ヤマハは先頃、ヤマハ銀座ビル コンサートサロン(中央区)にて、永井花奈との用具契約発表会を開催した。
永井は2017年よりレギュラーツアーへフル参戦し、「樋口久子 三菱電機レディス」でツアー初優勝。昨年は優勝こそなかったものの、トップ10に10回入るなど安定して成績を残せるゴルフには定評がある。
永井花奈の使用ブランドは『RMX(リミックス)』
<img class="aligncenter size-full wp-image-54327" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/02/yamaha_nagai-kana1.jpg" alt="ヤマハ 永井花奈契約記者発表" width="788" height="525">
永井が使用するのは『RMX』で、併せて同社のロゴ入りキャップ、サンバイザー、キャディバッグも使用するという。ヤマハとの契約に至った経緯を聞かれて、
「クラブは技術の次に大事なもの。実際に打ってみて使いたいと思いました。ヤマハのクラブで最も気に入っているのはアイアンです。良い意味で簡単で、ボールが高く上がってくれます。
これからツアーで難しいシチュエーションに遭遇すると思いますが、どんなライからでも打てるような気がします。スコアを出したり良いショットを打つ上で難易度はいりませんので、簡単だということは大事だと思います」
と説明。続けて、ヤマハのクラブへの印象について問われると、
「ヤマハは一言で表すと『いぶし銀』です。選手と言えば藤田(寛之)さんや谷口(徹)さんなどのように渋くて、でも技術がすごくて何勝もしているというイメージです」
と回答。加えて、
「実はゴルフを始める前に、ヤマハ音楽教室でピアノを習っていたことがありまして、今思えば運命的だったのかなと思います」
と語った。
<h2>永井花奈「今年は11勝します(笑)」</h2>
<img class="aligncenter size-full wp-image-54347" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/02/yamaha-nagai-kana.jpg" alt="ヤマハ 永井花奈契約記者発表" width="788" height="525">
ヤマハは2017年より、契約プロと共に年間10勝を目指す「ヤマハゴルフ・ウイニング10プロジェクト」を発足させている。これは、ヤマハと契約プロが二人三脚で同じ目標に向かい、それをゴルファーに印象づけることを目的としたものだ。同社の吉田信樹部長は、
「2017年は2勝、2018年は5勝。さらに今平周吾プロの賞金王と、成果をあげることができました。今年は三たび、永井花奈プロも含めてヤマハで一丸となって10勝を目指したいと思います」
と説明。このプロジェクトに関連して、同社の司会者からの「永井プロは何勝ご協力いただけますか?」との問いに、永井花奈は、
「控えめに言って、11勝です(笑)」
と冗談で答えつつも、
「目標は3勝ですね。そのくらいの目標にしておけば1勝はできるかなと思うので(笑)。でも優勝への気持ちは強いものを持っているので、頑張りたいと思います」
と続け、約80人の報道陣の笑いを誘った。同社は、契約プロとの家族的な関係構築を重要視しているといい、昨年行われた「ヤマハ ゴルフ ファンサミット」で、同社契約プロの藤田寛之も、
「ヤマハはファンのことも、契約プロのことも含めて人を大切にしているメーカー。自分自身も、もう26年ヤマハですが、これだけ長いと契約プロだけど、半分メーカーの人間みたいな気持ちですね」
と語っていた。11勝は極端だとしても、永井花奈が何勝できるか注目したいところだ。
<h2>永井花奈との用具契約発表会をショート動画で</h2>
永井花奈との用具契約発表会の模様をショート動画で紹介。
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