テーラーメイド GLOIRE(グローレ) F2 ドライバー&アイアンを検証

テーラーメイド GLOIRE(グローレ) F2 ドライバー&アイアンを検証

やさしさで、より強くなる 『グローレF2』

永井プロの試打インプレッション

まずは見た目ですが、前作よりも投影面積が大きくなった印象。構えてみると、スクエア度が高まり、よりニュートラルな顔つきになりましたね。?ゴルファーには、アドレス時の安心感を抱かせてくれます。一見すると、外観デザインは変わり映えしませんが、ソール側にはフェース寄りに刻まれた溝(スピードポケット)が広く深くなっているのが分かります。 実際に試打してみると、メーカーの意図通り、グローレFに比べて、『グローレF2』の方が球のつかまりが向上しています。スライサーでもドローが打てるというほどではないものの、ややつかまらないスイングでもきっちり球をつかまえくれるでしょう。 特筆すべき点は、フェースの弾きの良さ。歴代モデルがボール初速を出しやすいグローレ神話は、『F2』でも健在で、インパクト時に球が上に滑る感触がないのも◎。フェースに球が乗りますので、スイングはアッパーよりもレベルブローで打つと効率が良い。ライン出しショットが容易で、換言すれば"技"を飛ばしへ導いてくれるドライバー、それが『F2』です。 1610-tmag_1.jpg

アイアンの完成度も高い

大型ヘッドのアイアンですが、顔はオーソドックスで綺麗。スッキリしているので、ターゲットに対して構えやすいですね。ヘッド構造はアンダーカットキャビティの2ピースで、ボディが軟鉄鋳造、フェースが鍛造。ソールにはドライバー同様、スリット(溝)が入っています。スリット効果からかスイートエリアの広さを感じ、#5でロフト角24度とストロングロフトですが、ボールが上がりやすいと感じました。特に重心の低さが印象的で、地面からボールを打っても、容易に拾ってくれる。ソールはキャンパーソールなので抜けも◎。 7アイアン(NSプロGH930、S)を打ってみましたが、計測器のデータはキャリー174.1Y、ランを含めたトータル飛距離は、186.8Yを記録。 『F2』アイアンは、飛んでオートマチックにピンを狙っていけるアイアンといえ、多くのゴルファーにミート。 初代Fと比べると打感も向上していますね。クロモリフェースは薄肉で、球離れが早く、フェースの弾き感の強さが出ており、直線的にピンを狙えるアイアンといえます。 1610-tmag_2.jpg

New GLOIRE F Driver

進化した飛距離性能に加え、つかまりやすさとミスへの寛容性がアップしたやさしく飛ばせるドライバー。

New GLOIRE F Irons

やさしい飛びと寛容性および操作性を高めながら、端正なヘッドシェイプと心地良い打感で、ゴルファーの感性を研ぎ澄ますアイアン。

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