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  • 「ステルス2」カーボンフェース2g減の理由と勝算

    浅水敦
    1971年東京(板橋区)生まれ、埼玉育ち。(株)明光商会入社後、7年半シュレッダー&パウチッ子&ボイスコールの営業(新規開発営業部→第3直販部配属、外務省、宮内庁、旧富士銀行、日本興業銀行、大手宗教法人を担当)...
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    テーラーメイド ゴルフは1月11日、都内会場(赤坂インターシティAIR)で、『STEALTH(ステルス)』の最新クラブ『STEALTH 2(ステルスツー)』シリーズの記者発表会を開催。 YouTubeの生配信も行い、発表会の冒頭、同社のマーク・シェルドン-アレン社長は、

    「2022年はテーラーメイドゴルフにとって信じられないような1年になりました。日本市場においてハードグッズシェア1位を獲得し、さらにブランドとして成長することができたからです。この成功は、カーボンウッドという技術を世の中に紹介することから始まりました。投入後、最初の週でドライバーシェア80%という前例のない記録を打ち立てることができ、さらに、アイアンやパターカテゴリーでも高評価を獲得。過去最高の実績を記録しています」 と、その好調ぶりを口にした。

    まずは発表会の様子を動画で

    『ステルス2』の進化は寛容性

    テーラーメイド高橋伸忠ディレクター その『ステルスシリーズ』の勢いに乗って今回発表されたのが『ステルス2』で、ドライバー3タイプ(9万3500円~)、アイアン(5本、13万7500円~)、FW(5万8300円)、レスキュー(4万2900円)に加え、レディス用をフルラインアップで2月17日より一挙投入する。 これにより、『ステルス シリーズ』は『ステルス2』、『ステルス2プラス』、『ステルス2HD』そして、日本モデルの『ステルスグローレ』、『ステルスグローレプラス』の5つのモデルから構成されることになったわけだ。コンセプトは「飛距離性能と寛容性をさらなる次元へ導く」で、ヘッドのカーボン含有率を大幅に拡大、ドライバー3タイプの性格をより明確にしたモデルになっているという。 アジア地域のハードグッズプロダクトを担当する高橋伸忠ディレクターが、 「『ステルス』というドライバーを発表したのが今から1年前です。その時にカーボンウッドのカテゴリーへ挑戦します、というお話をさせていただいて、フェース面をカーボンにしました。結果、エネルギーの伝達効率が高まり、ボール初速を上げるいわゆるスピード、そして遠くへ飛ばす「FAR(ファー)」をキーワードに活動してきました」 と、前置きして次のように続ける。 「2023年はさらに寛容性をプラスし、スイートスポットを外してもヘッドができるだけぐらつかないように安定させる『FOR GIVENESS(フォーギブネス)』と、どこまでも遠くに飛ばそうという『FAR(ファー)』を掛け合わせた造語『FARGIVENESS(ファーギブネス)』を軸に提案していきます」 ドライバーは、 『ステルス2』、『ステルス2プラス』、『ステルス2HD』の3モデル展開となるが、前作からの最大の進化は、ヘッドのカーボン容量が他素材を超えた点が挙げられる。つまり、カーボン比率が増えたことにより余剰重量の配分を最適化、慣性モーメントが飛躍的に向上し、再現性の高いショットが可能になる仕組み。さらに定番のインバーテッド・コーンテクノロジーとツイストフェース、イナーシャジェネレータなど技のデパートで、打音に関しても、より金属音に近い音を実現したとか。 ステルス2ドライバー バック

    ステルス2を実際に打ってみると・・・

    そこで早速、ボリュームゾーンの『ステルス2』を打ってみた。前作よりも鮮やかなレッドとグレーのカーボンフェースが印象的で、ヘッド表面は艶消しからメタリックへ変更。そして、フェースは「ツイストフェース」独特のトウ上部を逃がしたシェイプなので、少しオープンに見えるくらいだ。 実際に打ってみると、インパクト音が明らかに1オクターブ高くなっている。フェースローテーションを使いやすく、一発目からストレートボールが出た。 特筆すべきは、打感のやわらかさとボールスピン量の少なさ。HS40㎧で2200rpm前後とかなり抑えられている印象。自分で操作するのでなく、クラブに振られるようにスイングすると、低スピンで力強い球が打ちやすいことを実感した。 テーラーメイドブライアン氏&高橋氏

    フェース重量前作比-2gの重要性

    新モデルの「寛容性を高める」という点は理解できたが、前作「ステルス」からの大きな進化とは? 「フェース面をカーボンにすることによって余剰重量を得ることができます。また、フェース面が軽くなったので、相対的にヘッド後方が重くなりました。だから、慣性モーメントって大きくなりますよね。でも、私たちの1丁目1番地はそこではありません。カーボンフェースにしてフェース重量を軽くすることによって、エネルギー伝達効率を高めることなんです。一番伝えたいのはフェース面をいかに軽くできるか、という考え方です」 止まっているボールへヘッドが当たった時に、約1tともいわれる衝撃が加わるが、これが金属フェース+金属ボディの場合、ヘッドのセンターでエネルギーを受け止めようとする。 一方、カーボンフェースの比重は金属よりも軽く、ボディ後方が自然に重くなるため、インパクトの瞬間、フェースが一瞬当たり負けする。だが、ボディはヘッド全体の約90%以上を占めるため、慣性の法則により最高速のまま突き抜けようとするが、 「ひとくちでいうと、インパクトで遅れたフェースをボディ後方からグンっと押し出すイメージですね。ですので、フェース面をいかに軽くできるかというのが、カーボンウッドの考え方の重要なファクターになります」 2022年のステルスドライバーのフェース重量は26g。『ステルス2』では24gを達成しており、 「同じフェース面積を金属で作ると46gにもなるんです。つまり、カーボンフェースは、40%以上削減できた計算です。2023年モデルでは24gを達成し、前作比で僅か2gというかもしれませんが、作り手側からすると、ものすごく絞りまくった試合前のボクサーなんですよ。これはすごく大きなことで、フェース面を軽くすればするほど、先述したエネルギー伝達効率が飛躍的に高まります」 換言すれば、「軽さ」を「スピード」に変えようということだが、 「ただ軽いだけではないんですね。60層のカーボンフェースを前作にも使いましたが『ステルス2』では、ベースとなるカーボンシートとクロスシートの枚数に変化をつけることにより、さらにスイートエリアの初速を高めることに成功しました。カーボンシートの上に樹脂を載せていますので、CT値はあまり高くなりませんが、エネルギー伝達達効率を高めることにより、ボール初速をアップさせることができるのです」 過去最大のカーボン容量

    3モデルの性能差をより明確化

    新製品ではカーボン素材の使用容量、ボリュームはどのように変わっているのか。『ステルス2』シリーズでは、「遂にカーボン含有率が金属を上回った」と高橋氏は豪語する。 「フェース面だけではなく、後部のリングもアルミからカーボンへ変更した結果、カーボン素材が金属素材を上回るヘッド構造になりました。さらに設計自由度が増したので、3モデルの性能の違いをはっきり出したいと。プラス→ステルス2→HDの順でミスヒットに対する寛容性も大きくなって、ボール打ち出し角&スピン量が増えるよう設計を行いました」 ドライバーは、ボールに関してもそうだが、「低スピンの方が飛ぶ」というのが定説だ。でも低スピンすぎると、ヘッドスピードがあまり速くない人やボールが上がりづらい人にとってはデメリットになる場合がある。 「ですので、HDについては、ボールがとにかく上がってくれる、やさしいモデルになっています。あとは球のつかまりですね。スライスで悩んでいる人も多いと思いますが、HDはハイドローということで、前作よりもさらに球がつかまる設計になっています」 また、初代ステルスは、ソール部へ10gのウエイトを装着していたが、新モデルでは15gへ変更。さらに操作性を上げようという作り方になっている。ステルス2プラス→ステルス2→ステルス2HDの順でウエイトがどんどんヒール寄りの配置になってくる。特にHDは、シャフトの軸線上、延長線上にかなり近いところにくるから、ヘッドターンを促しているのが分かる。 ずらりと並ぶステルス2 さらにライ角にもメスを入れている。前作はすべて56度で、同じライ角を採用していたが、2023年モデルは『ステルス2プラス』がマイナス2度(54度)、『ステルス2HD』は2度アップライト(58度)の設定とした。さらにHDのシャフト長は4分の1短い45・5インチ仕様になっている。 「実は、シャフトの長さは3モデルすべて同じなんですよ。でも『HD』だけ装着すると4分の1短くなるんです。その理由は、ヘッドのネック長を短く設定しているためで、『ステルス2』や『プラス』からシャフトを抜いて『HD』に挿しても自動的に短くなる、というわけです。『HD』に関しては、とにかくやさしいドライバーにしたい、ミート率も上げたい、ということで、他の2モデルよりもネック長さを抑えたヘッド設計としました」 このコメントからも分かる通り、前作のステルスを打って合わなかったゴルファーは、『ステルス2』、『ステルス2プラス』、『ステルス2HD』を一度試すべきかもしれない。 ちなみに、シャフトはテーラーメイドと三菱ケミカルが共同開発した『TENSEI RED TM50』(硬度R、SR、S)を『ステルス2』と『ステルス2HD』へ装着。軽量化と高いパフォーマンスで幅広いゴルファーに対して飛距離性能を提供するという。また、セレクトストア限定の『ステルス2プラス』には『DiamanaTM50』(R、SR、S)が装着される。 ヘッド体積は3モデルとも460㎝3。ロフト角はモデル別に8、9、10.5、12度を用意。 以上が主な製品特長だが、同社が語るようにカーボンヘッド『ステルスシリーズ』の性能を余すところなく搭載しているのが分かる。 価格はステルス2が9万3500円(前作比6600円アップ)、ステルス2プラス9万6800円、ステルス2HDは9万3500円。 テーラーメイドゴルフでは今後、試打会場へ『ステルス2』、『ステルス2プラス』、『ステルス2HD』の3つのモデルを持ち込み、「それぞれの違いをゴルファーに体感してほしい」と話している。  
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