えをする女性もいたりして、試打ホールでは〝すごーい!〟〝飛んだ!〟と嬉々の声が多発。 <img class="alignnone size-full wp-image-37417" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/12/IMG_0136.jpg" alt="" width="788" height="525" /> ヤマハゴルフの開発担当者の方が、普段は聞けないテクノロジーを説明してくれて、女性たちは興味津々。皆さん!女性は男性が思うよりもクラブや飛距離に貪欲なのですよ! <h2>ゴルフ場メンバーにも好評の豪華お食事メニュー</h2> <img class="alignnone size-full wp-image-37418" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/12/IMG_0163.jpg" alt="" width="788" height="525" /> お待ちかねのパーティー。レンブランドゴルフ倶楽部御殿場は食事が美味しいと評判だそうです。見てください、このフルーツの盛り合わせ! <img class="alignnone size-full wp-image-37423" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/12/IMG_0170.jpg" alt="" width="788" height="525" /> お肉の鉄板焼きやリゾットトリュフオイルかけ、バーニャカウダー等、通常のコンペのパーティーメニューとは比べ物にならないくらいの華やかさ! <img class="alignnone size-full wp-image-37419" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/12/IMG_0189.jpg" alt="" width="788" height="525" /> 帰りにはスコア表と一緒に、サプライズで地元の揚げまんじゅうとプリンのお土産まで頂けて、女性たちも大満足の様子です。 <h2>私たちができる女子市場活性化活動</h2> これだけ充実して、参加者の費用は11,000円(交通費別)。日本旅行さん、収益は度外視だそうです。私達女性ゴルファーが「たびーらスウィーツゴルフ」に参加し、思い切り楽しみ、その楽しさをゴルフをしていない友達に伝えていくことで、ゴルフ市場活性化・地域活性化への貢献に繋がっていくのではないでしょうか。 「たびーらスウィーツゴルフ」は今後、全国展開を目指しているとのため、女性ゴルファーの輪も全国に広がるかもしれませんね。今から待ち遠しい第4回「たびーらスウィーツゴルフ」の情報は、<a href="https://www.curucuru.jp/event">キュルキュル</a>と<a href="http://www.nta.co.jp/tavira/">日本旅行たびーら</a>をチェックです!
    (公開)2017年12月28日
    「1人予約ランド」の女性会員比率は約2割 バリューゴルフは、一人でもゴルフ場に予約できるウェブサイト「1人予約ランド」を運営している。2017年10月にはサイトの会員登録数が40万人を突破するなど堅調に数字を伸ばしている。特徴は、女性の会員比率が約2割と多いこと。日本の女性ゴルファーは全体の10%程といわれるため、これに比べてかなり多いことになる。 <h2>なぜ女性会員が多いのか</h2> 実は「1人予約ランド」には女性が集まる仕掛けがある。たとえば<strong>女性1人目無料プラン</strong>というサービスで、これは、その組における最初の予約者が女性の場合のみ、その女性のプレーフィが無料になるというサービスだ。<strong>タダでプレー</strong>は、女性にとって究極のサービスといえるだろう。 ただし、このような一見〝行き過ぎたサービス〟について、当のバリューゴルフ自身が「価格破壊を起こしかねない」と警鐘を鳴らすから不思議な話。同社管理部の戸塚茂樹課長がこう話す。 「〝女性1人目無料プラン〟がスタートした当初は、確かに集客力はありました。でもこういったサービスは麻薬みたいなもので、やり続けていると価格破壊を起こしかねないのです。ゴルフ場にとって本当に集客したい時期であれば問題ないでしょうが、過剰なサービスが日常になってしまうと、ゴルフ場が疲弊していくばかりになる。だから最近は、弊社として営業を控える動きになっています」 -今や〝女性1人目無料プラン〟の認知度も定着し、他社サイトでも同じようなサービスが展開されている中で、〝究極のサービス〟に消極的な姿勢を見せはじめた。とはいえ逆に、タダに慣れた女性会員の支持を得られなくなるのではないだろうか。 「確かに、長い目で見れば若い女性たちの参入は必要でしょう。若い女性が沢山くるゴルフ場は必然的におじさんも沢山来ますからね(笑)。そこを無視しちゃいけないのは当然だと思います。ですが、ゴルフ場にとってもゴルファーにとっても、対等の商売をしないと我々は長続きしないと考えます。一部の人達だけがおいしい思いをするサービスは、うちの本意じゃありませんしね」 -う~ん。では、どんな差別化策を図っていくのか。 「そうですねえ。『1人予約ランド』の一番のウリは、気軽にゴルフ場の予約ができることなので、女性に特化したサービスだけを強化するのではなく、このサイトのサービスが受けられるゴルフ場の数を増やすことで充実を図りたいと考えます。現在の約800コースを、3年後に約1800コースまで拡大することを目標とし、男女問わず会員の選択肢を増やすことに注力したいです」 <img class="size-full wp-image-33793" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/12/IMG_8527.jpg" alt="" width="788" height="525" /> インタビューに答えてくれた戸塚課長 <h2>価格戦争だけでは女性ゴルファー創出に繋がらない</h2> 同社はあくまでも、ゴルフ場側の目線で商品開発を行うスタンスを変えない方針。一方〝女性ゴルファーを取り込みたい〟という思惑の中では、プレーフィを安くするだけでは本質的な解決にはならないと戸塚課長は話す。実際のところ「1人予約ランド」の女性会員は、現役を引退していてかつマイカーでゴルフ場に行ける、50代以上の女性たちが大半だとか。 車を持たない若い女性ゴルファーにとって、プレーフィの安さだけではラウンドに対するハードルは高いまま。女性にもっとゴルフをしてもらうためにまず必要なことは、ラウンドにかかる所要時間や移動手段など、〝ゴルフ界の普通〟を崩すことではないだろうか。 <a href="http://www.valuegolf.co.jp/" rel="noopener" target="_blank">バリューゴルフWebサイト</a>
    (公開)2017年12月05日
    月刊ゴルフ用品界2016年10月号掲載 なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <hr /> <h2>はたらく女性がモテモテな時代が加速</h2> 100万人単位で人口が減っているゴルフ業界にとって、自由にお金を使える女性や働く女性の取り込みが欠かせないことは説明するまでもない。ただし、他の業界もそのような女性の「お財布と時間」を必死で狙っていることを忘れてはいけない。女性はどの業界からもモテモテなのだ。 女性を取り巻く環境は、ここ20年でずいぶん変化してきた。「M字カーブ」という言葉をご存知だろうか? 女性の年齢を横軸、働いている割合を縦軸にした就業状況グラフにおいて、25~45才の結婚・子育てゾーンがM字に凹むカタチを表した言葉だ。 近年、このM字カーブは、働く女性の増加(働いていない女性の減少といったほうが現実的かもしれない)によって、Mの凹みがほぼなくなるところまで変化している。これは、何を意味しているのだろうか? 確かに日本の少子化は大問題で、今後人口が増える見込みはない。しかし、このM字カーブ視点でみれば、従来M字ゾーンで消えていた幻の消費者(家計の決済権はあるがお財布は夫のもの)が、自ら社会に出てきて、自身のお財布を持って消費活動をするのだ。 これは消費者の観点でみれば、女性人口の増加と言うことができるのではないだろうか? そして、その人口割合は、さらに増していくと見られている。 <h2>専業主婦でいることが許されない時代に</h2> では、その代わりに誰が減ってしまうのか? それは当然、専業主婦だ。そう、現在の平日のゴルフ場を支える一端を担うみなさんである。その背景をみてみよう。 第一に、家庭において、男性の年収がなかなかあがらない時代背景がある。この企業にいれば定年まで安泰という企業が減っていく中、妻に一緒に家計をささえてほしいと共働きを求める男性が増えているのだ。 第二に、国の後押しがある。2015年10月に発足した第3次安倍晋三改造内閣の「一億総活躍社会」は、50年後も人口1億人を維持し、一人ひとりが家庭や地域や職場で自分の力を発揮し、生きがいをもてる社会の実現をめざすという宣言だが、すべての女性に働いてほしいというメッセージが強く発信されている。 反発は大きいが、年収103万円以下におさえて働く主婦や専業主婦の「配偶者の扶養控除制度」は廃止方向で進んでいるし、国の動きを受けて、トヨタやホンダが配偶者に対する家族手当の廃止を決めるといった企業側の動きもでてきている(トヨタは子供手当てをアツくする方向にシフト)。 言葉は悪いが、家にいる主婦を社会の働き手として外に出そうと必死だ。 女性たちにおいても、自然とそのようなマインドに変わりつつあり、寿退社というワードは今の20代には「なんですかそれ? でき婚ですか?」状態だし、子供を授かることにおいても、会社に属しながら出産・子育てを乗り越える女性が増えている。 女性社員の産休・出産復帰のための制度も整いはじめ、子供ができたから辞めなければいけないという空気感ではなくなってきている。当人にとっても、両立が大変ではあるが、生涯的に考えればそのほうが手厚い支援を受けられることを女性たちもよく分かっている。 もちろん、「自分のお金」があることの安心感や自由さも。 ゴルフ業界への影響としては、専業主婦が減り、働く女性が増えると、土日祝によりゴルフを楽しむ女性が増えることが考えられる。もちろん、女性たちがゴルフを趣味にしてくれたらの話であるが‥‥。 <h2>狙うは未婚の女性</h2> 働く女性の中で、ゴルフとの相性がよい皆さんがいる。それは所謂「お一人さま」、未婚の女性たちだ。 従来の雇用機会均等だけでなく給与・待遇面でも男性との平等化が進み、管理職への登用に女性枠が設けられるような動きも耳にするようになってきた。しっかり働きつづければ、年収が男性なみに高い女性ゾーンができていくのだ。未婚女性ならば、そのお金を全て自分のために使うことができる。 結婚する・しない、子供を望む・望まないなど、幸せの形は人それぞれで、多様性は尊重されるべきだが、未婚化や晩婚化が進む中で、残念ながら「一人で生きる女性が増えていく」ことは確実視されている。 では、そんな彼女たちは、どんなプライベートを過ごし、どんな悩みを抱えているのだろうか? 結論からいうと、非常にゴルフと相性がよい悩みを抱えている。それが「孤独感・寂しさ」である。 彼女たちは、フとした瞬間に孤独感や不安を感じることが増える。たいていそれは何の予定もない夜や休日に生じるが、Facebookなどのソーシャルメディアを見ている瞬間に襲われることもある。まず、友人たちが家庭をもちはじめると、土日に過ごす相手がいなくなる。 共感できる会話も変わり、会ってもなんとなく空気が以前と違う。気づけば、誰とも話さない休日ができたり、彼氏も数年いなかったりで、このままではマズイと気付く。余暇・人間関係など、プライベートを充実させたいニーズが増していく。そんな彼女たちと、新しい仲間や異性との出会いが創出できるゴルフはとても相性がよい。 今後、ゴルフ業界が狙うべき(救うべき?)対象が見えてきただろうか? 彼女たちは減る一方の男性と違って成長市場ゆえ、私たちは、あらゆる産業が彼女たちのお財布と時間を独占したいと狙う「モテる女性」ということを理解した上で、謙虚かつ大胆に、彼女たちを落とさなければならない。
    (公開)2017年11月16日
    <h2>ジュニアのゴルフレッスンで大好評の「ゴルフダンス」</h2> ゴルファーの皆さん、ゴルフの練習前やラウンド前にストレッチはしていますか? パフォーマンス向上だけではなく怪我の予防にもなるので、スタート前のストレッチはオススメです。でも、個人が黙々とやる普通の準備運動では味気ない‥。特にジュニアのレッスンでは、〝楽しい!〟と感じてもらうことが、ゴルフを続けてもらう重要な要素になります。 そこで「ガールズゴルフジャパン」は『ゴルフダンス』を提唱中。特別に、ガールズゴルフの佐竹先生がゴルフダンスのワンポイントレッスンをしてくれたので、早速見てみましょう! <iframe src="https://www.youtube.com/embed/MhOxd4_5X2Q?rel=0" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> <iframe src="https://www.youtube.com/embed/0E20cp6V8Lw?rel=0" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> <h2>「ガールズゴルフジャパン」とは?</h2> 米LPGAとUSGAが連携して構築した公式プログラムが「ガールズゴルフ」。これは世界270カ所、通算40万人が受講しているという人気プログラムで、看板や装飾物をポップな色使いでキメて自由に踊ったりと、従来のレッスンとは一線を画した内容になっています。 ゴルフの向上はもちろん、女性が成長するためのライフスキルを学ぶという考えが根底にあるとか。 その「ガールズゴルフ」を日本で展開するのが「ガールズゴルフジャパン」。イベントへの参加対象者は7~17歳の女の子で、参加者の兄弟や友人であれば男の子も参加できるそう。 発起人は、ヨッシー小山さんこと小山佳恵ディレクター。 小山さんは米LPGAのA級ティーチングプロであり、Vision54のトレーニングを受けたメンタルコーチとして、笠りつ子プロや藤本麻子プロなどのツアープロや、トップアマにもメンタルアドバイスを行っています。 2016年には米LPGAの 国際部門ジュニアリーダー・オブ・ザ・イヤーを日本人で初めて受賞した女性です。 <h2>『ゴルフダンス』が気になる!</h2> <img class="alignnone size-full wp-image-32696" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/11/171110I4.jpg" alt="" width="788" height="525" /> 「ガールズゴルフ」を日本流にアレンジするため、小山ディレクターがイメージしたのは、元気で明るい、誰かを応援して自分が輝くという〝チアの世界観〟。早速チアリーダーの佐竹美帆さんに声を掛けたそうです。 現在「ガールズゴルフジャパン」で運営マネージャーを務める佐竹さんは、NFLの名門サンフランシスコ49ersのチアリーダー『ゴールドラッシュ』に、史上5人目の日本人として選出。 さらに延べ15万人を動員する人気イベント、5色のカラーパウダーを身体に浴びながら走る『Color Me Rad』の運営にも参画するアクティブな女性です。 〝子供たちが楽しくライフスキルを学び、ゴルフに触れてもらうには〟と、小山さんと佐竹さんが一緒に考案したのが『ゴルフダンス』なのでした。 このダンス、既に「ガールズゴルフ」のイベントに導入され、子供たちも大喜びなんだとか。女の子より男の子の方がノリノリに踊っているとの話。 大人もコンペ前に、クール&ザ・ギャングスのディスコソング「セレブレイション!」に合わせて皆で『ゴルフダンス』したら、盛り上がること間違いなしですッ! <h2>楽しいが一番!「ガールズゴルフジャパン」のイベントに行ってみよう!</h2> ガールズゴルフジャパンは、2012年世界アマ1位の片平光紀さんのデモンストレーションや、アクロヨガジャパン代表の西浦莉沙さんを招いた親子で楽しめる「ゴルフ×ヨガ」ストレッチのイベントも開催。 いずれのイベントもゴルフレッスンの時間は全体の3割ほどだが、各種スポーツのラケットでリフティングしてスイートスポットの感覚を覚えたり、「優勝賞金3000万円のガールズゴルフカップ優勝会見」を仮想して、スポーツキャスターのインタビューを受ける! なんてイベント企画も。 実はこれ、大勢の人の前で子供たちが自己主張する場を想定したもの。ゴルフの技術だけではなく、子供たちが楽しみ、様々なライフスキルを学べるプログラムになっています。 小山ディレクターはこう話します。 「私は参加者全員をプロゴルファーにしたいとは思っていません。彼女たちを〝ゴルフやりたい〟にもっていくアイディアは沢山あって、楽しみながら学び、世界を広げていけば、ゴルフが廃れる要素はありません」 楽しむことに注力する「ガールズゴルフ」。次回イベントについては<a href="http://httmm0131.wixsite.com/girlsgolfofjapan">「ガールズゴルフ」HP</a>をチェック!また、来年には関東と関西でアカデミーを立ち上げる計画もあり、「ガールズゴルフ」の活動から目が離せませんね。 (撮影協力:ドゥワンゴルフアカデミー)
    (公開)2017年11月15日
    12月16日の発売に先駆け、『XXIO Xレディス』の試打ラウンドで〝芯食い体験〟をしてきました。コースは紫CCあやめ36(千葉県野田市)。当日は雨風が強くハーフで上がる予定でしたが、さすが王者『ゼクシオ』! 高打出しの美しい飛び姿と、「ゼクシオサウンド」に酔いしれて、気持ちよく18ホール完走となりました。 当日筆者の組には、ダンロップスポーツマーケティングのゴルフ企画本部長 木越浩文氏が同伴。ラウンド中は、52歳とは思えないパワフルなショットを披露してくれた木越本部長。ラウンド後に『XXIO X レディス』のPRについてインタビューさせていただくことに‥‥! <strong>まず、最新モデル『XXIO X レディス』のPR方法について構想を聞かせてください。</strong> 「『ゼクシオ』シリーズは、特に幅広い世代の女性に評価してもらっている点から見ても、力を入れる気はもちろんあるのですが‥‥正直、限られた経費の中では従来通りの純広告など、手堅い方向に行かざるを得ないでしょうね。革新的なことをしたいと思ってもアイディアがなかなか(苦笑)。 でも、メンズモデルの中のオマケ的な位置づけだった時代に比べたら、レディスモデル専用の広告制作をするなど投資はしているんですよ」 <strong>では新しいPRをするとしたらどんな内容になりますか?</strong> 「例えば、夫が妻に〝もう一度一緒にゴルフをしようよ〟と『ゼクシオ』を一式プレゼントするような、子育卒業世代の40代女性をターゲットにしたキャンペーンはどうでしょう。あとは女性たちを主役にした〝さぁ、これから新しい人生を〟といった感じのアナザーストーリー的なプロモーションビデオを制作するのもいいかもしれないですね」 <strong>御社全体の売上構成比の中で『ゼクシオ』シリーズはどのくらいを占めているんでしょうか?</strong> 「『ゼクシオ』シリーズは、ダンロップスポーツ全体の売上げの約6割、その内約2割がレディスモデルです。有り難いことに、その構成比は年々右肩上がりです」 <img class="size-full wp-image-32636" src="http://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/11/171109I2.jpg" alt="" width="788" height="525" /> ダンロップスポーツマーケティング ゴルフ企画本部 木越浩文 部長(右) <strong>全体売上の1割以上が『ゼクシオ レディス』なんですね!木越本部長が仰った「手堅いPR方法」とは、レディスの存在感が高まって「冒険をしにくくなった」という意味ですか?</strong> 「そう言われればそうかもしれないけど、誰もが最先端で革新的な何かを求めているわけではないんじゃないかな。ゼクシオの強みのひとつは、誰でも使えるクラブであることです。特定の誰かではなく、皆が楽しめるブランドにしていかなければならないと考えているんですよ」 レディスクラブ市場シェア5割をほこる『ゼクシオ』シリーズ。メンズモデルはシニアのイメージが強いようですが、レディスモデルに関しては幅広い年齢層にファンがいます。もうゼクシオレベルになると、レディス市場全体が動くほどの影響力があるといっても過言ではないのでは。 正直、筆者はクラブを評価できる程の腕前はありませんが、『XXIO Xレディス』の感想を書かせてもらうと、もはやダンロップはクラブを売るというよりも、芯食いの気持ちよさを売っているんじゃないかと思うくらい、芯を食った時の爽快感が気持ちよかったです。 わりと弾道と飛距離も安定して出てくれて、18ホール中15ホールくらい「おぉ~!」と同伴者から声援をもらえた気がします。いろんな意味で「ゴルフって楽しい!」と思えた1日でした。 木越本部長、お疲れのところありがとうございましたッ! 12月16日の発売を前に、11月9日から全国で試打会が開催されるそうですので、是非みなさんも芯食い体験を! 試打してみないとその気持ちよさはわかりませんよ! XXIX X全国試打会情報は<a href="https://golf.dunlop.co.jp/xxio/10/shidakai.html">コチラ</a>
    (公開)2017年11月09日
    私事ですが、先日自己ベストスコア100が出ました!日々の練習や、先輩ゴルファーのご指導のお蔭かもしれませんが、明らかにいつもと違っていたことは、身体に<strong>テーピングをしていたこと</strong>。 テーピング=アスリートというイメージから、自分には無縁のことだと思っていましたが、今回の件でテーピングがパフォーマンスを左右することを身を持って感じ、欠かせない存在になりました。 テーピングの効果って? ゴルフに限らず、様々なスポーツ選手がテーピングをしているけど、実際その役割ってなんだろう?その効能を調べてみたら、別名<strong>動くギブス</strong>といわれ、関節を補強し筋肉の動きを制限してくれるそう。 テーピングをすることで、あらかじめ予想される箇所のケガ予防や、ケガをして弱くなった関節や筋肉をサポートしてケガの再発防止にも一役買ってくれるようです。あとは、テーピング自体に安心感を感じプレーに集中できるところもあるかもしれませんね。 <h2>女子プロゴルファーに愛用者の多いテープ</h2> 日々の連戦で身体を酷使している女子プロゴルファー。GEW女子部でテーピングについてインタビューしたところ、彼女たちの多くがファイテンの<strong>『チタンテープX30伸縮タイプスポーツ』</strong>を愛用していたんです。 <img src="http://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/07/IMG_4623.jpg" alt="" width="788" height="525" class="size-full wp-image-1450" /> 佐伯三貴プロ 「私は手首をケガしているので、ケアのために毎日テーピングをしているんです。これは<strong>『チタンテープX30伸縮タイプスポーツ』</strong>というのですが、撥水性があり、取れにくいし最高ですよ! 雨の日や汗をかく日もありますから、凄く重宝しています。お陰様で手首をあまり気にしなくなりましたね。手首だけではなく、腰や足にも使っていて、色々な箇所でお世話になっています。そうだッ!ファイテンさんに〝カラーのチタンテープ作ろうよ〟って言ったのは、実は私なんですよ~ッ(笑)」(佐伯三貴プロ) <img src="http://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/07/IMG_4439.jpg" alt="" width="788" height="525" class="size-full wp-image-1489" /> 藤田さいきプロ 「試合が続くと、私は手首のあたりが張るんですが〝負担かけたくないな〟と思った時に<strong>『チタンテープX30伸縮タイプスポーツ』</strong>でテーピングをして、ケガの予防をしています。伸縮性が高いのでプレー中も気にならないし、色も綺麗でオシャレに見えるのでスポーツ女子にオススメですよ!」(藤田さいきプロ) <img src="http://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/07/IMG_4852.jpg" alt="" width="788" height="525" class="size-full wp-image-1490" /> 東浩子プロ 「手首のテーピングに<strong>『チタンテープX30伸縮タイプスポーツ』</strong>を愛用しています。黒や紺のウエアが多いので、いつも合わせてターコイズを使っています。手首って結構目立つので、見た目的にもターコイズがお気に入りです。実は今、腰に貼っているんですが、見えないのが残念です。伸び感があって、ガッチリって感じでもないので、違和感がなく使い心地は良いですね。ラウンド中も気になりません。テーピングはケガの予防にもなるし、もう欠かせません」(東浩子プロ) <img src="http://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/07/IMG_4471.jpg" alt="" width="788" height="525" class="size-full wp-image-1491" /> ささきしょうこプロ 「私はアマチュア時代に腰や首、手首が痛くなったのでファイテンの<strong>『チタンテープ』</strong>でテーピングを始めました。初めはどれも一緒かなと思っていたんですが、実は全然違うんです。ずっと使っていたらある時〝そういえば、気にならないな〟と感じて、以来ケガの予防も兼ねて毎週のように使っています」(ささきしょうこプロ) <h2>カラーが豊富でウエアに合わせやすい</h2> でも実際テーピングをするとなると、ガチな感じがして少し恥ずかしい‥。でも<strong>『チタンテープX30伸縮タイプスポーツ』</strong>はカラーが豊富なので、女子プロゴルファーの皆さんが仰る通り、お洒落感覚でテーピングができますよね。私も友人と色違いでカラフルにテーピング。 <img src="http://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/07/IMG_0898.jpg" alt="" width="700" height="525" class="alignnone size-full wp-image-1454" /> 見せられずに残念ですが、実は肩と腰にもがっちりテーピングしてます。 テープは選手と同じファイテン社のテープを使ってみました。ラウンド中は肩周りも気にせずにスイングすることができたし、練習中に痛めた腰もテーピングのサポートで不安を感じずにホールアウトすることができました。 実は前回、私も友人も130近く叩いてしまったのですが、この日はなぜか2人ともドライバーやウッドのつかまりが良く、アプローチでグリーン周りを行ったり来たりすることも少なく、気持ちよくスムーズにプレーすることができました。 テーピングのサポート力はケガをした時だけではなく、スイングが安定しない初心者のムダな動きもサポートしてくれるような気がします。 <img src="http://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/07/IMG_0899.jpg" alt="" width="700" height="525" class="alignnone size-full wp-image-1455" /> おまけに、ラウンド後の脱衣所で少し注目を集めることができました。ウエアを脱いだ途端、ピンクのテープが張り巡らされている私の後姿を見たメンバーの女性たちから、<strong>「あらオシャレね~!テーピングってやっぱり効果あるの!?」</strong>と興味を持ってもらえました。 でも入浴前の姿で注目を集めるのは少し恥ずかしかったので、ウエアで見えない箇所にはベージュのテープを使うなどして使い分けしてもいいかもしれません。 <hr /> 『チタンテープX30伸縮タイプスポーツ』のカラバリで、楽しみながらテーピング。 <a href="http://www.phiten.com/item/detail/item35.html">ファイテン公式サイト</a>
    (公開)2017年08月22日
    月刊ゴルフ用品界2016年9月号掲載 なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <hr /> プレーヤーも業界で働く人も男性が中心のゴルフ業界において、女性の置かれた環境を理解できる、あるいは理解したいと考える人は多くない。 また、今ゴルフを続けている女性プレーヤーのみならず、ゴルフ業界で働いている女性でさえ「これが普通」「私たちの時代はこうだった」と思っている方が多く、現状にさほど疑問を感じていない方もめずらしくない。そこで常々思うのは、ゴルフを続けられなかった人の気持ちは、続けている人には理解できないということだ。 弊社は今、ゴルフに関心がありつつも始められない平均所得の女性でも「ゴルフが始められる」「続けられる」ようにすることで、女性ゴルファーを増やしたいと考えている。その中で、長期的に「女性ゴルファーを全ゴルファーの3割にすること」を数値目標としており、誤解を恐れずに申し上げれば、全体のゴルフ人口が減少し、結果的に女性比率が高まったとしても、それでよいと考えている。 <h2>少数派の世界とは</h2> 男性諸氏がイメージしやすいように、女性がゴルフ場で置かれている環境を「男女共学の高校」に置き換えて説明しよう。ただし、この高校は商業科で、共学ではあるものの男女比率は1:9とする。1クラスを30人とすると、男子は3人、女子は27人のイメージだ。想像力のある男性なら、この段階で居心地の悪さを感じるかもしれない。 圧倒的なマジョリティは女子となるこの学校の男子は、どんな扱いを受けるだろうか? 体育の時間になると教室は気ままに着替えだす女子に占拠され、男子は廊下やトイレで着替えることになるかもしれない。売店のランチは年ごろの女子に合わせた少なめ量や、さっぱりとした品揃えかもしれない。 入学を検討する男子中学生は、商業科の内容に興味を持ちつつも男子の少なさに受験を躊躇うことも考えられる。さらに、その高校の授業料が高額だったら? これが、今の女性ゴルファーの状況だ。 男性の所得水準に合わせたランチ価格や内容、コースにある女子トイレを男性が使うなど、一般社会ではありえないモラルの低さ。男性視点で定めた長すぎるレディースティの距離など、数えあげればキリがない。これで、男女が支払う価格が一緒かつ高いのだから、女性の方がゴルフに対するコスパが悪いと感じて当然だろう。 次に、少数派が1割から3割になった世界を想像してみよう。先述のクラスで言えば男性10人・女性20人の世界だ。3割になると少数派といえども存在感が増し、配慮されるようになる。着替えには男子更衣室が用意され、ランチは男子が満足する視点が加わる。そして、入学を検討する男子の心理的ハードルが下がることは間違いない。割合は、力関係に多大な影響を及ぼし、その分岐点が「3割」だと私は考える。 <h2>割合を増やすには</h2> 割合を増やすことは、現状の差が大きいほど難易度があがる。みなさんなら、男子生徒を増やすためにどんな施策をされるだろうか? この正解は一つではないと思うが、手前味噌な例で恐縮ながら、私の過去の悩みを紹介したい。弊社は長らくこの問題を抱えていたのである。 弊社は女性の人生を豊かにすることをビジョンに女性特化サービスを展開しており、起業して数年は女性だけの組織だった。当時の社員数は15人ほどで、どこかで男性社員を‥‥と思いながらも、女性社長というマイナスイメージや、社員もパートも全員女性となると、最初の男性を迎えるハードルは高く、受け入れる社内の反応も気がかりだった。それでも会社を育てるために「多様性」が必要と考えていた私は、同じ悩みで失敗・成功経験をもつ先輩経営者や男友達などに相談しまくり、次のような男性社員が好ましいという結論を得た。 ①女性が多い職場の経験者 ②長男タイプ(責任感・頼りがい・人に気遣いでき優しいなど) ③入社後すぐに活躍できる専門職(Webマーケティング・制作開発など) 最初の男性を募集するために、私は「成果報酬型」求人媒体に広告を出した。理由は、当時主流の期間掲載型だと、掲載料を払ったからにはこの中から採用したいと妥協心が生じ、そもそも女性の職場と書くことで応募者が減り、長期化することが明白だったからだ。 半年かけて約20人と会い、一次で3時間(多い人で5時間)かけて、実はあなたが一人目の男性社員であること・男性を求めている背景・メリットデメリットを正直に伝えた。 記念すべき第1号の男性(34歳)は「男性一人の職場ではなかったが近い環境で働いた経験があり、逆にちょっと燃えます」と笑顔で言ってくれたのが決め手の一つ。 現在は専門職を中心に男性社員は15%で、これが3割になれば、より幅を広げられるだろう。マジョリティと違う属性の人を取り込もうとする時、難易度やコスパが高くなるのは当然だが、どこかの割合までいくと変化が生まれると信じている。 <h2>多数派の人の助けが必要</h2> マジョリティ側の協力も大切だ。先日、選挙の参加年齢が18歳に引き下げられたとき、ソーシャルにポストされた「無理ゲー」という言葉をご存知だろうか? これは、難易度が高すぎて「クリアするのが無理なゲーム」を指す若者コトバ。若者たちが支援したい政策を掲げる政治家に投票しても、若年人口はそもそも少ないため、18歳~20代の全員が投票に行ったとしても、投票率58%の70歳以上に数で勝ることはできない。このような現実に対して若者たちは「結局、無理ゲーだ」とソーシャルポストしたのだ。 でも、望みはある。マジョリティのみなさんが、正義感をもって若年層向けの施策が必要だと考えるようになってくれること。ゴルフ業界におけるレディス問題も同様だが、やはり無理ゲーなのだろうか?
    (公開)2017年08月11日
    月刊ゴルフ用品界2016年7月号、8月号掲載 なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <hr /> <strong>「どうして起業しようと思ったのですか?」――。</strong> イベントで登壇したり、メディアの取材をうける機会が増えた今、必ず聞かれるのがこの質問。そこで今回は、私がなぜゴルフ業界で起業したのか、なぜCURUCURUは「女性」に特化しているのかについて触れてみたい。 なぜなら、弊社の企業理念には私自身の原体験が色濃く反映されており、苦しくても成功するまであきらめないという想いの源泉があるからだ。 <h2>5才の決意</h2> 「将来、女性のための会社をつくって貢献したい」と最初に思ったのは、私が5才のころだった。 4才の時に父が病気で他界し、はたらく母の背中を見ていたことがきっかけだった。父の死後、看病のために無職になっていた母が、2つ年上の姉と私を抱えながら、正社員の仕事をさがすのは容易ではなかった。シングルマザーは急なお休みが多くなり、企業にとっては採用リスクが高いからだ。 その後、祖母の同居により正社員の仕事を見つけたものの、当時はまだマイノリティだった母子家庭で子供が偏見の目にさらされないよう母は、人並みの習い事をさせてくれたり、借家から一軒家を買ったりした。 子どもの前では明るく振る舞いながらも、影で寂しさや辛さに耐える姿を見ていて私は、日本はおかしいと思った。日本はなんて弱者に冷たいのか!と。 その想いが「将来、女性のための会社をつくって貢献したい」との決意を抱かせた。もちろん子どもなので、深刻な固い決心というよりは、私が変えるんだ!と明るくハツラツとした心持ちだったように記憶している。 我が家のように、一家の大黒柱である旦那様が急にいなくなることは珍しくない。母親が大切な家族を守るためには、女性でも望めば経済力をもてる社会が必要だ。 また、女性には「喜びや悩みを共有しあえる仲間」が人生に欠かせないのだとも気付いた。幸い母は社交的だったので、ママさんバレーの仲間に悩みを話したり、近い境遇の友達と交流することで、一人で頑張らなければいけない孤独感から開放されていたように思う。 私は、女性にとって友達や共感できる場は、人生を豊かにするために欠かせない要素と確信した。このような幼少期の経験と、10代を通じて自分に起きた様々な出来事がプラスされ、現在の弊社のビジョンである「はたらく女性を応援したい」「人と人のつながりをつくり、孤独にならない女性を増やしたい」という人生テーマが、自分のなかで言語化されていった。 <h2>最初の起業から学んだこと</h2> 実は、私の起業チャレンジはCURUCURUが最初ではなく、それ以前に挫折した経験もある。最初の失敗はよい経験になったので、2つの学びを紹介したい。 いつか起業したいと考えていた私は、20代前半に最初の起業チャレンジを行っている。当時、パソコンとインターネットが日本に普及しはじめたタイミングで、勤務先ではじめてエクセル・ワードに出会った。そのとき、パソコンスキルは女性の働き方を変えるに違いないと確信し、OLさんのためのパソコンスクールチェーンを全国につくり、資格取得やスキルアップに貢献したいと考えた。 その後、自身もインストラクターとなり起業準備をしたが、こんな魅力的な市場を大手が見逃すわけがない。すぐにアビバなど大手が参入し、店舗出店合戦による低価格化・業界飽和がおきた。 当時の私は、彼ら以上の価値を提供する自信を持てず、結局この夢は2年強であきらめることになる。失敗からの1つめの学びは、市場は変化するという概念と、資本力のある大企業とまともに戦っても勝ち目はないということだ。小さな企業は大手企業ができないことをやる視点が欠かせない。 この間、小さな成功体験を得ることもできた。趣味で作っていたOLさん向けのPC系資格取得応援サイトが、そのジャンルで日本最大規模になり、PC系の資格をとりたいOLさんの人気Q&amp;Aサイトになったことだ。 なるほど、インターネットを使えば、地方在住でも資金がなくても、自分の能力以上のことができると実感でき、次に起業するときは絶対にインターネットを活用しようと決めた。これが2つ目の学びだった。 <strong>大手ができないことにこそこだわる、インターネットを使う。失敗から、今につながるコンセプトを得た。</strong> <h2>ゴルフとの運命の出会い</h2> ゴルフに出会ったのは、夢を失い地元名古屋のIT企業に再就職し、SE兼責任者(CTO)をしていたときだった。取引先との定例コンペに紅一点で参加していた先輩が、妊娠によってゴルフができなくなり、お願いだから半年後のコンペにでて欲しいと、クラブ一式を譲ってくれた。 最初はイヤイヤ始めたが、次第にゴルフの素晴らしさに気付いた。まず、普段接することができない人たちと新しい親交を持つことができた。見渡せば、親戚や夫婦で、おばあちゃんも楽しんでいる。「つながりや仲間をつくる」という、まさに自分のビジョンと一致するツールの発見だった。 しかし、すぐに若い女性にゴルフは優しくないと感じるようにもなった。万単位でお金がかかる・着たいウェアがないといった目に見えるものだけではない。 ゴルフをやらない人のみならず、ゴルフ場や年配ゴルファーさんたちまで、若い女性を偏見の目で見る。調べると、そこには男性文化があり、若い女性は長らくマイノリティで、業界にとって投資価値が低いという背景が見えてきた。このままでは普通のOLさんはゴルフができない!と思うと共に、この市場に未開拓なニッチ分野を発見した瞬間だった。 <h2>創業前の失望</h2> 性別や立場を超えて新しい友だちがつくれ、家族や仲間との交流をはかれるゴルフ。ゴルフを始めた会社員時代の私は、子供のころからの志であった「女性応援」「人と人のつながりを作る」に照らしあわせ、もっと多くの女性がゴルフができると、みんなの人生が豊かになるのではないかと考えるようになった。 しかし、昔からナゼナゼと考える癖がある私は、早々に沢山の違和感を感じた。例えば、男性が使うティーグラウンドはキレイなのにレディースティは端にありボロボロな違和感。ゴルフ雑誌をはじめて見た時、中のマンガが青年誌調の画でエロ的に見えた違和感‥‥。 <strong>なぜこの業界は女性の居心地が悪いのだろう? さっぱり理解ができなかった。</strong> 疑問に思ったことは調べる派なので、ゴルフ市場を調べてみることにした。市場規模・男女比・年齢分布・業界プレーヤー・歴史‥‥等々を調べるうちに、当たり前のことに気付いた。ゴルフは昔から中高年男性中心の遊技で「若い」女性は超マイノリティでお飾り的な存在。ゴルフ業界は固定費型ビジネスが多く、日本の人口が減ることが経営課題になっていくはずなのに、若い女性プレーヤーが少ないから、常に後回しになるのだと。 ゴルフをはじめてから自分が感じていた疑問‥‥。ゴルフウエアのMサイズが日常着のMサイズより大きくデザインも可愛くない理由、女性用のクラブが少ない理由、キャディさんが男性だけにヤードを言って私に言わない理由‥‥。すべて納得できた。 さらに、働き手も男性が多く、誰も本気で若い女性のことを考えてくれない。私は、これではいつまで待っても普通のOLさんがゴルフを楽しめる世界はこないとがっかりした。 <h2>創業時の苦労</h2> でも、あきらめられなかった。誰も女性に真剣じゃないなら、自分が動くしかない。ビジネス的にもニッチでいけばチャンスはあると感じた。そこで、自らコミュニティサイトをつくり、アンケートで自分と同じ不満を抱えている女性がいることを確かめることにした。 当時は名古屋の自宅で一人で活動をしている段階だったが、インターネットで都内のIT企業の広報やメディアで活躍するような女性たちと交流するうちに、ゴルフは「おやじのスポーツ」から「オシャレな趣味」になると手触り感を得ることができ、私はゴルフでの起業を決意した。 コミュニティサイトの次に行ったのが、若い女性向けのゴルフファション通販サイトを作ることだった。なぜなら、百貨店がないようなエリアではオシャレなウエアが買えなかったり、東京にしかないブランドがあり、アンケートなどでもウエアに対する不満が多かったからだ。 しかし、ここから大苦戦がはじまる。 私は営業や物販の経験がなかったし、大した資金もなかった。そして、ゴルフ業界にもアパレル業界にも知人がなく、展示会という言葉も知らないほど必要な知識がなかった。 仕入先を開拓するだけでも四苦八苦した。よく分からなさすぎて、最初に黄色のタウンページで探したほどに。 特に当時はネットショップが今ほど信用されていなかったので、「試着もせずゴルフウエアをインターネットで買う女性はいない」「(私の)経験がないから売れなくて安売りするのではないか」などと、事業計画書を見せても厳しい意見を沢山いただいた。 しかし、ぜったいに御社の価値を下げるような安売りはしません。これからはネットでウエアを買う時代がきます。女性は求めていますと、熱意とデータで話すうちに協力するよと言っていただける方が増えていった。 もちろん不安ばかりだった。だが、ネットショップをOPENしてすぐに、ゴルフブームも重なって、女性誌のananやNHKの番組から取材を受けることができ、この方向性で間違っていないと確信した。あの時代に、実績のない素人の話に耳を傾け、厳しい意見をいただいたことを今ではとても感謝している。 その後、法人化し近年もサービスを拡充しているが、業界のみなさんの手が回らないことをやるのが弊社のコンセプトゆえ、みなさんには一瞬引かれるような企画の説明にあがっているような状況である。 例えば「女性はお店での試打が恥ずかしいから、試打クラブのセットを作って無料で宅配レンタルしたい」など。最初は女性の反応や既存サービスへの影響を心配されたが、現在では主要ブランド全てにご協力いただいている。 何事も結果は後からしか見えない。心配しながらも参画いただいているのは、弊社の、女性を取り巻くゴルフ環境を良くしたいと願う熱意が伝わっているからと思わせていただきたい。 <h2>専業としての覚悟</h2> 繰り返しになるが、私がゴルフで起業したのは、「人と人のつながりをつくるゴルフ」を、もっと多くの女性、特に平均年収に近い女性でも楽しめるようにしたかったからだ。 しかし、この業界に飛び込んで分かったことは、業界のみなさんが私たちと同じように女性にゴルフをして欲しいと思っていて、でも費用対効果の悪さにジレンマを抱えていることだ。もう業界を批判していても始まらない。業界が儲かるやり方じゃないと動くに動けないのだ。 私たちは専業だからできることがある。小さく、しがらみが少ないからこそ提案していけることがある。私たちは、顧客目線でサービスを提供しそれを広げることによって、女性にとって・業界にとっての課題を解決していく。 <strong>それができてはじめて女性におけるゴルフのライフスタイルを変えていけるのだ。そして、それが弱者の戦略でもあるのだ。</strong> <hr /> <a href="https://www.curucuru.jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">女性ゴルファーのためのコミュニティーサイト「CURUCURU」</a>
    (公開)2017年07月26日
    アコーディア・ゴルフは4月21日、『でかカップゴルフデー』をラ・ヴィスタゴルフリゾート(千葉県)で開催した。 これは2014年に米国で市場活性化策の一環として始まったもので、通常カップの約4倍、直径15インチ(381mm)のカップを18ホール全てのグリーンで使用するという企画。 同社ゴルフ場事業本部の山田順一エリアリーダー(関東第2エリア)が発起人となり、昨年6月の宮城野GC(宮城県)を皮切りにスタート。体験者の評判は上々で、東北地区では一般申込みが200名程あったという。 19回目となった今回は関係者含め171名が参加し、キャンセル待ちが発生したため、当初予定になかった次回の案内(7月11日、ラ・ヴィスタゴルフリゾート)が早速掲示されることになった。 当日参加した山田リーダーはホールインワンを達成。「でかカップ」の魅力をこう語る。 「楽しいですよ。やる前は賛否両論ありましたが、一度経験したら全員が『またやりたい』と評判は上々。初心者の場合は、周りに迷惑をかけているという焦りを軽減でき、アベレージゴルファーは初めて100を切る喜びや初バーディ。また、上級者は夢の60台やイーグル、アルバトロスも狙えます。腕前に違いがあるとしても、全員がゴルフの新たな魅力を楽しめるので、これを機にゴルフをもっと好きになってもらいたいですね」 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/06/170619accordia_mini.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-891" /> 当日はホールインワン3名、イーグル2名。また、ベストスコアは59だった。 元々は初心者向けのイベントだったが、スコアにシビアなゴルファーからも「ラウンド中の笑顔が増えた」「プロのペースを体感しているようだった」と喜びの声が続々。同社のアンケートによると、9割以上の参加者が「満足」しており、3割強がベストスコアを更新したとか。 ラウンド時間は最速でハーフ1時間40分とプレーファーストにも一役買っている。 「でかカップ」は、ゴルフ場向けのアクセサリーを製造販売するストロング商事(大阪府)が展開中で、今年のカタログに「ラージカップ」として掲載中。どのゴルフ場でも購入できる。 ところで、気になるのはカップの切り方だ。通常は専用の工具でグリーン上に穴を開けるが「でかカップ」の場合はどうするのか? また、グリーンにダメージを与えないのか? 前出の山田リーダーがこう話す。 「でかカップ専用のホールカッターがあるのですが、カップの切り方は通常と同じ原理です。穴の深さも通常のカップと同じで、単純に直径が大きくなっているだけなので、グリーンへの負担も特別ありません。通常と異なることと言えば、くり抜いた芝が重いので、2人掛かりで作業することくらいでしょうか」 ゴルフの醍醐味は、ドライバーの爽快な飛びと シビレるパットに集約されるが、4倍のカップで「楽々バーディ」が普及すれば、ゴルフの敷居が下がることは必至。いずれは全国大会なんてことも?
    (公開)2017年06月16日
    今回のイベントは、おしゃれをしてゴルフを楽しみたい、ゴルフを通じて友達を増やしたい女性ゴルファーに向けての催しだ。 ルールは、18ホールのチーム戦。通常通り1人1球でラウンドし、それぞれ責任ホールが存在する。予め決められた指定ホールで指定された人のスコアを採用し、チームとして1枚のスコアカードを提出。ダブルぺリア方式で集計し、順位を決定する。 当日は、キュルキュルセレクトショップからウエアのセールほか、最新クラブの9ホール無料レンタルサービスや中古クラブの買取りコーナーを設置。女性の幅広いニーズに応える企画を揃えたという。 また、交通手段がない人向けに別途費用(3500円)が必要ながら、東京駅からのバス送迎を用意。車を持たない女性にも安心して参加できるサービスだ。 当日のドレスコードは"フェスティバル"をテーマにコーディネイト。ベストドレッサー賞もあるというから、楽しみ方は様々だ。 女性ゴルファーに喜ばれるイベントを目指し、ギアメーカーやアパレルメーカーからの協賛も多数。女心をよく知る同社のイベントには、見習うべきポイントが多そうだ。 ■「CURUCURUフェスティバル」開催概要 ・開催日9月7日(日) ・開催コース:ラ・ヴィスタゴルフリゾート ・対象:女性ゴルファー(同伴であれば男性も可) ・料金:1万7800円 ・募集人数:100名 ・問い合わせは同社<a href="http://www.curucuru.jp/pr/curufes.html">HP</a>へ。
    (公開)2014年08月21日
    5月18日(金)及び19日(土)に行われる「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」へ抽選で20組40名を招待するもので、ブリヂストンゴルフメガタウンの女性会員が対象。ペア(男性同伴OK)または一人でも応募可能だ。 昨年は、大塚有理子プロがアテンドし、参加者からは次のようなコメントが寄せられた。「プロのショットをこんなに近くで見たのははじめて。感動した」、「プロのスイングリズムはティーショットからパッティングまで一貫しており、大変勉強になった」等々―。 応募締め切りは5月7日(月) AM11時まで。  詳細は<a href="http://www.bs-golf.com/campaign_dt/2012/takeme_bsladiesopen/index.php">こちら。</a>
    (公開)2012年05月01日
    今回のニューモデルはデザイン面を大きく一新、深みのあるパープルを基調カラーとしているのが大きな特徴だ。ソールやバックフェースのデザインを光沢の差で浮き出る市松模様にすることで、今まで以上に華やかで上品な質感を追求している。 また、機能面では改良を重ねた「ニューワイドハイパーエフェクトフェース」を搭載。フェース面上の高初速エリアをさらに拡大することで、打点ブレに強い安定した弾道と飛距離アップを実現したとか。 さらに、2012年モデルではシャフトのカラーバリエーションを増やすなど、カラーカスタムを充実させている。 ■価格 オノフドライバーレディ:7万5600円、オノフフェアウェイウィングスレディ=3万3600円、オノフフェアウェイアームズレディ=3万9900円、オノフアイアンレディ5本セット:10万5000円
    (公開)2011年08月03日
      この入門講座は、ダンロップゴルフスクールを運営している中で、女性ユーザーから「コースに出る機会がない」、「はじめのうちはゴルフの楽しさが分からなかった」などの声に対応した企画という。ゴルフを始めて間もない女性がコースに出て、ゴルフの楽しさを体感してもらうための楽しい内容とのことだ。   開催概要は以下の通り。   ■開催日:2010年6月26日(土) ■開催場所:イーグルレイクゴルフクラブ(千葉県) ■募集対象:女性(18歳以上)で、ゴルフを始めたい人、練習場だけでコース未経験の人、ゴルフを再開したい人、スキルアップしたい人 ■募集人数:20名(定員となり次第、締め切り) ■参加費用:1万8900円(往復バス代、レッスンフィー、コース使用料、昼食代、※参加記念品、消費税込み)※香りつきゴルフボール(ゼクシオスーパーXD3個)、ゼクシオグローブ1枚   ■内容:クラブの握り方からゴルフスイングの基本レッスン、コースラウンド実践レッスン(3ホール前後)、楽しくゴルフを覚えるためのルール・マナー(エチケット) ■指導:ダンロップゴルフスクール専属ティーチングプロ(PGA会員)   なお、詳細についてはダンロップゴルフスクール東日本本部(0120-432-356または03-5783-2801)まで。
    (公開)2010年06月07日
    「スイングプロ」や「ハイルストローク」など練習器具製造で知られる同社だが、昨年11月、満を持してドライバーを投入。「他のクラブより飛ばなかったら返金OK」という大々的なキャンペーンに打って出た経緯がある。 「返金率は2%ほどだった」(同社)―。というからその性能は織り込み済みなのだろう。当初500本の限定販売(直販)ながらクチコミ拡がり、現在では全国の主要デパート、大型量販店を中心に取扱店舗網を拡大中だ。 新製品はメンズ同様、独自の「DSIテクノロジー」を搭載。インパクトエネルギーを余すことなく伝達し、ボールを深部まで押しつぶす高弾性ボディと革新的な重心スペックにより、平均飛距離が伸びる仕組みとなっている。同社によると、 「飛びを重視する女性ゴルファーを対象に、初心者から上級者まで幅広い年齢層を想定して開発したのが『リョーマD-1ウィメンズ』です。広域スイートエリアから高初速ボールを解き放ち、最適スピン量で滞空時間を稼いだ後、落下角度が緩やかなので、大きなランが稼げます」―。 また、従来のレディスクラブではありえなかった58ミリのディープフェースの採用も特筆される。女性は男性に比べてヘッドスピードが遅く、ボールを上げることが優先される。結果、どこのメーカーもシャローフェースが定説だった。 「女性ゴルファーのミスヒットのほとんどはテンプラやダフリが挙げられ、フェース上下に芯を外す傾向がみられます。新製品はディープながらフェースがボールを一旦包み込んでから弾き飛ばす構造なので、1ラウンド時の平均飛距離が10~15ヤード伸びます。その爽快感は、誰もが味わえるでしょう」(同社)-。   シャフトはグラファイトデザイン社製オリジナル「FS-1」を装着した。高弾性素材によるしなり戻りの速さ及び目標方向へのオートマチックさに加え、シャフトが自然なタメをつくることで、振りやすく楽に飛ばせる機能を備えたとか。 "女性だって飛ばしたい"そんな声に応えるドライバーの登場だ。 ■仕様 ロフト/HT(13度)、11・5度▽硬度/L、R2▽長さ/44・5インチ(他は特注)▽総重量270g(硬度L)▽価格/オープン(店頭予想価格9万9750円) 商品の問い合わせはリョーマゴルフへ、TEL042~631~0050。
    (公開)2010年03月30日