マルマンは7月7日、研磨職人であり、同社の45年にわたるゴルフクラブづくりの歴史を創業当時から支え続けてきた、杉山健三氏のアイデアを形にした『KSパター』シリーズを発売する。
同パターは、悩み多きゴルファーのために、ゴルフを知り尽くした名匠・杉山氏が、ストロークの安定するパターを開発。具体的には、「重ヘッド・オリジナルセンターシャフト・太グリップ」を採用し、抜群の安定感を誇りながら、まるで手で転がすかのような感覚で、繊細な距離感をだせるという。
ヘッドは、安定感を与えるヘッド長さを長めにしたラージヘッドで、一般的なパターのヘッドより約50gも重いヘッドを採用。形状は、ピン型、ピンワイド型、マレット型の3タイプを用意している。
ネックは、シャフト軸がソールセンターに抜けるオリジナルのセンターネック形状を採用。構えると分かるが、フェースセンターよりもややヒール側にネックがあるため、センターシャフトでもボールがみえやすいのが特徴的。その結果、安心して構えやすく、距離感の出しやすさも一役買っている。
そして、注目は「アジャスタブルネック」を採用したこと。これにより、ライ角の調整をスムーズに行うことが可能。長さ・ライ角を体格やストロークに合わせて調整可能なのは、ゴルファー目線に立った同社ならではのこだわりといえるだろう。
グリップは、WINN製の太グリップを搭載。手首の無駄な動きを抑制し、ストロークが安定。グリップ重量は一般的な重量帯の65gなので、先述した重ヘッドと相まって、ほどよい感じでヘッドの重さを感じられる。
スペックは、ロフト角4度、ライ角71度(68度~74度、※1度ピッチで調整可能)、長さ34インチ(32インチ~37インチ、※0・25インチピッチで調整可能)、本体価格は4万4000円となっている。杉山氏が心血を注ぎ、機能美を追求した至高の逸品。試さない手はないだろう。
問い合わせはマルマンへ、03‐3526‐9988。