ミズノ水野明人社長、2014年入社式訓示

ミズノ水野明人社長、2014年入社式訓示
「入社おめでとう。新たな気持ちで今日を迎えたことと思います。学生と社会人は大きく違います。それは社会人には義務と責任が生じるからです。今日からは責任ある行動を自覚して欲しいと思います。 ミズノ社員には『3Fの精神』、フェアプレー、フレンドシップ、ファイティングスピリッツの精神を常に意識することを求めています。これからは1日のうち約1/3を会社で過ごします。40年働くとして人生の大半が働いている時間となります。この時間が楽しいか、苦しいかで今後の人生は大きく変わってくるはずです。楽しいと思うことは楽をすることではありあません。自ら高いハードルを設定し、そのハードルを越えるために果敢に挑戦し、会社が求める成果を挙げることが"楽しい"と思える時間ではないでしょうか。 毎日毎日をどういう意識で過ごすかが重要です。日本も世界の中の1リージョンです。その環境下で何ができるか。徐々に変わる環境の変化にはなかなか気付きにくいものです。常に自ら考え、動いて欲しいと思います。要求されたことを即座に『無理』と考えれば、その時点で終わりです。当たり前のことばかりをやっているだけでは今の時代のニーズには即していません。どうすればよいか? 常に創意工夫の精神で挑戦してください。 入社したばかりの皆さんは、会社、社会のことについてまだ何も知らないと思います。しかし、知らないことは価値がないことではありません。新しい目で物事を見極めることが大事であり、それも皆さんの役割と認識して欲しいと思います」 尚、新入社員は大・大学院卒51名、専門学校・高専・高校卒6名で、新たな門出を迎えた。