キャロウェイゴルフ、2018年上期の好業績を発表

キャロウェイゴルフ、2018年上期の好業績を発表
キャロウェイゴルフは8月2日、記録的売上を達成した同社第二四半期業績及び上期通算業績を発表。それに伴い2018年度年間業績見込みの上方修正も行った。 キャロウェイゴルフの2018年第二四半期(4-6)の純売上高は3億9,600万ドルで、前年同期実績を9,100万ドル(30%)も上回り、この記録的売上増に伴い、1株当たりの利益も前年度の0.30ドルから0.63ドルへと倍増した。この記録的業績は全ての営業分野における売上増、並びに全ての主要品種及び地域に於ける売上増によってもたらされた。 下記は第二四半期売上の品種別、地域別の対前年同期比。

品種別売上

地域別売上

この結果、同社上期(1-6)通算業績は、純売上高8億で、前年実績(6億1,300万ドル)を1億8,700万ドル(30%)上回った。この売上増は第二四半期同様、全営業部門、全地域、全主要品種の売上増によりもたらされたもので、これは2018年度製品の市場好評価および続くブランド力によるものに加え、内1,300万ドルは外国為替レートの好影響も受けている。 更に第一四半期においては、同社が2017年第三四半期に買収獲得したトラビスマシューによる用品アクセサリー製品の売り上げ増も顕著に現れている。 2018年度上期の品種別、地域別の対前年同期比は下記の通り。

品種別売上

地域別売上

年間業績見込みを上方修正

上期業績の予想以上の結果に基づき、同社は年間の売上見込みを、当初の11億7,000万ドル~11億8,500万ドルから上方修正し、12億1,000万ドル~12億2,500万ドルとした。それに伴う1株当たり利益見込みも、当初の0.77~0.82ドルから、0.95=1.00ドルへと修正している。 キャロウェイゴルフ社CEO社長のチップ・ブリューワー氏は「第一四半期での素晴らしいスタートは、第二四半期まで続いた。世界中のビジネスは、全ての主要地域がかなりの売上増を報告し、当社の新事業、特にトラビスマシューは計画以上の成績を残すなど、強含みが続いている。製品面を見れば、特にローグラインのウッドやアイアン、同様に新クロームソフト・ゴルフボールと、当社は全てのラインで力を有している。また同時に、好ましい市場環境からのメリットも続いている。結果として当社の税引き前利益(EBITDA)は、第二四半期を通し、前年度に比べて62%も増加した。私は当社の業績及び長期的展望を引き続き非常に喜んでいる」とコメントしている。 (キャロウェイゴルフニュースリリース 8月2日より)