やさしさで、より強くなる 『グローレF2』
- ストレートフェースかつ球のつかまりが向上
- インパクト時に球がすべらない
- アイアンは構えやすさと飛びを求める方へ
永井プロの試打インプレッション
まずは見た目ですが、前作よりも投影面積が大きくなった印象。構えてみると、スクエア度が高まり、よりニュートラルな顔つきになりましたね。?ゴルファーには、アドレス時の安心感を抱かせてくれます。一見すると、外観デザインは変わり映えしませんが、ソール側にはフェース寄りに刻まれた溝(スピードポケット)が広く深くなっているのが分かります。
実際に試打してみると、メーカーの意図通り、グローレFに比べて、『グローレF2』の方が球のつかまりが向上しています。スライサーでもドローが打てるというほどではないものの、ややつかまらないスイングでもきっちり球をつかまえくれるでしょう。
特筆すべき点は、フェースの弾きの良さ。歴代モデルがボール初速を出しやすいグローレ神話は、『F2』でも健在で、インパクト時に球が上に滑る感触がないのも◎。フェースに球が乗りますので、スイングはアッパーよりもレベルブローで打つと効率が良い。ライン出しショットが容易で、換言すれば"技"を飛ばしへ導いてくれるドライバー、それが『F2』です。
アイアンの完成度も高い
大型ヘッドのアイアンですが、顔はオーソドックスで綺麗。スッキリしているので、ターゲットに対して構えやすいですね。ヘッド構造はアンダーカットキャビティの2ピースで、ボディが軟鉄鋳造、フェースが鍛造。ソールにはドライバー同様、スリット(溝)が入っています。スリット効果からかスイートエリアの広さを感じ、#5でロフト角24度とストロングロフトですが、ボールが上がりやすいと感じました。特に重心の低さが印象的で、地面からボールを打っても、容易に拾ってくれる。ソールはキャンパーソールなので抜けも◎。
7アイアン(NSプロGH930、S)を打ってみましたが、計測器のデータはキャリー174.1Y、ランを含めたトータル飛距離は、186.8Yを記録。
『F2』アイアンは、飛んでオートマチックにピンを狙っていけるアイアンといえ、多くのゴルファーにミート。
初代Fと比べると打感も向上していますね。クロモリフェースは薄肉で、球離れが早く、フェースの弾き感の強さが出ており、直線的にピンを狙えるアイアンといえます。
New GLOIRE F Driver
進化した飛距離性能に加え、つかまりやすさとミスへの寛容性がアップしたやさしく飛ばせるドライバー。
- 広く深くなった貫通型スピードポケットとCGウエイト位置最適化により、スイートエリアが前作比20%拡大。
- 新重心設計の採用により重心アングルを大きくし、優れた反発力と打感のαβチタンフォージドフェースで、つかまりやすく気持ちの良い飛びを実現。
- 50g台のカスタムシャフトをラインアップに加えることにより幅広いプレミアム* アスリートゴルファーにフィット。
- 価格:8万5000円
New GLOIRE F Irons
やさしい飛びと寛容性および操作性を高めながら、端正なヘッドシェイプと心地良い打感で、ゴルファーの感性を研ぎ澄ますアイアン。
- 軟鉄鋳造ボディとL字型フォージドフェース(#4~PW)構造により、高い飛距離性能と心地良い打感・打音を実現。
- 貫通型スピードポケット(#4~PW)と新フェースの効果でスイートエリアが広がり寛容性が向上。
- 機能性を高める新ソール形状に加え、アイアンで最も重要視される構えやすさ、美しさ、打感・打音に拘ったデザイン。
- 価格:5本セット(#6~PW)/NSプロ930GH 11万円/GL6600(カーボン) 12万円/単品(#4、#5、AW、SW) 2万2000円~
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