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    ハッシュタグ「sdgs」記事一覧

    公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」は、12月18日、グリッサンドゴルフクラブ(千葉県成田市)にて、チャリティーゴルフイベント『LOVE FAMILY CHARITY CUP ―HOPE IN ONE―』を開催する。 同イベントは、横峯さくらをアンバサダーに迎え、ゴルフを通じて世代を超えた交流を生み出し、「家族」という身近で大切な存在の意味を社会全体で見つめ直す機会を創出。参加者が対話や笑顔を共有し、家族との時間の大切さを改めて実感することを目的としている。 横峯自身も、家族との絆を大切にしており、同法人の「家族を大切にする」という理念に深く共感し、「ゴルフを通じて、多くの方に家族の大切さを感じていただく機会を創りたい」と、アンバサダー就任を快諾した。 当日は、横峯と各組1ホールでニアピン対決を楽しみ、表彰式パーティーでは、参加者との交流の時間も設けている。 詳細はWEBサイトまで。 https://hopeinone.yumewo.org/
    (公開)2025年12月15日
    障害者ゴルフ大会 この夏の初め、7月19日に北海道の函館でゴルフを楽しみました。北海道カントリー倶楽部プリンスコースです。内地は猛暑でしたが、コースは駒ケ岳の裾野、心地よい風がコースを通りすぎてゆきます。 この日は全国から集まった身体障害者のゴルフ大会、「ABO杯ドクターズフレンドシップトーナメント in Hokkaido」(日本障害者ゴルフ協会主催)でした。参加者は障害者31名、健常者33名。 昨年、紹介した函館の医療法人雄心会のコンペでチャリティ募金が行われたゴルフ場です。あの時集まった募金が役に立ったようです。 大会では一人か二人の競技者に対し、数人のサポーター(健常者)が一緒に回ります。私もサポーターの一人として参加しました。 亀田愛里プロ、安保雅博大会会長らの始球式の後、第1組がスタートしましたが、選手らは見事なスイングで、まっすぐに糸を引くようなボールが飛んでいきます。 次のチームもその次も、片足が義足の方や片腕しか利かない方、様々な障害を持つ選手たちの鋭い打球が飛んでいきます。むしろサポーターの方々のほうが飛ばない、曲がる、OBに飛びこむ…。 私が参加したチームは、運転とコース説明の方と私、そしてお二人の障害者の計4人。一緒にプレーをしましたが、選手のお二人のほうがずっと上手でした。 日本スティミュレーションセラピー学会 特別仕様のカートに支えられて打つ 今回のゴルフ大会は、日本スティミュレーションセラピー学会・学術大会が函館で開かれたのと連動して開かれました。 スティミュレーションセラピーとは、磁気刺激、電気刺激、徒手による外部刺激などの療法です。この学会は、様々な刺激的治療についての生体への影響・治療効果の検証や技術向上を図ることを目的として、2019年1月に発足しました。 今年の函館での学会・学術大会は17、18日の二日間おこなわれ、スローガンは「自然との融合」でした。函館大会会長の伊藤丈雄氏(医療法人雄心会理事長)は「最新の技術と自然環境との融和がもたらす新たな治療の可能性を探求したい」とあいさつをしています。 学会は、日本のリハビリテーション分野での様々な治療や評価を網羅し、多方面からの研究、発表を受け入れ、リハビリテーション分野の治療法と評価法の更なる発展を目指しています。 このスティミュレーションセラピー学会と函館の医療法人雄心会が協力して開かれたのが、障害者と健常者が一緒に楽しむ今回のゴルフ大会でした。 障害者と健常者が一緒に楽しむ 挨拶をする安保雅博・大会会長(東京慈恵会医科大学教授) 今回の大会の大きな特徴として、障害者と健常者が一緒にプレーを楽しむ、ということでした。 日本障害者ゴルフ協会のホームページによると、松田治子理事長は「障害者ゴルフへの理解と地域社会との連携を深めるため、障害者と健常者が対等にプレーできるゴルフ競技を開催しました」と記しています。 トーナメントは、 ・グランプリの部(障害者 オフィシャルハンデキャップ15以下) ・一般の部(グランプリの部以外の障害者) ・サポートプレーヤー(健常者)の部 の3部門。 グランプリの部はJGAルールによりバックティからのスタート、グロス競技。一般の部とサポートプレーヤーの部は新ペリア方式による競技。グランプリの部の入賞者にはプロとしての賞金が授与されました。 自然との融合 今回の学会のスローガンは自然との融合でしたが、その狙いはゴルフ大会で見事に実っていました。 鋭く天を突く駒ケ岳を背に広大な自然の中でのプレーは、他のスポーツにない、おおらかな気持ちを醸成してくれる。 障害者との壁を全く感じさせない楽しさ。空も森も風も、そして私も「今ここに生きている」という感覚に誘い込まれました。 私だけでなく、多くの参加者がそう語っていました。プレーが終わった後もこの心地よさは続きました。 誰もが分け隔てなく一緒にプレーしている。多様な人間も、それを包む自然も、無欲に受け入れることができる空気。なんとも贅沢な経験をさせていただきました。 これこそSDGsの神髄ではないでしょうか。我欲を抑え、自然にも人間にも敬意をもって接する。ゴルフをしていてもSDGsの本質を感じ取ることができる、という新しい発見でした。 大会運営を取り仕切った医療法人雄心会の金子達也専務理事は「はじめは支援者の方々に大会の趣旨を理解していただくのが大変でした。でも、皆さん、予想以上に楽しそうにプレーしてくれていました。懇親会を兼ねた表彰式では、参加者が分け隔てなく笑顔で話しあっている様子を見ていると、感無量です」と話してくれました。 また、松田理事長は「障害者ゴルフを一般の人に理解してもらうには障害者と一緒にプレーすることが一番です」と手ごたえを感じているようでした。 SDGs宣言の前文 SDGsの前書きでは、SDGs宣言について「人間、地球及び繁栄のための行動計画であり、人間や地球、自然についての決意を表明する」としている。 人間について 貧困と飢餓に終止符を打ち、すべての人間が尊厳と平等そして健康な環境のもとに、持てる潜在能力を発揮する。 地球について 持続可能な消費、生産、天然資源の管理や気候変動に関する緊急の行動をとるなど地球を破壊から守る。 繁栄について すべての人間が豊かで満たされた生活を享受することができること、また、経済的、社会的及び技術的な進歩が自然との調和のうちに生じることを確保する。 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2025年9月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら
    (公開)2025年11月30日
    大正製薬は、ツルハ ホールディングスの協力の下、リポビタン各種製品の売り上げの一部を寄付する『子どもたちのみらいのために 未来応援プロジェクト 2025』を12月31日まで実施している。 同社が発売する「リポビタンD」(指定医薬部外品)は、夢や目標に向かって前向きに頑張る人々を応援するコミュニケーション活動を行っている。その一環として、子どもたちをサポートする取り組みを行うにあたり、同プロジェクトを2021年より実施している。 2024年のプロジェクトでは、北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・新潟のツルハドラッグ各店舗、鳥取・島根・広島・山口のウォンツおよびドラッグストアウェルネス各店舗、静岡県の杏林堂薬局各店舗、岡山県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県のレデイ薬局にて、リポビタン各種製品購入金額の1%にあたる327万873円を、各地域のこども食堂ネットワークや関連団体に寄付した。2025年も同様の地域で取り組みを継続し、子どもたちを応援する。 同社は今後もリポビタンを通じて、夢や目標に向かって前向きに頑張る人々に寄り添い、様々な応援活動を実施していく。
    (公開)2025年11月27日
    トランプ氏の減税・歳出法 アメリカの独立記念日の7月4日、トランプ大統領の肝いり法案である減税法案が成立しました。この法律は大型減税が目玉ですが、その反面温暖化をはじめ地球規模の環境問題に対する大幅な予算削減を伴っています。 新しい法律では、温暖化対策関連経費が今後10年間で5000億ドル(約72兆円)削減される見通しです。バイデン前大統領が行っていた環境政策の多くが中断される内容となっているのです。 現在、アメリカでは電気自動車・EVを購入した場合に7500ドルの支援がありますが、これが廃止されます。特にテスラは政府からの支援策が打ち切られると苦しくなりそうです。そのほか太陽光や風力発電、アンモニア燃料への開発支援も縮小される。 CO2の削減どころか「(石油を)掘って、掘って、掘りまくれ」と化石燃料をどんどん使うよう号令をかけています。 トランプ大統領は就任早々、気候変動枠組み条約のパリ協定から脱退するなど環境問題を目の敵にする政策を推し進めています。 しかし、この減税法案を報道する同じ日の日本経済新聞には、「温暖化の影響で乱気流が発生しやすくなるため航空機が大きく揺れたり、大雨や高温が原因で着陸できなくなる支障が生じ始めている」という記事が掲載されています。また、テキサス州で記録的な雨で大きな洪水が発生し、キャンプをしていた子供など23人が亡くなったという記事もありました(その後、死者は200人以上となりました)。フランスの研究機関は気候変動による大雨の可能性を指摘しています。 「気候変動はない」と断言し、パリ協定から脱退した大統領の思惑とは別に、温暖化の影響が自らの足元から起こり始めているようです。 指導者の義務 トランプ大統領は「アメリカ第一主義」を掲げ、アメリカだけが栄えればいいのだ、と旗を振り続けています。 アメリカが世界で最も影響力がある国であるのは間違いありません。そして、力があるものは全体に対し応分の責任を負う、という考えが世界共通の考え方でもあります。 世界中どこでも昔から、裕福な人や社会的地位の高いものは社会に対して普通の人々より大きな義務と責任を持つことは当然のこととされています。 アメリカのような大国の指導者たる者は、自国の立場だけ考えるのではなく、世界全体のことを考えて政策決定をすべきです。 しかし、トランプ大統領にはそのような考え、義務感はさらさらないようです。アメリカ第一主義というスローガンからも他国や世界全体の状況を全く考慮していないことがうかがわれます。 温暖化の危機 ところで、このまま温暖化対策が遅れてしまうようなことがあれば大変です。各国が自分の国の利益を優先し、周囲の国々と摩擦を起こすようになれば、温暖化はどんどん進んでしまいます。 30年以上前から、私は新聞記者として温暖化をはじめとする地球的規模の環境問題について報道し、活動してきました。その間、オゾン層の破壊や酸性雨など一部の危機は回避されるようになりましたが、温暖化と生物多様性の課題は悪くなる一方です。特に温暖化は危険です。 気候が大きく変化し、これまでの人類の活動の基盤である気温が異常に上昇すると、生活基盤、文明の基盤が根底から崩れてきます。 熱帯の病気が日本にはびこるようになり、農作物が変化します。台風や大雪、大雨が猛威を振るうようになるでしょう。海面が上昇すれば、多くの都市が使い物にならなくなります。 スキーもゴルフもできない 私は今でもスキーとゴルフが大好きです。しかし夏のゴルフは自宅近くでは暑くてプレーできません。スキーは雪が年々少なくなり、1月から3月ぐらいまでしかできなくなっています。 これまでは、冬はスキー、その他の季節はゴルフを楽しんでいたのですが、スキーの季節が短くなり、ゴルフも夏はできなくなっています。 そんな個人的なことはともかく、生活の基盤が崩れるようになったら大変です。 では、どうしたらよいでしょう。まず、世界の多くの人々が正確な知識を持つことです。 深刻な地球環境問題に対して無知であるならば、怖くもなんともありません。知識があれば、その恐ろしさに気が付きます。 これまでも何度も申し上げていることですが、あえて繰り返します。ゴルフを楽しむ人々は国や地域のリーダー層が多い。そうした方々こそ率先して、世界や地域の危機に対する責任を強く感じていただきたいのです。 パリ協定 パリ協定は、2020年以降の気候変動問題に関する国際的な枠組みです。2015年にパリで開かれた国連気候変動枠組条約締約国会議で合意されました。当時の米国・オバマ大統領が中国やインドに批准を働きかけるなどした結果、2016年11月4日に発効しました。 パリ協定では、 1) 世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする 2) 21世紀後半には、温室効果ガス排出量と(森林などによる)吸収量のバランスをとる などが決まっています。 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2025年8月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら
    (公開)2025年11月22日
    酷暑の夏が一段落したら、今度はクマ被害に揺れる日本列島。温暖化や、人口減による里地里山の荒廃もその一因と言われている。 かつて農林業が営まれた里地里山は、自然界と人間界を分ける緩衝帯の機能を持っていたが、過疎化で放棄地となってしまい、野生動物が人間界に入りやすくなっている。 ゴルフ場は、緩衝帯としての役割を担うほか、樹林地や芝地がCО2を吸収・固定し、東京都民1年分の酸素供給と同等の効果がある。また、生物多様性の観点からも、ゴルフ場に期待する環境団体は多い。 そのような状況下で、意識高い系のゴルフ場は消費電力の再エネ化や、伐採木・刈芝クズの再利用に踏み出すなど、循環型経営に舵を切り始めた。中には「ウェルビーイング・ゴルフ場を目指します」との宣言も聞かれ、地域住民にコースを開放する動きも。 その一方、環境循環型経営は、従業員に負荷をかける面もある。刈芝クズや残飯をコンポストに入れて堆肥化する際、混入する小さなプラスチックゴミを人手で選別するなど、面倒で、余計な作業が発生してしまう。 SDGsという、目に見えない価値をどうやって従業員に浸透させ、ゴルフ場の新たな価値創出につなげるのか? 試行錯誤の「今」を追った。 連載「VIPの視点」では、日本で初めて24時間365日無人営業のインドアゴルフを開業した、スイングファクトリー社の小竹貴之社長に聞いた。新しいビジネスモデルが閃く瞬間や、その閃きをどのように形につなげたかなど、創業時の苦労話が面白い。 今後は紳士服チェーンに同居したり、モール内への出店など新たな戦略を構想中。 なお、本誌記事の多くは、弊社ウェブサイトに掲載しておりません。無断転載や、AIに吸収されて根拠不明な記事に再加工されるのを防ぐためです。本誌にご興味のある方には、無料見本誌をお送りしますので、↓コチラからお申し込みください。 【GEW11月号目次】 満薗文博の人間稼業 竹林の道で「さようなら」 編集会議 巻頭特集 改めて問う! ゴルフ界SDGs の今 INSIDE STORY 01 西鉄グループが練習場再建 縦割りの壁を壊す総力戦で 02 試打ロボットを時間貸し ギアの性能評価が容易になる 03 練習マットを天然芝に SDGsと上達の両方狙う 04 人工芝シェア8割のソーコー 閉鎖練習場の増加に待った! 05 ソニーグループが本格参入 夏の「快適製品」で販路求む 06 無人インドアで「AI先生」? 富士通の技術で人手不足解消か 07 本間ゴルフとHUAWEI がコラボ 健康産業としての意義と可能性 08 ゴルファーの天敵「慢性痛」にオムロンの低周波治療器を INFORMATION BOX 求人情報 広告索引 編集余録 VIPの視点 24時間無人の元祖 インドアに風穴を開けた挑戦と構想 株式会社スイングファクトリー 代表取締役 小竹貴之氏 三田村昌鳳の白と黒の風景 クリント・イーストウッドが、愛した町 倉本昌弘の船中八策 JGTOは細長い一本の商店街 岡島成行のSDGsその本質と世界観 SDGsは全員参加が原則 リレー連載 GMAC 通信 ゴルフ産業の未来を、ともに切り拓くために 北徹朗のゴルフサステナビリティ 老いてもテクノロジーで飛ばす:ゴルフにおけるエクソスーツ研究 大石順一の本質はなんだ!論 「定常状態」での娯楽(スポーツ)の果たす役割は? リサオの粋なゴルファー講座 野暮だよあんた ゴルフ場に紳士はいるのか ジャンヌ・ダルクの気合でやってます! ゴルフスクール2店舗目を大阪にオープン 目標は開業3か月で損益分岐点突破! 第11回 GEWビジネス交流会 練習場とインドアをゴルフ場につなげる GEW が応援します! 注目のインドアゴルフ商材特集 アンプラス/ディテクト/ベンキュージャパン/マエカワケアサービス/タタタ/ cras stella 山岸勝信のカードシステムから見たゴルフ練習場需要変動速報 ゴルフ練習場来場者月次報告 ゴルフ練習場経営者リレー連載 脱・装置産業の挑戦者達 アルバトロスゴルフクラブ 代表取締役 福原大貴 25歳で決断!地方練習場の事業承継で本当に大事だったこと―淡路島から「装置産業」を変える若き二代目のリアル― 嶋崎平人のシリーズ練習場ビジネス 課題と未来展望を考える 天然芝と借景の山並みが魅力 栃木・三和ゴルフ練習場の展望を聞く 小森剛のゴルフ×ヘルスケアの多様な可能性 医療連携で実現076 する安心ゴルフ~高齢者の血圧管理で始める新サービス 小俣光之の進化するゴルフ練習場の舞台裏 競合施設が弾道シミュレーターを導入 若者客が減ったのはそのせいか? ゴルフ場来場者月次報告 ゴルフ会員権市場 桜ゴルフ 佐川八重子 特別寄稿 モンゴルの大地とゴルフを訪ねる アンプラス代表 倉地伸尚 井手口香の徒然日記 メンバーさんなのにゴルフ場に辿り着けない残念なひと 西村國彦の世界のゴルフ場百景  メイドストーン クラブ 新連載 福島範治の牛魂一擲 「助けたい」一心で借金550億円の父の会社を継ぐ エアコンのDNAを、首元へ。富士通ゼネラル『wearcon』が切り拓くウェアラブル冷却の最前線 富士通ゼネラル BRAND NEW GOODS 長瀬貞之のツアーサポートの舞台裏を見る! 解禁4年目となった距離計 15本目の武器へと成長を遂げる セレクトブリヂストンスポーツ リヂストンスポーツ/三菱ケミカル 距離計セレクト ひさいスポーツ 定点観測 リアルマーケットレビュー 輸出入統計 特別寄稿 PGA ツアーとアイビーリーグ目指す中国ジュニアゴルファーの現状  竹田慎 温故知新 PGAの分裂騒動はなぜ起きた? マイカスタム 93歳生涯最後のクラブは高反発と51gの硬めシャフト リメイクショップ田奈加 田中晃社長 地クラブパーツランキング 片岡重勝のフィッティングツール「3点測量」 左右の傾斜に上り・下りが追加 パターバーやキャディ研修に『BIG TILT WAVE』 全世界に『FOCUS』旋風を巻き起こす!? 『FOCUS LE』の中身とは? アンプラス ディテクト SB-RANGE “見えるスイング”が上達を加速させる ディテクト 高輝度・省電力・広色域を兼ね備えたシミュレーションゴルフ用プロジェクター ベンキュージャパン ゴルフの動きをリハビリに活用したデイサービス『Golfer’sDay』がFC展開スタート! マエカワケアサービス 女子部 NEW ARRIVALS ゴルフ界に革新を。業界初のレーザー距離計にコースデータDL 機能を搭載! 女子部 INFORMATION ビビゴルフランキング
    (公開)2025年11月01日
    長嶋茂雄さん ミスタープロ野球、長嶋茂雄さんが亡くなった。この衝撃的なニュースが飛び込んできたのは6月3日の朝でした。今年81歳になった私は文字通り長嶋さんの姿にあこがれ、活躍に励まされて育ちました。父親も友達もみんな長嶋ファンでした。 私の小学生時代は横浜の焼け跡でくず鉄拾いの毎日でした。学校は半日で、瓦礫ばかりの地平線に夕陽が沈んでいく景色を眺めて暮らしていました。「戦後は終わった」という言葉が飛び交う頃でした。 中学、高校と育つにつれ、学校も正常化し、白米も食べられるようになり、まさに「三丁目の夕日」の時代でした。 1964年の東京オリンピックの時は大学2年生でした。四谷から新宿まで高層建築物がなく、パチンコ屋も平屋でした。東京オリンピックを機に新幹線や高速道路ができ、日本が先進諸国の仲間入りを果たしつつあった頃です。 長嶋さんは六大学の頃からスターでした。1958年、巨人に入団。その後17年間の現役生活はまさに日本の高度成長にあたります。そんな中で長嶋さんは国民の気持ちを大いに鼓舞してくれた。 長嶋さんの訃報を伝えるテレビニュースを見ていると、私たち世代だけではなくあらゆる世代の方々が弔意を示し、長嶋さんの活躍に励まされた、と話していました。まさに昭和の英雄です。 世界一貧しい大統領 長嶋さんが亡くなる半月ほど前、ウルグアイ大統領だったホセ・ムヒカさんが亡くなりました。長嶋さんと同じく享年89歳でした。 ムヒカさんは「世界一貧しい大統領」として知られています。大統領になっても簡素な自宅からオンボロのフォルクスワーゲンで通い、給与のほとんどを寄付していました。 2002年、ブラジルで開かれた国連環境サミットでの演説は今も語り草になっています。ノーネクタイで壇上に表れたムヒカさんは次のように語ったのです。 「世界一貧しい大統領と呼ばれていますが、自分のことを貧しいとは思いません。貧しい人とは、豪華な暮らしを保つためだけに働き、次から次へと物を欲しがる人のことを言うのです」 「現代の超消費主義のおかげで、私たちは最も肝心なことを忘れてしまいました。人としての能力を、人類の幸福とはほとんど関係がないことに無駄使いしているのです」 「西洋の富裕社会が持つ傲慢な消費を、世界の70億~80億人の人達がみな楽しめるのか。その原料がこの地球にあるのでしょうか」 この演説は広く人々の心を打ち、ノーベル賞の候補にもなりました。 ムヒカさんは貧困家庭に生まれ、極左都市ゲリラ組織に参加。4度の逮捕で計13年収監されるという過酷な経験を糧に2009年、ウルグアイの第40代大統領になっています。 SDGsの申し子 ムヒカさんのこうした経歴や演説はまさにSDGsの本質を実践するものです。環境問題は政治の問題だと看破し、貧困と地球環境についての実践的な政策を実行しました。 ムヒカさんは5年間の大統領在任中に、ウルグアイ経済を毎年7%成長させました。1人あたりのGDPが南米最高を記録し、貧困率を押し下げ国民を豊かにしたのです。 キリスト教的に異端である同性結婚や妊娠初期の妊娠中絶を合法化したほか、不法組織の資金源になっていた大麻を合法化することにより裏取引のうまみをなくし、不法組織を弱体化したのです。 大統領時代の貧困とも見える生活態度を貫いたのは「大統領は平均的な国民の生活と同レベルの生活をすべきだ」という信念からでした。 経済格差と環境破壊という二つの大きな人類の課題の根源には、行き過ぎた消費社会があると考え、大統領として様々な政策を実践したのでした。この態度、信念はSDGsの目標と全く一致しています。 大統領の公務ではネクタイを締めませんでした。政府の会議で他の出席者はスーツにネクタイをしているのに対し、ムヒカさんは常にノーネクタイでした。ムヒカさんは「ネクタイを締めることは政治家の口を締めあげることであり、ネクタイは現代文明の奴隷の道具だ」と考えていたそうです。 スポーツの世界にSDGsを プロ野球の世界では、大谷翔平選手がアメリカのメジャー・リーグで大活躍しています。鈴木誠也選手も山本由伸投手も活躍している。 プロゴルフの世界でも、ひと昔前のジャンボ尾崎さんや青木功さん、中嶋常幸さんの時代から今は松山英樹選手、また最近の女子プロ選手のアメリカでの大活躍など様々な変化が生じてきています。 日本のスポーツは長嶋さんの頃とは雲泥の差で強くなっています。サッカーも体操も陸上も世界最強のグループに入っています。 次は世界レベルでの社会貢献活動ではないでしょうか。強いスポーツ選手が何かしら社会貢献に踏み出してくれないだろうか、と強く思います。 SDGs1 貧困をなくそう 1)2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する極度の貧困を終わらせる。 2)2030年までに、あらゆる次元の貧困状態にある全ての男性、女性、子供の割合を半分にする。 3)各国において最低限の基準を含む適切な対策を実施し、2030年までに貧困層に対し十分な保護を達成する。 4)2030年までに、貧困層や脆弱な状況にある人々の強靱性(レジリエンス)を構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的ショックや災害に強くする。 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2025年7月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら
    (公開)2025年10月19日
    元女子プロゴルファー、イ・ボミさんの人生が先日、テレビで放映されていました。幼少時代からの猛練習や恩師の証言など、人間ドラマとしても面白かった。 その中で仲良しだった上田桃子選手との会話のシーンがありました。上田さんが「ボミちゃんは厳しい戦いのさなかでも相手選手が良いプレーをすると拍手したり声をあげたりするよね。真剣に勝負しているときに私はそんなことはできない。どうしてそんな余裕があるの」と聞いたところ、イ・ボミさんは次のように答えたのです。 「子どもの頃から私はゴルフが大好きでした。何時間練習しても楽しかった。私にとってゴルフでの対戦相手はゴルフコースなんです。人と競争するのではなく、いかにコースを攻略するか、そこなんです。難しいコースをうまく乗り切ると気持ちがいい。だからスコアが競っている時でも相手の方が良いプレーをすると嬉しいんです」 私はその時、以前にこの連載で中部銀次郎さんが「コース攻略はティーグラウンドからいかにきれいな線を引いてホール迄たどり着くのかということが大事なのです」という趣旨の話を取り上げたことを思い出しました。その時は、中部さんの言葉を登山に当てはめて、未踏の岩壁を初登攀するときに「真っ白い巨大なキャンバスにどのような線を引いていくのかと考える」ことに似ていると書きましたが、今回のイ・ボミさんの発言を聞いて同じ感覚が蘇ってきました。 人との闘いを超えて スケートの小平奈緒さんがテレビのインタビューで「氷と仲良くなりたい」という趣旨の話をしたことがあります。世界一を争うトップ選手がレースのテクニックや体力強化ではなく、「氷と仲良く」と言ったことに意外な感じがしました。 ソウル・オリンピックで金メダルに輝いた後、青森山田学園で講演、対談に来てくださり、学生の前でオリンピックでの経験を話していただきました。 話が終わって個人的に話す機会があり、「氷と仲良くなりたい」という言葉の意味をお聞きしました。 小平さんは「うまく説明できないんですが……」と言葉を濁されていましたが、前後の会話から、私は、スピードを出すために「氷の状態を足元から感じとり、それに合わせた滑りがしたい」ということではないかと推察しました。 0秒1を争う厳しいレースを制するためには、「氷の状況をいかにうまくつかむか」が勝敗を決する。足元から感じ取る氷の状態、硬いとか柔らかな感じだとかいう微妙な変化をうまくつかみ取り、それに合わせた滑りをしていくことが究極の課題だ、と言いたかったのだろうと思いました。 そうした信念が、レース後に銀メダルに輝いた韓国の選手を抱きしめた行為に表れていたようです。 小平選手の発言は、イ・ボミ選手が「コースとの闘いだ」という信念と同じように思えます。それが結果的に勝ちに結び付くのではないでしょうか。 ランナーズ・ハイ 人間同士の勝ち負けを争う競技ではライバルや人間同士の戦いに終始することが多いでしょう。しかし、ある時点で競技者は人間同士の戦いを超えて競技そのものに集中し、気持ちよいショット、きれいに滑ること、といった次元に入り込むことがあり、これは一般的には「ゾーンに入る」などと表現しています。 往年のマラソンランナーの瀬古利彦さんは最近のテレビのインタビューで、「長い競技生活の中で一度だけ、どこまでも走れるような気がしたことがあった」と、いわゆるランナーズハイの状態を経験したと話しています。 登山にも初登頂、初登攀などを競うこともありますが、人間同士の戦いより山は厳しい存在です。最終的には人との競争より、山との闘いのほうがはるかに難しい課題になります。 夢を追う高い目標 こうした心理状態に入り込むことはスポーツに限らず、どの分野にもあるでしょう。そこが人間の面白いところではないでしょうか。 SDGsは本来の目標として、現在の世界を覆う貧困、不平等、環境問題などの改善について、社会や経済の構造そのものを再設計するような「抜本的な変革」が必要であると強く訴えています。「誰一人取り残さない」政策をも要求しています。 人間同士の競争ではなく、地球と人間との共存といった次元に思いを馳せてほしい、という期待が背後にあります。イ・ボミ選手の発言に通じる考え方です。 プロゴルファーが技術や勝負を超えた心情をより積極的に発信していただければ、日本各地で影響力のある様々なゴルファーに大きな力を与えてくれる。 それが広がって多くの人が「人間と自然、地球」などのあり方を再考するきっかけとなるでしょう。SDGsの本質はそこにあるのです。 SDGsの本質 1 持続可能な世界の実現。人間社会・経済・環境がバランスよく発展し、将来の世代も豊かに暮らせるようにすること 2 誰一人取り残さない。貧困・格差・差別・不平等など、世界中のすべての人が人間らしく生きられる社会を目指す 3 地球規模の課題解決。気候変動、資源の枯渇、生態系の破壊など、地球規模で取り組むべき問題に国際社会が連携して取り組む 4 普遍性と共通目標。SDGsは、すべての国(先進国・発展途上国)に適用され、目標達成に向けて行動する 無心で走っていると、誰でもランナーズハイになることがある。どこまでも気持ちよく走っていけるような気分で、走っていることすら忘れるほどだ。 SDGsは、人と自然、地球などとの付き合い方を根本的に考え直すことを求めています。 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2025年6月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら
    (公開)2025年09月23日
    チャットGPTの反応 ゴルフ場とSDGsについてチャットGPTで探ってみたところ、SDGsに熱心なゴルフ場の事例としてアメリカのペブルビーチ・ゴルフリンクスの名が挙がっていました。 その時、私は「もしかして」と思い、10年ほど前に友人からもらったキャディバッグを引っ張り出したところ、やっぱり、やや小ぶりのキャディバッグのアイアンやドライバーに「Pebble beach」の文字がありました。 クラブの長さがやや短いので女性用かなとも感じました。登山ではピッケルを使いますが、ヨーロッパの男性用のピッケルは重くて大きいため、日本人の多くは女性用を使っていたので、このクラブも女性用かなと思ったのです。子ども用かもしれません。 頂いたバッグとギアは写真のようにやや古めかしいものでした。形状は同じようですが、ドライバーとフェアウェーウッドは今のものとは全く違っていて、パーシモンとも違っています。 バッグは品の良いグリーンで、飾っておくのに良い形です。こちらはSam Sayerの銘が入っていました。スコットランドの有名プレーヤーが設立したゴルフメーカーです。 いつごろのものか検討もつきません。なんとなく気に入って、捨てずにおいたのですが、チャットGPTの報告を受けて、今まで放っておいたのがバチ当たりに思えました。 ペブルビーチでの取り組み すぐにペブルビーチのホームページをのぞいてみると「グリーン・イニシアチブ」という項目があり、読んでみるとかなり凄い。 まず初めに、会社からのメッセージとして「当社はデルモンテ・フォレストと海岸線の環境保護に強い誇りを持っています。約2300ヘクタールの敷地とオープンスペースを持続可能な方法で管理し、ペブルビーチを未来の世代にも楽しんでいただけるようにすることが私たちの目標です」と宣言しています。 具体的には、自然保全、海に落ちたゴルフボールの回収、エネルギー、水部門について様々なプログラムを展開しています。 自然の保全については「生態系を保護し、維持する責任を真剣に受け止めている」として、林業・生態学や在来植物の苗圃を担当する常勤スタッフが10人。年間7万本の在来植物を栽培することが可能で、植生再生・森林再生プロジェクトに利用しています。 また、レストランでは地元のオーガニック農産物や持続可能なシーフードに重点を置いています。そのほか、コースと客室の両方で節水及び水質保全。高度なコンピュータシステムと携帯型無線制御を使用して必要に応じて散水する。ハイブリッド車、電気自動車の活用などによりエネルギー使用量を16%削減。リサイクルでは毎年650万ポンドを超えるプラスチック、ガラス、金属、段ボール、紙、緑の廃棄物などを削減するなど、ゴルフ場挙げてSDGsに取り組んでいます。 ゴルフ場が自然保護区 特筆すべきは、ゴルフコースと関連施設などを含む自然環境が全米を代表する環境保護団体・オーデュボン・インターナショナルによって「認定オーデュボン協同保護区」に指定されていることです。 認証を得るには、環境計画、野生生物と生息地の管理、アウトリーチと教育、化学物質の使用削減や水資源の保全・水質管理など様々な分野でレベルの高い環境品質を維持していることを示す必要があります。 これはペブルビーチがかなりの負担を覚悟でSDGsに取り組んでいる証拠です。でも、結果的には経費削減につながり、ゴルフ場としての品格が高まり、集客にも寄与しているのではないかと思います。 世界の動向 ペブルビーチのほかにもSDGsに熱心に取り組んでいるゴルフ場はないか調べてみました。 ヨーロッパではTerras da Comporta (ポルトガル) が2024年の「ヨーロッパで最もエコフレンドリーなゴルフ施設」に選ばれています。Berkhamsted Golf Club (イギリス) は、環境保全活動の一環として、デボン・レッド種の牛をコース内で放牧し、生態系の維持と景観の保全に寄与しています。 アジアではHoiana Shores Golf Club (ベトナム) が持続可能なコース設計と建設が評価され、スプリングシティゴルフ&amp;レイクリゾート (中国) は、24万5000本の樹木、8万本のつる植物、160万本の花を育て、高品質な生態系を維持しています。 日本では、湯田カントリー倶楽部 (山口県) の、フードロス対策として100円まかない制度の導入が評価されているほか、10か所ほどのゴルフ場が評価されていました。 こうした事例はあくまでチャットGPTが紹介したもので、このほかにもたくさんの優良事例があると思いますが、いずれにしても、世界各国ではかなり専門的なところまで踏み込んでSDGsに取り組んでいるようです。 日本のゴルフ場もさらにエンジンをかけて世界に冠たるゴルフ文化を育てたいものです。 17. パートナーシップで目標を達成しよう 16項目・マルチ・ステークホルダー・パートナーシップを進める。全ての国々、特に開発途上国での持続可能な開発目標の達成を支援するため、知識、専門的知見、技術及び資金源を動員、共有しつつ、持続可能な開発のためのグローバル・パートナーシップを強化する。 【註】世界のゴルフ場がSDGsに取り組み、お互いが刺激しあって、協力の度合いを高めることにより、ゴルフというスポーツの認知度を高め、人々から愛される存在になれると思われます。中でも日本の活躍が待たれています。 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2025年5月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら
    (公開)2025年08月22日
    多彩なゴルフ振興策 私が住む千葉県市原市にはゴルフ場が33か所あります。一つの市では全国で最高の数です。市原市の全面積の約10%がゴルフ場で、合計37万平方kmもあります。 小出譲治・市原市長は「これだけのゴルフ場を抱えていることは、地域の有益な資産です」と話します。 小出譲治・市原市長 一時は「ゴルフ場ばかりで困る」という声も聴かれましたが、小出市長は逆に「地域の資産」として活用しようというのです。 「市内に33ものゴルフ場があるのは市原市だけ。それを前向きにとらえ、地域振興の柱の一つにゴルフ場を組み込んだほうが良い。ゆくゆくは、日本のゴルフの聖地と呼ばれるようにしたい」と意気軒高です。 ゴルフ振興事業のため、市は市原市観光協会、商工会、市内のゴルフ場などで構成される「市原ゴルフ場連絡協議会」と連携しました。 市と協議会が一緒になって「ゴルフの街いちはら」推進プロジェクトを実施。初心者が手ぶらでゴルフ場を訪れ、ゴルフ場のスタッフに基本的なルールやマナーを学び、ショットやパッティングの練習をした後、実際のゴルフ体験をするという「手ぶらdeゴルフ」などを実施しています。 ゴルフボールやゴルフプレー券をふるさと納税の返礼品としたり、「いちはらゴルフ場巡り33スタンプラリー」を設定。市内のゴルフ場を5か所、11か所、22か所回るごとに市の特産品などを贈呈する。33か所すべてプレーした人には養老渓谷温泉旅館のペア宿泊補助券などが贈呈されるなど、多彩な活動を展開しています。 ゴルフ場支配人から市の地方創生部観光・国際交流課に転職した稲田康男さん 極めつけは、鶴舞カントリー倶楽部の総支配人を務めていた稲田康男さんを、市の地方創生部観光・国際交流課の主幹(ゴルフの街いちはら推進担当)に迎えたことです。 ジュニアゴルフを育てる がんばる4年生 稲田さんは「市が率先してゴルフ振興の旗を振ってくれているので何とか力になりたいと思って」と転身を決意。市に入ったことで、ゴルフ場と役所との距離が近くなり、協力体制が進みました。 「お互いに長所を認め合って、議論できるようになり、新しい試みがどんどん出てきています」と稲田さんは手ごたえを語ります。 令和6年4月1日、市原市の源氏山ゴルフクラブで「第2回市原市ジュニアゴルフオープン」が開催され、全国から112人の小・中・高校生が集まり熱戦を繰り広げました。 高校女子の部で優勝したのは3年の鈴木能々子さん(1アンダー・71)。中学女子では飯田柚月さん(2アンダー・70)、男子は大久保友貴君(1アンダー・71)でした。 市のゴルフ振興策で最も力を入れているのがジュニア層の育成です。子どもたちがゴルフを心から楽しめれば将来が楽しみであり、やがてゴルフ振興にも貢献してくれるという期待からです。 稲田さんは「昨年より参加者が増え、成績も向上しています。日本を代表するゴルフ大会になるよう応援したい」と超前向きです。 実際、市原市から2年前、当時中学生の根本悠誠君がアメリカにゴルフ留学。須藤みかなさんがニュージーランドへ、南愛美さん(小4)はアメリカの世界大会で過去連続優勝、今年は3連覇を狙います。 市民ゴルフフェスタで 今年1月から2月の平日に「市原市民ゴルフフェスタ」が開かれました。市原市民であればゴルフフィーが割引され、716人が利用しました。 また、プラスチック製のクラブとテニスの軟球のようなボールで楽しむ「スナッグゴルフ」も実施。市内10の小学校で、校庭や広場でのプレーが行われました。 他の14校では実際のゴルフ場でプレー。ゴルフ場の方も「暇な時期を選んで提供しましたが、喜んでもらえてうれしい」と全面協力です。 これは選手育成だけでなく、もっと幅広くゴルフを広めようという意思の表れであり、「ゴルフは人間教育に適している」という信念からでもあります。 スコアは自分で記録し、嘘はつかない、ズルはしない。初歩からゆっくり練習すれば誰でもうまくなれる。友人を気遣う。広い自然の中で行うスポーツで、身体にも良く、チームワークも学べる——子どもたちが成長する上で大切なことが、ゴルフを通して身につくのです。 地域創生事業 子どもたちだけではありません。市民もゴルフに理解を持ち、ゴルフを始める人が増えました。特に女性ゴルファーが増加。スタンプラリーで33か所制覇した人の29%が女性でした。 市原市を訪れるゴルファーも増えています。一昨年は年間170万人だったのが、昨年は177万人に増加。市民全体で取り組むゴルフ振興策が着実に成果を上げています。 市原市ではSDGsの推進にも力を入れており、ゴルフ場も多数参加。里山保全の主役でもあります。 こうした市原市の試みが全国に広がると良いですね。すでに市原市は、兵庫県三木市(市内に25か所のゴルフ場あり)との交流も始めています。こうした動きが他の自治体にも広がることを願っています。 11. 住み続けられるまちづくりを 都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にすることを目指して、以下のような10のターゲットが掲げられています: 2030年までに包摂的かつ持続可能な都市化を促進し、全ての国々の参加型、包摂的かつ持続可能な人間居住計画・管理の能力を強化する 世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する 各国・地域規模の開発計画の強化を通じて、経済・社会・環境面における都市部、都市周辺部及び農村部間の良好なつながりを支援する 市原市はゴルフを武器に新しいまちづくりに挑戦しています。 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2025年4月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら
    (公開)2025年07月26日
    人を育てること 青森勤務が終り、時間ができたので庭の手入れを始めたら想像以上に荒れていました。10年間放っておいたから当然です。ツツジの生垣に落ち葉が詰まっていて取り除くと枝が傷ついている。中は枯れかかっていて触るとポキポキ折れる状態です。 考えてみると人工的な林や庭は人間が手入れをしなければ荒れるに決まってます。庭の手入れをしながらふと、教育も同じではないかと思いました。 今の教育は小学校から大学まで、手入れが行き届いていないのではないだろうか。知識のようなものは教えますが、人間としての基本をおろそかにしている。庭木の手入れをしていて日常の手入れの必要性を感じたのですが、教育でも、人としての生き方を丹念に教えることがなくなり、見栄えのする知識だけを教えているように思えてなりません。 命の尊さ、自然の不思議、愛情、謙虚、人助け、協力……様々な生きる基本がおろそかにされているようです。 私は長く子どもたちの自然体験の重要性を訴えてきていますが、正義感やフェアープレーの重要性も大切です。そう考えてみると、ゴルフは実はその両方を備えているように思えるのです。 学校のクラブ活動にゴルフを 中学、高校、大学と、学校のゴルフ部は少ないですね。何となくお金持ちのおじさんのスポーツというイメージが染みついてしまって、金のない若者には無縁のものと思われてきたからか、いずれにしても、もったいない。 野球やサッカー、音楽などのクラブはプロを目指す本格的なものもあれば同好会やインターカレッジと言ってどこの大学でも構わず入れるクラブがあったりします。 ゴルフもプロを目指す名門大学がありますが、もっと手軽な同好会などがたくさんあっても良いと感じています。ゴルフはまだ若者には浸透していません。 これを放置しておくことはないと思います。キャディのアルバイトとトレーニングなどが一緒にできないでしょうか。ゴルフ場がインターカレッジのようなクラブを設置したらどうか。 学生が安くゴルフを楽しめる方法を開発したらよいと思います。週末にお手伝いしたらウイークデイに午後から無料でプレーできるようにするなどの制度もいいでしょう。ゴルフの技術指導やインターカレッジ競技大会などの支援もいい。 山の先輩 見知らぬ若者にも支援を惜しまなかった泉靖一先生(1915-1970) 私は中学から大学まで山岳部で活動していました。大学山岳部は日本山岳会の傘下にあって、各大学が日本山岳会の図書館や部屋を借りてミーティングを開き、先輩たちの指導を受けていました。その時は大学の区別はなく、全員が同じ大学のような雰囲気です。 それが卒業後も続き、連綿と繋がっています。柔道やボーイスカウトなども似たような雰囲気があって国会議員のOB会もあります。 この連載でも書いたように、橋本龍太郎さんや堂本暁子さんは日本山岳会の先輩で、私は彼らの後輩であるので親しくさせていただきました。 私は大学を卒業するころになって文化人類学の先生になりたくなり、東大の泉靖一先生を訪ねて大学院進学の相談をさせていただきました。 泉先生は見ず知らずの私に会ってくださったのも大学山岳部の人間だったからです。大学院が受からなかったらどうしたらいいかお聞きすると、先生は大学を卒業してから3年生に編入する学士入学というのがあるからそれを受けなさい、と言う。山ばかり登っていて勉強には自信がなかった私は、それも落ちたらどうしたらいいかと聞いたところ、先生は大笑いしながら「全部だめだったら俺の研究生になれ。そして2年間勉強して大学院に入れなかったら諦めろ」と言うのです。 初対面の若者にこうまで面倒を見ようとしてくれる。自分の直接の後輩ではなくても同じように接してくれる懐の深さです。さらに京大の梅棹忠雄先生を紹介してくれました。 試験は全部落ちて泉先生の研究生となりましたが、4月からは学生紛争が激しくなり大学の授業はほとんどなくなって進路変更で、読売新聞社に入社することになったのです。 ゴルフの教育力 市原市はジュニアゴルファーの育成にも力を注いでいます。市原市ホームページより。 SDGsの「質の高い教育をみんなに」と言う項目にはより良い教育の課題が書かれています。すなわち人間としての基本を教えることも含まれているはずです。 ゴルフはフェアープレーの精神が基本です。スコアは自己申告です。プレー相手を尊敬します。人間の基本が詰まっています。まともな人間を育てるには格好のスポーツです。自然を楽しみ、自然のありようによってプレーが変わります。 もっともっと若い人たちに広げて良いスポーツです。私の山岳部での経験のような繋がりはできないでしょうか。ゴルフ界挙げて若者獲得に知恵を絞るべきだと思います。 4 質の高い教育をみんなに すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する。そのターゲットは 1)2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする 2)2030年までに全ての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする 3)2030年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国における教員研修のための国際協力などを通じて、質の高い教員の数を大幅に増加させる など10項目が掲げられている。 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2025年1月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら
    (公開)2025年05月23日
    アメリカ大統領選挙 世界を動かす司令塔でもあるホワイトハウス アメリカの次期大統領に決まったトランプ氏は現在の改善を図ることに重点を置き、敗れたハリス氏はこれから先の課題を念頭に置いた課題解決策を主張しました。例えば、移民対策や経済改善など今直面する課題対策を訴えた共和党に対し、地球環境問題やAIの危険性など未来に繋がる危険性に力を入れる民主党といった構図だったとも言えるでしょう。現在と未来のどちらに重点を置くかの選択だったといえる側面があったのではないでしょうか。 SDGsはどちらかというと民主党の主張に近いでしょう。現在の課題を未来に向けて改善するための具体的な方策を掲げているのがSDGsです。ですから現実に困っている人、戦っている人達には、SDGsに掲げられた対策は空虚に感じられることがあります。SDGsは、将来のことより今の状況を改善してほしい、という切実な声にかき消されてしまうことが多いのです。 トランプ次期アメリカ大統領は、気候変動枠組み条約を脱退するでしょう。環境問題よりも今の課題、すなわち経済成長やアメリカの利益を優先し「強いアメリカ」というスローガンのもとに、世界の課題よりアメリカを優先し、将来の課題より今の課題に集中するようです。 アメリカ大統領選直後、アゼルバイジャンのバクーで開かれた国連気候変動枠組み条約29回締約国会議(COP29)では、先進国首脳の参加はイタリアとイギリスの首相だけでした。アメリカがこの会議から抜ければ、気候変動の対策はさらに停滞するでしょう。 人類の課題 11月、アゼルバイジャンのバクーで開かれたCOP29のポスター 最近売り出し中のドイツの哲学者マルクス・ガブリエル氏(ボン大学教授)は、これからの人類の課題は「地球環境問題とAIだ」と語っています。まだ44歳の気鋭の学者は自分たちの世代の将来について鋭い目を向けているようです。 2024年11月16日付けの読売新聞でガブリエル氏は「気候変動の影響を私たちは日増しに強く実感している。地球環境は危機に瀕し、人類の運命を左右する重大な脅威となっています」と話しています。 人間のあり方を考える哲学者が今人類の危機を訴えているのです。地球全体の課題を考えている人がいる反面、「今」しか考えられない、そして自国の利益だけを主張する人もいる。それが世界の運命を左右するほどの力を保持するアメリカの、今回の選択です。 ガブリエル氏はまた、AIについても大きな警鐘を鳴らしています。「AIを用いて悪意の国家や党派や狂信者らが虚偽情報を生成し、SNSで拡散して民主主義を損なう事案が続出しています」(先の読売記事)と言っています。未来を見据えつつ現在を論じなければ、人類に希望はありません。 SDGsの主張 SDGsの17の項目をいくつかに分けてみましょう。1番から3番、6番が主として「途上国の貧困」の問題です。7番、8番、9番、11番から15番までが「地球環境問題」そして4番は「教育」5番は「ジェンダー」10番は「不平等」。16番「平和」と17番「パートナーシップ」は基本課題と言えるでしょう。 これが実は、世界を取り巻く重要課題です。そしてSDGsでは近未来にこうした人類共通の課題を改善すべく、具体策を提示しています。ともすると、SDGsは環境問題が主役のように思われますが、現在から近未来にかけての人類の課題をほとんど扱っています。 ここのところをしっかりと理解、協力し、実行していただきたい、というのが国連の考えです。 ゴルフ界も協力を SDGsの基本的な考え方を理解した上で、ゴルフ界が具体的にどんな協力ができるか、それを皆さんで考えていただきたいのです。 おかげさまでゴルフ界にも理解者が増えているようです。具体的な実践活動もたくさん出ています。時代の流れを的確に読んで、SDGsを経営の柱に取り入れているゴルフ関連企業が増えています。 これからの課題を早く理解し、新たなブルーオーシャンを見つけることは経営の要諦でしょう。排出権取引も市場ができはじめています。温暖化が進めば進むほど、新しいマーケットが出現するはずです。 環境だけでなく、途上国支援やジェンダー教育などの分野でもAIを活用した新たな展開が見られるでしょう。 ゴルフをめぐる様々な事業も同じです。この流れを見据えて舵を切るべきだと思います。現在、直面している課題に全力を注ぐのは当然ですが、人類が抱えている課題を改善することを企業のミッションの一つに加えることも重要です。 インドアゴルフは新しい波です。さらに、暑さ対策はどうか。若者をどうやってゴルフに誘うか。課題は多いですが、例えば温暖化対策を考え、20年後、30年後の世界を見据えたゴルフ振興策は必ず若者が関心を示すでしょう。 アメリカ大リーグでは顕著な社会貢献を行った選手に送るロベルト・クレメンテ賞があります。日本のゴルフ界にもSDGs賞のようなものがあればいいですね。 平和と公正をすべての人に SDGs16のターゲットは1)あらゆる場所において、全ての形態の暴力及び暴力に関連する死亡率を大幅に減少させる2)子供に対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する3)国家及び国際的なレベルでの法の支配を促進し、全ての人々に司法への平等なアクセスを提供する4)国内法規及び国際協定に従い、情報への公共アクセスを確保し、基本的自由を保障する⑤持続可能な開発のための非差別的な法規及び政策を推進し、実施する・・・などが主張されている。 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2024年12月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら
    (公開)2025年04月18日
    アルペンは、スポーツを楽しむための自然環境を守るための取り組み『Alpen GREEN PROJECT』の一環として、今年も4月22日のアースデイに向けてアースデイアクションを実施する。 近年、気候変動や環境破壊などの影響により、スポーツやアウトドアをこれまでのように楽しめる環境が失われつつあることに危機感を感じている同社は、自然環境を守っていくために、「地球環境について考え行動する日」であるアースデイに、全社を挙げてアースデイアクションに取り組み、多くの人と一緒に活動し「地球環境について考えるきっかけ」にしていきたいと考え、2020年から毎年実施している。 今年も、スポーツを楽しみながら地球環境に対して個人でできることを知り体験できるイベントとして、全国の店舗でイベントを開催する中、ゴルフ5では、 使わなくなったゴルフボールや衣類の回収とリユース活動を開催する。 自宅やキャディーバッグの中に使わずに眠っているゴルフボールのリユースにつなげるもので、ゴルフ5のレジカウンターで従業員にボールを渡すと回収してくれる。回収期間は5月6日まで。 回収したゴルフボールは回収企業が買い取り、ロストボールとして次のゴルファーへとつなげる。この売上金は、同社が主催するプロゴルフトーナメント「ゴルフ5レディス」にて、子どもたちにゴルフの魅力を伝える振興活動に活用する。 なお、不要になった衣類の回収も行っているので、この機会にゴルフボールと一緒に店舗へ持ち込んではいかがだろうか。 その他にも、スポーツデポ、アルペンアウトドアーズでは、道具を長く大切に使うためのメンテナンス体験イベントや、Alpen NAGOYA、Alpen FUKUOKA ではジョギングしながらゴミ拾いを楽しむプロギングイベントを開催。さらにアルペン本社では、本社お よびAlpen NAGOYA周辺(名古屋市栄エリア) の一斉清掃や、特別な許可を得て名古屋城外堀エリアの清掃活動などを実施する。 アパレル回収については下記サイトまで。 https://store.alpen-group.jp/campaign/group/alpen-green-project/recycle/
    (公開)2025年04月12日
    ゴルフダイジェスト・オンラインとキャロウェイゴルフは3月5日、ゴルフを通じてより健全な自然・人・社会の実現を目指すサステナビリティ活動で提携し、「WELL-GREEN PROJECT(ウェルグリーン・プロジェクト)」を発足させたことを発表した。 WELL-GREENとは「WELLNESS(ウェルネス)」、「WELL-BEING(ウェルビーイング)」、「WE(私たち/パートナーシップ)」、「GREEN(自然環境)」といった両社が共通して大切にする価値観を表現した言葉であり、我々が生きる世界をさまざまな視点で捉え、ゴルフという素晴らしいツールを使って、一丸となって明るい未来を切り拓いていこうとする旗印。 すでに両社は「キャロウェイの森」、「未来につなぐ森:共創プロジェクト」(キャロウェイゴルフ)、「ゴルフ菜園プロジェクト」、「湘南ベルマーレとの持続可能な地域を作る活動」(GDO)等のサステナビリティ活動に取り組んでおり、同プロジェクトはそれらの活動を可能な範囲で有機的に結びつけていく。 今後はこの2社に限らず、健全な自然、健全な人、健全な社会の実現を目指す同プロジェクトの主旨に賛同する企業との連携も積極的に実施していく予定。 2025年はキャロウェイゴルフが鳥取県智頭町で行っている「未来につなぐ森:共創プロジェクト」に参加する学生(大学ゴルフ授業研究会に参画する各大学にて、教養体育科目としてゴルフを履修する学生)を、GDO茅ヶ崎ゴルフリンクス(神奈川県茅ヶ崎市)に招き“地方の森林資源”から“都市の里山であるゴルフ場”まで、幅広い視野で自然が持つ価値や自然保護のあり方について学ぶ機会を提供し、同時に自然の中でプレーするゴルフの魅力に触れてもらうことを夏頃に予定している。 両社のサステナビリティ活動の詳細は下記WEBサイトまで GDO: https://company.golfdigest.co.jp/sustainability/ キャロウェイ: https://www.callawaygolf.jp/sustainability
    (公開)2025年03月28日
    海に沈む国 南太平洋に浮かぶ数々の島嶼国は今、温暖化による海面上昇に苦しんでいます。島が沈む危機が現実のものになっているのです。これらの国ではオーストラリアやニュージーランドに移住する人が増えています。国を追われる人の悲しい顔がテレビで映しだされます。 しかし、ちょっと考えてみると、これら島嶼国には海面上昇の責任がないことが分かります。ながい間、石油を大量消費し、二酸化炭素など温暖化物質を空に吐き出してきたのは主に先進諸国です。途上国はつい最近まで温暖化物質をたくさん排出してきていません。中国やインド、ブラジルといった「途上国を脱している国々」は、かなりの排出量がありますが、太平洋の島々のように多くの途上国は温暖化物質の排出量が少ないにも関わらず、温暖化の被害をまともに食らっているのです。 これってなんかおかしいですね。どうしてこんなことが起こるのか。それを理解するには、世界の環境破壊の歴史、地球規模の環境問題と温暖化の歴史などを少したどる必要があります。 ストックホルムの環境会議 26回COPで、SNSを通して海面上昇の危機を訴えるツバルのコフェ外務相<br />(Facebook より) 1972年、スエーデンのストックホルムで国連人間環境会議が開かれました。この会議は世界各国で頻発する様々な公害に対する初めての大きな国際会議でした。会議では「かけがえのない地球(Only One Earth)」がテーマとなり、26項目の「人間環境宣言」が発表されました。 このストックホルム会議がその後の環境問題についての大きな国際会議の始まりでした。しかしこの時、先進国と途上国との間に深刻な亀裂がありました。途上国は「我々は公害が欲しい」と叫んだのです。 その意味は「先進諸国は産業革命以来様々な公害物質を世界にまき散らし、自然資源を使い放題使って現在の発展を成し遂げた。我々はこれから発展しようとしているのだ。先進国がしたように我々も煙を出し、樹木を伐って発展したいのだ」ということでした。 確かに、日本でも戦後は黒煙が町を襲い、焼け跡に家や工場を次々と建設するために山林を伐りまくりました。学校の校歌に「煙もくもく発展の証し」などと歌われていたのです。 途上国の言い分もわかります。しかし、その言い分をも巻き込んで地球全体が壊れ始めているのも事実です。先進諸国は悩みました。 そしてケニヤのナイロビに国連の機関としてUNEP(国連環境計画)を設置し、世界の環境課題を解決する努力を継続することになり、途上国との対話を続けることになったのです。 途上国も公害に悩む それから10年後、ナイロビで国連環境計画(UNEP)の管理理事会が開かれました。この会議では日本が大きな役割を果たし、GEWの2024年6月号に書いたように、日本の提案で「環境と開発に関する世界委員会」の設立を決めました。この委員会は後に持続可能な発展という概念を打ち出しています。持続可能な(sustainable)という言葉は以後、環境問題解決のためのキーワードとなります。 一方、この会議ではもう一つ重要な変化がありました。途上国も環境問題の重要性に理解を示し始めたことです。それはストックホルム以来の10年間で途上国でも公害が頻発するようになっていたためでした。 ナイロビ会議では「環境問題は浪費的な消費形態のほか貧困によっても増大する」として先進国と途上国との共通の土俵ができ始めました。 リオ・サミット 国連会議に出席した筆者(右)左はストロング事務局長、2番目はテッド・ターナー氏。 そのまた10年後、1992年6月「環境と開発に関する国際連合会議」がブラジルのリオデジャネイロで開かれました。世界172か国が参加し、首脳が100人以上出席。企業やNGOなど4万人以上が集まり、史上最大の国際会議と言われました。 この会議で温暖化防止の国際協力が一歩を踏み出しました。気候変動枠組条約が提案され、その場で締約国の署名が始まりました。これを受けて、1995年にドイツのボンで第一回締約国会議(COP1)が、次いで97年に日本の京都で開催されました。以来、会議は連綿として続き、今年は11月にアゼルバイジャンのバクーで第29回締約国会議が開かれます。 しかし、先進国の責任論と途上国への資金支援問題というお金の問題がネックとなってなかなか進みません。科学技術による努力、環境経営の普及、法律の整備など徐々には進展していますが、歩みは遅い。 その間にも世界各地で温暖化による被害が増え続けています。先進国も途上国も共に被害が出ている。もはやけんかをしている場合ではないはずです。 会議を引っ張るリーダーが欲しいですね。人類すべてに関係しているのだからみんなが協力すべきです。でも自己主張が出る。今こそ人間の知性が試されています。 島嶼国が海に沈んでからでは遅いのです。 気候変動に具体的な対策を SDGsの13項目です。その具体策として 1)全ての国の気候関連災害や自然災害に対する強靱性や適応能力を強化する 2)温暖化防止対策を国の政策、戦略に盛り込む 3)気候変動の緩和、適応などについて教育や啓発を強化する 4)開発途上国のニーズに対応するため、2020年までにあらゆる供給源から年間1000億ドルを共同で動員するコミットメントを実施するとともに、速やかに資本を投入して緑の気候基金を本格始動させる 5)後発開発途上国及び小島嶼開発途上国に対して、気候変動関連の効果的な計画策定と管理のための能力を高めるメカニズムを推進する。 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2024年11月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら
    (公開)2025年02月20日
    函館 先月号でお医者様のコンペに募金箱を、という趣旨の文章を書きました。それを北海道の二つの病院の理事長に連絡しましたところ、お二人とも快諾してくれまして、9月に行われた病院のコンペで募金箱を置いてくれました。 先月号の原稿を書き終わって、函館の医療法人・雄心会(伊藤丈雄理事長)の金子達也本部長に「チャリティ募金箱」を設置していただけないか、と問い合わせたところぜひにという回答をいただきました。 8月31日夕、函館の大沼プリンスホテルに出向きましたところ、レセプションのすぐ横にコンペの受付があり、何とそこには「障害者ゴルフの普及に向けて」と銘打ったSDGsの募金箱がありました。約束通り金子本部長が用意してくれたのです。お手製の心のこもった募金箱です。 金子本部長は「今回の募金は障害者ゴルフの普及を目指す運動に寄付したい」と説明してくれました。夜には食事を兼ねてのコンペ前夜祭が開かれ、その席で金子本部長は2025年7月に函館で第7回日本スティニュレーションセラピー学会学術大会を開き、その後、日本障害者ゴルフ協会の大会を開催する予定で、今回の寄付金をその運営資金に贈呈したい、と説明をされ、続いて私が募金箱設置の趣旨をお話させていただき「千円程度の募金を」と呼びかけましたところ参加者の皆様から強い拍手が起こりました。 夏の大沼ゴルフコース。駒ケ岳が生える。 翌日は「北海道カントリークラブ大沼コース」でコンペです。快晴に恵まれ楽しいゴルフができました。募金箱には想像以上の寄付金が入っていたそうです。 釧路 大沼ゴルフコースのティーインググラウンドにある木彫りの熊。 それから2週間後の9月16日、釧路の社会医療法人・孝仁会(斎藤孝次理事長)のコンペです。前夜祭の会場には函館に置かれていた募金箱が移動していました。雄心会の金子本部長が来年の学会と障害者ゴルフ大会について協力を求め、私が募金の趣旨をお話いたしました。函館同様参加した皆さまから暖かい拍手をいただきました。 16日の阿寒カントリ―クラブはまたまた快晴になり、グリーンの難しいアンジュレーションに苦労しながらも、「誰でもゴルフが楽しめるように図るべきだね」とプレーの手を休め、障害者以外の課題についても話し合うなどSDGsの趣旨について理解を高めていただきました。 日本障害者ゴルフ協会 第1回日本障害者オープンのポスター。DAG提供。 様々な障害を抱える方々にゴルフを楽しんでもらおうと1991年、東京に「日本障害者ゴルフ協会(DGA)」が設立されました。その後、特定非営利法人となり、現在にいたっています。代表理事の松田治子さんは「今は三つの目標があります。①ゴルフをパラリンピックに、②次は誰もが楽しめるゴルフを③DGA を末長く続く組織に、です」とホームページに書いておられます。 DGAは「誰もがゴルフを楽しめる環境づくり」をモットーに、障害のレベルに応じた大会開催や国際交流や研修会など様々な活動を展開しています。競技活動では、1996年11月に「第1回日本障害者オープンゴルフ選手権」を栃木県のウイングフィールドゴルフ倶楽部(現パインズ日光ゴルフ倶楽部)で開催して以来連綿として続き、今年は11月に福岡県の麻生飯塚ゴルフ倶楽部で第29回大会を開きます。 この大会も始めのうちは参加者が少なく運営にも苦労しましたが、最近は人気が出て、今年の大会では参加者70人を募集したところ募集開始2日で定員を超える盛況となっています。 国際大会からパラリンピックへ 昨年、千葉県で行われた第28回日本障害者オープンのポスター。DAG提供。 DGAは発足当初から国際的な活動を視野に入れていました。 1997年に代表理事に就任した佐藤成定氏は世界の障害者ゴルフ団体との国際交流を進め、2000年にはアメリカの「切断者ゴルフ協会」NAGA (National Amputee Golf Association)のチャンピオンシップに選手3人と役員2人を派遣しています。 その年の日本障害者オープンゴルフ選手権にはアメリカから2人、オーストラリアから1人の障害者ゴルファーを招き、国際交流大会となりました。また、2005年からは日本障害者オープンゴルフ選手権に「グランプリの部」を創設し、世界の有数の選手が参加するようになり、2021年からは世界ランキング対象試合となっています。 プロ選手の支援 いよいよパラリンピックへの機運が高まってきています。加えて、今年から堀川未来夢プロがDGAアンバサダーに就任されました。有名なプロ選手が後押しをしてくれるようになれば、DGAへの期待は一気に高まっていくでしょう。 函館から始まった募金箱は釧路を経て次にどこに飛ぶか楽しみです。募金額はいくらでもよいのです。世直しプランともいうべきSDGsに力を貸すことで、スコアが伸びないときでも気持ちが軽くなると思います。 不平等をなくす SDGsの 10番目は「国内および国家間の格差を是正する」趣旨ですが、具体的な目標が10 項目あります。今回はその中から4項目を挙げておきます。 1)2030年までに年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。 2)差別的な法律、政策及び慣行の撤廃、並びに適切な関連法規、政策、行動の促進などを通じて、機会均等を確保し、成果の不平等を是正する。 3)税制、賃金、社会保障政策をはじめとする政策を導入し、平等の拡大を漸進的に達成する。 4)地球規模の国際経済・金融制度の意思決定における開発途上国の参加や発言力を拡大させることにより、より効果的で信用力があり、説明責任のある正当な制度を実現する。 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2024年10月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら
    (公開)2025年01月16日
    知られざる名コース 7月末、所用があり青森に行くことになりました。青森山田学園を5月に退任した後、初めての青森訪問でした。仕事が終わってから、懐かしい夏泊ゴルフリンクスを訪ねました。時間がなくプレーはできなかったのですが、陸奥湾を背にして広がる緑豊かなコースと深いラフは健在でした。 この夏泊ゴルフリンクスゴルフ場は知る人ぞ知る名コースで、週刊ダイヤモンド24年5月18日号の「ゴルフ場ランキング2024・隠れた名コース」部門で、全国第1位に選ばれています。 支配人の最上悟さんが面白い話をしてくれました。1995年の日本プロゴルフ選手権大会がここ夏泊で開催されたとき、あのジャンボ尾崎選手があまりの強風で試合を諦めて帰ってしまったということです。それほど風が強いコースなのです。 そしてもう一つ名物があります。深いラフです。フェアウエイから外れると、そこはもう高さ1mほどのラフが広がっているので一度入ったらほぼ諦めです。だからボールの用意が半端じゃない。私はいつも1ダース用意します。 階段の壁に最上さんとノーベル賞受賞者の本庶佑先生が一緒に移っている写真が飾ってありました。本庶先生は昔、弘前大学に勤めていたことがあり、夏泊ゴルフリンクスによく来ていたそうです。 本庶先生はノーベル賞受賞が決まった時の記者会見で、これから何をしたいですか、と聞かれ「夢はエージシュートです」と答えたほどのゴルフ好きです。今でもこのリンクスに来られるということでした。 日本経済新聞の「私の履歴書」によりますと、先生は2021年7月にスコア80で、見事エージシュートを達成されています。そして「ノーベル賞は天から降ってくるが、エージシュートは自ら手繰り寄せるものだ」と書いています。 医療支援 本庶先生はがん治療薬・オプジーボの発見者として知られています。 この薬により世界中のがん患者の多くが救われました。 地球上にはさまざまな病気がはびこっており、治癒できる病気は少なく、多くは治療すら未解決のままです。人類を取り囲む病気はまだまだ多いのです。 特に発展途上国では治療薬や治療施設が足りず、先進諸国なら簡単に治せる病気でも途上国では致命傷になることが多いのです。 本庶先生のような方がたくさん増え、新しい薬や治療法が確立されれば、地球上の多くの人たちが救われます。また、今ある薬を途上国に寄贈し、治療できる人々をたくさん送るなどの措置が必要です。 先進国の一人ひとりが、ちょっとだけ寄付するだけでどれだけたくさんの人が救えるか。ゴルフ場にユニセフなどの募金箱を置いてほしい。ロータリークラブやライオンズクラブなどの団体がゴルフ場に途上国の医療支援の募金箱を設置したらどうでしょうか。 一つのゴルフ場で全ての募金をするのではなく、その地域やゴルフ場の性格に合うような部分を支援することを考えたら良いと思います。 大きな企業がSDGsについて何か実践するときにはその企業の性格に合わせた部分を支援します。例えばスーパーなら廃棄物問題に、お酒のメーカーは水問題に、というように自分の会社に関連する課題に支援を贈るのが普通です。そのようにゴルフ業界も自社に合ったSDGs支援を送っていただきたい。途上国の子ども支援、医療支援、教育支援など何でもいいので一つでも気にかけてくれると世の中が動いてくるようになるのではないでしょうか。 私が見ている限り、SDGsに真剣に取り組んでいるスポーツ団体は案外少ないのです。有名スポーツ選手の中でもSDGs関連に気を配っている選手もまだ少ない。 これに対し、ゴルフ業界はかなり取り組んでいると思います。紳士淑女のスポーツであるならば世界全体の課題を気にするのは当然です。ゴルフ業界に胎動しつつあるSDGs関連の動きを加速させ、あらゆるスポーツの先頭を走っていただきたいのです。 途上国に思いやりを 私の友人でゴルフ好きのお医者様がたくさんいます。全国の医療機関では毎年ゴルフコンペを行っているところが多いと思いますが、そのコンペの際、途上国の医療支援の寄付を集められないでしょうか。参加費の10%を寄付するなど方法は問いませんが、何か世界の医療不足を手伝うようなムーブメンントが起こらないだろうかと思います。 医療団体などで途上国支援をしていることも多いと思いますが、それとは別に個人で、SDGsの、特に医療部門への支援を掲げていただけないものか。この夏から秋にかけて、私の友人たちのコンペでそう提案するつもりです。 ゴルフができる境遇は世界の中では富裕層です。多くの人々は治らない病に苦しんでいます。食べ物もない生活を強いられています。ゴルフができることに感謝して、ほんの少しでも途上国の現状を気にかけてみるようにしたら、世の中が少し変わると思います。 SDGsの3番目の項目は健康と福祉で 1)2030年までに、世界の妊産婦の死亡率を10万人当たり70人未満に削減する2)全ての国で新生児死亡率を少なくとも出生1000件中12件以下まで減らし、5歳以下死亡率を出生1000件中25件以下まで減らすことを目指し、2030年までに、新生児および5歳未満時の予防可能な死亡を根絶する 3)2030年までに、エイズ、結核、マラリアおよび顧みられない熱帯病といった伝染病を根絶するとともに肝炎、水系感染症およびその他の感染症に対処する、など13項目を掲げている。 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2024年9月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら
    (公開)2024年12月11日
    ゴルフ界のジェンダー これまでSDGsの話をいろいろ書いてきましたが多くは環境問題の話題でした。しかし、実はSDGsの半分以上は環境問題以外の世界平和や経済格差、教育、人権、ジェンダーなど世界の人々が平等に、豊かに生きていくことを訴えています。 世界では、多くの人々はその日の食事に困っています。女性差別が依然として残っている。戦争が多発しているなどの課題もあります。もう一度、図を見ながらSDGsの基本について考えてみましょう。 こう書き始めたところに古江彩佳選手がエビアン選手権で優勝したというニュースが入ってきました。メジャー優勝は史上5人目で、松山選手を除くと残る4人はみんな女子選手です。6月には笹生優花選手が全米女子オープンで2度目の優勝を飾っています。凄いと思いませんか。 SDGsの思いの中で重要な課題の一つにジェンダーありますが、今回は古江選手の活躍もあり、ゴルフ界のジェンダーについて、2022年11月号に続いて再度考えてみたいと思います。 古江選手は身長153cmでやや小さめの体格です。日本人のほとんどの男性は古江選手より大きいと思いますが、どうして古江選手のように飛ばないのか、また、うまくなれないのか、不思議な気がします。 小柄ながら大記録達成の古江選手(ブリヂストンスポーツ<br />契約発表)。 もちろん古江選手をはじめ女子プロの方々は小さい時から血のにじむような練習を続けてきたからよく飛ぶし、技術も素晴らしいのだと頭では理解しているつもりですが、アマチュアのおじさんたちはなかなか飛距離が伸びない、上達しない、という悩みを抱えているので彼我の差を簡単に受け入れることが難しいのかもしれません。 日本の女子プロは強い、そして世界に通用する選手が続々と出てきています。人気も男子よりずっと高いのです。でも、女性のゴルファーは少ない。どうしてでしょうか。 紳士のスポーツ ゴルフ場で女性が冷遇されているといったことを22年11月号で書きましたが、まだまだ改善のスピードが遅いようです。中年のおじさんが幅を利かせているゴルフ愛好家の中では女性の待遇改善について話題になりにくいのかもしれません。 ひとつにはゴルフは「紳士」のスポーツだ、という精神を取り違えている男性が多いようです。「紳士」のスポーツを「男」のスポーツと間違えているのではないか。プレー中にたばこを吸ったり賭けゴルフをしてみたり、プレーファーストができない自分勝手なしぐさなど紳士にあるまじきゴルフをしている方々は紳士ではなくただの男です。 こうした状況に対し、女性を受け入れる時に「紳士・淑女」のスポーツと考えればいいのです。今はまだ古い時代の男尊女卑的な考えの中で紳士の雰囲気だけを盾に「ただの男たち」が女性の参加を阻んでいるとすら思えます。 世界では女性の総理大臣、社長もたくさん出ています。昔は体力のない女性は家にいて家事をこなすのが主流でしたが、今は21世紀、コンピューターの時代です。ほとんどの職業に男女差はありません。スポーツの世界でも、記録的には男女差はありますが、選手の扱いに差はありません。 イギリス発祥のスポーツの多くはフェアープレイを基本に置いています。ラグビーの基本は前に投げてはいけないことです。ゴルフでは成績が自己申告です。卑怯なことはしない、正々堂々と戦うことが基本。それ故、世界に広まっていったのではないかと感じています。その精神には男も女もありません。そういった基本を忘れて、形だけ真似をしている「紳士」がゴルフ界に少なからず存在するのが問題です。 もっと女性を ビジネスから見ても女性ゴルファーは未開拓の分野です。ゴルフ場でもメーカーでもお客を増やすチャンスなはずです。このブルーオーシャンになぜ真剣に取り組まないのか不思議です。 7月号でも「船中八策」で倉本昌弘氏が、ゴルフの普及活動に対してJGAなどにもっと力を入れるべき、と提唱していましたが、同感です。ここはゴルフ界を挙げて突き進まないと、ゴルフという遊びは忘れられていく恐れがあります。ゴルフ界の方々が他のスポーツや企業、社会の様々な分野に目を向ければ、ゴルフ界の女性進出が遅れていることに気がつくはずです。 日本は世界でも女性の社会進出が遅れていると言われていますが、少しずつ変わってきています。ゴルフへの女性参加が少ないことを社会のせいにしないで、むしろゴルフ業界が率先して女性参加の先進事例を創造していったら、どうでしょう。 例えば、ある条件を満たせばプレー費用を半額にするとか、貸しクラブを増やし、電車でもゴルフ場に行かれるようにする。女子プロ選手のテレビでの露出を奨励し、社会活動に積極的に送り出す仕組みを作るなど、画期的な変化を起こすような作戦を業界あげて作ったらどうでしょうか。 「貧困をなくそう」 SDGsの第1章は「世界中の貧困をなくす」です。ジェンダーそのものに対してはまた別な項目がありますが、この貧困の項目でも女性の地位向上は重要な位置を占めています。 五つのターゲットでは、2030年までに、極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。貧困状態にある人々の割合を半減させる。各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、貧困層に対し十分な保護を達成する。国、地域及び国際レベルで、貧困層やジェンダーに配慮した開発戦略に基づいた適正な政策的枠組みを構築する。 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2024年8月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら
    (公開)2024年11月11日
    ヨウスコウカワイルカ 最近読んだ雑誌『図書』2024年6月号(岩波書店)に、すでに絶滅したとされるヨウスコウカワイルカの話が載っていました。 このイルカは揚子江に生息し、体長は2.5m程度。淡水に棲むイルカとして有名でしたが、1990年代になって急激に減り、2006年の大規模な調査で生息が確認できなかったために絶滅が宣言されました。これは21世紀になって初めて大型動物の絶滅でした。 中国の工業化、魚の乱獲、船舶による水上輸送、ダム建設などの影響により激減し、特に揚子江中流にできた巨大ダム・三峡ダムの建設は、致命的な被害を与えたようです。 揚子江を堰き止めた巨大な山峡ダム 雑誌では2006年の大規模調査に参加した日本人研究者・赤松友成さんの話が紹介されていました。勤務先の水産総合研究センターでクジラの音響調査を続けていた赤石さんは、1996年に中国でまだ生息していたヨウスコウカワイルカの鳴き声を録音していました。 イルカの鳴き声は普通、ソナー音とホイッスル音の2種類あるそうですが、ソナー音は見えない目の代わりの役割で、ホイッスル音は個体同士のコミュニケーションに使われるというのですが、赤松さんはこのイルカ特有のホイッスル音の確認を担当しました。 調査は2006年11月から12月にかけて38日間行われ、揚子江中流、三峡ダムから河口までの1669キロを調査船2隻が時速15キロ程度で往復したということです。船上からの目視と船室からのホイッスル音の調査が並行して行われましたが、ついに確認はできませんでした。 この時、調査船は片道で19830隻の大型船に遭遇しましたが、これは100m当たり1隻を超えている数です。ひっきりなしに大型船が航行していたということです。 生物の絶滅 絶滅危惧種のオオルリシジミ。九州亜種と本州亜種の2タイプがある。(環境省HPより) この記事を読んで、私は何とも割り切れない気持ちになりました。地球上には人間以外の生き物がたくさんいます。その生きものたちがお互いに影響を受けながら何億年も生き続けてきたわけです。 海に生まれた生命体が次々に広がり、やがて陸上に進出し、多様な生きものが共存するようになった長い歴史があるのです。 しかしながら現在、多くの生き物が絶滅し続けています。天変地異による大量の絶滅もあったのですが、それよりも人間の活動によって絶滅した事例が多い。 46億年といわれる地球の歴史があり、生命は40億年前に生まれたと言われていますが、生きものの大量絶滅のほとんどは近代工業文明が発生してからのことです。特に1950年頃からの絶滅が悲惨です。 地球のバランスが狂ってきた 絶滅危惧種のヤンバルクイナ。国の天然記念物で、沖縄本島北部の<br />山原(やんばる)の森に生息。(環境省HPより) そもそも、この地球上に生命が生まれ、そこから次々と新たな生きものが広がってきたわけですので、生きものたちはみんな親戚のようなものです。それを人間たちが絶滅に追い込んでいることは天に唾吐くことに等しいのではないでしょうか。 私たちは今も、薬品のほとんどを野性生物に頼っています。水や食べもの、木材、石油、鉄など生きていく上で必要なものすべてを自然からいただいています。 私たち人類は自然の中で生活し、自然とともに生きているのです。にもかかわらず、私たちは自然を痛めつけています。そして、自然が貧しくなれば私たち人類も貧しくなるのは自明のことなのです。 命の母体とも言うべき自然を痛めつけ、しかも気が付かないままこの消費文明を突き進めているのです。 一方、石油に代表される現代文明はついに私たち人類の生存をも脅かすところまで来てしまいました。地球「温暖化」も今では、温暖化ではなく地球「沸騰化」と言われるようになっています。いずれ平地での夏のゴルフが困難になるでしょう。甲子園の高校野球もどうなるか。 このまま手をこまねいていては手遅れになってしまいます。問題は人間の意識の改革です。それしか方法が見当たりません。 ゴルフのまち ゴルフの街市原についての連携<br />協定を結ぶ小出市長(中央)と<br />PGA 吉村会長(左)、千葉プロ<br />会比嘉副会長(右)。(市原市HPより) ところで、私が住んでいる千葉県市原市には日本一の数を誇る33のゴルフ場があり、首都圏からのアクセスの良さから年間168万人がプレーを楽しんでいます。 実際、私の家に隣接して千葉国際があり、車で5分のところに浜野、10分で真名、ミルフィーユなどがあり、ハーフが終わった後、自宅で昼ご飯を食べることもできます。 市原市は子どもたちのゴルフ教室に力をいれており、小出譲二市長は「世界で活躍するゴルファーを育てたい。将来的に市原市が『ゴルフの街いちはら』から『ゴルフの聖地』と呼ばれるようにしたい」と語っています。 そして、紳士のスポーツを楽しむゴルファーにノブレス・オブリージュ(地位の高い人の義務)の精神を語り、各ゴルフ場に呼びかけ、里山の自然保護を進めています。 全国各地にこうした動きが広がるといいと思っています。 「レッドリスト」 世界の野生生物の絶滅の恐れのある種(絶滅危惧種)を選定し、まとめたものです。IUCN(国際自然保護連合)が作成しています。2012年2月に公表されたIUCNのレッドリストでは、ジャイアントパンダ、レッサーパンダ、ジャワサイ、アジアゾウ、チンパンジー、ソデグロヅル、ホッキョクグマなど哺乳類の20%、鳥類の10%、両生類の30%が絶滅危惧種とされています。日本における絶滅危惧種はコジュリン、ヤンバルクイナ、ハヤブサ、ニホンウナギ、オオルリシジミ、ゲンゴロウ、などです。 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2024年7月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら
    (公開)2024年10月23日
    キャロウェイゴルフは、鳥取県智頭町、智頭町大字芦津財産区、一般社団法人大学ゴルフ授業研究会と一般社団法人more treesとのパートナーシップに基づき、9月18日~20日の3日間で開催された第2回「未来へつなぐ森:共創プロジェクト」に中央大学と東京海洋大学の学生7名が参加した。 本プログラムでは“次世代に環境保全の大切さをつなぐ”ことをテーマに、地域の「課題」と「魅力」を発見・体験するワークショップや地域住民との交流プログラムを実施。面積の90%以上を森林が占める中、人工林率がその78.6%にもおよぶ智頭町は、林業の担い手不足に伴う森林整備が課題になっている。その中、1日目は林業家兼智頭町地域林政アドバイザーの國岡将平氏と山本福壽元鳥取大学教授によるナビゲートのもと、芦津渓谷の豊かな自然環境資源の天然林を視察。その後、2022年から森林整備活動を行っている「キャロウェイの森」で、学生たちは天然林で採取した種子を植える作業を行い、多様性のある森づくりに取り組んだ。また、視察を通じて、森林における鹿の被害の深刻さを目の当たりにし、獣害対策の重要性についても学んだ。その後、閉校した旧那岐小学校を改装して新たにコミュニティスペースとして生まれ変わった「ナギノ森ノ宿」にて芦津財産区議会を含む、地域コミュニティとの交流。地域住民が感じている地域課題について理解を深めた。 2日目は芦津地区でよもぎ摘みアクティビティを行った後、山里料理を提供する「みたき園」によるサポートの元、よもぎ餅作りに挑戦。豊富な自然の恵みを実感するプログラムに参加した。その後は住民自治を実践する智頭町百人委員会との交流を行い、住民が主体となって独自に地域課題解決に取り組む事例について学び、活発な意見交換を行った。 最終日には、国登録有形文化財に指定されている旧山形小学校にて、智頭杉を含む智頭町産材や国産材を活用したネームタグ作りに取り組み、3日間におよぶプログラムを終了した。 参加した学生からは「智頭には林業で木の価値を上げるための取り組みがたくさんあることが興味深かった」や「木を切り落としている伐採の光景は印象的だった」といった感想が聞かれた。 キャロウェイゴルフでは今後も「未来へつなぐ森:共創プロジェクト」を通じて、若い世代を巻き込みながら多様性の ある森づくりを推進。“美しい自然環境を次世代につなぐ”活動を通じて、智頭町が抱える課題の解決や未来像の実現に貢献をしていく。
    (公開)2024年10月22日
    氾濫する英字略語 北の国・青森にもようやくゴルフの季節が巡ってきました。早いところでは3月下旬から始まっていますが、やはり5月の連休明けからが本番です。久々のプレーに友人との話が弾みますが、今年は時節柄、環境の話題が多かった。 その中で、SDGsやESG、ESDなど様々な英字略語が使われていてそれがどうなのかよく分からないという声が聞かれました。今回はその点について説明したいと思います。 ところで、これらの略語に一つ共通しているのは「地球環境を守る」ということです。20世紀型の経済活動を続けていると、地球が、正確に言えば地球を覆っている大気圏のさまざまな仕組みが変調をきたし、現在生きているほとんどの生命が絶滅の危機に晒されているという現在の状況を直すための手段の一つなのです。例えば、温暖化がこのまま進めば地球上に生息しているほとんどの生物は生きていくのが難しくなる。これを何とかしようという試みである点では一致しています。 SDGs(持続可能な発展のためのゴール目標)は、自然の仕組みを壊さないように世界全体の経済発展をするための様々な目標、具体的な数値をまとめたものです。 ESG(環境・社会・ガバナンス)は、こうしたキーワードを軸に、企業活動や投資活動を行なおう、という考え方で主に経済界で使われています。企業にとっては、このESGが重要でしょう。 ESD(持続化可能な発展のための教育)は学校や社会、会社などで環境教育を普及し、一般市民の理解を高めていく活動です。 ハランベー こうした動きの中で真ん中に位置する言葉は「持続可能な」であり、英語ではsustainableです。この言葉が環境用語として使われるようになったのはいつごろからでしょうか。 1987年に「環境と開発に関する世界委員会」が公表した「Our Common Future(われら共通の未来)」という報告書に登場したのが初めてでしょう。この報告書では「将来の世代のニーズを満たしながら現在世代のニーズも満たす開発」が「持続可能な(sustainable)開発」である、と説明されており、以後、環境問題の主要言語として現在に至っています。 ところで、この「環境と開発に関する世界委員会」を作ったのは日本政府なのです。1982年5月、アフリカ・ケニヤの首都ナイロビで行われた国連環境計画(UNEP)管理理事会特別会合で、「ナイロビ宣言」などが採択されましたが、この時、当時の原文兵衛・環境庁長官が「環境と開発に関する世界委員会」の設置を提案しました。 私もこのナイロビ会議に参加したのですが、この提案にはかなり多くの国が賛同しました。それには原長官をはじめ日本代表の巧みな外交技術が功を奏したと思います。原長官は演説や各国代表との挨拶には必ずスワヒリ語で「ハランベー(よろしく)」と声を掛け、続いて「私の名前もハランベー(原文衛)」とユーモアたっぷりに相手、特に途上国首脳の気持ちを掴んでいったのです。 原長官がなぜこの委員会を提唱したのか、後にご本人から聞いたのですが、ナイロビに行くことが決まった後、鈴木善幸総理に会い、10億円の資金を要請したそうです。 国務大臣環境庁長官として会議に出る以上、世界が納得できる事業を提案したい、環境立国として世界に決意を表明するためにも資金が必要です、と説明した。鈴木総理はそれを聞いて了解してくれたということでした。 ブルントラント委員会 この世界委員会は賢人会議とも呼ばれ、ノルウエーの環境大臣だったブルントラント女史が委員長に就任し、世界21か国の著名な方々が加わりました。日本からは経済学者であり外交官でもあった大来佐武郎さんが選ばれています。 委員会は2年半かけて世界をめぐりながら9回の会議を重ね、1987年5月、東京で最終会合を開き、報告書「our common future(われら共通の未来)」を公表しました。 ブルントラントさんは、その間、ノルウエーの首相になりましたが、委員長を辞めずにより精力的に取り組んでくれたのです。 委員会がロッシアで開かれた時、私はブルントラントさんにインタビューさせていただきました。その時には既に首相になられていたのですが、地球環境の課題について、委員会の意義について熱心にお話いただきました。 ブルントラントさんは、背はそう高くはなかったのですが、がっしりした体型で鋭い目をしていました。インタビューの途中で部下の方が書類を持って入ってきたのですが、片膝をついて説明をしていたのが記憶に残っています。 インタビューの最後に、日本がこの委員会を提案してくれたことに感謝している、と話していました。 日本のこうした努力が後に、この連載の第一回で書いた竹下元首相の活動に繋がり、1992年のリオデジャネイロの「環境サミット」を導いていったのです。 「われら共通の未来」 12章構成で、第1章で現在の環境課題を述べ、第2章で持続可能な開発に向けて、環境・資源基盤を保全しつつ開発を進める「持続可能な開発」の道程を提示している。次いで経済、人口、食糧、生態系、エネルギー、都市、海洋・宇宙・環境などの共有財産、平和、安全保障、第11章 平和、安全保障、開発と環境、学術研究国際的な法制度の充実などについて詳細な分析と方向性を打ち出している。邦訳は『地球の未来を守るために』福武書店1987年。 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2024年6月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら
    (公開)2024年09月28日