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    ハッシュタグ「鹿沼グループ」記事一覧

    栃木県を地盤に108ホールのゴルフ場を所有・経営する鹿沼グループは、5月31日に鹿沼72カントリークラブで5回目となる花火大会「鹿沼を彩る一尺玉2025」を開催した。 今年も、鹿沼市唯一となる一尺玉を含む1000発の花火が打ち上げられ、過去最高となる850人が来場。売り上げの中から一部を鹿沼市の公益財団法人古澤育英会へ寄付した。 また、鹿沼市教育委員会後援で開催された<a href="https://www.instagram.com/p/DF4XZNDTiEO/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">「第1回鹿沼キッズピッツァコンテスト」</a>の「鹿沼72賞」に入賞したピッツァを2月22日より5月18日まで同クラブのレストランで販売。287食を売上げ、1食につき100円として寄付も行った。当日は須田ちひろさん(低学年の部)と松崎涼太さん(高学年の部)から、鹿沼市松井市長へ贈呈された。 【鹿沼72カントリークラブ花火 実績】 ・開催日時:5月31日 18時開場 19時30分打上げ ・打ち上げ総数:1000発 ・会場:鹿沼72カントリークラブ ・来場者数:食事付テラス席・約250名、駐車場席約600名(子供含む)、計850名 ・寄付金:鹿沼72カントリークラブ10万円、鹿沼72カントリークラブ理事会10万円、チャリティーメニュー売上金3万円、計23万円を公益財団法人古澤育英会へ寄付
    (公開)2025年07月01日
    鹿沼グループは、令和7年度の新入社員として全国から10名(大卒6名・専門学校卒1名・高卒3名)の若手人材を迎え入れるとともに、3月より運営を開始したシェアハウス「ULMUS BASE(ウルムスベース)」に2名が入居した。 「ULMUS BASE」は鹿沼市内の古民家をリノベーションしたもの。県外や市外からの受け入れを積極的に行い、移住者を採用できるような体制を整え、入社後も安心して働けるように社内講師の新人研修やチューター制度を導入。 基本的なマナーやサービス、経営理念、労務や人事、マーケティングなど、自社で研修を実施し先輩講師より学ぶ場として開設。チューター制度では若手先輩社員がマンツーマンでサポートすることでメンタル面もフォローする。 また、リビングには大きなテーブルを設置し、入居者以外の同期も気軽に集まれる交流の場を提供。来年度以降の新入社員も入居可能で、今後は同期だけではなく、会社の仲間との交流の場につながっていくことも狙いのひとつとしている。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/06/sub2_resized_788x525.jpg" alt="" width="788" height="525" class="size-full wp-image-88507" /> 鹿沼グループシェアハウス「ULMUS BASE( ウルムス ベース)」 「ULMUS BASE」のULMUSは楡の木を表しており、鹿沼グループのビジョンである「次のゴルフ場を創り出す」を具体的に実現していく為に、様々なことへチャレンジしていく姿を表現するサブブランド。 シェアハウスが、「ULMUS(楡の木)」のように地域に根付き、そして横に広がる大きな木に育つ拠点(BASE)になるようにと、「ULMUS BASE」と名付けた。 また、鹿沼市が本年度より実施する「新卒者就業祝金事業」において、第1号申請者として同グループの新入社員が申請。この制度は、鹿沼市内の企業に就職した新卒者に対して、3万9154円(サンキューいちご市)を支給するもの。 同グループは今後も地域に根ざした企業として若者の雇用創出と、働きやすい環境づくりに積極的に取り組み、地方創生へ貢献していく。
    (公開)2025年06月26日
    鹿沼グループは、鹿沼カントリー倶楽部のランチメニューで一番人気の「鹿沼カルビラーメン」が、2024年12月に「かぬまブランド」厳選!鹿沼の逸品部門に認定されたことを発表した。 約50年前から販売している人気メニューで、オリジナルスープは唐辛子やココチジャンなどの香辛料をブレンドし、こだわりの製法で作った辛味噌を使用。ゴロっと大きな特製牛カルビはしっとりと柔らかく、口に入れた瞬間とろけるような感触。さらにかぬまブランド認定「かぬまにら合同会社」の鹿沼産にらを大量に使用。ピリっとした辛味に味噌のコク、牛肉と野菜のエキスが麺に絡み、クセになる美味しさだ。 現在は鹿沼グループの3つのゴルフ場(鹿沼カントリー倶楽部・鹿沼72カントリークラブ・栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部)のレストランで提供。ゴルフ場売店やECサイトでも販売している。価格は麺・野菜具材・顆粒スープ・辛みそ・牛カルビ入り、2食で2200円。3月にはリブランディングを予定している。 鹿沼カントリー倶楽部オンラインショップ  <a href="https://kcc45.official.ec/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://kcc45.official.ec/</a>
    (公開)2025年03月04日
    鹿沼グループは、 DX化によりこれまで受付業務を行っていた時間を有効活用し、来場者とのコミュニケーションや対話によるサポートとサービスを充実させている。その一環として、1月より自社予約システムにおいて、新たなポイント制度を開始した。 同グループのWEBサイトから予約を行うと、代表者に100ポイントを付与。ポイントは次回以降、WEBから予約する際に利用することが可能になる。 2021年よりDXを積極的に推進し、LINEと自社予約システムを連携している同グループは、セルフでのチェックイン・チェックアウトを促進している。自社WEBの会員は2万6000人を突破、予約での利用率30%、セルフチェックイン利用率も30%、セルフチェックアウトの利用率は90%を超えている。LINE登録者も積極的に集めており、開始3年で2万6000人を有している。 鹿沼グループの詳細およびWEBサイトは左記まで。  ・鹿沼カントリー倶楽部 <a href="https://www3.golfyoyaku.jp/rsv_sys/kanuma-g/kanuma45/mcalendar/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://www3.golfyoyaku.jp/rsv_sys/kanuma-g/kanuma45/mcalendar/</a> ・鹿沼72カントリークラブ <a href="https://www3.golfyoyaku.jp/rsv_sys/kanuma-g/kanuma72/mcalendar/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://www3.golfyoyaku.jp/rsv_sys/kanuma-g/kanuma72/mcalendar/</a> ・栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部 <a href="https://www3.golfyoyaku.jp/rsv_sys/kanuma-g/tgc18/mcalendar/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://www3.golfyoyaku.jp/rsv_sys/kanuma-g/tgc18/mcalendar/</a>
    (公開)2025年01月04日
    栃木県の鹿沼グループは8月21〜25日の5日間、尚美学園大学と協業して学生が単位を取得できるインターンシッププログラムを実施した。 2回目となる本年度は、ゴルフビジネスをより深く体験するため、昨年3日間だったプログラム(練習場やシミュレーターによるゴルフレッスンやゴルフ場の職場体験、マーケティングなど)に加え、無人機芝刈り機活用のDX推進やゴルフ場の実際のゴルフコースでのレッスンや 9ホールゴルフプレーを追加し、5日間の充実したプログラムとなっている。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/08/IMG-2138.jpg" alt="" width="1000" height="750" class="aligncenter size-full wp-image-82577" /> 鹿沼グループは、ゴルフ業界では数少ない新卒入社の社員が全体の40%を占めており、さらなる若い人材の獲得とゴルフ業界への理解促進を目的としている。 また、尚美学園大学の依頼により、昨年のインターンシップで実施した内容をもとにした「スポーツマネジメント実習」も8月8日から10日の3日間で実施した。 なお、昨年インターンシップに参加した3名のうち2名の内定が決定している。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/08/IMG-2168.jpg" alt="" width="1000" height="750" class="aligncenter size-full wp-image-82578" />
    (公開)2024年08月25日
    鹿沼グループは8月、鹿沼72カントリークラブ(栃木県鹿沼市)において、地域のこども向けイベント「こどもピッツァ作り体験」を開催する。 同イベントは過去に4回開催しており、予約と同時に満員になるほどの好評イベントだ。 今回は日数を増やし、5日間開催することで多くのこどもたちに参加してもらいたいと考えている。 オリジナルのピッツァを作りながらシェフから貴重な食育アドバイスを聞くこともでき、ドリンク・ドルチェ食べ放題。こどもたちのあふれる笑顔間違いなし! 同イベントは鹿沼市教育委員会の後援で実施している。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/IMG_0188.jpg" alt="" width="1000" height="788" class="aligncenter size-full wp-image-82179" /> 【こどもピッツァ作り体験 概要】 ・開催日:8月10日・11日・15日・16日・17日 ・時間:14時受付開始、14時30分開始 ・会場:鹿沼72カントリークラブ(栃木県鹿沼市楡木町1475 ) ・参加費:2000円(子供1名各日 20名限定) *ピッツァ 1 枚・ドリンクバー・ドルチェ食べ放題付 ・対象年齢:3歳~15歳。未就学児の方には保護者1名同伴必須 ・応募期間:7月21日~28日まで。電話又はフォームより応募(希望者多数の場合は抽選)  ・発表:7月30日~31日 ・後援 : 鹿沼市教育委員会 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/IMG_0122.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="aligncenter size-full wp-image-82180" />
    (公開)2024年07月24日
    鹿沼グループは6月1日(土)、鹿沼72カントリークラブにて花火イベントを開催する。鹿沼市唯一の一尺玉が打ち上がる本花火イベントは今年で4回目。「ゴルフ場から打ち上げられる驚きと、間近で見られる花火の迫力が最高」「いちごの花火が楽しみ」と毎年楽しみにしている参加者が多数おり、地域イベントとして定着化している。 同イベントは鹿沼市の後援・鹿沼さつき祭り協賛で実施し、売上の一部は鹿沼市医療従事者基金へ寄付する。 【鹿沼72カントリークラブの花火 概要】 ・開催日時:2024年6月1日(土) 18時開場 19時30分~花火打ち上げ開始 ・会場:鹿沼72カントリークラブ  ・住所:栃木県鹿沼市楡木町1475 ・TEL:0289-75-2111 ・打上げ場所:筑波アウトコース1番・3番ホール コース内 ・打上げ発数:1000発(一尺玉含む) ・入場料: 1)1万円チケット/テラス席、バイキング、飲み放題付 2)2500円チケット/クラブハウス屋外駐車場 ※大人一人につき子供一名まで無料で入場可 ・後援:鹿沼市  ・協賛:鹿沼さつき祭り ・予約は電話又はオンラインより受付中 <a href="https://jrj1r.hp.peraichi.com/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://jrj1r.hp.peraichi.com/</a>
    (公開)2024年05月01日
    太陽の光を浴びながら、マイナスイオンいっぱいの空気を吸い込む。ゴルフ場が持つ魅力の一つは、非日常の空間で、爽快な解放感が得られること。生物多様性も見直され、里山の役割をも担うコースの上で、心身ともにリフレッシュできる瞬間だ。そこに今、都会や自宅といった日常空間で活躍していたゴルフシミュレーターの進出が相次いでいる。ゴルフ場で今、何が起こっているのか。 シミュレーターはラウンドの「予習・復習」にうってつけ <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/08/20220820ogawa2.jpg" alt="" width="788" height="524" class="size-full wp-image-73356" /> (上)ザ・ゴルフクラブ竜ケ崎(下)千代田カントリークラブ(上下写真とも提供:PGM) 国内で146のゴルフ場を運営するパシフィックゴルフマネージメント㈱(PGM)は、現在茨城の千代田カントリークラブとザ・ゴルフクラブ竜ケ崎にゴルフシミュレーターを5打席設置している。 この2コースはPGMが全コースの中でも最上級に位置付ける「グランPGM」16コースのうち2つ。実はそのグレードにあるゴルフ場だからこそ、シミュレーターを入れる必要があった。 PGM広報グループの話。「竜ケ崎にはアプローチ・バンカー練習場はあるのですが、この2コースにはドライビングレンジを作る用地がクラブハウスの近くになく、以前から『プレー前に練習したいのに』という声をいただいていました。そこでクラブハウス内の利用していないスペースを活用してシミュレーターを設置したわけです」。 これがウケた。スタート前は事故渋滞に遭遇したり、コースに着いてから忘れ物に気付いたりと、とかく予想外のことが起きてバタバタしやすい。ドライビングレンジまで離れていると、その往復時間でイライラしたり、場合によっては練習を断念する羽目になることも少なくない。 しかしクラブハウス内にあるシミュレーターであればそういうリスクも最小限で食い止められる。それだけではない。シミュレーターには多くの打ちっ放し練習場にはない利点があるのだ。前出の広報グループの話。「ゴルフゾン社製の、最新のシミュレーターです。シミュレーターのいいところは自分の正確な距離が把握できますし、今のショットがこすり球であったのか、フックしたのかも分かること。また、正面と後方からのスイング録画も見られるので、客観的なスイングチェックもできます」。 各クラブの正確な飛距離を、把握できていないゴルファーは意外に多い。ラウンド前にその日の飛距離、球筋の傾向を把握して、自分のスイングを見直すことが出来るのはありがたい。使用料は24球で550円。朝の調整にはちょうどいい球数でもある。 またホールアウト後、ラウンド中で生まれた課題を即座に修正することは上達への早道。ツアープロたちには当たり前の方法だが、アベレージゴルファーともなれば疲れもあり、クラブハウスと練習場への距離が離れていればそういう気分にもなりにくい。だがクラブハウス内にあれば、帰り際に「ちょっと打っていくか」という気分にもなる。 <h2>ゴルフ界のすそ野を広げる役割も</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/08/20220820ogawa3.jpg" alt="" width="788" height="524" class="size-full wp-image-73357" /> 千代田カントリークラブ シミュレーションゴルフ個室(写真提供:PGM) 実はこのシミュレーターには、別の使い道も生まれている。ビギナーにバーチャルのラウンドを体験してもらい、技術だけでなくルールやマナーも勉強してもらう。そのうえでリアルなラウンドに移行するというプランだ。建物に例えれば1階が練習場で、2階がゴルフ場とすれば「中2階」の役割を演じるのがシミュレーターという考え方。これがうまくいけば、ゴルフ人口の増大に大きく貢献できそうだ。 その大きなテーマに取り組もうとしているのが栃木で3コースを展開する鹿沼グループ。鹿沼72カントリークラブのコンペルームを改造して、シミュレーター2台の導入を決定。8月のグランドオープンに向けて準備している。 鹿沼72の場合、屋外に300㍎・20打席の練習場がある。にもかかわらず、わざわざミュレーターを導入するという。その意味は、どこにあるのか。鹿沼グループの福島範治社長がその意図を明かしてくれた。 「U35(アンダーサーティーファイブ)会員制度」を新設して、今会員が1200人います。元は500人だったのですが、コロナ禍で倍に増えました。これは35歳以下の、上達したいと願うすべてのゴルファーのためのお得な制度です。現在の実力は問いません」。 当然、会員の中にはクラブを握ったばかりのゴルファーもいる。実はその会員たちにこそ、シミュレーターの持ち味が発揮されるという。「ご希望の方には、マナーが学べるレクチャーがあります。まずシミュレーターでゴルフに慣れてもらって、コースデビューに備えてもらう」(福島社長)。 コロナ禍において、ゴルフ界で最も明るい話題といえば、30代以下の若い世代が感染リスクの少ないレジャーとしてゴルフを始めたことだが、その一方で、クローズアップされてきた問題がある。ビギナーたちにマナーと技術を学ぶ場がないことだ。いきなりコースに出たためにスロープレーとなりベテランゴルファーから叱責されたり、うまくならずゴルフの楽しさや爽快感を体感できずにゴルフをやめてしまったりするケースも少なくない。 コロナ禍の中、せっかく密にならず、開放的な空間で楽しめるゴルフの魅力に気づいてくれた若者たちが、ゴルフに背を向けてしまうのは、何とももったいない話。彼らにリピーターとなってもらうはどうしたらいいか?というのはゴルフ界全体にとって、喫緊の課題だ。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/08/20220820ogawa4.jpg" alt="" width="788" height="525" class="size-full wp-image-73358" /> 一般客からも好評のシミュレーター(写真提供:キャメルゴルフ&リゾートCC) そのために、シミュレーターを使ってバーチャルなラウンドをしてもらい、技術だけでなくルールやマナーを身につけ、楽しくゴルフをしてもらおうというわけだ。 PGMでも、シミュレーターを有効活用してビギナーのコースデビューを後押しするプランをすでに導入している。「午前10時半くらいから12時までシミュレーターで練習していただき、ランチの後に最終組でスタートするプランです。後ろを気にせずラウンドできるため、ビギナーの方々にも喜ばれています」。 ビギナーに優しいプランは、ゴルフのすそ野拡大にも、大いに貢献してくれそうだ。 そういう意味では、ゴルフを身近にする役割を、シミュレーターが持っていることは間違いない。これを1歩進めて、パブリックスペースに近いところにゴルフシミュレーターがあればいいのではないか。それに近い試みを、すでに行っているゴルフ場があった。 早くからグランピングを導入し、ファミリー層のニーズ拡大に成功しているキャメルゴルフ&リゾートCC(千葉・御宿)だ。 「昨年の暮れからテスト運用をして、本格導入しました。ゴルファーはもちろんですが、宿泊客の方々も楽しまれています」(セールスマネージャーの児玉夏奈子さん)。 本館レストランの向かいに3打席設けられ、一般客も利用しているのだ。 コロナ禍の昨年、ゴルフ場入場者数は12年ぶりに9000万人台を回復、70歳未満は約7000万人(NGK調べ)で新規ゴルファーの参入も目立つ。この層をつなぎとめる役割を、シミュレーターが担う。 <h2>■取材後記</h2> 1台数百万円程度と、決して安い買い物とは思えないゴルフシミュレーターだが、個人への販売が伸びている。コロナ禍の巣ごもり需要で、富裕層が自宅に設置するケースが増えているからだという▼自宅だけでなく、高齢者向けのマンションや介護施設などでもニーズが高まっている。加齢から体力が低下し、リアルなラウンドこそ難しくなったが、シミュレーターなら移動は無用。歩かずに18ホールをラウンドできるのは、高齢者にとってもうれしい。デイサービス施設に高齢者を呼び込む、大きな武器の一つにもなっている▼団塊の世代が75歳になる2025年はもう目の前。現在最もゴルフをしている人たちは70歳から75歳までの間に広く分布している。この層がごっそりいなくなったら、ゴルフ界が受けるダメージは少なくないだろう。それを最小限に食い止める手段を、早急に取るべきだ。▼シミュレーターを高齢者が使いやすいところに設置していくのも、有効な手段のひとつだが、忘れてならないのは今、増え続けている若年層のゴルファーたちだ。彼らにも、シミュレーターが使いやすい環境を整えるのもいいアイデアの一つ。今回取り上げたゴルフ場が成功例となれば、さらにシミュレーターのあるゴルフ場は増えていく。その好循環が生まれ、誰もが一度はクラブを握ったことがある環境を造れれば、ゴルフ界のすそ野は、確実に広がっていく。ゴルフ人口、まだ全体の1割にも満たないのだから、伸びしろはまだまだある。 <hr> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2022年5月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら</a>
    (公開)2022年08月24日
    栃木県内でゴルフ場3コースを保有する鹿沼グループ(福島範治社長)が、30項目にも及ぶ大胆な改革プランを断行中だ。中でも目を引くのは、補助金を活用してコンペルームを改造し、シミュレーター2台を投入する計画。若年層の開拓にも、このラウンジが大いに力を発揮しそうだ。コロナ後のロケットスタートに向けて、他の改革案も次々に実行へと移されている。 事業再構築補助金を活用 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2021/11/fukushima.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-68989" /> 「4室ある鹿沼72のコンペルームのうち2室をシミュレーターラウンジとして整備します」。 鹿沼グループを率いる福島社長は笑みを浮かべて、さらにこう続けた。「『事業再構築補助金』の第2次候補として採択されたので、よし、これでいけるぞと」。 クラブハウス内にシミュレーターが2台。外には300ヤード・20打席の練習場も、45ホールものゴルフ場があるというのに、という疑問が生じるのも無理はない。そもそもシミュレーターは都市部などコースでプレーできない場所にいながら、リアルにラウンドしているかのような体験をするために生まれたものだ。 だが、実はゴルフ場だからこそ、シミュレーターを導入する意味がある。コロナ禍において、最も明るい話題といえば、30代以下の若い世代が感染リスクの少ないレジャーとしてゴルフを始めたこと。その一方で、問題視されているのが、ビギナーたちにマナーと技術を学ぶ場がないこと。いきなりコースに出たためにスロープレーとなりベテランゴルファーから叱責されたり、うまくならずゴルフの楽しさや爽快感を体感できずにゴルフをやめてしまったりというケースも少なくない。 コロナ禍の中、せっかく密にならず、開放的な空間で楽しめるゴルフの魅力に気づいてくれた若者たちが、ゴルフに背を向けてしまうのは、何とももったいない話。彼らにリピーターとなってもらうにはどうしたらいいか? というのはゴルフ界全体にとって、喫緊の課題だ。 当然のことながら、福島社長の言葉にも力がこもる。「U35(アンダーサーティーファイブ)会員制度」を新設して、今会員が1000人います。元は500人だったのですが、コロナ禍で倍に増えました。これは35歳以下の、上達したいと願うすべてのゴルファーのためのお得な制度です。現在の実力は問いません」。 当然、会員の中にはクラブを握ったばかりのゴルファーもいる。コースデビューという一段上のステージに上がる前にマナーや基本的な技術など身につけたい課題がある。そこに上がる前の「中2階」でシミュレーターが果たす役割は多い。 「ご希望の方には、マナーが学べるレクチャーがあります。まずシミュレーターでゴルフに慣れてもらって、コースデビューに備えてもらうのもいい」(福島社長)。シミュレーターならラウンドしながら、後ろの組にスロープレーで迷惑をかけることもなく、楽しくゴルフをマスターすることが可能だ。 <h2>入会金は4人で割れば2750円</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2021/11/CAMPING-2.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-68990" /> ちなみにこのU35会員の入会金は1万1000円だが、グループ(上限は4人まで)で入会可。4人なら人数割りで一人2750円となる。 年会費は一人1万1000円。プレー料金は食事付きで平日3750円、土日祝日が5700円(料金はすべて税込み)とかなりリーズナブルだ。しかも正会員入会移行時には、名義書換料が50%オフの特典もある。 さらにシミュレーターのある場所でゴルフグッズを販売するプランもある。新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が出されてから、どこのコースでもドル箱だった企業コンペが消滅。コンペルームも無用の長物と化していた。そのスペースを有効活用するチャンスも広がる。 最近はゴルフ場に隣接したグランピング施設も珍しくなくなったが、鹿沼グループの栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部の場合は一味違う。フェアウエーにテントを張ってのラグジュアリーキャンプを5月19日より毎週水曜日と土曜日、1日1組限定でスタートさせている。 キャンプといっても、アメニティやキャンプ用品は完備されているので手ぶらでOK。1ラウンド(昼食付。有料でキャディー付きも可)をプレーした後、18番のフェアウエーでスタッフのサポートを受けつつテントを設営する。 その後は感染リスクも低いオープンテラス席でプレミアムディナーコースを堪能。テントに戻り、星空の下、焚火を囲んで一杯やりつつ、ぜいたくな時間を満喫できる。オプションで花火の打ち上げ(4万円~)も可能。 夜が明ければ、芝生の上で朝日を浴びながら、届いたばかりの朝食を楽しむこともできる。有料でその後の追加のプレーも可能だ。 お値段は水曜日が3万8000円、土曜日が4万8000円(ゴルフ昼食付1ラウンド、1泊夕食・朝食・テント、テント内ドリンクフリー付き=1人当たり)。 同コースは一昨年の11月25日、栃木市と災害時協定も締結した。地域の住民が、市が指定している「避難場所」へ安全に避難することが困難な状況となった場合などに、施設を一時的な避難施設、車の避難スペースとしても提供する。 この他、従来のゴルフ場では考えにくい企画がいくつも実現している。例えば今年5月29日に鹿沼72CCで開催された花火イベント。周囲に建物がないため、市内では打ち上げ不可能な一尺玉も打ち上げられたという。 昨年は地域の花火大会がすべてキャンセル。そのため医療従事者むけのチャリティーイベントとして花火大会を行った。今年も鹿沼市の花火大会が中止になったため、2年連続で開催した。「敷地内で完結しますから危険もない。来年も継続してやっていきたいと思います」(福島社長)。 マスター室前の立ち見が1人2000円(大人1人につき子供1人まで無料)、テラスでのバイキング&飲み放題付1人8000円のプランも好評を博した。売り上げの一部を今年も寄付している。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2021/11/piza.jpg" alt="" width="788" height="525" class="size-full wp-image-68991" /> ピザ窯 また、鹿沼72ではレストランをリニューアルして、本格ナポリピッツァを提供する。「地元の一般の方にも来ていただけるように、新しいピザステーションを作って、オープンキッチンにして、生地から作るピザを提供します」。 ピザを食べに来たついでに、シミュレーターでプレーしていく。ゴルフ場が地域の人々の憩いの場や、災害時の避難場所としても機能する。それは結果的にゴルフ人口のすそ野拡大にもつながっていくはずだ。 <h2>■取材後記</h2> 手元のICレコーダーには1時間35分14秒とカウントされているが、あっという間だったのが実感。福島社長の魅力は、人を安心させる笑顔。これが30もの改革を進められる原動力なのだと思う。社長が不安な表情を見せていたら、ついていく方も不安になる ▼この連載が早くも5回目を迎え、実感していることがある。今、元気のあるゴルフ場は、2016年あたりから5年後の今を見据えて、改革への準備を地道に進めていたことだ ▼5年前といえば少子高齢化に歯止めがかからず、ゴルフ人口が減少傾向に入り業界がシュリンクし始めていた時。その対策としてゴルフ場単体ではなく、プラスアルファの価値を見出し、それを具現化する作業に手を付けていた ▼人手もかかり、お金もかかる。体力のあるうちに準備を進めていたから、コロナ禍という緊急事態にも対応できた。これはラッキーだった、という一言で片づけられるものではない。いかなる有事にも備えられる体制を整えられていたからの、今なのだ。 <h2>【DATA BOX】</h2> 鹿沼グループ 代表者 福嶋範治 総従業員数 303人 売上高 22億2000万円(2020年3月現在) ◆鹿沼カントリー倶楽部 住所/電話番号 〒322-0532 栃木県鹿沼市藤江町 1545-2 TEL0289-75-2131 公式ウエブサイト <a href="http://www.kcc45.jp/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">http://www.kcc45.jp/</a>  アクセス  車の場合:東北自動車道鹿沼IC  電車の場合:東武浅草線・新鹿沼駅下車 車で約15分 45ホール(南・北各18ホール、黄金(こがね)9ホール) ◆鹿沼72カントリークラブ 住所/電話番号 〒322-0526栃木県鹿沼市楡木町1475TEL: 0289-75-2111 公式ウエブサイト <a href="http:www.kanuma72.jp/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">http://www.kanuma72.jp/</a> アクセス 車の場合:北関東自動車道 都賀ICより15分   電車の場合:東武浅草線・新鹿沼駅より車で20分 東武日光線・楡木(にれぎ)駅より車で5分(クラブバスは予約制) 45ホール(男体・筑波各18ホール、富士9ホール) 300ヤード・20打席のドライビングレンジあり ◆栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部 住所/電話番号 〒328-0121 栃木県栃木市細堀町376 TEL: 0282-28-1070 アクセス 車の場合:東北自動車道 浦和ICから45分 栃木IC3分 電車の場合:JR両毛線・東武日光線 栃木駅よりタクシーで15分  東武日光線・宇都宮線 新栃木駅よりタクシーで10分 (クラブバスは予約制) 18ホール 180㍎・11打席のドライビングレンジあり 公式ウエブサイト <a href="http://www.tgc18.com" rel="noopener noreferrer" target="_blank">http://www.tgc18.com</a> ◆富士企画株式会社(会員権仲介) <hr> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2021年10月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら</a>
    (公開)2021年11月11日
    鹿沼カントリー倶楽部、鹿沼72 カントリークラブ、栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部の3つのゴルフ場を運営する鹿沼グループは先ごろチャリティポロシャツを作成、販売を開始した。 「今も最前線で闘い続けている医療従事者の皆様へ感謝の気持ちを伝えたい」、「応援メッセージを届けたい」という想いからチャリティープロジェクトチームを立ち上げた。チームメンバー自ら考え、想いを込めて同社社員がデザインをした。 「ゴルフは少人数で大自然の中、ソーシャルディスタンスを保ちながら安全に出来るスポーツ。新鮮な空気、緑に囲まれた自然や光は、不安解消や健康へもつながります。 私たちは安全面を最優先にし、感染リスクを減らしながら営業し、ゴルフを楽しみにしてくれるすべての方々に安心して1 日を過ごしてもらえる努力をしています。 ゴルファーの皆様に、応援メッセージを込めたこのチャリティーポロシャツを着て、是非鹿沼グループに着ていただきたいと願っています。こんな状況の今だからこそ、スタッフとお客さまが一丸となり、このチャリティー企画を通して医療従事者の皆様に感謝の気持ちを伝え続けていくことが、いま私たちにできることだと信じています」 オリジナルチャリティポロシャツは各ゴルフ場のクラブハウス売店と<a href="https://kcc45.official.ec/items/31249324" rel="noopener noreferrer" target="_blank">EC サイト</a>で販売中。 フロントデザインを担当した鹿沼カントリー倶楽部 安中ひなたさんは 「『いま世の中は低空飛行をしていますが、これから明るい未来へ飛び立っていきましょう』という想いをツバメが下から上へ飛び立とうとしている姿で表現しました。雨上がりの太陽の光が差した所にかかる虹のように『苦しい状況を皆さんと力を合わせて乗り越えたい、そしてその先の明るい未来を一緒に見たい』という想いが込められています。 このポロシャツを見た人が、明るく前向きな気持ちになれねように心掛けてデザインしました」 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/front_1.jpg" alt="" width="788" height="469" class="aligncenter size-full wp-image-63967" /> バックデザインを担当した鹿沼72カントリークラブ小関恵里子さんは 「『辛い時期も、いつか必ず終わりが来てきれいな花が咲く時が来る』。そう願って、右上の一番高いところに花を咲かせました。 医療従事者へ尊敬の気持ちを込めて『感謝・希望・常に前進』などの花言葉を持つガーベラをメインの花にしました。そしてコロナで溢れた沢山の悲しみに寄り添えるようにリンドウの花をそっと添えました。『あなたの笑顔に寄り添っていきたい』という想いからキャッチコピーにwith your smileを選びました」-。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/20100901.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-64268" /> 販売価格は3500円(税込)で、代金の内500円が寄付金となり「栃木県新型コロナウィルス感染症医療従事者応援寄付金」に寄付する。
    (公開)2020年09月24日
    鹿沼グループ(株式会社鹿沼カントリー倶楽部、東北縦貫開発株式会社、株式会社栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部・代表:福島範治)はこのたび、下記の通り組織変革と人事異動を行った。 1.組織変革(2020年1月16日)  鹿沼グループ組織変革のビジョンは「ALL KANUMA for ONE」。栃木3コースの力を集結させ「ALL KANUMA」体制を構築し、より深く、より強い一社を組織する。その第一歩としてマーケティングセールス本部、業務管理本部、人事本部からなる「3本部・執行役員制」を導入。各本部がチームとなり、執行役員は経営リーダーとして業務執行権を持ち、各部門を統治統括していく。 2.異動(2020年1月16日) ●マーケティングセールス本部及び人事本部 上席執行役員 マーケティングセールス本部本部長及び人事本部本部長兼任 (旧:栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部 支配人) 鈴木 義之 執行役員 マーケティングセールス本部本部長 営業推進担当 (旧:鹿沼カントリー倶楽部 営業マネージャー) 亀和 幹広 マーケティングセールス本部部長 ゴルフ場運営担当 (旧:鹿沼72カントリークラブ 支配人) 小島 正樹 マーケティングセールス本部レストラン事業 統括部長 (旧:鹿沼CC及び鹿沼72CC 総調理長) 古井戸一夫 マーケティングセールス本部コース管理 統括部長 (旧:栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部コース管理 グリーンキーパー) 橋本  進 ●業務管理本部 常務取締役業務管理本部 本部長兼任 (旧:鹿沼グループ 常務取締役) 岡田 行人 業務管理本部 総務部長 (旧:鹿沼グループ 本部マネージャー) 鈴木  晋 ●経営企画室 執行役員 経営企画室室長 (旧:鹿沼グループ IT推進部長) 加藤 郷生 ●ゴルフ場 鹿沼カントリー倶楽部 支配人 (旧:鹿沼カントリー倶楽部 営業推進・会員サービス担当マネージャー) 米谷 彰子 鹿沼72カントリークラブ 支配人 (旧:鹿沼カントリー倶楽部 支配人) 神山 新一 栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部 支配人 (旧:栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部 営業マネージャー) 大渕 啓義
    (公開)2020年02月05日
    国内4コースを運営する鹿沼グループは1月より、運営の鹿沼72カントリークラブで「9ホール会員」、「アンダー30」という新しい会員制度の募集を開始。どちらのサービスも、従来のゴルフ場会員権とは一線を画す内容で、気軽にクラブライフを楽しめる仕組みになっているという。 まず、「9ホール会員」から紹介しよう。同サービスは、文字通り9ホールプレーを楽しむ会員制度で、入会金1万円に月会費5000円を支払えば、無料でプレーできるという内容(ゴルフ利用税+保険料60円のみ/平日限定、手引きカート使用)。さらに、クラブハウスの利用(レストラン、ショップ、浴室)も可能で、月次退会も可能だという。同社の福島範治社長は、次のようにコメント。 「思い立ったらすぐにプレー可能です。レンタルクラブ、シューズ(各540円)もご用意しております。気軽に9ホールのプレーで、ゴルフを楽しみたい方、一日を有効に使いたい方へお薦めです」 一方、「アンダー30」は年齢が30歳未満限定の会員制度で、入会金1万円に月会費8000円を支払えば、平日・土日祝のプレーフィが3500円(食事、カートフィ、ゴルフ場利用税、保険料含む)と同一料金なので曜日を問わずプレーが可能。とことんゴルフを楽しみたい、一気に上達したい、お得に・気軽にプレーしたいという若年層ゴルファーに朗報といえるだろう。前出の福島社長によれば、 「入会金もリーズナブルで、待遇は正会員とほぼ同等。プレー料金は曜日を問合わず同一料金なので、気軽に予約してください。当サービスを利用し、30歳を超えて、さらにクラブライフを楽しみたい方には正会員へ移行する際の割引制度もございます。地域限定特典や会員向けのイベントも企画中です」 ちなみに、今回紹介した両サービスとも募集定員100名なので、気になっている読者は問い合わせしてほしい(鹿沼グループ本部:0289‐71‐1031)。入会金に月会費だけで気軽にゴルフが楽しめる両サービスは、まさに、スポーツジム感覚の画期的な新会員制度といえるだろう。これを試金石に、同様のサービスを投入するゴルフ場が増えそうだ。
    (公開)2017年01月13日
    鹿沼地区13のゴルフ場で構成する鹿沼地区ゴルフ場協議会が主催する「第3回ごるふぁみふぇすた」が8月18日、鹿沼72カントリークラブ(栃木県鹿沼市)で開催された。 同ゴルフ場9ホールを使った会場では、「パターゴルフ」や「スナッグゴルフ」をはじめ、コース内を探検する「ゴルフカートでコース体験」を実施。さらに、コース内の池を綺麗に清掃して泳げるようにした「じゃぶじゃぶ池」、「スイカわり」など、ゴルフに関連しない遊びも子どもたちに提供。 鹿沼72CCの瀬崎明男支配人は、開催の目的を次のように語る。 「もちろん、参加した子どもたちが将来、ゴルフを始めるきっかけづくりになればと思って始めましたが、まずはゴルフ場で遊んでもらうことで、普段なかなか入れないゴルフ場に触れ合う機会を創出したかったのです。今後10年は続けていきたい」 イベント運営には、栃木県内に108ホールを展開する鹿沼グループの従業員50名、地元ボランティア12名が参加。 当初、開催を予定していた8月17日は雨天のため、翌日に順延したものの、約250名の親子が参加し、めいいっぱい夏休みの一日を楽しんだ。同社東京営業部の米谷彰子リーダーは、次のようにコメント。 「雨天順延で、集まるかどうか心配でしたが、250名ほどの親子が参加してくれて本当によかったです。参加してくださる親御さんや子どもたちのことを考え、会場本部にベビーベッドを置いたり、各レクリエーションで遊ぶ子どもたちの待ち時間を少なくさせるためのスケジュール調整もしました。 今年からは、運営スタッフを含め、参加者全員にひらがなで書いた大きな名札を胸に張ってもらい、お互いが名前で呼び合える環境もつくりました。毎年、少しずつですがブラッシュアップして、同イベントを継続していきたいと思っています」 また、面白いのは同社が社内研修の一環として行っている『若手育成プロジェクト』。毎年、新卒2年目チームに、同イベントで自分たちが企画・実施するブースづくりをさせているのだとか。チームワーク、リーダーシップの強化が目的だという。チームをまとめる吉野里美リーダーは、 「今年の出し物は、ゴルフボールにペイントやシールを張ってデコレーションする『オリジナルボールづくり』、ペットボトルをボウリングのピンに見立てて遊ぶ『サッカーボウリング』、自作の『しゃぼん玉遊び』の3つを企画。今年3月ぐらいから企画を練り始め、業務内外で5、6回集まってミーティングを重ねました。子どもたちの笑顔がなによりの成果です」 子どもたちの笑顔と同じぐらいスタッフの笑顔が印象的だった同イベント。多くの活性化イベントは、ゴルフをさせることに注力しがちだが、もっと自由な発想で、ゴルフ場を遊び場にすることが必要なのかもしれない。 <iframe src="https://www.youtube.com/embed/qACYYx4yf_c?rel=0" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe>
    (公開)2015年08月25日

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