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    ハッシュタグ「m6」記事一覧

    今月の小誌「定店観測」ドライバー部門において、販売数量2位へ急浮上した『M5/M6』は、昨年爆発的なヒットモデルになった『M3/M4』の後継機種。 『M3/M4』は周知の通り、方向性に大きな影響を与えるオフセンターヒット時の曲がり幅を抑えるため、フェースをねじる「ツイストフェース」テクノロジーを採用したモデルだ。 『M5/M6』も「ツイストフェース」を継承するものの、ヘッドの反発力をSLEルール規定値ギリギリにしてボール初速を上げるため、新技術「スピードインジェクション(後述)」を開発。 規定値ギリギリのドライバーといえば、PRGRの『RSシリーズ』が思い浮かぶが、テーラーメイドによれば、製造するすべてのドライバーヘッドの反発係数をルール上最大限に設定したという。 その開発プロセスについて、米本社の開発責任者ブライアン・バゼル氏が次のように説明する。 「最高のフェースを作ったとしてもその後、ゴルフクラブとして完成させるためには溶接し研磨、塗装等の工程を経るため、どうしても公差が生まれてしまいます。 つまり、みなさんが今お持ちのドライバーはもしかしたら、初速が遅めのモノ、ラッキーな方は速めのモノかもしれないということです」 また、同社の検証結果によると、市場にあるドライバーの70%がルール適合の上限値にある程度余裕を持たせているとか。 M5、M6ドライバーは すべて当たりくじ!? ゴルフクラブは工業製品である。ルール適合内で反発係数をギリギリに設定すると、公差を超え歩留まりが悪くなるのは想像に難くない。 そこで、各メーカーは数値に余裕を持たせるということなのだが、『M5/M6ドライバー』ではその〝公差〟の概念を払拭している。「一旦すべてのヘッドを高反発にしてから、ルール限界値へ設定する」という大胆な手法で製造に取り組んでいる。 詳しく説明してもらおう。 <h2>新技術の「スピード インジェクション」とは</h2> 「生産されるすべてのヘッドを一旦、ルール上限を超えたところで作ります。そして『スピードチューン』を施して、ルール上限の内側ギリギリに揃えます。 具体的には、フェースのトゥ&ヒール側の赤いチューニングポートからレジンを注入し調整。すべてのヘッドを詳細に計測しクラウドへ送信、独自のアルゴリズムにより計算された分量を2つのポートからそれぞれ注入します。 先述の通り、ヘッドの製造工程にはどうしてもバラツキが生じてしまう。例えば、トゥ側に0.4g、ヒール側へ0.8gのレジンを注入する場合もあればその逆もありうるわけです。 つまり、ヘッドの個体差によって異なる量のレジンの注入が必要になってきます」 <h2>最終工程もクラウドの アルゴリズムで計算</h2> 出来上がったヘッドがSLEルールの上限を超えていないか? 超えてしまうと 〝違反クラブ〟とみなされてしまう。大丈夫なのか? 「それは絶対避けなければなりません。レジン注入後にもう一度クラウドへ送り、独自のアルゴリズムの計算式により精度の高いものにしています」 2019年モデルの『M5/M6』ドライバーは、ボール初速をより高めるため、さらにフェースを薄くしているとも付け加えた。M3比で20%薄肉化、ハンマーヘッド構造との相乗効果により、66%スイートエリアが拡大したと豪語する。 先に発表されたキャロウェイの新ドライバー『エピックフラッシュ』は、ボール初速を上げるために逆にフェースを厚くしているが、各々の特徴が出ていて非常に興味深いところでもある。 <h2>M5、M6ドライバーは 全3種類</h2> 新製品は『M5 ドライバー』(460㎤)、「M5 ツアー ドライバー(3月中旬発売)』(435㎤)と『M6 ドライバー』は460㎤のみで計3タイプを用意。 標準装着シャフトについても、56gのKUROKAGE(M5、M5 TOURへ装着、硬度Sで総重量308g、54gの「FUBUKI」(M6同、総重量299g)を改良したオリジナルデザインに仕上げるなど、細部にわたってこだわりを見せる。 カスタムシャフトは下記を用意。グラファイトデザイン「Tour AD VR-6」、藤倉ゴム「スピーダー661EVO V」、三菱ケミカル「Diamana DF 60 」。価格は『M5』、『M5 TOUR』が7万8000円(カスタムシャフト9万5000円)、『M6』が7万2000円(カスタムシャフト8万9000円)で、前作比で『M5』が6000円、『M6』が7000円アップとなっている。
    (公開)2019年05月01日
    テーラーメイドの新ドライバー『M5/M6』がいよいよ市場投入。前作は曲がり幅を抑えるツイストフェースの搭載が話題になりましたが、どのような進化を遂げたのか。 今回は前作『M3/M4』と最新作『M5/M6』を実際に打ち比べて検証していきます。 1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞 『M5』と『M6』に搭載された新機能とは <img class="aligncenter size-full wp-image-54505" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/img_m5-m6_face.jpg" alt="テーラーメイド M5 M6、新機能スピードインジェクション搭載" width="788" height="525"> まず、印象的なのがフェース面2ヶ所に設けられた赤いポート『スピードインジェクション』の搭載です。 2019年モデルの『Mシリーズ』は、最初に高反発ヘッドを作ってから、フェース面の2つのポートへレジン素材を注入することで反発係数をルール最大限に調整する新手法を採用。 フェース部には前作同様、ツイストフェースを採用していますが、ボール初速をより高めるため、さらにフェースを『M3』比で20%薄肉化。 ハンマーヘッド構造との相乗効果により、約66%スイートエリアが拡大したとか。 <strong>まずは、『M5』ドライバーから試打してみました。</strong> <h2>ヘッドスピード速め、中・上級者が対象の『M5』</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-55169" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/taylor-made_m5-m61.jpg" alt="テーラーメイド M5 M6 試打インプレッション" width="788" height="525"> 構えた印象は非常にニュートラル。方向も取りやすく、構えやすいですね。手に伝わるフィーリングは前作のM3よりやわらかく、ヘッドの挙動を感じやすい。 また、前作は、ヘッドの重心がしっかりしていて全体の大きさを感じさせないサイズでしたが、新作のM5では、ヘッド全体のボリュームが増して、重心とのバランスが取れています。 マッピングでいうと、M3とM4の中間に位置するのがM5。前作のM3は歯を食いしばって思いっきり振っても左に行かないイメージでしたが、M5では力みなくスムーズに振りぬけます。 <img class="aligncenter size-full wp-image-54502" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/img_m5.jpg" alt="テーラーメイド M5ドライバー" width="788" height="525"> オフセンターヒットで打ってみると前作同様、トウ側上部で打ってもフックが出づらく、ヒール側下部でもスライスにはなりづらいですね。 ボール初速も、芯を外した時でもM3よりボール初速が出ています。 カチャカチャで微調整もできるので、実際にコースで打った時の方向性や、レスポンスの良さが期待できるでしょう。M5はヘッドスピードが速めの人が自分好みに調整し、シャフトやロフトがミートした時に最大性能が得られるクラブです。 <h2>『M5』と『M3』をトラックマンで比較検証</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-55160" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/taylormade_trackman_data1.jpg" alt="テーラーメイドM5 M3打ち比べ トラックマン比較データ" width="788" height="525"> トラックマンの計測結果を見ると、ヘッドスピード45m/sでボール初速65m/s、キャリー232ヤード、トータル飛距離250ヤード。 前作M3との比較では、キャリー6ヤード、トータル飛距離で5ヤード上回り、前作よりも性能を上回ることを実証。 さらに低スピン弾道が打ちやすくなり、キャリーだけでなくランでも距離を稼げるのがM5といえそうだ。 <h2>球のつかまりが前作より向上、幅広い層が使える『M6』</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-54547" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/taylormade_m6.jpg" alt="永井プロテーラーメイドM6ドライバー試打" width="788" height="525"> 続いて『M6』を試打してみます。 まず、構えた印象ですが、フェースに対してボディ形状がトゥ側へ膨らんでいるので、USPGAツアーのプロのようにハンドダウンで構えるゴルファーに相性が良さそうだと感じました。 M6はウエイト調整機能が付いていませんが、その余剰重量をヘッド後方へ集中させ、前作のM4よりも深重心設計になっています。 <img class="aligncenter size-full wp-image-54503" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/img_m6.jpg" alt="テーラーメイド M6ドライバー" width="788" height="525"> 実際にロフト9度のモデルを打ちましたが、高弾道・低スピン弾道が得られ、球のつかまりも前作より向上していると感じました。M4で球をつかまえきれなかった人には朗報といえ、M6は幅広い層のゴルファーが性能を享受できるクラブへ進化しています。 スイングスピードを減速して振ってみても、基本的なクラブ挙動は変わりませんでした。つまり、ヘッドスピードのあまり速くない方でもシャフトを合わせてあげれば、使いこなせるということ。 扱いやすさという部分でM6は高水準にまとまっているクラブといえます。 <h2>『M6』と『M4』をトラックマンで比較検証</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-55161" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/taylormade_trackman_data2.jpg" alt="テーラーメイドM6 M4打ち比べ トラックマン比較データ" width="788" height="525"> ヘッドスピード45m/sでボール初速64m/s、キャリー233ヤード、トータル飛距離260ヤード。前作M4との比較では、キャリー-3ヤード、トータル飛距離で3ヤード上回った。 ソール部分にもカーボン素材を採用して、前作よりも球がつかまる設計で、低スピン弾道に一層磨きがかかったM6。これまでMシリーズを使えなかったスライサーは一度試してみる価値大。 <iframe src="https://www.youtube.com/embed/-8Fp9Ph40fU?rel=0" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe>
    (公開)2019年03月26日
    新商品の発売ラッシュが一段落した。年明け早々にキャロウェイとテーラーメイドが大掛かりな記者発表で注目を集めたが、3月に入るとデビューイベントの喧騒は落ち着いてくる。 そこで、テーラーメイドでブランドマーケティングを担当する池田省吾シニアマネージャーに記者発表の舞台裏を振り返ってもらう。同社は派手な演出を得意としており、それだけにデビューイベントに関わる苦労も多いはず。 メーカーは、何をどのように伝えようとしたのか? 案の定、悪戦苦闘のエピソードが満載だ。 (聞き手・浅水敦) M5/M6製品発表会の詳細は下記より <a href="https://www.gew.co.jp/news/maker-news/g_52697">テーラーメイド『M5 / M6』を発表 M3 / M4からの進化は「スピード」</a> 3D映像で立体的に表現 <img class="aligncenter size-full wp-image-54767" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/m5-m6_press4.jpg" alt="テーラーメイド M5/M6記者発表会" width="788" height="525" /> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;">浅水</span>:今回、御社の記者発表と同時に小売店が試打インプレッション動画を公開した。通常はメディアへの発表が優先されますが、ショップと同時発表の形ですね。SNSの普及でショップ自体が発信力を持ち始めた。そこへの期待感は大きい? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">池田</span>:「ゴルファーには試打動画が響く」ので、ショップのクラフトマンやスタッフが打った感想を発信してもらおうと。背景には、インフルエンサーが出過ぎたこともありますね。SNSで同じような投稿をしているので、信憑性が薄くなった印象もあって。それで、発表会の当日に各店がインプレッション動画を公開したという経緯です。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;">浅水</span>:視聴者の目が肥えてきた。で、そもそも記者発表の目的は何ですか。最近は発表会をやらないメーカーも増えましたが。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">池田</span>:発表会の目的は、一般消費者に新商品のローンチを伝えることに尽きますね。まずはメディアに理解してもらい、記事にしてもらうこと。公式な発表会は必要だと思っていて、年1~2回のペースで行っています。 演出方法にはこだわってます。他社を意識することはまったくなくて、その時々の商品に相応しいやり方をします。昨年は「ツイストフェース」だったから、フェース形状がわかるオブジェを作った。今年は「スピードインジェクション」で、ヘッド内部にレジンを注入するのが特徴だから、3Dでの表現にこだわりました。 <img class="aligncenter size-full wp-image-54764" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/m5-m6_press1.jpg" alt="テーラーメイド M5/M6記者発表会" width="788" height="525" /> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;">浅水</span>:会場を暗闇にして、大きなヘッドが空間に浮かぶという演出ですね。かなりコストが掛かったでしょう。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">池田</span>:実はそうでもないんですよ(笑)。予算には限りがあるので、演出で使用した外壁は展示会のものを流用したり、コストにはメリハリをつけています。 ただ、3Dにはこだわって、きゃりーぱみゅぱみゅの演出をしている会社の協力を得ています。この会社は、米NBCネットワークの公開オーディション番組「アメリカンゴッドタレント」で優勝した日本人ダンサー・蛯名健一さんの演出もやってます。 ヘッドが宙に浮かぶシーンは特殊なスクリーンを用いた3Dホログラム。壇上のスクリーンが二重になっていて、前側のスクリーンを透明にする。それで浮かんで立体的に見えるようになるわけです。ここは一番伝えたい部分だし、商品説明に入る直前にメディアの注目を集めようと(笑)。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;">浅水</span>:音響効果も凄かったですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">池田</span>:ありがとうございます。あれは4.1chで収録した音声素材を360度、5ヶ所に配置したスピーカーを特殊な方法でリレーさせたものです。出力したサラウンドシステムを導入し、音を立体的に伝える工夫を凝らしました。 <h2>同時通訳には限界がある</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-54765" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/m5-m6_press2.jpg" alt="テーラーメイド M5/M6記者発表会" width="788" height="525" /> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;">浅水</span>:来場者は何人集まったわけですか。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">池田</span>:事前の想定は200人でしたが、結果的には230名で座席が一杯になりました。ここにはメディア以外にも小売店関係者や当社の製品を販売するティーチングプロも含まれます。彼らとの契約更新は毎年12月ですが、インフルエンサーとして情報拡散してくれるので、しっかり理解してもらう必要があります。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;">浅水</span>:米本社で製品開発の責任者を務めるブライアン・バゼル副社長が登壇しましたが、今年は同時通訳を使わなかった。技術面の通訳は難しいですか。 <img class="size-full wp-image-54766" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/m5-m6_press3.jpg" alt="テーラーメイド M5/M6記者発表会" width="788" height="525" /> 写真左:ブライアン・バゼル副社長、写真右:マーク・シェルドン・アレン社長 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">池田</span>:去年の発表会終了後、御誌の片山さんから「通訳が何を言ってるかわからない」と言われましてね(苦笑)。ただ、それ以前から我々も限界を感じていたんですよ。一流の国際会議で通訳するような方でも、ゴルフのテクノロジーを理解して伝えるのは難しい、そんな結論に達しました。 それと、一連の流れで苦労したのはタイムスケジュールで、これにはかなり苦労しましたね。タイムキーパーをつけて、各自の持ち時間を守ってもらうために「残り時間あと○○秒」って表示したり(笑)。 それでも時間が押しちゃって、質疑応答を迎える前に10分押しになりそうなところを、急がせて5分以内に収めたんです。本番はリハーサル通りにはいきません。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;">浅水</span>:御社の記者発表はイベント性も重視する。今回のトークショーでは元バドミントン五輪選手の池田信太郎氏とレーシングドライバーの中嶋一貴氏を招きましたが、人選の意図は? <img class="aligncenter size-full wp-image-53627" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/02/m5-m6.jpg" alt="テーラーメイド M5/M6記者発表会 レーサー中嶋一貴×バドミントン元代表池田信太郎がテーラーメイド「M5/M6」を語る" width="788" height="525" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">池田</span>:舞台裏を明かすと、契約プロがシンガポールとハワイでツアーが始まって誰もいない(笑)。それで芸能人の案も出ましたが、製品特徴は「スピード」なので、これを表現できるアスリートにしようとなったわけです。 そこでカーレーサーの中嶋さん、バドミントンの池田さんにお願いした。二人ともギアを使ってスピードに関わる競技をやっているので、その点が決め手になりました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;">浅水</span>:ほかにも候補者はいたでしょう。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">池田</span>:はい。具体名は伏せますが、水泳、バスケ、サッカー、野球界から候補者の名前が出ています。でも、調べたらいずれもメーカー色がついていて(苦笑)。 <h2>ギリギリはPRGRのフレーズ</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-44799" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/06/prgr-wall.jpg" alt="PRGR RS" width="788" height="525" /> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;">浅水</span>:それにしても、事前の準備は大変でしょう。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">池田</span>:そうですね。事前に綿密にやりますが、それでも発表会の冒頭部分、バゼル副社長のマイクが数秒間ハウリングしたり(苦笑)。事前に何度もテストしましたが、まあ、ハプニングは仕方ありません。 実は、前夜9時まで会場に別のイベントが入っていたので、それを終えてから設営準備に入りました。みんな寝ていませんし、わたしは午前零時に帰宅して、翌朝7時に会場入り。 記者発表は午後2時からですが、機材の技術面や立ち回りをチェックして、10時に登壇者が会場入り。それからリハーサルという段取りです。もう、スケジュールはパンパンでした。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;">浅水</span>:ところで、『M5/M6』の特徴は、一度高反発規制を超えたヘッドをギリギリで戻すところにもありますが、「ギリギリ」という表現を一切使っていませんね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">池田</span>:PRGRさんのギリギリがインパクトありすぎるので、使っていません。「高反発フェースを適合内に最大限戻す」という文言についても、本社からリーガルチェックの回答がなかなか戻ってこなかったり、このあたりは悩ましかった。 まあ、当社のヘッドはギリギリで作るんじゃなくて、超えてから作ってますからね、ギリギリを超えるツアースパイシーなクラブです。当社のフレーズとしては「チューニング」を積極的に使いたいですね。
    (公開)2019年03月11日
    ツイストフェースがSLEルール規定値ギリギリに進化したテーラーメイドの『M5/M6』ドライバーが2月15日、いよいよ発売される。 参考:<a href="https://www.gew.co.jp/news/maker-news/g_52697">テーラーメイド『M5 / M6』を発表 M3 / M4からの進化は「スピード」</a> タイガー・ウッズやダスティン・ジョンソンなどに提供されるツアーユースのヘッドをすべてのアマチュアゴルファーが手にいれることができる話題のドライバーだ。 今回は1月の記者発表後半で催されたバドミントン元五輪選手・池田信太郎×レーシングドライバー・中嶋一貴によるトークショーを動画でお伝えする。 <strong>トークテーマは「スピード」――。</strong> なぜ両氏だったのか? その意図について、同社マーケティング部池田省吾シニアマネージャーが次のように話す。 「契約プロはシンガポールとハワイでツアーが始まっていて国内に誰もいない(笑)。そこで『M5/M6』の製品特徴である“スピード”と接点のあるアスリートを呼びたい、という結論に達したのです。 そこで、カーレーサーの中嶋一貴さん、バドミントンから池田信太郎さんにお願いしたという経緯です。二人ともギアを使ってスピードに関わる競技に出ている、出ていたという部分が決め手になりましたね」――。 バドミントンで初速493km/hを打ち出し、ギネス記録を持つ池田信太郎。昨年、スピードと耐久性が求められるルマンで総合優勝した中嶋一貴。二人は友人同士でゴルフも一緒にいく間柄だとか。ゴルフとスピードの親和性とは? <iframe src="https://www.youtube.com/embed/tcYlImekpB8?rel=0" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe>
    (公開)2019年02月14日
    「実は、当社契約のタイガー・ウッズ、ダスティン・ジョンソンだけではなく、日本法人のマーク・シェルドン・アレン社長にもツアー向けのヘッドを提供しています。つまり、ヘッドの反発係数を1個1個計測して、ルールギリギリのモノを渡しているのです。彼らと同じヘッドを量産できないだろうか? それが『M5/M6』の出発点でした」 テーラーメイドゴルフは1月11日、都内会場で2月15日から発売する『M5/M6』ドライバーの記者発表を行った。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/loRwqa3fJFI?rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen=""></iframe> 年明けからティザー広告で、フェース部に装着したスクリューにより新製品の登場感を煽っていたが、今回ツイストフェースがSLEルール規定値ギリギリに進化。 タイガー・ウッズやダスティン・ジョンソンなどツアーユースのヘッドをすべてのアマチュアゴルファーが手にいれることができるようになる。冒頭のコメントは、やや興奮気味に話す同社開発責任者ブライアン・バゼル氏のコメントだ。 M3、M4からの進化は「方向性からスピードへ」 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/01/1901104.jpg" alt="テーラーメイド『M5/M6』"> 『M5/M6』は、昨年爆発的なヒットモデルになった『M3/M4』の後継機種。『M3/M4』は周知の通り、方向性に大きな影響を与えるオフセンターヒット時の曲がり幅を抑えるため、フェースをねじる「ツイストフェース」テクノロジーを採用したモデルだ。 『M5/M6』も「ツイストフェース」を継承するものの、ヘッドの反発力をSLEルール規定値ギリギリにしボール初速を上げるため、新技術「スピードインジェクション(後述)」を開発したという。 規定値ギリギリのドライバーといえば、<a href="https://www.gew.co.jp/news/maker-news/g_44776">PRGRの『RSシリーズ』</a>が思い浮かぶが、テーラーメイドによれば製造するすべてのドライバーヘッドの反発係数をルール上最大限に設定したという。 その開発プロセスについて米本社の開発責任者ブライアン・バゼル氏が次のように説明する。 <h2>M5、M6ドライバーはすべて当たりくじ!?</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/01/1901103.jpg" alt="テーラーメイド『M5/M6』"> 「最高のフェースを作ったとしてもその後、ゴルフクラブとして完成させるためには溶接し研磨、塗装等の工程を経るため、どうしても公差が生まれてしまいます。 つまり、みなさんが今お持ちのドライバーはもしかしたら、初速が遅めのモノ、ラッキーな方は速めのモノかもしれないということです。 また、当社の検証結果では、市場にあるドライバーの70%がルール適合の上限値にある程度余裕を持たせていることが分かりました」 <img class="aligncenter size-full wp-image-52777" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/01/m5-m6.jpg" alt="テーラーメイド M5 M6" width="788" height="525"> ゴルフクラブは工業製品である。ルール適合内で反発係数をギリギリに設定すると、公差を超え歩留まりが悪くなるのは想像に難くない。そこで、各メーカーは数値に余裕を持たせる、ということなのだが、『M5/M6ドライバー』ではその“公差”の概念を払拭している。 「一旦すべてのヘッドを高反発にしてから、ルール限界値へ設定する」--。 という大胆な手法で製造に取り組んでいる。詳しく説明してもらおう。 <h2>新技術スピードインジェクションとは</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/01/19011012.jpg" alt="テーラーメイド『M5/M6』"> 「生産されるすべてのヘッドを一旦、ルール上限を超えたところで作ります。そして『スピードチューン』を施して、ルール上限の内側ギリギリに揃えます。 具体的には、フェースのトゥ&ヒール側の赤いチューニングポートからレジンを注入し調整。すべてのヘッドを詳細に計測しクラウドへ送信、独自のアルゴリズムにより計算された分量を2つのポートからそれぞれ注入します。 先述の通り、ヘッドの製造工程にはどうしてもバラツキが生じてしまいます。例えば、トゥ側に0.4g、ヒール側へ0.8gのレジンを注入する場合もあればその逆もありうるわけです。つまり、ヘッドの個体差によって異なる量のレジンの注入が必要になってきます」 <h2>最終工程もクラウドのアルゴリズムで計算</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-52782" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/01/m6.jpg" alt="テーラーメイド M6" width="788" height="525"> 「出来上がったヘッドがSLEルールの上限を超えていないか? 超えてしまうと“違反クラブ”とみなされてしまうので、それは絶対避けなければなりません。レジン注入後にもう一度クラウドへ送り、独自のアルゴリズムの計算式により精度の高いものにしています」 2019年モデルの『M5/M6』ドライバーは、ボール初速をより高めるため、さらにフェースを薄くしているという。従来のM3よりも20%薄肉化。ハンマーヘッド構造との相乗効果により、66%スイートエリアが拡大したと豪語する。 先日発表された<a href="https://www.gew.co.jp/news/maker-news/g_52633">キャロウェイの新ドライバー『エピックフラッシュ』</a>は、ボール初速を上げるために、逆にフェースを厚くしているあたり、各社の特徴が出ていて非常に興味深いところだ。 <h2>M5、M6のドライバーヘッドは全3種類</h2> 新製品のドライバーヘッドは『M5 ドライバー』(460㎝3)、「M5 ツアー ドライバー(3月中旬発売)』(435㎝3)と『M6 ドライバー』は460㎝3のみで計3タイプを用意。 <img class="aligncenter size-full wp-image-52987" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/01/kurokage.jpg" alt="テーラーメイド M5 M6 標準シャフト KUROKAGE" width="788" height="525"> 標準装着シャフトについても、56gのKUROKAGE(M5、M5TOURへ装着、硬度Sで総重量308g)、54gの「FUBUKI」(M6同、総重量299g)を改良したオリジナルデザインに仕上げるなど、細部にわたってこだわりを見せる。 <h2>カスタムシャフトは3種類を用意</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-52988" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/01/shaft.jpg" alt="テーラーメイド M5 M6 カスタムシャフト" width="788" height="525"> 『M5/M6』のカスタムシャフトは下記のとおり。 <ul> <li>グラファイトデザイン「Tour AD VR-6」</li> <li>藤倉ゴム「スピーダー661 EVO Ⅴ」</li> <li>三菱ケミカル「Diamana DF 60 」。</li> </ul> なお、ドライバーの価格は『M5』、『M5 TOUR』が7万8000円(カスタムシャフト9万5000円)、『M6』が7万2000円(カスタムシャフト8万9000円)で、『M5』が6000円、『M6』が7000円アップとなっている。 <h2>カスタムモデルは‶地クラブ″に匹敵する価格帯</h2> 懸念されるのが、年々上昇するドライバーの定価設定。2019年モデルは初代『Ⅿ1』比で6000円、『M2』比9000円アップしており、ゴルフギアライターの児山和弘氏が次のように話す。 「標準シャフト装着モデルもそうですが、今回『M5』のカスタムシャフト仕様は、9万5000円と地クラブの価格帯に突入しました。製品に対する自信の表れなのでしょうが、正直なところ驚いています」 その性能やいかに? GEW編集部では『Ⅿ5/M6』ドライバーの試打レポートを近々掲載予定。 <h2>M5、M6ドライバーは2月15日発売!</h2> 問い合わせは、テーラーメイド ゴルフ カスターマーサービスコール 0120-558-562
    (公開)2019年01月15日

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