アキラプロダクツは10月10日、プロト会員向け商材「PROTOTYPE」シリーズから、『PROTOTYPE IRON KS―601FH』を発売する。
同アイアンは、同社契約プロである久保谷健一選手の要望をフィードバックしたモデル。道具へのこだわりが人一倍強い久保谷選手だけに、どう仕上がっているのか気になるところ。
要望はズバリ、「イケメンで、しかもやさしいアイアン」というもので、具体的には、「カオはシャープでいままでのプロトタイプのように、そして、もう少し飛距離も欲しい、自分のイメージしている弾道はキープしたい」(久保谷選手)――。
この難題に立ち向かい解決するため、同モデルはプロトタイプアイアン初となるスリットキャビティを採用。さらに、フェースにはマレージング素材(HT―1770)を使用し、番手別ウエイトフロー設計(ロング・ミドル・ショート)を採用したという。
番手ラインアップは#4(21度)、#5(24度)、#6(27度)、#7(30度)、#8(34度)、#9(39度)、PW(44度)の7タイプ。価格は#5~9、PWの6本セットが9万円、#4は単品販売で1万5000円となっている。これらはすべて、ヘッドパーツ販売のみで展開するというから、工房店主は朗報といえるだろう。
精悍なカオつきで、やさしさとパワーを兼ね備えた同モデルを例えるならば、ハリウッドスターのようなアイアンといえるかもしれない。スターダムにのし上がれるかどうかは、同社と工房店主の腕の見せ所だろう。
問い合わせはアキラプロダクツへ、03―5652―4500。